異世界日帰り漫遊記

御結頂戴

文字の大きさ
上 下
444 / 1,264
彩宮ゼルグラム、炎雷の業と闇の城編

28.まだあなたのことを信じていたい

しおりを挟む
 
 
 ――そもそもの話、ボーレニカさんはになるなんてつゆほども思っていなかったらしい。

 妹のように大事に思っていたソーニャさんが、恐怖の“炎雷帝えんらいてい”となったヨアニスに紹介された時は驚いたらしいが、彼女によってヨアニスが変わった事を知って、ボーレニカさんは本当に良かったと思ったそうだ。
 勿論もちろん、それは周囲の人間達も同様で、ソーニャさんとヨアニスの婚約の時は国を挙げて祝福し、ソーニャさんが妊娠した時も内々ながら盛大に喜んだ。
 誰もが二人の幸せを願い、うらやむものは居てもねたむものは居なかったと言う。

 だから「ソーニャさんが階段から落ちて流産した」という事件が起こった時、ボーレニカさんは自分の不用心さと配慮の無さを酷く恥じた。
 ソーニャさんと敬愛するヨアニスの幸せを壊してしまった事に責任を感じ、その責任を取るために職を辞して下民に下ったのだ。

 けれど、ソーニャさんがアレクを連れてボーレニカさんの所へ駈け込んで来た時……ボーレニカさんは自分が職を辞したこと自体が間違いだったのだと思い知らされた。何故なら、再会した時のソーニャさんは、お嬢様然としていた姿から遠くかけ離れていたからだ。

 美しかった珍しい銀の髪は黒く染められ、凍える空気の中を素足で必死に走って来たせいか、細くか弱い手足は凍傷になる寸前で。
 その上、訪ねて来た時のソーニャさんの顔は、まるですがる神でも見つけたような表情をしており、彼女が連れていたアレクも不安そうな顔でボーレニカさんを見ていたのだ。話を聞かずとも、自分が誤った選択をした事は明白だった。

 だから、ボーレニカさんは大事な妹の為に逃亡を手助けした。
 彼女の為に出来る事は手を尽くして行ったのだ。

 そんな旅の中で、ボーレニカさんはソーニャさんに聞いた事があったらしい。
 どうして逃げ回らなければならないのかと。

 ……最初、ソーニャさんはその事について話したがらなかったそうだ。
 「兄様に聞かせたくないの」とかたくなにこばむ彼女だったが、しかしボーレニカさんが食い下がった事で、やっと話す気になってくれた。ただ、その際ソーニャさんは「決して話した内容の事で誰かを恨まない事」と念を押したが……。

「……それで、ソーニャに逃げ出す事になった経緯を話して貰ったんだ。……だがな、あの時ほど聞かなければ良かったと思った事はなかったよ」

 話の合間に自嘲の笑みを見せて、ボーレニカさんは深く息を吐く。
 既に過去の事になってしまった話とは言え、その内容はいまだにボーレニカさんを苦しめていると言う事が手に取るように分かった。
 一体、何を明かされたのか。
 無言で見上げる俺に、相手は目を伏せながら続けた。

「いつから狙われていたのかは、ソーニャも解らなかったらしいが……」

 けれど、考えてみればはあったのだと、彼女は最初に語った。
 子供を欲した時から、それは始まっていたのだ。

 妊娠するために用意させた「種」が何故か届かずに難儀したり、ヨアニスとの夜伽の際にも視線を感じた事があった。無事に妊娠した時も、彩宮の中で妙な絨毯の膨らみを見つけたり、お茶が冷えていたり……とにかく、思い起こせばおかしいと思うような事は多々あったのだと言う。

 だが、それらは「偶然不幸が積み重なっただけ」かもしれないし、次第に変な出来事もなくなったので、彼女は気のせいだと思い今まで忘れていた。
 忘れて、自分を頼りにして育つ命を楽しみに待ち望んでいたのだ。
 それが“不幸が起こる予兆”だった事にも気付かずに。

 ……やがて種は成長し、やっと子を成す時が近付いてきた頃。
 信頼していた文官が同じように妊娠し宮を離れたが、代わりにヨアニスの右腕のような存在であるパーヴェル卿が休養から帰って来てくれた。
 ボーレニカさんがいるとはいえ、出産前は殊更ことさら体調の変化に注意を払わなければならず、初産ういざんのソーニャさんも不安だったらしいが、ヨアニスの忠実な部下であるパーヴェル卿が帰って来てくれた事で随分ずいぶん救われたらしい。
 だから、彼女は安心して外に出たのだが……事件は起こってしまった。

