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神殿都市アーゲイア、甲花捧ぐは寂睡の使徒編
16.奇妙なすがた
しおりを挟む「――――っ……!!」
覚悟はしていたが、しかし相手の容体は俺達が思った以上に酷く、そして――想像も出来ないような状態になっていた。
「御見苦しい姿でもうしわけありません」
こけた頬に、ブラックと同じ大人とは思えないほど顎が痩せて尖った輪郭。
大人の骨格であるとはっきり認識できるのに、頭が相手をそう認識してくれない。ブラックや俺の父さんと同じ大人なのに、そのやつれた姿はどうしても俺に「大人の男」というイメージを与えてくれなかった。
……というか、喉仏や髭がなければ男だとちゃんと判らなかったかも知れない。
落ち窪んだ目や肉が削げてこけた頬は、こうなったらもう男女の区別などないんだって嫌でも俺に理解させて来る。もし俺がこんな状態でブラックと会うとしたら……やっぱり、俺だって仮面で隠したかも知れない。
でも、俺がそう思う以上に……領主であるネストルさんの父親の状態は、予想外の状態に陥ってしまっていた。
「…………その肌はなんだ?」
怪訝そうにブラックが問いかける。
遠慮のなさと言うのは、時に話をもっとも簡単に押し進めるものだ。
だけど俺は、ブラックを叱れなかった。だって、失礼だとは思ったけど、俺も心の中で同じことを呟いてしまったから。
そんな俺達に、相手はぎこちなく口を笑うような形に歪めた。
「これは……症状の一つですよ。あの子の前ではとても見せられませんでしたが」
笑う、ネストルさんの父親。だけど、顔はその笑みを完璧には表せていない。
何故なら――――紫色に変色し、角質化したように鈍く光る硬い皮膚が、彼の顔の右半分を斑に覆っていたのだから。
しかも、その瞳も肌も、紫色に染まっている。病気を連想するような色では無く、花や果実の色のように「生きた紫色」だった。そう、あれは正常な皮膚なのだ。
だけど、どうして。何故ただの病気がこんな事になるんだ。
本当に呪いなんだろうか。でも、俺の世界にだって肌が象の皮膚みたいに厚く硬くなってしまう病があるわけだし……そもそもここはファンタジーな世界なんだから、俺の世界の常識とは全く異なる病気が有ったって不思議じゃない。
呪いもそうだけど、石化だって有るみたいだしさ……。
けど……この様子は普通じゃないよ。
衰弱して盲目になるだけじゃ無く、こんなことになっちまうだなんて。
この状態で「持ち直した」なんて、正直信じられなかった。
だけど、目の前の領主は落ち着いているし、今のところは苦しそうではない。本当に薬が効いていたらそれでいいんだけど……でもやっぱり、油断は禁物だよな。
アンデッドに回復魔法みたいなもんで、薬だって何に作用して毒薬になるか分からないんだ。相手の様子には驚いたけど、こんな機会は二度と来ないかも知れない。
薬を作る前に、ちゃんとこの人の具合を調べないと。
「……どこか、痛い所はありませんか」
冷静に聞くと、相手は少し驚いたような顔をしたがぎこちなく首を振った。
分厚い紫の皮膚になっているせいなのか、今まで長髪で隠していた首の右半分は、セイウチの肌のように弛んでいて体と合っていない。なんだか、そこだけ別の存在とすり替えたようだ。
でも……こうなるってことは、皮膚が壊死してるんじゃ無いんだよな?
ああ、ここにシアンさんがいてくれたら、医師のようにちゃんとこの人の体を視る事が出来ただろうに。俺じゃよくわからない。
せめて出来る事をやらなければと思い、俺はベッドに近付いた。
まず……脈とか測った方が良いよな?
