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祭町ラフターシュカ、雪華の王に赤衣編
熊、大いに語る。
しおりを挟む※クロウ視点でずいぶんとゲスい大人二人がいます注意
先程まであれほど怒り狂っていたと言うのに、まだ子供の部分を色濃く残している少年はすっかり熟睡してしまっている。
寝袋に潜り込んで幸せそうにしている幼い姿は、さきほどの彼とはまるで違う。外であられもない姿にされて顔を真っ赤にし、涙目になっていた淫らで可愛らしい欲をそそる姿は消え、今は愛らしいばかりだった。
その清らかな姿と淫らな姿を脳内で比べるだけで、堪え性の無い喉は再び彼の甘露な味を求めて唾を飲み込んだ。
ついさっき存分に曜気を貰い、じわじわと流れ出た愛しいツカサの芳醇な汗と精液を味わったと言うのに、極上の味を知った舌は最早中毒のようになり、いつでもあの美味を食らっていたいと思うようになってしまっていた。
(それも、ツカサを愛しいと思うが故だろうが……これではいつか本当に無理矢理犯して、ツカサに嫌われそうだ)
そう思い、クロウは軽く溜息を吐いた。
ただでさえ、獣人……いや、クロウの食事は彼にとっては羞恥に塗れたものだ。
獣人族全てが他人の精や涙を啜って力を得る訳ではないが、クロウの血族は他の獣人族とは少し違う。普通に食事を摂る事は出来るが、しかし人族だけが持つ曜気の方がより力を得られるのだ。だから、クロウはツカサの全てを食らいたいのだが……それを説明したとて、初心で可愛らしいツカサがそれを全面的に許容できるとは思えない。
あの変態を恋人と認めていながらも、それを思えばあからさまに赤面してしまうほどに純粋な子なのだ。クロウの食事をいつか許容できなくなって憤死してしまう事は充分に考えられた。
しかし、クロウは最早ツカサを食らう事をやめられない。
愛しい人。自分の醜い姿を怖がらなかった人。
美味しくて、極上で、この乱暴さも何もかもを許してくれる……
ただ一人の、大事な人。
彼には既に愛する人間がいると解っていても、その想いは止められない。
だからこそ、彼を欲望のままに食らおうとせずにはいられなかったのだ。
(明日怒られるかな。怒られるだろうな。……食事は抜かれるのだろうか。嫌だな。ツカサの料理を食べられないと死んでしまう……)
それを考えると今から憂鬱で、溜息が出た。
ツカサの料理も大好物であるクロウにとって、ツカサの料理が目の前に有っても食べられないと言う事は、鞭打ちの刑よりも酷く辛い拷問である。
思わずまた大きく溜息を吐いてしまうと、ごそりと視界の端で何かが動いた。
「…………溜息が煩くて寝られないんだけど」
そう言って起き上がって来たのは、恋敵であり、この群れの首領。
ツカサが自らを捧げた、だらしない風貌の赤髪の男……ブラックだ。
彼はわざとらしく頭をボリボリと掻くと、胡乱な目でクロウを見やった。
その姿に、無意識に笑みが込み上げてくる。
(……クッ……本当に、小賢しい男だ……)
本当は、眠ってなどいなかったくせに。
なのに、ツカサがいつ起きて来ても良いように演技をしている。
その用意周到さが相手の狡猾な本性を表しているようで、クロウは皮肉めいた笑みを浮かべてブラックに肩を竦めた。
「ツカサの痴態に興奮したか」
そう言うと、ブラックもクロウと似たような笑みを浮かべてふっと息を吐く。
「どこから見てたのか解ったかい」
「最初からずっと、建物の影に隠れて見てただろう」
獣人の鼻と耳をバカにするなと目を細めると、ブラックは降参だと言わんばかりに手を小さく上げた。
「まいったね。気配は消してたんだけど……獣人ってのは本当に厄介だ」
「嘘を吐け。別に見つかっても構わないと思っていたから、あえて気配を漏らしたんだろうが。お前に本気を出されたら獣人でも気配なんて追えん」
「買い被ってくれるとは嘘でも嬉しいよ」
嘘でも買い被りでもない。本当の事だ。
生来真面目な嘘など吐けないクロウには、ブラックの能力を侮る事など出来なかった。本当に、この男に関しては獣人の能力が役に立たないのだ。
クロウは昔から父親に人族に関する事を教えられていた。
だからこそ、目の前にいるその男の実力を認めざるを得なかったのである。
……人族の中には、時に常軌を逸した力を持つ者が生まれる事があると言う。
