異世界日帰り漫遊記!

御結頂戴

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巡礼路デリシア街道、神には至らぬ神の道編

15.元気の源1*

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 と、とにかく早くやめさせないと。

 何でこんな事になってるんだか微塵みじんも理解出来ないが、ブラックだって俺の乳首をしゃぶってる場合じゃないだろう。ていうかなんでしゃぶった。いやそうでなく。
 ああもうっ駄目だ、よく知りもしない鳥人がすぐそばに居るってのに、こ、こんな恥ずかしい所をいつまでもさらしてられない。

 ブラック達も二日酔い状態で何も分かってないのかな。でも、だからって、こんなことを受け入れ続けられるワケがない。見られてる俺の身にもなれ。
 後からグチグチ言われるかもしれないが、ここは断固拒否だ。
 多少強引になってもがしてやるんだからな!

 …………とは思っているし、一生懸命ちからを入れて拒否しようとしてるんだが。

「ぅ……も……やだ、ってぇ……っ!」

 動かない。デカくて重いブラックの体が、遠慮えんりょも無くのしかかって来るのに耐える事で精一杯で、押し返す事すら難しい。それなのに、ブラックは遠慮なく俺の乳首を赤ん坊みたいにちゅっちゅと嫌な音を立てて吸い付いて来て。

 それだけでも体が変に動いてしまうのに、伸びたことで多少やわらかくなった無精髭ぶしょうひげのサワサワしたいつもと違う感じと、ブラックの服が俺の素肌の胸や足に擦りついて動くのが、勝手に下半身をビクつかせてしまう。
 今置かれている状況のせいで、余計に敏感になってしまっているんだろうか。
 そうは理解していても、こらえられるかと言ったらそれは無理な注文で……。

「なんだそれは。お前達はその胸の変なのを吸えば元気がでるのか」
「ちっ、ちが……っ、た、頼むから見ないでって……っ」

 ただでさえブラックに手を焼いているってのに、横からニワトリ頭目のクックが「俺は見ているぞ」と言わんばかりに質問してくるのがキツい。
 こんなの見られたくない。俺に腕力が有れば外まで投げ飛ばしてるのに。

「見ないでって、お前はさっきまでその変な赤い部分を普通に見せていただろう! それなのに、何でソコをしゃぶられていきり立っているんだ?」
「う……ぐっ……」

 そ、そうか、鳥って普通はおっぱい無いんだっけ……!?
 だったら、いくら人族とせっしている鳥人であっても乳首が何かなんて分かるはずがない。そもそも、人族に興奮してえっちしたいと思うような奇特な奴でもなければ、俺達に何故乳首が付いているのかを疑問に思う事すらないハズだ。

 まあそりゃ、そうですよね。乳首吸われてるのが恥ずかしいことなんて、クックには到底とうてい理解出来ないですよねえ!
 でも俺は恥ずかしいんだよ、頼むからどっかいってくれよ頼むから。

「おいメスケナシ、そこは何かアレか、触ると人族は激昂する感じのヤツなのか? 顔が真っ赤になってるぞ」
「う、うるさっ、ぁっ、あぁ!」
「むぅっ!?」

 さっきまで弱く舐め回してるだけだったのに、急に強く吸われて我慢がまん出来ずに声が思いっきり出てしまう。変に甲高くてまた体がカッと熱くなるが、さすがにその声でクックも「なにやらよからぬこと」と気付いたようで、指羽でくちばしおおっていた。
 また首回りの羽毛がブワッとふくらんでいるが、それ本当なんなんだよ。

「ツカサ……オレも……」
「っぇ、うあぁっ!?」

 そんなクックの様子に気を取られていたせいで、俺は肩をつかみ引き倒してくるクロウに気付けなかった。抵抗するひまも無くゆかに転がされてしまい、ずるりと音を立てて目の前に影が掛かったクロウの顔が下りてくる。

 思わずあごを引いたが、クロウは焦点がさだまっていないうつろな目で俺をみながら、舌を出して……俺の目のふちをひどく不器用に舐めた。

「メシ……ん……んん……」
「っ、く……んんぅ……っ!」

 熱い息が顔に噴きかかって来て、目を閉じてしまう。
 反射的に逃れようと首を動かしてしまったが、何故か逃げられない。
 どうしてなのかと息をんだ刹那せつなあごをとられて、クロウの舌から離されるように今度は反対方向からくちふさがれた。

「ん゛んぅっ!? んっ、ぐ……ふ、っむ……」

 触れた途端とたん、やけに強い力で顎を無理に開かれ口の中に生暖かい物が入って来る。これは舌だ。うっすらと目を開けると、目の前一杯に肌色と赤い色が見えて、キスをされているんだとかろうじて分かった。
 だけど、そう思う間に舌が俺の口の中で暴れはじめて、それだけじゃなく汗ばんだ首筋を誰かが舐めるゾクゾクした感触が襲ってきて。

