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豪華商船サービニア、暁光を望んだ落魄者編
16.どんな地位でも好みはそれぞれ1
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食堂でのお仕事は、俺の世界の「ホールスタッフ」……つまり、レストランやカフェといったお店で、注文を聞いたり料理を運んだりする係とほぼ同じだ。
とはいえ、相手はお貴族様なのでそこはより丁寧に接客しなければならない。
お辞儀一つにも気を使うし、話し掛けられた時はにこやかに対応して適度に打ち切って素早く料理をお出ししなければ怒られる。その他要望なんかもあれば、バイトですからなんてイイワケも通用せず出て行かねばならないのだ。
そういう所は指名制のメイド喫茶みたいなモンかもしれない。
いや、そう言っちゃうとなんか下世話な気がして来るけど、相手はモノホンの上流階級なので何でもハイハイと受け答えしなければならないのである。
まあ、相手はお貴族様だからセクハラなんてしないし、今回の船は困ったお客さんも居ないのか食堂で働くメイドさん達は御不満もないようだった。が。
「…………なんか俺、目の敵っていうかわざと面倒事押し付けられてるっていうか、袋叩きにあってない?」
朝食を終えて一旦休憩となり、今度は厨房の片隅で水を啜る。
それというのも、同じ食堂給仕係であるメイド仲間達から距離を置かれているせいなのだ。話し掛けようとすると避けられるし露骨に睨まれたりするので、彼らと一緒に休憩室で休むのがちょっと怖くて厨房の隅に椅子を置かせて貰っているのである。
……まあ、みんなのアイドルリーブ君が突然いなくなったと思ったら、どこの馬の骨かと思われるようなロースペックのフツメンに変わってるんだもんな。
顔だけでなく腕前の方の意味でも器量よしとは程遠い俺じゃあ、なんでコイツがと思って睨んだりシカトするのも無理はないだろう。……自分で言ってて悲しくなるが、顔面格差や能力差ってのはどんな世界でも人をシビアにするのだ。
でも、さすがにこの状況は俺としてはちょっとつらい。
だって今の状況って、学校で総スカン喰らった時の状況みたいだし……。なんだかあの時の孤独な空気を思い出してちょっと泣きたくなる。
無論それで泣いたら男が廃るので泣けないのだが、自分から歩み寄ろうとしても、相手がこちらを下に見て嫌っている状態で接されるとちょっとな……。
取りつく島も無いってのはまさにこの事だ。
しかもお客さんも俺に大してアタリがキツいし、品定めするような目で見るし。
加えて食堂を監視している厨房管理人の眼はキツくて、俺が少しでもミスするような素振りを見せるだけでチクチク怒って来るし……ぶっちゃけ仕事よりも今の状況が四面楚歌過ぎて目が回りそうだった。
だから、寂しい俺に付き合ってくれる優しいナルラトさんに「俺、袋叩き状態だよね」なんて弱音をちょろっと吐いてしまったのだが。
「まあクソ支配人と給仕係どもは、あのクソガキの信奉者だからしゃーねえけどな。何が良いんだが俺にはちーとも分からんが。……だが、客はまあ……」
「……?」
目を逸らして頬を掻くナルラトさん。
急に言葉を濁した理由が分からなくて首を傾げると、相手は言い難そうに顔を歪めむぅっと口を曲げた。
「なんつうか……そっちはそっちで、お前気を付けろよ」
「えっ、や、やっぱり打ち首? 打ち首とか宣告されちゃう?」
「右乳首!? ……あっ、い、いや斬首か、斬首はねえよ!? なんでお前そんなに自分に対して厳しいんだよ! だから、つまり……コナかけてこようとするスケベ貴族が居るかもしれねえから気を付けろって話だよ!」
