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シーレアン街道、旅の恥はかき捨てて編
悪人*
しおりを挟む※大人二人がツカサの気持ち丸無視のゲス行動してるので注意('A`)ヴァー
「ツカサ君、良かったね。ゼフィールたくさん買えて」
自分の隣で袋を抱えながら満足げな顔で歩いているツカサにそう言うと、相手は少し照れながらも軽く頷く。
頬が赤いのは、自分を意識しているのと己の行動を恥じたからだろう。
あまりにも解りやすいその言動が余計にこちらを煽るのだと言うのに、ツカサはそんな事も気付かずに口を少し引き結んで所在無げに目を泳がせている。
ウブな乙女だってそうそうやらないだろう照れた行動に、先程から腹の奥が熱くなってたまらない。何も予定が無ければ、このままツカサをベッドに連れ込み思う存分に犯し尽くす所なのだが、今回はそう言う訳にもいかないのだ。
ブラックは己の理性を総動員して、可愛らしい恋人の行動に耐えた。
(ああぁ……し、しかし辛い……もう、どうしてツカサ君は可愛い仕草を沢山してくれるのかな……! そんなに僕とのデート楽しいのかな? そんで嬉しがってる自分が恥ずかしくて、僕を意識するからそんな可愛い顔するのかな……?!)
ツカサ自身気付いていないだろうが、ブラックが「デートしよう」と言った時から、ツカサは妙に大人しくなっていつもよりブラックに弱くなっていた。
まあ「恋人」だの「お詫び」だのと、照れるような事を囁きまくったお蔭も有るのだろうが、それにしたって出会った時からしてみればまるで態度が違う。
出会った時は「はぁ? デート? ふざけんなよ、この変態中年」みたいな態度だったのに、ついにここまで自分に傾いてくれたのかと思うと感動も一入だ。
(ああ、でも、あの熊公が入ってこなきゃ、ここまで軟化してくれるのはずっと先だっただろうなあ……悔しいけど……)
ブラックは、基本的に肉欲が最重要な人間だ。故に最上級の愛する行為は全て性行為によって表されるし、ツカサに「普通の愛し方」を教えられなければ、絶対にデートなどをする事は無かった。
正直な話、ツカサが喜んだり可愛い表情をするのが好きなのでデートはするが、ブラックとしてはそういう行為が重要だとは思っていない。
ぶっちゃけ、ツカサが拒まないのならまどろっこしい事などせず、一日中ベッドで存分にツカサを啼かせたかった。
しかし、ツカサは自分に向けられる欲望には物凄く抵抗する性分で、特に男から向けられる淫らな感情には激しく反発するほど身持ちが固い。
平たく言えば、一言でもえっちな事を言われたら怒るめんどい子なのである。
だから、純粋で鈍感なくせに妙に聡いツカサには、無意識にこちらの欲望を察知されて、今まで思うように行かなかったが……クロウの出現と先日の事件により、初めてツカサの方から歩み寄りがあったのだ。
今まで自分が押せ押せでやってきたのに、あの事件で、はじめて。
初めて、自分に対して「嫌われたくない」という必死な思いで縋って来てくれたのである。それからは、また恋人に成り立ての時のように恥じらって、あの時以上にブラックにだけは甘くなってくれて。
(嬉しいなあ……こうして一緒に歩いてるだけでも、ツカサ君が僕を大好きだって事が判るよ……。ツカサ君自身は気付いてないだろうし、ドキドキしてるのを隠してるつもりだろうけど……そう言う所がまた可愛くて、虐め尽くしたくなっちゃうんだよね……。ああ、照れて唇を軽く噛んでるツカサ君本当可愛い)
馬や馬車の模型も可愛いとは思わなかったし、ツカサが欲しがったモニュモニュした食感の変なお菓子も別に感動はしなかったが、このあどけない恋人が喜ぶ姿を見ていると良い品物だと思えてくる。
まあもちろん、品物自体を褒めている訳ではないが。
(はぁ、これで後はセックスするだけなら、物凄くいい休日なんだけどなあ。……やっちゃった物はもう仕方ないか)
自分の隣で、瓶に入ったお菓子を嬉しそうに見ている可愛いツカサを盗み見て、ブラックは内心溜息を吐いた。
(しかしまあ、ここまで無防備なのも問題だよなあ。僕が優しいとすぐに信じ切っちゃって、渡した物もすんなり受け取っちゃうし)
そういう所が可愛いのだが、しかしこうも上手く行くと逆に心配になる。
ツカサはお人好しな所も美点の一つだが、お人好し過ぎると美点も欠点だ。
そこまで自分を信じきってるからと言うのもあるのだろうが……しかし、ここまで素直にこちらの行動に乗ってくれるとはブラックも考えていなかったので、喜びよりも焦りの方が先に立ってしまう。
(あの薬を入れた飲み物……気にせずに全部飲んじゃったもんなあ。僕やアイツの態度に首を傾げてたってのに、本当迂闊というか……まあでも、そこがツカサ君の可愛い所の一つなんだけどね!)