「は、ぐっ……ん゛、ぅうっ、んんん……っ! んぅう……!」

 いつものキスと、違う。
 大きな舌が俺の上顎うわあごや歯列を執拗しつようになぞって、唇が吸い付いて来る。そんなことをしたらよだれれてしまうのに、ブラックはお構いなしにずるずると吸い付いて来て。それだけじゃなく、首筋の少しザラついた舌は浮き出た筋を執拗に舐め回して、熱くなった肌を湿り気に張り付く冷たい空気が否応なしに撫でて来る。

 逃げようと思うのに、かられていて体が動かない。
 それ以上に体が何だかビリビリした痺れみたいな刺激に震えていて、その刺激で体が言う事を聞かなかった。刺激のせいで、下腹部も股間もじくじくした熱がまっているような感じなのに、逃げられもしない。
 恥ずかしいのに、ブラックとクロウに触れられ舌で触れられるたびに、俺の感覚が「をしようとしている」と勝手に勘違かんちがいしてしまって、バカ正直な体のあちこちが……その……えっち、してるみたいになって……。

 ち、違うのに。絶対そういうんじゃないのに!!
 ああもうだけど逃げられない。

 こんな格好までブラックとクロウ以外の、初対面に近い相手に見られているんだと思うと、どうしようもなくたまれなくてもういっそ気絶してしまいたかった。
 ……いや出来ないんだけど。今の俺は気絶出来ないんだけどね!

 なのに、ブラックは散々俺の唾液だえきすすったと思ったら、急にいつもの機敏きびんな動きでずるずると下へ移動して、何とか俺の股間を隠していた布をまくり足を開……。

「う、うわぁあ! 待って、やだ、そこまでしたらだめ! やだってば!!」

 そんな事されたら、さすがに次何をしようとしてるのかって事ぐらい分かる。
 あわててブラックの頭を抑えたが、相手は軽々と頭を動かして俺を見やり、まだ少しうつろな目でふにゃりと笑って見せた。

「ツカサ君……僕ね、さっきツカサ君の乳首を吸ってキスしたら、だいぶ気分が良くなったんだ。ねえ、だからさ……もっと僕に元気ちょうだい……?」
「っ……!?」

 ち、乳首を吸ってキスしたら、二日酔いみたいな症状が軽くなった……?
 そんなバカな。そんな事ありえるのか。
 いや、でも、思い返してみれば俺の血液は人を癒した事も有るし、クロウの食事も俺の気が込められている汗とか涙とか、せ……精……いや、ともかく、そういう感じの物を摂取せっしゅして腹を満たしているし……考えてみれば、ありえない事ではない。

 なにせ、俺は無尽蔵の曜気や大地の気を生み出せるチート能力を持っている。
 そのおかげか、クロウから言わせてみれば「美味い」らしいが……そもそも、この世界は「気」という物が重要で、属性のある【曜気】とはまた別の力である【大地の気】は、この世界の人族全ての体に宿やどり生命力と同意義の働きをしている。

 そのため、俺が大地の気を人に送れば自己治癒力が飛躍的に向上し、回復薬が無い時は非常に助かるのだが……つまり、そう言う事なんだろうか。
 いや、でもアレは、やり過ぎると相手に悪影響をおよぼすかもしれないから、今後は出来るだけやらないようにしようって思って封印してるんだけどな。
 でも、やっぱにじみ出てるものなのかな。
 クロウが美味しいと言うのだから、そういうのは液体だと抑えられないのかも。

 とすると、さっきから中年二人が執拗しつように舐め回してくるのも分かるけど……。

「っておい! なにふんどしずらしてんだ、やめろっばか、バカブラック!!」
「あは……は、はは、つ、ツカサ君も甘勃ちしちゃってるじゃない……! ぼ、僕とのキス、そんなに気持ち良かった……?」
「ちがっ……も……だ、だから、こんな場所でこんなの……っ」
「今日だけは我慢してよぉ……僕もう耐え切れないんだ、ねえ……ツカサ君の可愛いおちんちんで、僕のこと助けて……? ね……?」

 ふにゃっと勃ちあがっている情けない自分の分身の向こう側で、口を半開きにして今か今かと銜える時を待っているブラックが小首をかしげる。
 そんなあざとい行動は、オッサンがやっても意味がないだろ。
 激しくツッコミを入れたかったのだが、俺が何か言う前に、耳元でブラックの低い大人な声とは種類が違う、また別の渋い声が耳の近くでささやいて来た。

「ツカサ……オレも食べたい……」
「ひっ」

 み、耳が、熱い空気でざわざわする。
 ふさぎたいのに、手をつかまれてて動かせない。

「ブラックが食べた後は、オレの番だ……」
「あ、ぁ……で、でも……っ」
「ほーら熊公もこう言ってるよ! ね、だからさぁツカサ君……僕達の不快感を消し去るお手伝いをすると思って……ねっ」
「ふあぁっ!? や、ばかっ、い、息吹きかけるなって……っ!」