 ――最初、何が起こったのか解りませんでした。兄様が兵士とお話ししている時、私は転ぶことが怖くて階段から数歩ほど離れていて……だから、なにも危険は無かったはずだったのに……なのに、私の体は強い衝撃に押されて、階段へと放り出されてしまっていたのです。……それは、明らかに人為的じんいてきな力でした。

 静かに語ったソーニャさんは、目に悲しげな光を浮かべながら続けた。

 ――だけども私は助かった。ふふ、兄様とお父様を見て、受身の練習の真似事をしていたからかもしれませんね。……だから私はアレクを失う事もなく、怪我だけで命は長らえた。けれども、それで済まない事は解っていました。だって……あの衝撃は、確かに『故意に突き飛ばされた』ものでしたから。……それを考えたら、無防備な赤子のアレクを抱いて外に出る事は出来ない。だから、私はこの子を守るために『流産した』と周囲に知らせて仮病を使い、施術院に籠る事にしたのです。

 さすがに側仕えのメイドさんや医師には事情を話したらしいが、外部にアレクの事が漏れるのを防ぐために、それ以上の人間にはその事を教えなかった。
 だが、その為にボーレニカさんが護衛から降りてしまった事は、ソーニャさんもずっと後悔していたらしい。せめて事前に教える事が出来れば、これ以上ない程の頼もしい味方が出来ただろうに、と。

「だが……ソーニャはこうも言った。『けれど、その後すぐに、兄様に話さなくて良かったと、そう思ったのです』……とな」
「それ……どういう事……?」

 眉根を寄せる俺に、ボーレニカさんは言い難そうに少し目線をずらしたが、意を決したかのようにはっきりした声で答えた。

「何故なら……俺の恋人が、ソーニャの事件に関わっているかも知れないと……ソーニャは考えていたからだ」
「恋人って……」
「ターミルコフ・イスゲラ・パーヴェル……陛下の側近、パーヴェル卿だ」

 ああ、やっぱり。
 顔を歪める俺に、ボーレニカさんは渋い顔で苦笑した。

「なんだその顔、お前気付いてたのか。自分の事にゃからっきしなくせして、他人の色恋にはさとい野郎だな」
「あ、いやその。そうじゃないかなって感じだっただけで……でも、本当に恋人だったんですね。……今も恋人なんですか?」

 聞くと、相手は微妙な表情になった。

「……どうだろうな。俺はまだターミルの事を愛しているが……アイツは、あの頃と随分変わっちまった。俺との事よりも陛下の事を話すばっかりだしな。……もう恋人だと思われていないのかも知れない」

 手紙は送っていたが、ほとんど返信はなく、今回数年ぶりに会った。
 期待していたが、やはり昔のような仲には戻れないみたいだ。

 そう言うボーレニカさんの言葉はどこか寂しげで、彼が本当にまだパーヴェル卿を愛している事が分かった。……そうだよな、だから廊下であんな情熱的なキスをしたんだろうし、口論になった時も逃がさないように部屋に連れ込んだんだろう。
 ……でも、なんか切ないよ。

 だって、今日“謎の工場”で見たパーヴェル卿は、ずっとヨアニスの事を思ってたんだ。ヨアニスの為だって、切なそうな顔をしていたんだよ。
 その表情は、今のボーレニカさんと一緒だった。
 恋焦がれた人間を必死に追い求める表情だったんだ。

 なのに、二人の思いはもう伝わらない。
 ボーレニカさんもパーヴェル卿も、報われる事はないのだ。

 それを考えると、俺には関係ない事のはずなのに心が痛くなった。
 でも、今はそんな感傷に浸っている場合ではない。俺はまだ大事なことを聞いちゃいないんだ。それを話して貰うまでは、会話を放棄するわけには行かない。

 俺は眉を顰めて気合を入れ直すと、ボーレニカさんをしっかりと見た。

「……変な事聞いてごめん。話を続けて貰っていいかな」
「ああ、構わんさ。お前には迷惑をかけっぱなしだからな。……そうだな、続きを話そうか。どこまで話したかな」
「えっと……パーヴェル卿が関わっているって、どういうこと?」
「その言葉通りの意味さ。そしてそれが、アレクセイ様の認識を歪めてしまった」

 ボーレニカさんの話を纏めると、こうだ。
 アレクを生んでから、彼女は静養と言う名のもとに施術院に籠っていたが、皇后と言う立場から段々とそれも難しくなった。

 だが、アレクを一人にしては置けない。その為、彼女は医師や側仕えのメイドと相談して、「裏」の通路の奥にある部屋にアレクを隠す事にした。あの場所なら、まず使用人達以外は入ってこないし、入ってくれば誰かが気付く。
 それに、自分とメイドが交代で絶えずアレクのそばに居れば、万が一悪漢が襲って来ても安心だろう。そう考えての事だったらしい。