これ程自分を信じてくれるのなら、あの薬――正直薬など使わずとも良いのではと言う気持ちも有るにはあったのだが、そこで善心がブラックを諫めるようなら、ブラックはこんな奴にはなっていない。そもそもツカサを無理矢理犯す事もなかっただろう。ようするに、性格的にもうダメなのだ。
ツカサが自分を大事に思ってくれていると言うのが解れば解るほど、無体を働きたくなってくる。どこまで愛してくれるのかと、確かめたくなってしまうのだ。
それでツカサの心が離れるのを怖がっているのだから、救えない。
(でも、良いよねそれくらい。ツカサ君は、そんな僕が好きなんだから)
芯までどうしようもない外道を受け入れたのだから、許してくれるだろう。
その考え方が最早常人とはかけ離れたうぬぼれだったが、相手の事を心底理解しているブラックには、甘える以外の選択肢は考えられなかった。
そんな事を考えながらツカサを見ていると――――。
「……んん……」
彼の目がうつろになり、だんだんと光が薄れて行く。
それが薬が効き始めた合図だとロサードから聞いていたブラックは、ツカサの肩を抱いて小さく呟いた。
「ツカサ君、眠い……?」
ブラックの問いに、ツカサは目をゆっくりと瞬きさせて少し頭を横に傾けた。
「ん……なんか……ぼーっとする……眠い…………」
「このまま歩いて宿に帰れる?」
そう言うと、ツカサはわずかに眉を顰めて首を振った。
「……やだ……眠たくて、動きたくない…………でも、帰らなきゃ寝れない……」
――――効果が、表われた。
普段は言わないワガママな言葉と、内心で思うであろう言葉。
正気のツカサなら「眠くない、さっさと帰ろう」とかなんとか言って、目を擦りながら我慢していたはずだ。これぞ、正直薬の効果なのである。
正直薬は、自白剤の一種。
しかしその効果は、意識を混濁させて口を割らせる薬よりも進化している。
ロサードが渡してくれたこの試薬は、相手が尋問に素直に応じるだけではなく、酩酊状態のまま現時点での感情までも吐露させてしまうという恐るべき薬なのだ。
しかも、副作用はほとんどない。いつもより長く眠ってしまう程度だ。
こんな危険な新薬を何故持っていたのかは深くは聞かなかったが、ともかくこの正直薬は今のブラックにはうってつけだった。
肩を抱いたツカサは、とろんとした扇情的な目でなすがままになっている。
その姿にじりじりと煽られながら、ブラックはツカサを連れて宿へと戻った。
◆
宿に戻り、ツカサを椅子に座らせて、少し離れた所に椅子を置き自分も座る。
その後ろには腕を組んで仁王立ちした熊男が控えており、部屋の中は物々しい雰囲気になっていた。まあ、大体は背後の獣人のせいだが。
「しかしよく効くな。というか、人形のようなツカサも可愛いな」
「うーん同意見とか気持ち悪いけど、頷かざるを得ない。でも質問以外を聞こえるような声で言うなよ。今のツカサ君だと、何を言っても反応するんだから。ヘタに何か言って混乱させたら勿体ない」
「それもそうだな」
ボソボソと小声で話しながら、ブラックはツカサを見やる。
ツカサは眠りに落ちる前のような状態で、時折ゆっくりと瞬きをしていた。
この薬は、効き目に限界がある。
迷うよりも先に答えを聞いた方が良いと思い、ブラックは切り出した。
「ツカサ君……僕の事……どのくらい、好き?」
今まで一番聞きたくて、答えてくれなかったこと。
正気のツカサは恥ずかしがって言ってくれなかった事を、少し強い声で問う。
恐る恐る訊いた言葉に、ツカサは眠そうな目でじいっとブラックを見つめると――頬を染めて、小さく口を開いた。
「……嫌われたら…………どうしたらいいか、わかんない、くらい……」
目を潤ませて、嫌われる所を想像しただけで悲しくなったのか、顔を歪める。
それが嘘偽りのない物だと言う確信がある今、ツカサの姿は……ブラックの欲を煽るものにしかならなかった。
自分が思った以上の、切実な感情。
まだ恋すら知らなかった相手の、たった一つの確かな思い。
嫌われるはずが無い関係なのに、それでもブラックの一挙手一投足を見て、自分が切り離される事が怖いと震えているのだ。
自分の身に起こった不幸を嘆くよりも先に、心が壊れてしまう。
それほど、ブラックの事を愛しているのだ、この子は。
「も、もっと……もっと、僕が、どのくらい、すっ、好きか……いって……!」
