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イスタ火山、絶弦を成すは王の牙編
支えてくれる人のありがたさ2
しおりを挟む「とにかくさ、ツカサちゃんは火山の調査に行きたいんだろ? だったら、早いとこブラックのダンナを部屋から追い出さなきゃな。俺もバリバリ手伝うぜ!」
流石はヤンチャしてそうなリオル、頼もしいなぁ。
いやまあ実際シャレにならないヤンチャをしてたけど、それはそれとして。
足がまだ思うように動かなくて半ば引き摺られるようになりながらも、俺はやっとブラックの部屋の前までたどり着いた。
しんと静まり返っているが、もしかして寝てたりはしないだろうか。
いや、むしろ寝ている方が良いかも知れない。
もしそうであれば、ブラックも少しは落ちつけたって事だろうからさ。
だけど、今もぐるぐる悩んでるならどうしよう。疲れ切った体のまま精神まですり減らしてたんじゃ、ブラックの方が倒れちまうよ。ど、どうにかしないと……。
いや、その前にノックだ。そうだ、確認しないとな。
「ツカサちゃん大丈夫?」
「お、おう。ちょっとごめんな」
まだフラフラだけど、足もだいぶ回復してきた。
立つ……のはまだ無理だけど、膝立ちくらいなら何とかできる。
リオルに優しく床に降ろして貰って、俺は低い位置でドアをノックした。
「…………」
反応は無い。今度はノックしながら呼びかけてみた。
「ブラック。ブラック、寝てるのか? 入っても良い?」
そう言うと、中から慌てたような声が返ってきた。
「だめ! つ、ツカサ君は入って来たら駄目だよ、駄目だからね!」
その声の調子で、まだ怯えているのが解ってしまう。
声だけはダンディな中年なくせに、やっぱり口調はそうとは思えないほどに軽い。だけど、それでも明確な拒否には変わらなかった。
ブラックの野郎、まだ自分のせいだって思ってるのか。
そこまで悔やんでくれるのは嬉しい気もしないでもないけど……でも、ブラックが苦しむんなら、悔やんで欲しくないんだよ。
だってあれは俺も悪かったし、不慮の事故みたいなもんじゃないか。
俺にはまだどんなことが原因なのかは判らないし、本当にブラックの力が暴走して起こった出来事なのかも知れないけど……だからって、ブラックが悪いってわけじゃないだろう。手が滑るなんて事は誰にでもあるんだって。
それに、俺が倒れただけで良かったじゃないか。もしあれがいつか必ず起こる事だったとするなら、ブラックが他人を傷つけずに済んだんだからさ。
……マジな話、他の奴が巻き込まれずに済んで良かったよ。
だって俺には天下無双の回復スキルがあるからいいけど、他の奴にはないんだぜ?