 実際、メイドさん達はよくアレクの世話をしていたし、アレクも懐いていた。
 その部屋での生活は、ソーニャさん親子にとって苦では無かったようだ。
 悪漢が来る事も無かったので、その案は実に素晴らしい物だったと言えるが――必ず外に出なければいけなかったソーニャさんに対しての安全策は、残念ながら何も考えられていなかった。

 彼女はアレクを隠して育て、彼の為に密かに商人を通じて玩具や本を用意した。
 その事が――ソーニャさんを狙う人間に知られてしまったらしい。
 どこから漏れたのかは彼女にも解らなかった……と言うか、もう誰かを疑う事も嫌だったので調べなかったらしいが、この事で彼女は再び何者か判らない敵からの「偶然」を装った攻撃と、アレクがどこにいるかと言う追及を受ける事になったのだという。

 偶然を装った攻撃は、あまりにも卑劣だった。
 茶に死なない程度の毒を混ぜたり、料理に体調を崩すような食材が含まれていたり、時には彼女の部屋だけ燃料の供給が途絶えて凍える寒さになったり、防寒具が全て切り裂かれていたなんて事も有ったと言う。
 どれも気を付けていれば死ぬ心配はないが、しかし充分に「死ぬ可能性のある」攻撃だ。使用人の人達が協力していたから防げたものの、ソーニャさん一人でこの罠にかかれば、命を落す可能性は十分にあっただろう。

 だが、その事でヨアニスや文官に助けを求めれば、犯人にもアレクの居る場所を知られてしまう。犯人が特定できない中でアレクを人前に曝すのは危険だった。
 なにせ、相手は赤子のアレクを殺そうとして来た冷酷な人間だ。

 それに……攻撃の種類から考えれば、犯人は内部の者しかいない訳で。

 使用人と皇帝の身内以外で彩宮さいぐうに出入りする事が出来る存在と言えば、ヨアニスが信頼している側近達しかいなかった。
 だから、余計に話せなかったのだ。……そりゃそうだよな。前の奥さんが死んで炎雷帝になるくらい性格が変わってしまったヨアニスの事だ、信頼していた部下に裏切られていたと解ったらどうなるか解らない。
 根は素直で優しい人なだけに、今度こそ心が壊れてしまうかも知れないもんな。

 だから、彼女もそう思って暴露を嫌がったのだろう。
 ソーニャさんは、彼が苦しんだり悲しんだりするを見たくないと言って、犯人が判るまでは黙っておくことを周囲に約束させていたらしい。

 だけど、それならどうしてパーヴェル卿が関わっているって解ったんだろう。
 犯人が解らないなら、パーヴェル卿を疑うのはおかしいのでは。

 俺の疑問に、ボーレニカさんは「探りを入れて来たからさ」と言った。
 どうやら、ソーニャさんに対して叱責に近い問いかけを行ったのが、パーヴェル卿含めた三人の貴族だったらしい。彼らはみな一様に「皇帝陛下に明かせない理由でも有るのか」と問い詰めて来たと言う。

 恐らく、アレクはそれを見て、ヨアニスが彼女をいじめたと思ったのだろう。
 実際、それまでも敵の罠にかかってソーニャさんは疲弊ひへいしていたし、そこに更に激しい問い詰めがあったものだから、彼女は酷い状態になっていた。
 そこに皇帝陛下が云々という話を聞けば、頭の良いアレクは「どうして自分の父は母を助けないのだろう」という思いに駆られたに違いない。
 だから、アレクはヨアニスの事を勘違いしたのだ。

「ソーニャは誤解を解きたかったようだが、しかしそれを言えば彼女が彩宮で命を狙われていた事が解ってしまうし、アレクセイ様は“何故、自分はあの部屋にかくまわれていたのか”という事に疑問を持ってしまう。だから……最後までずっと伝えられなかったんだ。……ソーニャは亡くなる直前まで、あの子だけは命を狙われる心配が無い場所で生きて欲しいと言っていたから」
「……そっか……アレクの事だから、自分の母親が謀略で殺されかけてたって事が解れば、彩宮に乗り込みかねないもんな。凄く良い子だし」

