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交易都市ラクシズ、綺麗な花には棘がある編
23.流れる会話に棹立たば1*
しおりを挟む※長くなったので、分割してます。二話連続更新です!
「――――くん……ツカサ君……ね、起きて……」
なんか、耳がこそばゆい……なにこれ。
うう、もう朝なのか。頼むからもうちょっと寝かせてくれよ。昨日は色んなコトが起こって何かと疲れちゃったんだ。もう少しぐらい寝たってバチは……。
「んも~、ツカサ君っ! ほら早く銜えて。役目でしょ!」
やくめでしょも何も、何を口に銜ぇべっ。ちょっ、頬を叩くな。やめんかっ。
ああもう鬱陶しい。何をするんだ。
ていうかこれ手なのか。なんか手で叩かれてる感じじゃないんだけど……。
そう思って目を開け、目の前に会った風景に……俺は一瞬疑問符を浮かべた。
……あれ。なんか天井が見えないんだけど。なんか肌の色っぽい……ってかおい、なんか目の前に赤っぽいモジャモジャが見えるんですけど! あのっ、なんか赤黒いデカブツが見えるんですけどお!
「お、おま……!!」
「えへ……ツカサ君起きた……? んもう、昨日はツカサ君がすっごく可愛い事してくれちゃったせいで、ペニスから先に早起きしちゃったんだからねっ! 責任とって鎮めてくれなきゃ困るよまったくもう……」
「いやそれ普通に朝勃ちだろ?!」
「違うね、絶対違う。これはツカサ君が僕を煽ったせいで勃起したペニスだよ。僕には判るんだ……と言うワケで、はーいお口あ~んして~」
「わあバカッ、やめろ寝起きにくわえさせるヤツがあるか!!」
やめろっ、こちとらまだ目だって擦ってないのに何してんだお前は!
つーかなんで起き抜けにそんな興奮出来るんだよ!
何を考えてるんだとブラックの腹を押し退けようとするが、目の前を覆う何もかもデカい体は少しも動きゃしない。それどころか、俺の鼻先に赤黒くてグロテスクにも思えるデカブツを突きつけて来て。
「ツカサ君……ね、昨日僕がんばったでしょ……? だから、ツカサ君の可愛いお口で気持ち良いご褒美ちょうだい……ね……?」
「ぐ……」
な、なにをエロ漫画の痴女みたいなことを……つうか、何故そう言うエロい台詞をオッサンから聞かなきゃならんのだ。何かおかしい間違ってるぞ。
だけど、確かに昨日ブラックが頑張ったのは事実だし……。
「ツカサ、オレもそろそろ腹が減ったぞ。汗じゃ足りん。精液が欲しい」
「ぐぅううう」
ああもう、なんでこうお前らはそんな事をホイホイ言うかな。
エロ漫画みたいな台詞を言われると、こっちが恥ずかしくなるんだってば。
なのに臆面も無く朝からサカりやがって……くそう、どうせ拒否したってやられるんだし、今日は特別なんだからな。ええいもうどうにでもなれ。
「は……早く済ませろよ……俺支度あるんだから、ガマンしたら怒るからな!?」
「ツカサ君それ分かって言ってる?」
「ムゥ、朝から煽りよる」
なに殿様みたいな口調で変な事言ってんだ、と、クロウの方にツッコミを入れようとすると……急に体を引っ張られて、俺はベッドから足を出し座るような格好を強要された。そうして、何をするかと思ったら、クロウは俺の下着をずらし性急にブツを取り出しやがる。おい、つまむな。明るい所でそうやって俺のお宝を粗末に扱うな! 傷付くだろ! 主に俺のハートが!!