俺の自己治癒能力は、きっとこういう時に役立つんだ。今だってもう足が動くようになって来てるんだし。だから、ブラックが気に病む事じゃないんだ。
逆に、俺が倒れただけで良かったって思うべきなんだよ。
なのに……引き籠って……。
「…………ブラックは……俺の事、信用してないのか?」
思わず口から出た言葉が聞こえたのか、中からガタガタと大げさな音が聞こえる。そうして、煩い足音が近付いて来たと思ったら、ドアがガタンと大きく揺れた。
あ……向こう側からハァハァという息遣いが聞こえる……。これってもしかして、走って近寄って来たって事なんだろうか。
だとしたら、気力が無いって訳じゃないんだな。ちょっと安心した。
でもメシも食ってないだろうし、早く部屋から引っ張り出さなきゃ。
「ブラック、そこにいるのか?」
出来るだけ穏やかな声で問いかけると、またドアが軽く揺れた。
俺と同じように、ドアに縋りついているのだろうか。
中で何かが動くような音がして、またドアが軽く動いた。
「う……いる……。し、信用してないわけじゃない、違うんだ、僕……僕は……」
精一杯、俺に対しての言葉を選んでいるのが解った。
疲れているような声だったけど、でも、俺の為に考えて喋っている。
だったら、俺も迷うことなど何も無かった。言ってやらなければ。
「……なあブラック。お前さ、前に俺の体がおかしくなった時に、ラスター達と話したこと覚えてるか?」
そう言うと、扉の向こう側にいる相手は沈黙する。
だけど、俺は構わず続けた。
「あの時さ、努力して自分の力を制御できるようにしようって、みんなで話してそう決めただろ? 俺も、ブラックにも、今の状況を改善できる方法が有るって」
「……だけど……昨日のは……僕…………」
「改善できない? そんな事無いよ。今のアンタがその証拠じゃないか」
そうだ。今のブラックは、出会った頃のブラックとは違う。
ちゃんと誰かの事を考えて、先の事を考えて、怖いと思う事が出来る。
昔のブラックは誰の事も考えなかったのかも知れないけど、今は違うじゃないか。俺だけじゃ無く、シアンさんの事や、クロウの事だって考えてくれてるだろ。
アンタは、前に進んでるんだ。決して変われないなんて事は無い。
それは、俺が一番よく知ってるんだからな。
「……ブラック。ここ開けて」
「で、でも……ぼく……」
応えはするけど、ブラックはドアを開ける気はないようだ。
む……いつもより強情だな。
……うーん……俺自身が気持ち悪くなるし、自惚れてるみたいで嫌だから、この手だけは使いたくなかったけど……今は仕方ない。
軽く息を吸うと……俺は、覚悟を決めて扉の向こうに囁いた。
「こ……このままじゃ……アンタのこと、ぎゅって出来ない、し……」
………………。
ああもう、やだやだやだ、なんだよこの言い草。
俺が「わあ抱き締めて貰いたい!」なんて思われるようなイケメンじゃない事は俺が一番解ってるんだよ解ってるんだけどこんなの恥ずかしい事言ってるって解ってるんだけどでも仕方ないじゃないかっ、仕方ないじゃないか!
はーっ、はーっ。
だ、だって俺が今出来る事っつったら、そんなの口で何か言うか手を動かすかしかない訳だし……だったら、その、俺だっていつもやって貰ってるんだから、その、俺みたいなちんちくりんでも抱き締めたら鎮静効果くらいはあるかなって……。
「ふぁ」
……なんか中で変な音が聞こえた。
と、思ったと同時、ガチャリと扉が開く音がして……
俺は何かを言う暇も無く、中へと引っ張り込まれてしまった。
「うえぇ!?」
カーテンを閉め切って明かりも付けないままの薄暗い部屋に引きずり込まれて、俺は思わず暗転した景色に驚く。
そのまま床に倒れ込んでいる俺の上に、大きな影が覆い被さって来た。
「つかさくん……っ。うっ、うぅ……うぅう゛~~~……っ!」
「ひゃっ、あっ、ぶ、ブラック……!?」
胸に何かの先端……高い鼻がぐっと押し付けられた感触がして、顔には柔らかくてくすぐったいものが当たった。これ……髪の毛かな。
……そっか、ブラックが抱き着いて来たのか。
「ツカサ君っ、ツカサ君、つがざぐん……」
シャツがじんわり濡れて来た気がする。気付けばブラックの声は歪んでいて、ずるずると鼻水を啜るような音が不規則に聞こえていた。
だけどそれを振り払う気になどなれなくて、俺は暗がりの部屋で床に倒れたまま、ブラックの頭を優しく抱きしめた。