打ち首で何故驚いたのか気になるが、スケベ貴族っておまえ。
ああいや、ブラックならそうかもだけど……朝食の時は来てなかったからなあ。それ以外だとそんな風な感じの人は居なかったし、さすがにそれは無かろう。
そらブラックやクロウみたいな変な人はいるかも知れないけど、リーブ君を見た後で俺を見てコナぱっさぱさにしようとするヤツなんてゼロだと思うんだがな。
……もしかして、ナルラトさんは俺を励ましてくれているのだろうか。
そういえば貴族のお姉さんとかにも注文とったもんな。
その時だけは、冷たくあしらわれてもプレイみたいでちょっと嬉しかったもんな。
俺のそんな姿を見ていて、ナルラトさんはモテてるぞと励ましてくれたのんだろう。でなければ、ずっと値踏みされるように見られて冷たい態度ばかり取られていた俺をモテてるなんて言えるはずがない。
気を使われているのは悲しいけど、ナルラトさんは本当に良い人だなあ……。
「……おいツカサ、本気にしてねえだろ」
「え?」
「とにかく、客との会話はソコソコにしとけよ。いいな!」
「わひゃは、わひゃりまひは」
あいたたた頬をひっぱるのやめてください、のびる、伸びちゃうううう。
なんでそんなに釘を刺すのか分からなかったが、ナルラトさんがそう言うなら、注意しておかなきゃダメか。うっかりしてたらまた怒られるしな。
……てなワケで、初日から憂鬱なスタートではあったが、俺は昼食の忙しい時間も頑張ることにして他の給仕係の人達と一緒に食堂へ戻った。
相変わらず喋っても貰えないけど、今はとにかくお仕事だ。
厨房支配人の厳しい目を背中に受けつつ、俺達は昼食の用意のためにテーブルや椅子をセッティングし直し、軽く掃除しメニューなども置き換えて時間を待つ。
そうして、再び食堂のドアが開いた。
昼食の後も午後のティータイムみたいな時間も有るようなので、ここから俺達はぶっ続けで食堂で働かなければならない。
リーブ君は飽きると言っていたが、確かに何時間も食堂で接客をしていたら子供の感覚ではキツいかもしれない。俺だってキツそうだなって思うしな。この異世界には労働基準法なんてないだろうし、そりゃ文句の一つも言いたくなるかも。
とはいえ、俺としてはリーブ君には食堂の天使で居て欲しかったな……まあ、俺も客室係でそれなりに楽しんでいたので、人の事をどうこう言えないが。
もしかして俺が何だかんだで楽しくやってたからバチがあたったというのか。
にしたって、この総スカン状態はちょっとつらすぎますよ神様。
「よし。昼食の部、開放するぞ」
厨房支配人が言うのに、ドアマンの人達が扉を開ける。すると、お貴族様達がちらほらと入って来た。すぐに執事服姿の従業員が席に案内する。
そこへ、俺達メイド軍団の一人一人が注文を聞きに行くのだ。ちなみに俺は黒髪と言うことで「メイド全員が注文を受けたあとの補欠」という立場に甘んじている。
その特別措置がまた他のメイドさんをイラつかせてるんだろうけど、これが支配人の嫌がらせの一つだとしたら大したものだ……頼むから配置換えして下さい。
何かとガミガミチクチク言うのは、厨房支配人だって疲れるだろうに。
もう俺のことが嫌いでも良いから、目を離せる場所に連れて行ってくださいよお。
…………しかし仕事中はそんな事は言えず、ただひたすら笑顔で出番を待つ。
「……なんだ? 今日はヤケに足が遅いな」
男メイドのうちの誰かがボソリと呟くのが聞こえた。
そう言われてみると、確かに朝よりも貴族様がたの動きが鈍いように思える。朝はサッサと入って来ていたのに、どうして急に足が鈍くなったのだろう。
食堂に来る貴族の人達はだいたい同じ顔ぶれなので、急に遅くなるなんて……
ハッ、も、もしかして、俺がいるのがイヤだから……!?
