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慈雨泉山アーグネス、雨音に啼く石の唄編
4.快楽だけを考えて1*
しおりを挟む「あっ。体が熱いね……ツカサ君も期待してくれちゃってるのかな?」
「う、うるさぃ……」
語尾にハートマークが舞い散ってそうなくらい上機嫌な声が、ごく近い場所から直で耳に入ってくる。向かい合った状態で聞いてもなかなかの大人の声なのに、そんなのをゼロ距離で吹きかけられたら耳に毒だ。誰だって顔を逸らしたくなる。
なのに、自分の声がどんな物かも知らないのか、ブラックは俺が顔を背けたことを不満に思ったようで、顎を掴み強引に自分に振り向かせてきやがって。
「ふふ……いやらしいことをする前から顔も真っ赤だねぇ。そんなに期待してくれてるなんて、僕嬉しい……」
「っば……っ! そ、それは暖炉が目の前にあるからだろ!」
こんな薄暗い部屋で、暖炉だけが赤々と燃えているんだ。
その炎の色が映ったのなら誰だって赤いだろう。お前の赤いうねうね髪だって、今は炎の色に揺らめいてて綺れ……き、きれいじゃない!
そんなこと思ってなくて、俺はだなあっ!
「ツカサ……早くツカサの精液が食いたいぞ……」
「ぬわっ!? ちょっ、く、クロウいきなりなにっ、うわ脱がすなって!」
「ああ~、ツカサ君の服、とうとうシャツ一枚になっちゃうね~」
ばかっ、このっ何ニヤニヤしながら変なこと言ってんだよ!
こんな時ばっかり連携プレーしやがって……お、俺の視線をアンタの顔にしっかり注目させておいて、その隙に最後の砦を奪うなんて卑怯だぞ!
こ、こんな、ブラックの膝に乗った状態で下半身が素っ裸になったら、ズボンの感触とか、その……す、座ったとこが何か変な感じになっても分かっちゃうのに……。
「ツカサく~ん? よそ見は禁止だよ」
「んぐっ……!」
視界の端に何かが近付いてきたのが見えて咄嗟にそちらを見たが、赤い色と菫色の何かを確認したと同時に、目の前が薄肌色の影で覆われて口を塞がれる。
ぐっとカサついて弾力のある感触を押しつけられ、息が喉で詰まる。
もう何度もしているはずなのに、いつも慣れない。ブラックとキスしていると考えると体がカッカしてきて、自分が今誰と何をしているのかってことが生々しく思えてきて。恋人だって事に対する嬉しい気持ちと、そう思う自分の「らしくない」感情への反発が綯い交ぜになって、どうしようもなくなるんだ。
恥ずかしいのに嬉しいなんて、どうかしてる。
でも恋人なんだ。そう思うのは間違ってない。俺がブラックを好きだって思う気持ちもウソだなんて言えないくらい……本当のことなんだ。
けれど、そんなことを考えてしまう俺自身が女々しいように思えてしまって、いつも恋人同士がすることをスマートに出来なくて。
女の子を大事にして愛するという行為ではなく、同じ男に――年上の大人の男に“愛されている”行為を甘んじて受け入れてるんだなと思うと、どうしても自分の中の常識がぐちゃぐちゃになり、恥ずかしさと自分への何とも言えない感情で一気に爆発してしまいそうだった。
「ツカサく……ふ……」
「ん、んん……っ、う……」
相手の唇が自分の唇をなぞって、濡れた弾力のある感触が閉じた口の合わせをゆっくり確かめて来る。そのたびに荒い鼻息がかかって、無意識に反応してしまう。
元からそれほど強く閉じられない口は、そんな俺の反応に動きを変えて、ぬるりと合わせを越え、歯列の隙間からとうとう入って来た。
「ふ、ぅ゛っ……んむっ、ぅ……んんん……ッ」
ブラックの舌が俺の縮こまった舌を追うように、わざとらしく口の中を舌で回る。
自分のより大きくて、予測も出来ない動きをする舌。やられっぱなしじゃいけないと思って応戦しようとしても、経験不足なせいなのかすぐに絡め捕られてしまい、相手の舌に擽られたりねっとり吸われて、返り討ちにあってしまう。
「あはっ……ツカサ君ほんとキスも可愛いね……」
言いながら、ブラックは今さっきより激しいキスをして来た。
その「かわいい」が言葉通りの意味ではない事を、俺は知っている。
ブラックは俺がいつまでも慣れないのを面白がって、ガキみたいだなって笑ってるんだ。当然悪い意味で言ってるんじゃない。本人は凄く喜んでる……らしい。
だけど、だからこそ悔しいんだ。
俺だって……お、俺だって、アンタといっぱいキスしてるのに。
もう経験値だって溜まってるはずなのに。
何度やっても、ブラックに好き放題されて、されるがままで完敗してしまう。
ブラックにキスされたら、ドキドキして緊張して、やらしいこととか大人のキスとかを考える前に、頭がぼーっとしてなんも考えられなくて。
――――……な、なんか、今日の俺、変だ。いつもよりドキドキしてる……。
なんでだろう。この部屋のせいなのかな。部屋が静かすぎるから?