「ほら、大丈夫だろ? ……怖いことなんて、何もないから。それより、お前の方が心配だよ。まさか一睡もしてなくて何も食べてないなんて言わないよな。もしそうだったら怒るからな。コラ、どうなんだ?」
あんな事なんて、なんでもない。俺は元気だし、悩むほどの事でも無かったんだ。
お前の失敗なんて、俺が気にするほどの事じゃないんだよ。
そう言って聞かせるように、子供みたいに震えてるブラックの頭を撫でてやった。
俺のそんな態度に、堪え切れないような小さなうめき声が聞こえる。
ブラックは俺の背中に腕を差し込んで俺を持ち上げながら、俺の言葉にぐすぐすと鼻を鳴らして顔を胸にぎゅうっと押し付けた。
「……油断したせいで気絶しちまって……情けないとこ見せてごめんな。でも、俺には凄い力があるんだぞ? こんなの何でもないって。……な、わかるだろ?」
俺の心臓はちゃんと動いてるし、体には熱も有る。
アンタを抱き締める腕だって動かないワケじゃないし、何より口は元気に動いてるだろ。これで怯えて貰っちゃ困る。足だってもう少しすれば治るんだからな。
「ツカサ君……」
そんな俺の態度に少し落ち着いたのか、ブラックはキスをして来る。
何度も何度も角度を変えて、存在を確かめるかのようにただ唇に触れてきた。
「っ……ふ……」
いつもより伸びたヒゲは、余計に刺激が有って頬や口元が痛い。角度を変えられる度にざりざりと肌を擦って来て、それに思わず声が出てしまう。
だけど、震えるブラックの唇や……頬に触れて来る涙の冷たさが、その痛みよりもずっと心を刺して。俺はブラックの首に手を回し、したいようにさせてやった。
……それでブラックが落ち着くのなら、なんだってやってやりたかった。
「はっ……はぁ……は、っぅ、く……う、うぅ」
泣くなよ。大丈夫だってば。
アンタって奴は、なんで時々こうなっちまうんだ。
ったくもう、しょうがないなあ。
仕方が無く、背中を擦ってやる。俺の腕の長さじゃ大柄なブラックの背中の真ん中には届かなかったけど、それでも精一杯撫でてやった。
「ツカサ君……う、ぅ……ほんとに……っ、ホントに、なんとも、ないの? 僕が、触れて良いの……?」
「この状況見て、そんなこと言う?」
薄暗い部屋の中で、間近にあるブラックの顔だけは解る。
まだ目が潤んでいて、怯えたような顔で眉をハの字に寄せていて……やっている事は触れるどころか触れまくってるレベルなのに、それでもブラックは心底不安なようで、震えながら俺の顔をじっと見つめていた。
「……バカ。今触ってるのに何ともないのが証拠だろ」
そう言いながら頭を撫でてやると、ブラックは口をへの字に曲げた。
「でも、僕…………僕、ツカサ君に…………」
ああ、また泣きそうになってる。
ほんとお前、それでも大人かよ。まったく、俺より泣き虫じゃねーか。
……でも、それでも、ブラックは……俺の、大事な……。
「……ブラックが、一緒にいてくれるって言ったんだろ」
そう。
情けなくても、人でなしでも、泣き虫でも、それでも。
それでもブラックは、俺の大事な……たった一人の、恋人だった。
「う……うっ、ぅ……つかじゃぐ……っ、づがじゃぐん……っ……」
「ブラックは、何も悪くないよ。……アンタだって、俺がああなったら、自分一人で止めようとするだろ? だから良いんだ。それよりお前が何ともなくて良かったよ」
「あ、ぅ……うぅ……つかしゃぐん……」
手が、シャツの内側に入ってくる。
自分をねじ込むように俺の足を強引に開いて割り入って来て、もっと近付きたいとでも言うように体を押し付けて来た。いつもなら、やらしいコトをするための行動だけど、今のブラックはただ俺にひっつきたかったみたいで、俺の素肌を触る手もそれ以上変な事はして来なかった。
「んぐ……っ」
「ごめんね……本当に、ごめん……」
「もう良いってば。……一緒にメシ食って、それからちょっと眠ろ。……な?」
そう言ってブラックの頭をまた撫でてやると――
相手は大きく息を吸って、俺にキスをしながら手を動かしてきた。
「っ、あ……」
「ご……ごめ……ツカサ君……僕……ぼく……」
「…………あ……」
俺の股の間に、何か熱い物が押し付けられる。
それがなんなのかなんて、もう解ってしまっていて……俺は、思わず震えた。
「……ぅ……ご……ごめん……。でも、僕……」
そう言いながら、ブラックはしゅんとした顔をした。
安心したら、興奮したってのか。興奮して我慢出来ずに押し付けたって?