「どどどどうしよう、やっぱり俺給仕係やんないほうが……」
「チッ……お前ら外に出て貴族の方々を誘導しろ! ほら早く行け!」
業を煮やした厨房支配人が厳しい顔で俺達に言う。
俺も行くのかなと少しキョドってしまったが、顎で「はよういけ」と雑に振られて、俺もスゴスゴとドアの所まで近付いた。
「…………?」
食堂の向こうはロビー……というか、客船で良く見かける談話室とか展望所みたいな作りになっているのだが、よくみるとそこには朝に見た貴族達が居た。
なかなか入って来ない人達は、お互いをチラチラ見て牽制し合っているようだ。
何をしているんだろうと思っていたら、貴族の数人がこちらに気が付いて――――その間から、いち早く誰かがツカツカとこちらへ歩いて来た。
えらくスマートで素早いが、誰だろう。そう思って見た相手は、迷わず俺のところへとやって来て「やあ」とあいさつをした。
そのヤケにスマートなヤツは、誰かと思ったら。
「ぎっ……ギーノスコ……」
「やだなァつっくん、ギィくんと呼んでくれと言っただろう」
「な、な、なんでここに……朝は来なかったのに……!」
予想外の相手に慄く俺に、ギーノスコーは先日よりも幾分かラフな装いを見せつけながら、周囲を見回して「ふーん」とニヤつく。
そうして、俺に再び向き直りニッコリと笑った。
「珍しい黒髪のコが給仕係に来たって言うから、間違いなくつっくんだと思って会いに来たんだよ。さあさあ、小生を席に案内してくれたまえ。ついでに注文も、ね」
「えっ、え、えぇえ……?」
何が何だかわからない俺の肩をポンと叩いて、ギーノスコーは席に案内させようと押してくる。貴族にしては強引すぎる行動だけど……もしかしたら、この人は俺の事を助けようとしてくれているのかも知れない。
だって、この人も同じ黒髪なんだ。
外に出れば嫌な思いもするってことは理解してくれているだろうし、こうして食堂で貴族相手に接客することにすら苦労することも容易に想像出来るだろう。
だから……もしかすると、ギーノスコーは俺に注文を聞かせて強引に指名したように見せる事で、俺が他の貴族と接してつらくなるのを防いでくれたのかも。
……変な小生だと思ってたけど、この人って意外と……優しいのかな……。
「さあさあ、つっくん小生のために料理を運んでおくれよ。この船には腕のいい料理人が乗っているからね!」
ギーノスコーを席に案内すると、早速相手はメニューを開いて俺に笑いかける。
相変わらず何を考えているのか解らない笑みだけど、今日は何だか怖さもなにも感じなくて温かい気持ちだけが残るみたいだった。
やっぱこういう時に優しくされると弱いよなあ……。
「では、ご注文をどうぞ」
ギーノスコーの意外と多い注文に四苦八苦していると、ようやく貴族達も今朝のように動き出して、食堂の席が埋まって行った。
さっきの牽制し合ってるような状態の原因は分からなかったが、とりあえずこれで支配人に怒られる事にはならないだろう。そう思いつつ注文を厨房へと通し、料理が出来上がるまで間仕切りで目隠しされている待機場所で待つ。
他の給仕係の人達も、チラホラこちらに戻って来ていた。
ホッ……よかった、何もトラブルは無かったみたいだな。
「…………おい、クグルギ」
「えっ、は、はいっ。なんですか」
背後から声を掛けられて驚いたが、この声は厨房支配人だ。
明らかに不機嫌な感じの声音だけども、今回の俺は何もやらかしてないはず。
しかし無視するわけにもいかず振り返ると、相手は眉間の皺を山脈のように深めに刻み、腕を組んで俺を見下ろしていた。
「……お前、アランベールのお貴族様に何ベタついてんだ。ノロマドジのクセに調子のってんじゃねえぞ」
「は、はい……」
「わかったらさっさとアッチのお貴族様の注文とってこい! 行けグズがっ!」
「はいぃっ!」
俺は注文を受け取ったのに、また注文を取りに行かされるのか。他の給仕係の手が空いていないのかと思ったが、そうでもないみたいだし……なんで俺なんだ。
そういえば、さっきの支配人……手に小袋を持っていたような気がする。あれには見覚えがあるぞ。ブラックが使ってたチップのお金入れだ。
貴族が数枚の銀貨や金貨をチップにする時に渡すヤツなんだよな。
ってことは、あの指差された所にいる綺麗なおねーさんが俺にチップを……?
……いや、よそう。夢を見るのはよすんだツカサ。現実は厳しいものなんだぞ。
こんなメイド服の男に興味を持ってくれる女性がどこにいる。
例え性別がオスだろうが、やっぱり彼女もリーブ君が言いに違いない。夢を見て夜に変な淫夢とかみたら悲しくなるから期待するのはやめるんだ。
そう思いながら俺は足早に美女のテーブルへ近付く。
期待を押し殺しながら注文を聞こうとした俺だったのだが……まさか、そこから少し困った展開になるとは思っても見なかった。
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