静かで、暖炉の火が燃える音と微かな雨音しか聞こえない空間なのに、俺達の布ずれの音やキスの合間に立つ粘着質で控え目な水音が邪魔をしてくるから、いつもより変な感じになっちゃうんだろうか。
でも仕方ないじゃないか。
大人しい雨音と薪が折れる音が、俺を時々現実に引き戻すんだ。
そのせいで、部屋の少し冷えた空気と相まって「俺はいやらしいことをしている」という現実を、鋭敏に感じさせて来て、それでドキドキしてきて……。
…………じ、自分でも、変なのはわかってるんだけど……。
でも、今日は何故か動悸が酷いようで、全然抵抗も出来なかった。
「ツカサく……ふっ、んむ……あはっ……ちっちゃい舌がひくひくしてて可愛い……。僕のキスに合わせようとしてるの? んもう可愛いなあ……っ!」
「ふぁっ、ぅ、んむぅっ……! ん……んん……っ」
「ツカサ、そろそろオレも……」
「んん゛っ……!?」
熱い手に掴まれた足を軽く浮かされて、ずる、と体を少しずらされる。
丈の長いシャツのおかげで辛うじて股間辺りは隠れていたのに、そんな風に引き出されるとブラックのズボンを尻で擦ってしまって、か、感触が。
「おいコラちょっと待て駄熊! まだ用意もなんにもしてないだろうが!」
「ムゥ……用意とはなんだ」
ぶ、ぶっつづけでキスされて、息が続かない。
用意ってなんだ。なんか頭がぼーっとして、体が熱くてつらい。
息をするので精一杯だ。
「ツカサ君のバッグから回復薬もってこい」
「ヌ……これだな。……しかしいつも思うのだが、潤滑剤にはもったいないな」
「そりゃツカサ君の薬は他とは比べ物にならない効果があるからそうだろうよ。でも、ツカサ君の大事なお尻を守るならそれくらいの等級で当然だろ?」
「……そういえばそうだな。ツカサを犯せるなら薬の価値など意味も無い」
…………いや、それ、俺が丹精込めて作った回復薬なので、ケツを守るためだと言われても納得がいかんのだが。どう考えても俺のケツの保護材としては高すぎると思うんですが! 値段的に!
ボーっとしている間にとんでもない事を言われて、頭がハッキリしてきてしまった。
だけどこの状況で逃れる事も出来なくて、俺の体は簡単にひっくり返されてしまう。今度は椅子に座っているブラックに真正面から抱き着くような格好になり、膝立ちで尻を高く上げさせられた。う、うう、ブラックの足の上で凄く不安定なんだが。
というか、こ、この格好はちょっと……っ。
「ふふ……ツカサ君の小さなメス穴が熊公に丸見えだねえ。暖炉のお蔭で、まぁるいお尻もいつもよりやらしい感じ……」
「ふあぁっ!? やっ、揉むな……っ」
「そういやがるワリには、広げるとツカサの肉穴はヒクついているが」
「うぅう……っ!」
ブラックが片手で俺のケツを雑に揉んでくる。だけど、それをやめさせようと相手の手首を掴んでも力が違い過ぎて、とめられない。
いっそ体勢を変えようかと思うが、ブラックの首に手を回した状態をやめたら、後でしかえしをされそうで俺の体は思うように動かなかった。
なのに、クロウは更に俺を困らせたいのか下の方から空いた場所を両手で掴んで来て、強引に谷間へ割り入った両の親指で無遠慮にぐっとソコを開いて来て。
そんなこと、されたら、は、恥ずかしくないわけがないのに……っ。
「あ~……ツカサ君のお尻ってホントに柔らかくて揉み心地良いなぁ~……。適度に弾力があって、こうやって勢いを付けて手を離すとぷるぷるして可愛いし……」
「ひぅっ……! やっ、ばっバカッ、そういう風にすんなぁ……っ!」
やめろと言っているのに、ブラックは掴んだ俺の尻を指で弾くようにしながら離し、強引に弾ませて来る。しかも、その感触が楽しいのか何度も何度も。
ちくしょうっ、何が楽しいんだよ! なんで男のケツの弾力楽しんでんだ!!
こういうのはムッチムチの女の子で楽しむモンだろ!? 弾力が欲しいなら素直に女と戯れてくれよ俺より絶対気持ちいいっての!!