興奮でどもりながら言うと、ツカサは悲しそうな顔から一転し、再び頬を染めて悩ましげな表情になり、うまく動かない体を捩って目を細めた。
「ぁ……は、恥ずかしい…………」
「言わないと、また口きかなくなるかもよ」
「お前最低だな」
「煩いな、もうちょっと黙ってろよ熊公」
この際使える物だったらなんでも使う。
今はとにかくツカサが自分にどのくらい依存しているのかが聞きたいのだ。
ブラックの脅しにツカサはびくりと体を震わせたが、顔を真っ赤にして小さな声で答えた。
「は、恥ずかしいこと……しろって、言われても……ずっと怒れなくて……おれ、嫌なのに……でも……ブラックが、俺の、こと……好きって……言うから……」
「ん、んんん……」
「おれ、も……ブラックの、こと……好きだから…………はずかし、こと……されても……あつく、なって……喜ぶ、から……ダメって……ぃえない……」
「もう一声!! 僕の事好きってちゃんと言って!」
まだちゃんと「どのくらい好き」かと聞けてない。
そんな勢いで問うブラックに、ツカサは足を擦り合わせて肩を竦めた。
「う、ぅうう……だ、だめ……はずかし、よ……だって……ブラックの事、好きすぎるの……おれ……男、なのに……女々しくて……」
「すっ、す、好き過ぎるの……!?」
「んん……っ。だ、だって……だ、抱かれるの……好き、で……ブラックが、好きって……考えたら……おれ…………すぐに、顔が……赤くなるから……」
あ、もうだめだ。犯そう。
直感的に、いや、本能的にそう思って思わず立ち上がったブラックの頭に、背後から思いきりのいい手刀が突き刺さった。
「愚か者かお前は、このまま犯したら後でツカサに感付かれて怒られるだろう」
「チッ、は、反論できない……」
二人とも、ツカサに内緒で薬を盛ったのだ。勿論彼に気付かせる気はない。
それがツカサを気遣って秘密にしておこうという思いならまだ褒められたろうが、ブラックとこの熊の場合はそうではない。
黙っている理由は、主に「怒られて遠ざけられるのが嫌」だからだ。
そう。
基本、二人ともこの事が悪いとは思っていない。
ツカサにバレなければ、何をしても良いと思っている。
そんな捻じ曲がった性根が最悪である事は重々承知しているから、内緒でやったのである。真っ当な人間だったらこんな事はしない。
もちろん、それは背後でブラックを諫めた熊とて一緒だ。
今まで紳士面をしてきたくせに、ツカサの気持ちを丸々無視した計画にすんなり乗ってくるのだから、この男も相当に根性が捻じ曲がっているのだろう。
しかしツカサに対しては誠実であり、騎士気取りな態度で接する分、この男の方がより酷いかもしれない。
ツカサをいつも気にかけるような態度を見せておきながら、結局ツカサに対して欲望を抑えきれず、目を血走らせている。
ブラックには、今のこの男は自分と同類にしか見えなかった。
(ま、そっちの方がよっぽど清々しくて僕的にはアリだけどね)
おかげでこんな事にも協力して貰える訳だしなと思っていると、横から件の熊が顔を覗かせて来た。
「お前の訊きたい事はもう済んだか」
「正直どんな恥ずかしい事をしてほしいとか聞きたかったけど、まあおおむね満足だから別に良いよ。それに、好きだって事はハッキリしたから……後は押して押して、シラフで言わせてみせるさ。物凄く恥ずかしがって貰いながらね!」
「なんでお前がこの群れの王なんだろうな」
「嫌なら出てけ」
それはご勘弁と両手を上げて降参ポーズをした熊に、ブラックは降ろせと手を振った。何にせよ、無駄な事を言ってる時間は無いだろう。
ブラックが聞きたい事はもう終わったし、協力してくれたこの男にも時間をくれてやらなければならない。
好きな事を聞け、と言わんばかりに首を動かすと、相手は頷いて一歩進み出た。
「ツカサ」
呼ばれて、ツカサはとろんとした目をクロウへと向ける。
その目に解りやすくゴクリと喉を動かしたクロウは、相手に問いかけた。
「オレに触れられるのは……性的な意味で体を弄られるのは、嫌か?」
訊くと、相手はまた顔を赤くして、すこし身を縮ませた。
「は……はずか、しい……けど…………やじゃ、ない」
「ツカサ……」
「でも……あの…………ブラックが……嫌がる、から……ダメ……」
その言葉に、熊男は若干希望を持ったような顔でブラックを見る。
まあ、確かに、悪くない答えだ。ブラックとしてもちょっと嬉しい所はある。