「あの……手首を見せてくれませんか?」
ベッドの脇に近付いて問いかけると、相手は何かに驚いたように目を見開き、長い袖に覆われた手を俺から遠ざけた。
「あ……あの……首でよろしければ……」
「チッ」
こらブラック舌打ちするな。
……まあ、何故手首を嫌がって急所の首を差し出すんだとは思ったけど、しかし人には事情と言う物が有る。何も言わず、俺は言われるがまま領主の首に指を当てて脈を測った。ふーむ……別段変な動きは無いな。分厚い皮膚の方も一応測ってみたが、こちらは脈が全く判らなかった。
でも、触った感じやっぱりこの皮膚は角質化したような皮膚じゃない。
分厚くてぶよぶよして硬いけど、ちゃんと感覚が有るみたいだし……何より触った時の感触が「生きて呼吸している肌」だった。この皮膚はやはり「人の肌」なんだ。
だとすると……これって、どういうことだろう。
壊死でも無く角質化もせず、正常に活動しているなんて……うーん……状態変化、とか……? 俺にはまだ早いが、エロイラストにはそういう性癖もあるんだよな。
しかしアレって実際に起こって人体に悪い影響とかないのかな……ううん、実際に目の前に現れたら心配な気持ちしか残らないよ。
そもそもこの人は今起こっている状況で苦しんでいるんだ。良い物ではないよな。
とにかく……薬を飲んだ今の状況で何かおかしな事になってないか確認しないと。
そのためには、もっと直に触れて異変を感じ取らなければ。
「あの……顔とか触っても大丈夫ですか」
そう言うと、俺の言葉に相手は再び驚いたようだった。
「その……大丈夫、ですか? 私の顔はこのとおり……化け物のように……」
「家の持病でしょう。他人が触ってどうなる事でもないのは、知ってますから」
今までこんな病気見た事もないし……ブラックも驚いてるみたいだから、きっと他では見た事のないものなのだろう。
それに、ネストルさんをこの部屋に近付けていたんだから、俺に移るはずも無い。
だったら変に怖がる方が失礼じゃないか。
遠慮なく顔を触ったり下瞼を覗いたりする俺に、領主はただただ驚いていたようだったが、何故か少し嬉しそうな雰囲気もした。
……まあ、今まで人に触れられなかったんだもんな。俺が触れても嬉しくなるものなのかもしれない。でもどうせなら女の子の方がいいよなあ、こういうの……。
お互いに想う所おは有るだろうなとは思ったが、俺は一通り領主の具合を見て落ち着いていることを確認すると、俺は一度彼から離れた。
……本当は、彼の体内を見るために水の曜術を使いたかったんだが、アレは弱っている人に使ったら負担が掛かりそうだからな。それに、まだ修行中の身である俺では、余計に彼の体力を消耗させる使い方をしてしまうかも知れない。
どちらにせよ、もう少し回復してからじゃないと詳しい事は分からなそうだ。
「……どうですか、おかしなところはありましたか?」
落ち着いた様子で俺に問いかける領主に、俺は軽く首を振った。
「いいえ、今のところは脈も正常だし熱もないようです。呼吸も乱れてませんね」
「はい……貴方の薬を飲んでから、嘘のように体が楽になったんです。昨日までは、体をこうして起こす事すらも出来ない有様でしたから……」
「そんなに……」
……俺の回復薬は、一般的な薬の倍以上効果が有る。いや、なにも根拠が無い話じゃないんだ。今までもそう言う事が有ったからな。この世界なりに、ちゃんとした理由があるんだ。
――この世界の人達は体内に常に気を巡らせており、その“気”によって能力を左右されたり、体調が変化したりする。そんな大事な“気”が体内で枯渇すれば、気絶したり最悪死に至る事もあるのだ。
特に、健やかに暮らしたり自己治癒能力を働かせるためには、この世界に満ち溢れている“大地の気”が必要不可欠で、俺の薬はその気を大幅に回復させるようなのだ。
恐らく、この人の体力が回復したのも大地の気が体に満ちたからだろう。
自己治癒能力が働いているかどうかは、この人の元々の状態を知らないので俺には何とも言えないけど……もしそうだとしたら回復薬は確かに有用なのかな。
毒にならないとは言えないが、やっぱりもう一度渡して様子を見た方が良いのかも知れない。うまくいけば、病気を跳ね返す事も出来るかもしれないし。
「ツカサさん、私は薬を飲んでも大丈夫でしょうか」
俺が考え込んでいるのを、心配そうに見て、領主は問いかけて来る。
今は「大丈夫」と太鼓判は押せないけど……様子を見るくらいなら、いいよな。
そう思って、俺は小さく頷いた。
「ですが、飲む時は俺にも立ち会わせてください。何か起こった時に、すぐ対応したいので……」
「ああ、願っても無い事です。ありがとうございます……」
「…………でも、完治は出来ないかも知れませんよ」
自分の薬の効果を信じてないワケじゃ無い。でも、回復薬は所詮「回復薬」だ。
不死の薬や不治の病を治す薬ではない。アレはあくまでも、人間の治癒力を大幅に高めて傷を治すだけなんだ。だから、腕も生えないし血だって戻って来ない。
失った力も部位も、そのまま。
それをイヤと言うほど知っているから、過信できないんだ。
ネストルさんの事を考えたら、ぬかよろこびはさせたくない。
だからそうハッキリ言ったが、領主は全て承知しているかのように穏やかな表情でゆっくりと頷いた。
「承知しております。……少し……少し、動けるだけで、時間を貰えるだけで、いいのです……。もう時間が無い事は、私が一番よく知っております。この目も、今だけは貴方達の形や色がぼやけて確認できますが、放っておけばすぐ光を失うでしょう。そうなれば、私の命の火もすぐに消える。……そうなる前に……私は、絶対にやっておかねばならないことがあるのです……絶対に……」