「へへ……朝から僕もツカサ君も初搾りだねぇ」
「う、うるさい!!」
「んじゃ、僕のペニスもスッキリさせてもらおうかなぁっ」
下の方までずり降ろされた俺を追ってギシギシとベッドを鳴らしつつ近付いてきたブラックは、再びいきり立ったイチモツを俺の目の前に突き出した。
ぐ……わざとらしく横から視界に割り込んできやがって……。
「肉棒で目隠しされてるツカサもいやらしいな」
「クロウまで変なこと言うなってば!」
「ハハハ。ツカサ君、起きたばっかりで水分足りないでしょ? だからほら、横から僕の竿を舐めながら口に入れてみて……?」
「ぐぅう……」
何かもう色々とツッコミを入れたいと言うか、あんまり口に出したくないことを嗅覚や視覚で感じてしまうのだが、こんな状況になってしまったらどうしようもない。
口をゆすげば済む事だ。そもそも、それを言ったら俺だってまあ……ああ、こんな事になるなら昨日水浴びでもしてればよかった。
今更ながらに自分の身だしなみに対する迂闊さに居た堪れなくなったが、そんな事を言っても仕方がないと観念して俺は舌を出して恐る恐るソレに触れた。
「う゛……」
濃さを増した雄のにおい。乾いた舌先に伝わる熱や起伏が、まだ唾液も充分に出ていない俺の舌に張り付くようで、いつもと違う感覚に酷く戸惑ってしまう。
そんな風に「いつも」と比べてしまう自分の事も恥ずかしくて、俺はただただ早くコレを終わらせようと舌を先端へ進めた。
「ん~……ツカサ君の舌って、乾いてるとちょっと感覚が違って新鮮……あは……」
「っ……」
どく、と脈打ったように、またブラックのものが膨らんだ気がする。
……い、いや、気のせいだよな。今だって「こんなブツが俺の中に入ってるとか、どう考えても怖すぎる」というレベルの大きさなのに、更に大きくなるとか考えたくない。人体の神秘をこんなので知りたくなかったぞ俺は。
目を泳がせて何とか舌を進めていると、熱い手で足を開かれるような感覚がした。
「正気の沙汰ではないな。……いや、ツカサの舌だと気持ちが良いのか? どちらにせよ、オレはきちんと気持ち良くしてやるからな、ツカサ」
「んんっ?!」
「ほらぁ、ツカサ君もうちょっとだよ? ちゃんと僕のペニスにご奉仕して……」
ぐっと頭を押し付けられ、先端が唇に近付けられる。
既に汁を膨らませていたブラックのモノは、その生温い液体を塗りたくるように、俺の口へ擦り付けて来た。独特の臭いと舌に感じるしょっぱさで思わず顔が歪むが、その表情すらもクロウが俺のモノを咥えた事で、無様に崩れてしまった。
「んんっぐっ、ん゛う゛ぅっ……!」
「あっ、ツカサ君たら先に気持ち良くなっちゃって。朝だなんだってボヤいてたのに、ホント体だけは一人前の淫乱なんだから……ほら、おくちあーんして?」
「はぐっ、んぶっぅ……んんん゛っ、んぅうっ……うぅ……っ」
クロウが唾液を絡ませて、俺の勃ち上がってもいないモノを舐め回してくる。
獣人の舌が特殊なのか何なのか、舌で全体を包まれたりつんつんと万遍なく突かれたりする異様な感覚に、体がすぐに快楽を感じ始めてしまった。
こ、こんなの……朝からキツい……っ。
大きいクロウの舌に硬くなり始めてる愚息が恨めしいが、気持ちが良い事に素直な男の体では急所を抑えられたらどうしようもない。そもそも、裏側をすっぽり包まれて、根元からゆるゆると全体を扱かれるなんて普通出来る事じゃないんだ。
そんなことされたら、誰だって、こんな、う、うぅ……。
「ツカサ君、気持ち良いからって噛んじゃヤだよ」
「う゛ぅ、ふっ……ぅぐ……」
乾いた口の中は動かしづらいのか、ブラックは俺の頭を軽く上を向かせる。だが、俺にとっては結構な開口だ。グッと入って来た濃いオスの臭いを喉奥から直接鼻孔に流しこまれたようになって、思わず俺はえづいてしまう。
先走りの少しねっとりとした液体がじわじわと口の中に広がっていく感覚がしたが、それもクロウが俺のモノを軽く吸い上げ始めた衝撃で霞んでしまった。
……熱い。
クロウの少し硬い髪の毛が臍から下、太腿までばさりと掛かって、動かされる度に敏感な下半身のほとんどを撫で回されているような感じになってくる。
それなのに、クロウはこちらの反応など構わず、獣の赤子が乳を求めるように俺の情けない分身を何度も軽く吸い、急かすように扱き、先端をいじめるんだ。
とてもじゃないけど付いて行けない。頭が気持ち良さにばかり意識がいって、他の事が考えられなくなってしまう。腰が動いて、無意識に一番気持ち良かった事を再びして貰おうとねだってしまう。それが恥ずかしい事だって、分かってるのに。
でも、我慢出来なくて。
口の中でいじめられて、口の中をいじめられて、全部の感覚がブラックとクロウに支配されているようで、何もかもがもどかしさと気持ち良さに塗り潰されていってしまう。舌の上を血管が浮いてぼこぼこした大きな……大きな、ペニスが動くと、次の行動に備えるように喉が動いて。