それは“人から称賛される程度の”秀でた存在という程度の意味ではない。完全にその「秀でる」と言う枠から逸脱してしまった……同族から「化物」と恐れられるほどの力だ。かつて父親が出遭ったと言うその存在は、クロウが偉大だと崇めるその父親ですら震え上がらせ、赤子同然に捻ってしまう程の力だったという。
種族の特性すら易々と乗り越えてしまう力など、世迷言だと思っていたが……
実際に対峙してしまうと、己がどれほど自分の生まれ持った能力に胡坐をかいていたのかを痛感させられてしまう。それは稀に見る屈辱だった。
獣人は多かれ少なかれ人族に対して「こちらが上だ」との優越感を持っているが、ブラックの圧倒的で不可解な力は、その腑抜けたうぬぼれを完全に打ち崩す。
ツカサという愛する存在が彼の傍に居なければ、戦わずに済ませたいほどの強敵だ。そんな相手を侮るなど、愚か者のする事だろう。
買い被りはそちらの方だろうと少し口を不機嫌に歪めると、ブラックは実に気分が良さそうに薄らと微笑んで眉を上げた。
「ツカサ君の口に食らい付いたり、あのまま犯そうとしてたら……後でゆっくり首を刎ねてる所だったけど……ちゃんと『二番目』でいたから許してあげるよ」
余裕ぶった声で言いながら、意地の悪い猫のように目を笑みに歪める。
その表情だけでもブラックの豪胆さと狂気を見せつけられた気がして、クロウは深い溜息を吐き首を振った。
「許すもなにも、お前が望んだ事だろう」
「うん?」
「オレに上半身だけは触っても良いと許可したのも、あえて眠り薬を飲んだフリをしてツカサをオレに寄越したのも、全部お前が後で美味しい思いをする為だ」
はっきり言ってやると、ブラックはそれはそれは嬉しそうに顔を歪める。
その表情と言ったら悪人そのものだったが、クロウはぐっと堪えてそれを言わぬように歯を食いしばった。
そんなクロウの我慢を知ってか知らずか、ブラックは薄気味悪い笑みで呟く。
「ふふ……そういう聡さは嫌いじゃないよ……」
「で、どうする気だ」
「そうだね……多分ツカサ君は僕に悪いと思って、また頑張って二人きりになろうとしたり、僕に優しくしてくれると思うから……それを堪能しようかな」
「自分の愛しい恋人を他の男に委ねたにしては、ささやか過ぎる幸せだな」
この男が、いや、この色情魔がそんな事で満足するとは思えない。
ブラックは、自分以上にツカサに欲望を剥き出しにしている変態なのだ。何度も何度もツカサに羞恥を与えながら犯して喜んでいるこの男が、そんな普通の行為で良しとする訳がない。
何かもっと魂胆があるだろうと訝しんだクロウに、ブラックは実に機嫌良さそうにニンマリと笑うと、ツカサの方へと近付いた。
「別に、ささやかじゃないよ。これはいわばご褒美だからね」
そう言って、可愛らしいツカサの寝顔を見て舌なめずりをする。
変態だ。少年を見て微笑むより舌なめずりするなんて、紛う事なき変態だ。
「……どういう事だ」
「こうやって他の男に触られて、感じて、罪悪感を覚えて行けば……ツカサ君はもっと僕から離れられなくなるだろう? それに……ツカサ君がお前に触られて『俺はブラックの恋人だから』って拒否してるの……最高に興奮したしね……」
「…………」
「ふ、フフ……ハハハッ……ツカサ君、僕の事ちゃんと恋人だと思ってくれてるんだよ? その上、淑女みたいなお堅い貞操観念で、必死に僕の事ばっかり考えて、ダメだダメだって言ってくれちゃってさ……! あ、アハッ、アハハ、も、もうね……本当さっきは出て行って思う存分犯してあげたかったなぁ……! 僕の……僕のために、こんなに心を乱して愛してくれるなんて最高だよ……!」
そう言いながら、ブラックは眠っているツカサを抱き上げて何度も何度もその頬に口付けをする。その様子は、微笑ましくも何でもない。
狂気じみた執着を見せつける悪魔のような男と、そんな男の生贄にされた哀れで無垢な少年にしか見えなかった。
「…………狂ってるな、お前は」
「狂うほどの恋をしていない奴が、勝手に僕を評価するな」
はっきりと、まるで冷静な賢者のようにそう返されて、クロウは笑った。
「……では、オレは評価しても良いことになるな」
「…………チッ。そうだったな……」
そう。クロウにも、ブラックの恋を評価する権利がある。