ブラックに比重を置いているからこそ避けたいという言葉は、恋人としては充分に心地良い言葉だ。やはりツカサは自分の事を一番に考えてくれている。
それを思うと興奮するし嬉しかったが……今は少し憎らしい。
なんたって、身持ちが固いはずのツカサが、ブラックが許可してくれたら触っても良いと言うような事を言っているのだから。
つまり、ツカサとしては、ブラックに向ける感情には及ばないが、クロウの事もブラックへの思いに次ぐほど大事に思っているのである。
そうでも無ければ、ツカサが触れる事を許すはずが無い。
熊男もそれを重々解っているらしく、嬉しそうな雰囲気を解りやすく醸し出しながら、ブラックへと向き直る。
「ブラック、そう言う事だ。お膳立てをする時にした約束……やってもいいな」
「…………凄く嫌だが、仕方ないか」
約束は約束だ。
ブラックは椅子から立ち上がり、熊男と一緒にツカサの元へと近付いた。
「ぁ……。ブラック…………クロウ……?」
蕩けた目で見つめて来るツカサに微笑んで、ブラックはその軽い身体を抱え上げ椅子に座った。そうして、自分の足の上にツカサを座らせる。
体に力の入っていないツカサはなすがままにされ、ブラックの肩に後頭部を預けたが、少し不思議そうに周囲をゆっくりと見回していた。
「な、に……?」
「安心して……これからね、気持ちいい事してあげるから…………」
そう言いながら、ブラックはツカサの服をたくし上げる。
まだ風呂にも入っていないツカサの体は少し汗のにおいがして、その色気のない香りに堪え性のない自分の分身が少し疼く。
それは熊男……クロウも同じだったらしく、興奮に目を輝かせながら、ツカサの前に跪いた。
「ツカサ……こうしても……オレの事を嫌いにならないか……?」
「ふ、ぇ……?」
クロウが舌を出し、曝け出されたツカサの肌へと舌を付ける。
そうして、ゆっくりと胸の方へ舌を移動させ始めた。
「っ、ぁ……や、ぁ……はずか、し……よ……」
「恥ずかしいだけ……? 嫌じゃないんだ……」
耳元でブラックが囁くと、ツカサはひくりと体を震わせ、潤んだ目を細める。
クロウの舌先に確かに感じているらしく、耳まで真っ赤になって困惑したように眉を緩く寄せていた。本当に可愛い。
「ツカサ……オレに体を舐められても……嫌いじゃないか……?」
荒い息を漏らしながら乳首へと辿り着き、まるでそこにある雫を舐めとるかのように何度も何度も舌を滑らせるクロウに、ツカサは甘く喘ぎながら必死に答える。
「や、じゃ……ないっ……でも……ぶらっく、が……っ怒る……っ」
「……いいよ……このくらいなら…………。ツカサ君の後ろは犯さないって、約束してるからね…………」
「っ、でも……ブラック、見てる……っ、ぅ……はずか、し……よぉ……っ」
とろんとした目でブラックを見て、泣きそうに顔を歪めるツカサ。
そのいつも以上に幼く恥じらう表情に、ブラックは強い欲情を覚えた。
(………………こういう手もあるな……)
なにも、二人だけで行うのが性行為ではない。
それは知っていたし女共と何度かやった事はあったが、今まではツカサの痴態を独占して、彼が自分の物だと言う証に浸りたかったので、ツカサとのセックスに限ってはこの発想が無かったのだ。
が、しかし。
(ツカサ君に触れて良いと言う約束さえすれば、いつでも二人きりの時間を作れるし、恥ずかしがって泣くツカサ君が見れそうだし……案外悪くないのかも……)
なんだかんだ、この熊男は自分の言うとおりに動いてくれる。
それに、ツカサに対しては驚くほど紳士的だ。
しかも自分の立場を弁えているので、餌さえ与えればブラックとツカサの時間を邪魔する事もない。と言う事は……恋敵ではあるが、この獣人はとても有用な存在なのではなかろうか。
そう考えて、ブラックはニヤリと笑った。
「ツカサ君……これからの旅、もっと楽しくなりそうだね…………」
どうせ自分はこの愛しい少年を手放す気はない。
なら、堕とす所まで堕として、こんな風に自分から離れられなくすればいい。
今度は、こんな薬なんて使わず。
正気のままで……ブラックに、しなだれかかるようになるまで。
「また悪い事を考えているな、お前」
ツカサの肌を浅ましく舐めながら言う獣に、お前にだけは言われたくないと呟いたが……ブラックは、獣のように笑い返してツカサの首筋に口付けたのだった。
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