「ふっ、ふふっあはっ……はっ、はぁあ……つ、ツカサ君の朝のご奉仕っ、ホントにたまんないなぁっ……! 僕の先走りの汁で唾液でちゃったの? すっごくペニスの滑りが良いよ……っ」
ブラックが、荒い息を吐いて喜んでいる。
下からクロウの興奮したような唸り声が聞こえた。
熱い風が頭とお腹に吹きかかって来て、それに気を取られた刹那。
「おごぉっ!? ん゛ぶっ、ぐっ、ん゛、ん゛ん゛ん゛――――!!」
「あはっ、あははははっ! つっ、あはっ、ツカサ君の喉っ締まるっぅ、ぁっ、ああっ……もっと締めて……っ、僕の精液搾り取って……!」
強引に喉を押し広げる感覚に体が緊張する。なのに、我慢出来ないくらいの気持ち良い感覚が下から来て、勝手に体が震えて、喉を滑り落ちて行く飲み下せない液体にえづく事も出来ずに何度も何度も喉に大きなものが出入りする。
がくがくと頭が動いて、顎が痛くて、だけど、それでもその独特なにおいと、何度も味わわされた味が俺の意識を溶かして、なぜか――――辛くなるほど気持ちが良いおちんちんに、その刺激がびくびくと流れて行って。
「あっ、あぁっ、で、出るよっツカサ君のちっちゃいお口に朝出し精液……っ!」
「んぐっう゛っ、ん゛う゛う゛う゛……っ!!」
頭を強く押さえつけられて、一際深く突き込まれた。瞬間。
喉いっぱいに入り込んでいた熱いものが――――俺の喉を詰まらせるかと思う程の量の何かを吐き出し、流して行った。
その衝撃と同時に強く吸われた俺のものが、一気に熱を解放する。
なにが、なんて、もう考えていられない。
ただ体を震わせながら流し込まれる感覚と息苦しさ、そして下腹部にしつこく吸い付き舐め回される感覚に支配されて、俺はしばらく動けなかった。
「はふぅ……あぁ……抜きたくないなぁ、ツカサ君の喉って下の口とは違った感じできゅうきゅう締め付けて来て最高なのに……」
ずるり、と喉から引き出されたブラックの大きなモノが、唾液とも何ともつかない粘ついた液体を俺の口から伝わせる。
その光景が俺を現実に引き戻して、咳き込むのと同時に頬が熱くなったが、何かを言う暇も無く下からの刺激に襲われ、声も出せずに体を震わせてしまった。
「ぅあっ、あ゛っぐっ、や、ぁ゛っ、もっクロウだぇ……だ、ダメ、だってぇ……!」
やっとブラックから解放されたと言うのに、口を大きく広げられていたせいで、痺れてうまく動かない。ぺちょぺちょと嫌な音が下から聞こえてきたのに耳を塞ぎたいが、両手も細かく震えていてクロウの頭を掴むぐらいしか出来なかった。
なのに、クロウは出した後もしつこく俺のモノを舐め回してきて。
「んむ……オレも、もう一回ツカサが食べたいぞ……最近はいつも以上に美味すぎて止まらん……」
「で、出ないぃっ、も、出ないからやらっ、舐めっ、ぅ、ぅあぁあ……!」
「目玉より小さな房なのに、これほどの甘露が出るとは……いつもながら驚きだな。もっと大きければ浴びるように飲めるというのに……そこだけが惜しい」
「ぅやっ、あ、そ、そこ触るのやだぁ……」
クロウの指が下から俺の陰嚢をふにふにと押しあげてくる。
出したばかりで放っておいてほしい部分なのに、そんなことされたら……。
「おい駄熊! なに自分だけ得しようとしてんだ!」
「うぐぅ」
ブラックの怒鳴り声にビクリと反応し、クロウは実に「嫌々」と言った様子で俺のモノから口を離した。
唾液と熱のせいで、すぐにひんやりとした空気が貼り付いて来る。
さっきブラックのと俺の口から繋がれた液体よりも太い線が一瞬伸びて、無遠慮に床に落ちていって……っ、う、うぅううう……。
「ムゥ、顔が赤くなって可愛……」
「あーやめんかっ!! ツカサ君今日はあのフェリなんとかって女に話を聞きに行くんだろ!? ほらほらさっさと用意!」
クロウが俺の顔を見て更に近付いて来ようとするが、触れる暇も無くブラックが俺を抱き上げて阻止する。俺は未だにパンツからチンチンを出した情けない格好だったけども、ま……まあ、よし。このままだとえっちに雪崩れ込みそうだったし……。
……にしても、ブラックが途中で止めてくれるなんて珍しい。
「ったく……僕だってツカサ君を犯しまくりたいのを我慢してるってのに……」
あ、うん。ただの八つ当たりか。
いやまあ……その、こないだからの事をちゃんと考えてくれてるんだよな。
「……ありがと、ブラック」
「ん?」
「クロウもごめんな、今日は我慢してくれよ」
「ムゥ……ツカサが言うなら仕方ない」
腕で口を拭うものの、名残惜しそうに舌でぺろぺろと舐め回すクロウ。
その様子にまた何か変な気持ちになったが、俺は頭を振って雑念を吹き飛ばすと、今度こそ体を綺麗にするために井戸へと水を取りに行った。
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