何故ならクロウもまたツカサを狂うほどに愛し、ブラックの狂気的な行動を見せつけられても、まだこの男に協力し、ツカサを手に入れようと考えているのだから。
「だが、お前はそれほど狂わなくても……“普通に”愛せば、じきにツカサも睦言を囁いてくれるようになるのではないか?」
そう言うと、ブラックは笑みを収めて、抱き上げたツカサに頬を寄せた。
「……それじゃ、駄目なんだよ」
「お互い、それほど好き合っているのにか」
「好き合っていても、ツカサ君が僕に素直に『愛してる』って言ってくれなきゃ、駄目なんだよ。それは多分、僕が普通にツカサ君を愛しても一生聞けない。僕達は最初からこんな感じだったしね」
「…………」
「……僕は、普通の恋愛なんて知らないし……ツカサ君はいつまで経っても僕に『愛してる』って言ってくれない……いや、解らないんだろう。ツカサ君にとっても、僕が初恋みたいだから……自分の気持ちを自覚できてないんだ。愛なんて言う定義の無い感情を、始めから理解出来ている奴なんて……そうはいないだろう? だから、ツカサ君の感情がどんなものであったとしても、この子がもう僕から逃れられないようにしたいんだ。……体も心も堕として、他の奴じゃ満足できなくなるほどに……それが、僕にとってのツカサ君からの“愛してる”なんだよ」
「ブラック……」
その言葉に、クロウは絶句した。
――――他人への愛など、誰も最初は解らない。
それは、確かにそうかもしれない。
自分から自覚し、好意を持って相手に「愛している」と囁く事は簡単だ。
だが、囁いた後で相手から愛していると返されることほど難しい事は無い。
そう思うからこそ、慎み深い者は睦言を囁く事を自重する。
だが、それはブラックやクロウのように欲望と同意義の愛を抱く者……相手から自分と同じだけの愛を得たいと思う者にとっては、蛇の生殺しだ。
ならば、無理矢理に相手をこちら側に堕としてしまえば……――そう考える事は仕方のない事なのかもしれない。
クロウとてその想いの辛さは重々理解していた。しかし、だからと言ってここまで性に未熟な少年を、薄汚い欲望に塗れた大人の性欲で穢して良い物だろうか。
ツカサに対して淫らな思いを抱く自分が言えた事ではないが、目の前のあの人の皮を被った邪悪よりかは、クロウはまともな生き方をしたと自負している。
だからこそ、ブラックの執着を見るにつれ「ならば自分は紳士であろう」と思ったのだが……この男のなりふり構わない、だけどももっとも純粋で偽りのない悪辣な思いを目の当たりにしていると、自分の努力が時々馬鹿らしく思えた。
恋に溺れて、人に溺れて、己の歳など顧みずに必死でもがく。
その姿を見ていると……自分も、そうやって足掻いてみたくなるのだ。
それが相手を失いたくないからと言うただ一点に集中する行為だからこそ、どれほど外道な行いでも、いっそ清々しく思えて来るのだろうか。
それとも、自分も半ばその道に足を踏み入れているからこそ、この群れの主たる狂人に妙な憧れを感じたりしているのか。
それもまた、一朝一夕では測りきれない感情だと思い、クロウは薄く笑った。
「外道だな」
「もとより他の奴にどう思われようがどうでもいいさ。僕はツカサ君を永遠に手に入れられれば、なんだっていい」
「他人に抱かせて興奮するようにならなければいいがな。ツカサが壊れるぞ」
「そんな事有りえないよ。お前は弁えてるから触るのを許してるだけだ。他の奴がツカサ君に触ったら、容赦なく殺す。……まあ、そんな事僕がさせないけどね」
えらく自信を持っているが、それもいつまで続くかなとクロウは内心思う。
何故ならこの男は、最初に出会った時から随分と軟化しているからだ。
……最初はクロウを毛嫌いし、殺すとまで豪語していた。
だが、あの時――――クロウもまた、ツカサに逃れられないほどの執着を抱き、救いを求めているのだと知り、こちらの覚悟を見定めた時――――から、この男はクロウへの態度を如実に変化させたのだ。
クロウがツカサに触れる事を我慢し、ツカサが好むからと抱き着くのも許容し、今度は「僕にも有利だから」という理由だけでクロウが「食べる」事を許した。
最初に出会った時の関係のままで、ツカサにあんな事をしていたら……恐らく、クロウは五体満足でいられなかっただろう。
(人にペラペラと本音を喋っておいて、オレは除け者だなどとよく言うものだ)