……しかし、勢いよくそう言いたくても、喉が震えて口が動かない。
やめろという声すらも、いつものような勢いはなく情けない声になっていた。
「ツカサ君、お尻揉まれただけで体が震えちゃってるね……。ふっ……んふふ……。僕達だけしかじっくり見られないトコを広げられてじっと見られるの、恥ずかしい?」
「はず……かし……に、決まってる、だろ……っ」
「ムゥ、声がメスの声になってるな。恥ずかしいと言うより、物欲しげにヒクついている淫乱な穴を見られて悦んでいるのではないか」
「ッ……! だかっ、ら……ちが……違、ぅ……ってば……」
なんでこういうコトになると、クロウは酷いことを言うんだ。
獣人だからなのか。えっちなことする時って、獣人はみんなこうなるんだろうか。
だとしても、こんな言い方をするのは胸が苦しくなって耐えられない。自分がそんな風に思われる格好を曝しているんだと思うと、うまく声が出なくて。
確かに怒ってるのに、自分の今の状況があまりにも恥ずかしい格好すぎて、こんな姿じゃあ何を言っても笑われそうで、俺にはブラックの肩に額を押し付けるぐらいしか出来る事が無かった。
だけど、そうやって耐えていると二人は当然のように調子に乗って来て。
「ツカサ君たらホントに体は素直だなぁ……そんなに僕のペニスが待ち遠しかったのかな? 心配しなくても、今日はたっぷり味わわせてあげるから……ね……」
背後で、きゅぽっという栓を開ける音がする。
なんの栓かなんて聞かなくったって解り切ってるけど、それがいつ自分の体に降りかかって来るのか分からなくて緊張してしまう。
ただでさえクロウに下の方からグッと押し開かれているのに、今もブラックが指を尻肉に沈ませてゆっくり揉み込んだり、谷間の肉が薄い所を気まぐれに指で撫でて来るもんだから、意識が散って動揺してしまうんだ。
「う……っく……ぅうう……」
今はもう、四つの手が俺の尻に張り付いて、それぞれで俺を苛んでいる。
下から広げる手は親指で谷間に面した肉をなぞり、冷たい空気にさらしてくるし、上から俺の尻を揉んでいる手は指で巧みに「やってほしくない」と思う恥ずかしい触り方で、俺の尻を揉んだり撫でたりして来て。
二つだけでも簡単に覆われてしまうのに、皮が厚い大人の手が四つも他人が触ることなど無かっただろう場所にはりついて、自分を追い詰めているんだと思うと――どうしようもなく足が震えて、お腹の奥がぎゅうっとなって、たまらなかった。
いつまで見られてるんだろう。
いつまで、こうやって二人に恥ずかしい格好をさせられ続けるんだろう。
そう思うともう、息が――――
「ひぃっ!!」
「あっ、ツカサ君びくんってなったね~! 回復薬、冷たい? でも大丈夫……残りは、すぐにナカの体温で温かくなるから……」
「あ゛っ、あ゛ぁあ゛あ゛っ!!」
上から、広げられた尻の谷間に冷たい物が垂らされる。
水のような感触だけど、絶対に違う。間を伝って下へ垂れて行くその液体の冷たさに、思わず内腿が震えたが――――唐突に何かがナカに入って来て、俺は抵抗も出来ずに大きく声を上げてしまった。
「ふわぁ……ツカサ君のナカ、あったか~い。しかも、慣らしても無いのにもう僕の指をキュウキュウ締め付けてくる……ふはっ、はははっ、僕の指の感覚を覚えてくれているのかな?」
「ぅ゛っ、ぐ……そん゛、ぁ……こ、と……っ」
そんな事無い。なんでそんな場所がそんなコトを覚えてるんだ。
絶対にソレはないと首を振ったけど、ブラックは俺の否定なんて構わずにどんどん指を入れ進めて行く。今日はキスだけで、いきなりケツに指を入れられているのに、こんなにスムーズに行くはずない。なのに、どうして。
なんで俺は、回復薬を使われた程度で受け入れちゃってるんだ。
「ん? そんなことない……? でもほら……ココのとこを擽ったら……」
「っああぁ!!」
「ほら、このしこりのところを触ったら、ツカサ君のナカが喜んで締め付けて来る」
「ひあっあ゛、あぁあっ、そこっやっらぇっ! ぁ、え……っさわっ、あ゛っ、あぁあっ!」
触らないで、と言いたいのに、液体を足されてぬるぬると擦られると、どうしても足がガクガクして立てなくなってしまう。必死にブラックの首にしがみつくけど、二本目、三本目と指が足されてナカを掻き回されたら、もう、どうしようもなくて。
今日はいきなり後ろを弄られてるのに、それでも息が上がって、お腹の奥が、熱でぎゅうっとなって、我慢したかったのに……もう、勃起、してしまっていて。
「ははっ……ツカサ、可愛いおちんちんが物欲しそうに勃ちあがってるぞ。っ、は……ハァ……早く、食いたい……っ」
後ろから、低くて背筋がざわつく声が聞こえる。
その声に、ブラックは軽く笑って三本の指で俺のナカを強引に広げた。
「っあ゛……!! あ゛、ぐ……ぅうう……っ」
「駄熊の言うことに従ったみたいでムカつくけど……でも、僕も我慢出来ないや……」
指が、ゆっくりと引き抜かれる。
その異物が動く感触にすら、どうしようもなく肌が泡立つみたいで。
「ツカサ君……ね……挿れていいよね……?」
「う、うぅ……」
「いっぱい気持ち良くしてあげるから…………ね……?」
ダメ押しのように、頭を撫でられる。
そんなことされたら、今の俺じゃ、もう。
「あは……ツカサ君、嬉しい……」
ブラックの優しい声に抗えず、小さく頷いてしまった。
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