「領主様……」
思わず呼ぶ俺に、相手はどこかせつなげな表情で微笑んだ。
「気軽に、ネレウスとお呼びください。……貴方のような素晴らしい薬師様には、私を敬う呼び方は相応しくない。……それに……私を知る者以外で、私の名前を読んで下さる誰かがいれば……私も、心が軽くなりますから」
それはすなわち、彼の周辺の者以外、彼を名前で呼ぶ物がいないと言う事か。
息子であるネストルさんは、当然彼を名前で呼ばない。貴族会の人間ですら、彼の名前を呼ぶ事は決してないのだ。もし彼の名前を呼ぶ人物がいるとすれば、妻か友人くらいだろう。なのに、俺達にそんな事を言ったと言う事は……。
「…………俺達で、よければ」
短命である彼らの一族は、友人を作る暇すらないほどに……この領地のことだけを考えて、生きて来たのだろう。そうでなければ、おかしすぎる。
こんなに芯が強くて優しい人に友達がいないなんて、普通ありえないんだから。
……でも、彼はそういう人生を送らざるを得なかったのだ。
彼らの一族全体を蝕む、この呪いのような病のせいで。
「ああ、ありがとうございます……それで、薬は……」
「……明日、お持ちしますね」
すぐに二回目の服用をするのは危ないかも知れない。
そう説明した俺に、領主……いやネレウスさんは微笑んで頷いた。
「楽しみに、お待ちしております」
明日の朝訪問して回復薬を渡すことを約束すると、俺達は部屋を出た。
「…………」
ネレウスさんの今の状況をいやと言うほど思い知ってしまい、俺はしばらく言葉も出ず、ただ廊下を歩いて階段を下りる事しか出来なかった。
そんな俺に、ブラックはただ黙ってついて来てくれた。
…………こんな時ばっかり空気を読んで大人の対応をするなんて、ずるい。
騒いでくれたっていいのに。そうすれば気分も紛れるかもしれない。
でも、そうして一時はしゃいでも、自分でふんぎりを付けなかったせいで、俺は後々この悩みを掘り返してしまうだろう。それを、ブラックも解っている。だから、何も言ってくれなかったんだよな。
その「俺を理解している」という態度が、今はちょっと辛い。
他人の事に勝手にショックを受けて、すぐに立ち直る事も出来ない俺を見せているのが、情けなくて仕方なかった。
……俺が、引っ張って行かなきゃいけないのにな。
あーもう駄目だ駄目だ。
こんなんじゃ、出来るモンも出来なくなる。そうだよな、うん。
ショックを受けるくらいにネレウスさんに感じる物があったなら、俺が出来る事で彼の望みを叶えて幸せにしてやるんだ。それが男ってもんだろ。
「…………うしっ」
パンと頬を叩いて、俺は一階に降りると、すぐさま自分達に割り当てられた部屋に戻った。俺が出来る事って言ったら、回復薬を作る事しかないんだ。
それに、俺達には色々とやるべきことが残っている。
ネレウスさんとネストルさんを思うなら、ウジウジせず頑張らないと。
っていうか親子だけあって名前似てんなあの二人。
「やっといつものツカサ君だ」
「え?」
背後からそう言われて、今日何度目かの背後からの抱きつきを受ける。
もう誰がやってるかなんて分かり切っていたが、俺は律儀に上を見てやった。
すると、相手……ブラックは、嬉しそうに笑っていて。
他の誰の瞳とも似ていない菫色の綺麗な瞳で、俺を見つめていた。
「ウジウジ悩むのはツカサ君らしいけどさ、僕は今のツカサ君のが好きだよ」
「…………そ、そーかよ……」
「あはっ、ウジウジって言われて怒っちゃった? 可愛いなあ」
「だーっ! だから可愛いとか言うなってもう!!」
引き剥がしたいがやっぱり力量差が有って無理だ。はあ。
でもまあ……ブラックだって、俺の事をただからかってるワケじゃ無いしな。
……こういう時のブラックは、俺に甘い。それが解ってるから恥ずかしいんだ。
慰められてるって言うか、甘やかされているって言うか……とにかく、情けない。そう感じてると気取られたら余計に恥ずかしいから、言えないけど。
とにかく、俺は俺に出来る事をしなくちゃな。
回復薬は作るとして……クレオプスを元に戻す方法も探さないと。
そうだ、せっかくネレウスさんとも話せるようになったんだから、何か花に関する文献が無いか明日聞いてみよう。そしたら手がかりが見つかるかもしれないし。
領主しか知らない文献ってのも、有るには有るからな。
そう思いつつ、ブラックを引き摺りながら回復薬の材料を取り出そうとしていた俺だったが……ふと、有る事を思い出して足を止めた。
「ん? どしたのツカサ君」
「ああ、いや……なんでもない」
「ん~?」
特に気にする事でもないかも知れないので軽くいなしたが、ブラックは不思議そうに首を傾げて俺をじっと見つめていた。
いやでも、本当に重箱の隅をつつくような話だしなあ。
「うーん……」
――――やっておかねばならないこと。
その言い方に、ちょっと引っかかる所がるような気がしたんだけど……でも、何が引っかかったのか思い出せないし……まあ、いいか。
他の事に集中してたら思い出すかもしれないしな。
そんな事を思いながら、俺は回復薬を調合すべく材料を取り出したのだった。
→
※だいぶ遅れてしまって申し訳ないです……(´;ω;`)
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