 俺の言葉に、ボーレニカさんは深く頷く。

「ああ。アレクセイ様は本当に先代皇帝にそっくりの、正義に満ち溢れた方だからな……。だが、母親にとってはその正義感も心配の種でしかなかった訳だ」
「……そっか……ソーニャさんが話したがらなかった理由は解ったけど……でも、まだパーヴェル卿が怪しいって決まった訳じゃないよな?  あの人ヨアニスの事凄く大事に思ってるから、誰かに聞いて、心配になってつい尋問しただけかも知れないし……なのにどうしてソーニャさんは……」

 そこがなんか変なんだよな。
 正直、疑ってはいるけどどうも疑いきれないんだよなあ。
 ヨアニスから彼の人となりを聞いて、その上で工場でのあの姿を見た限りでは、パーヴェル卿は間違いなくヨアニスを深く思っている。
 ソーニャさんを紹介して身を引いた事を考えても、ヨアニスに都合の悪い行為をやらかすなんて考えられない。ソーニャさんを殺す意味がないじゃないか。
 ボーレニカさんだってそう思っているんじゃないのか?

 そう思って俺は疑問を伝えると、相手は何だか妙な顔をして困惑するかのように視線を泳がせた。

「うむ……。俺も、正直まだソーニャの言った事を飲み込めていない。だがな……あいつが変わったのは、間違いないんだ。……だから……」
「……ボーレニカさん? 何か、確信できるような事を知ってるんですか?」

 もしかしてそれを知っていたから、ボーレニカさんもショックを受けたのか。
 だとしたら、パーヴェル卿がソーニャさんを謀殺しようとしていたって事が不正解か正解か判断できる証拠になるかも知れない。
 話して貰えないだろうかと相手を見つめると、ボーレニカさんは凄く難しそうな顔をして……俺と目線を会せないまま、項垂うなだれるように深く頭を下げた。

「…………すまん。お前達が陛下とアレクセイ様のために敵をあぶり出そうとしてくれているのは、本当に嬉しい……ありがたい……。だが、今の俺には、どうしてもすぐには言いだせない事が……あるんだ……」
「それって……」
「……少し、時間をくれ。……覚悟が出来たら、お前の恋人の部屋に行くからよ」

 そう言うと、ボーレニカさんは俺の肩を叩いて、ふらふらとした危うい足取りで部屋を出て行ってしまった。

「ボーレニカさん……」

 俺は相手を引き留める事も出来ず、ただその後ろ姿を眺めていたが……我に返ると、ほこりだらけの部屋を後にした。

「時間をくれ、か……」

 何だかよく解らないけど……もしかして、ボーレニカさんはこの事件の核心に迫る事を知っているんだろうか。だから、あんなに辛そうな顔をしていたのか?
 だとしたら……やっぱりパーヴェル卿が犯人って事になるんだろうか。

 でもどうして?

 ソーニャさんをヨアニスに宛がったのはパーヴェル卿だ。嫉妬から来る犯行だとすれば、そもそもソーニャさんを宛がうこと自体がおかしい事になる。
 第一あんなに必死で黒髪の人間を探していたし、ヨアニスのためだって言ってずっと色々な事をやっていた人なのに、ヨアニスが悲しむ事をするだろうか。

 全部嘘だったって事なのか? シムラーみたいに人を騙してたとでも?
 でも、そうだとすればボーレニカさんが惚れる訳がない。ヨアニスに「真っ直ぐすぎる」と言われた人が愛した相手なんだ、根っからの悪人である訳がない。
 かと言って、操られているとも考えにくいし……。

「うーん……一体どういう事なんだろう……」

 裏の通路から抜け出して、廊下を歩きながら俺は腕を組む。
 既にボーレニカさんの姿はないが、悩むには好都合だった。

「ほんとにあの人が何かしたのかな……」

 俺の目には、パーヴェル卿は本当にヨアニスを想っているように見えた。
 そんな相手がどうして……。ああわからん。
 やっぱり、ボーレニカさんに話して貰わなければ真相は掴めないのだろうか。

「はー……中々解決しないなあ……」

 と、溜息を吐いた俺の目の前に、何かが立ちはだかった。

「それはこっちの台詞なんですがねえ」
「うえ゛っ!?」

 いきなり頭の上から降ってきた声に慌てて顔を上げると、そこには不機嫌な顔のアドニスが仁王立ちしていた。

「えっ!? あ、アドニスいつの間にっ」
「それはこっちの台詞ですよ。まったく、君と言う子は色んな所にちょこちょこと移動して……せっかく早めに切り上げて来たのに予定が狂うじゃないですか。さ、行きますよ」
「えっ、えええ!?」

 ちょっ、ちょっと! 引っ張るな!
 どこに連れていく気だお前ー!!










 
しおりを挟む
感想 1,345

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

処理中です...