最初から除け者なら、旅に付いて来る事すら許可しなかっただろうに。
それを思い、クロウは小さく溜息を吐いた。
本当に……ブラックと言う男は、博識であり無知だ。
クロウがこれほど暴言を吐いても怒る事はなく、ただ安心しきってツカサを抱き締めている。この哀れで邪悪で純粋な男の脳内には、きっと「許容」や「共犯」という概念がまだ存在していないに違いない。
しかし……それは願ってもない事だと、クロウは寝袋の君をじっと見つめた。
(お前は可哀想だな、ツカサ。お前を愛するものはみな、邪悪で愚かだ)
だが、そんな愚かな自分達の足掻きを、この小さな存在は受け入れてしまう。
それこそが身の破滅を招いているのだと知らずに。
けれどもそれもまた、もしかすると彼が望んだ事なのかもしれない。
なにせ……あの外道を恋人に選んだのだから。
(だったらオレにも、付け入る隙はあるはずだ……必ずな……)
人というものは、自分に好意的で従順な存在を無意識に許容する。
許容してしまえば最早躊躇わずに消し去る事は難しい。目の前の絵に描いたような悪魔がそんな事態に陥っているのだから、疑う事も無かろう。
自分はただ、ツカサという最愛の存在を抱き、自分の種を残せればそれでいい。ツカサが誰を愛していようが、彼が自分を永遠に受け入れてくれると言うのなら、もうそれで良いのだ。
だったら、ハナからツカサとブラックが恋人同士なんて事は関係ない。
元来、獣とは奪う生き物である。
他人から雌を奪い、他の種族から命を奪い、生きて行く為なら縄張りすら奪う。
人族とは異なる理で生きる事こそが、獣人としての誇りを生んでいるのだ。
だから、媚び諂い我慢する事などなにも辛くは無い。
むしろツカサの可愛い姿を見られる事でお釣りがくる。
そうしていつか自分がこの“群れ”の要となれば……倫理観など欠片も無いこの男は、孕ませるくらいは構わないと言うかもしれない。
彼は別に、子供が欲しいわけではないのだ。
ただ、ツカサの心を永遠に自分の物にしておきたいだけなのだから。
(…………すまんな、ツカサ。オレも結局はそういう最低な男だ。けれど、それを解っていて助けたのだろう? オレのことも、この哀れで恐ろしい男の事も……)
そう内心で思って、クロウは喉の奥で小さく笑った。
「ところでお前……ツカサ君に変な約束してたけど……」
「ああ、曜気がないのは本当だ。これから定期的にツカサを舐めさせてくれ」
「……お前、遠慮が無くなって来たな」
「他人に愛撫されて悶える恋人に勃起してた奴に言われたくはないが」
そう言うと、ブラックは少し考え込んでクロウに真剣な顔を向けた。
「やっぱおかしいかな」
「おかしいと思うが」
「……いやでも、なんかツカサ君が嫌がってるのを見てから、改めてベッドでやる普通のセックスを想像すると……凄く燃えるんだよね……。だってほら、その方がツカサ君って凄く甘えそうじゃない?」
「お前も相当頭がおかしいな。狂人と言うより性獣か何かじゃないのか」
「うるさいな、人の性行為に混ざりたいとか豪語するバカ熊に言われたくないよ」
こんな会話をしている時点で相当心を許していると思うのだが、しかしブラックと言う男は元から頭がおかしいのでよく解らなくなってきた。
(ツカサを愛してるという事以外、本当に頭がおかしいなこの男)
だがまあ、話していて嫌にはならない。ムカツクが。
「言っておくけど、ツカサ君を犯したりしたら殺すよ」
「解っている。約束は違えない」
しかし、いつまでもそこで立ち止まっている気は無いが。
(なに、別に急ぐことじゃない。オレは二人の仲を崩したい訳ではないからな)
ブラックもクロウも、相手に自分と同じ闇を感じたからこそ、排除しようと言う気が起きないのかも知れない。
もしかしたらそれは初めて感じる「同族」という物への友情にも似た思いなのかもしれないが……恐らく、あの気持ち悪い外道な男は「友情」すらも解っていないだろうなと思い、クロウは口を歪めた。
(まったく、面倒な事だ)
目の前でツカサに頬を摺り寄せるだらしない中年男……の腕の中で幸せそうに眠っているツカサを見つめながら、クロウは自分でも不可解に思えるほどの感情にいつの間にか苦笑していた。
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