 にらむが、ニタニタと笑うブラックはビクともしない。
 もう完全に治っているような気もするのだが、どこが具合が悪いのだろうか。
 ぶっとばして逃げたかったけど、それが出来ない事は俺が一番良く解っている。
 そんな俺の焦燥感を逆なでするかのように、ブラックは笑みを浮かべたままで菫色すみれいろの瞳だけで横を見た。その、方向には……。

「……どの道、このままの状態で恥ずかしいのはツカサ君だけだと思うけど」
「っ……」

 それを言われると、つらい。
 ブラックが見た方向に誰がいるのかなんて、もう決まり切っている。
 沈黙が続けば、その「誰か」の声が再び聞こえて来るかもしれない。俺達のあられもない行為を監視と言う名目ですべて見られているのだと思えば、もう憤死してしまいそうだった。

 こんな、こんなもう、布でも隠せてないどころか、全部はだけて全裸と変わりないような恰好かっこうをして、自分だけ勃起してるなんて……っ。

「んふふ、恥ずかしいよねぇ。だって、ツカサ君はキスと乳首舐めだけでおちんちんが反応しちゃってるんだもんね……。しかも、ツカサ君だけ」
「ぅ……っ、も、もう……だから……っ」
「こぉんなに足広げて甘勃ちおちんちんを見せつけちゃってるの、この場でツカサ君だけだよ? この状態のままで、治まるの待つの? まあ、それでも良いよ。僕達はさっきみたいにツカサ君の汗を舐めたりキスで補給してもいいんだし」
「ぅ、え……えぇえ……っ」

 そんな、そんなの、終わらないじゃないか。
 治まっても、ブラック達に触れられたら絶対ヘンになる。興奮したくないと思っていても、二人に「そういう目的」でずっと触られたら、俺の馬鹿正直な体はどうしても反応しちまうんだ。それなのに、このままずっと、同じ事って……。

「ツカサ……どうする……? オレもお前の体を舐め回すだけで我慢してやるぞ……日が暮れるまで掛かるかも知れんがな……」
「く、クロウまで……」
「ああ、ほら、耳元で喋ってるだけなのに、またツカサ君の可愛いおちんちんが反応しちゃってるよ。も~……ホントにツカサ君ってば体は淫乱なんだから」
「ちがっ……だ、だから、こんなの……っ」
「……イヤ? じゃあ、食べて良いよね……ツカサ君のおちんちん」

 そう言いながら、ブラックが俺のものに顔を近付けて来る。
 横から熱い息をフッと吹きかけられて、ぎゅうっと内腿うちももに力が入った。
 こんなの、やだ。恥ずかしい、ずっとこれなんてヤだ、こんな、こんな状態で何度も舐め回されたら今より酷い事になる。そんなの想像したくない。

 だけど、でも。
 ブラックのさっきの問いに答える言葉が、恥ずかしい。
 うなづくだけじゃ許さないとブラックの笑顔が言っている。耳元で荒い息を吹き付けているクロウも、抑えた俺の腕を急かすように指でじりじりとさすっていた。

 こんなの、ずっとされたら――――……気が、狂う。

「っ…………ぅ……」

 恥ずかしい。もう、顔が痛いぐらい熱くて、どうしようもない。
 情けないことに、目まで涙でかすんできた。
 でも、このオッサン二人はこう言うことをするヤツなんだ。俺に意地悪して、望む言葉を言わせようとするんだ。それがどんな状況であろうとも。
 それをこばめば……さらに、酷い目に遭う。
 気持ち良いかも知れないけど死ぬほどはずかしい、いやらしい目に。
 …………だったら……もう……するしか、ない。

 ……覚悟を決めて、俺は……うるんで歪み始めた視線の先の相手に、震える声で必死に懇願した。

「お……俺の、おちんちん……っ、た……食べて、元気になって……下さい……」

 無様ぶざまに足を開かされて、恥ずかしい場所を露出したままねだる。
 自分で考えた言葉じゃないのに、それでも恥ずかしくて、涙があふれた。

「ふふっ。ツカサ君、だいぶやらしい言葉上手になって来たね」
「お前の恥辱の涙は格別だな、ツカサ」

 嬉しそうに言う、ブラックとクロウ。
 まなじりを舐められて視界が歪むけど、ブラックが大口を開いた光景は、歪んでいてもハッキリ分かってしまい、俺は腰を逃がすように浮かせた。
 だけど、手と同じで足もつかまれていて逃げられない。

 ブラックは、そんな俺のわずかな抵抗に笑いながら――――見せつけるように殊更ことさらわざとらしく口を開いて、俺の下腹部に唇を付ける勢いで一気に俺のものを飲み込んでしまった。












※つづく(2も本番ナシ)

 
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