あんた、さっきまで泣いてたってのに……。
「……ふっ……ふふっ」
「つ、ツカサ君……」
「ったくもう、しょうがない奴だなぁ」
ほんと、アンタらしいよ。安心したら興奮するなんてさ。
でも、まあ……元気になって、良かった。
「ツカサくぅん……」
「……えっちすんのはだめだぞ」
「そ、そんなぁ」
俺の股間にグリグリと興奮したモノを押し付けるブラックは、既に泣いてはいない。だけど、お預けを喰らった犬のような情けない顔で、俺をじっと見つめていた。
そんな顔が出来るなら、もう安心だな。
俺はホッとして、苦笑しながらブラックのざりざりになった頬に手をやった。
「…………素股なら、いいよ」
「ホント!?」
ちょっとだけ譲歩してやると、すぐにこれだ。
ったくもう、嬉しそうに笑いやがって。
……でも、これがいつものブラックだもんな。
「すぐに終わらせろよ」
「解ってる……!」
ブラックは嬉しそうに言いながら、俺の足からズボンと下着を剥ぎ取る。
その姿を見ながら、俺は心の中でクロウに謝った。
ごめんな、クロウ。でもやっぱ俺、ブラックを落ちこませたままには出来ないよ。
ブラックが泣いている事を知らないまま寝てるなんて、俺からしてみれば最低だ。そんな事になるくらいなら、いくらでも怒られたっていい。
だけど、クロウが俺の事を怒る理由も解る。俺だってクロウやブラックが俺のために怪我をするのは嫌だし、それが自分の為ならって思うと、凄く苦しいから。
でも、それを理解していても、どうしても……我慢出来なかった。
もしもいつか、ブラックの“あの力”が、俺でない誰かを傷付けてしまうのなら……俺はきっと、またブラックを止めに行ってしまうだろう。
みんなを心配させることになっても……止まれない。
目の前で何かが起こってしまうと言うのなら、動かずにはいられなかった。
自分の腕が取れようが弾けようが、もうなんだっていい。俺がいくら傷付いたって、構わないんだ。……だって、ブラックが俺以外の他の誰かを傷付けて苦しむ事の方が、俺には何千倍も苦しいから。
でも、それはブラックだけじゃない。クロウだってそうなんだ。
いつか誰かを傷付けてしまう不幸が訪れるとしたら、俺がその“誰か”の身代わりになりたい。その方が、ずっとマシだから。
……俺は、普通じゃない。例えどんなことになろうが、俺はいずれ治るんだ。
だったら、俺が身代わりになる事ぐらい、どうってことない。
もしかしたら俺の自己治癒能力は、そうやって使うのかも知れない。
いや、きっとそうだと思う。俺の体が異常な速度で回復するのは、身を挺して誰かを救う為に授けられた力なんだ。どうせなら、そう思いたかった。
……俺は、その事を知らずに……二人の人を救えなかった。
だからもう、後悔したくない。いずれ治る傷であるなら、俺が、今度こそ……。
「ツカサ君…………好き……好きだよ……愛してる……」
嬉しそうな声のブラックが、俺の首筋に音を立てて口付けて来る。
その吐息がもう震えていない事を知って、俺はブラックの頭を撫でた。
宿の灯りは既に落ち、月や星の輝きも今は雲に覆われ見えなくなった。
きらびやかな装飾も、部屋を賑やかす調度品も、こうなってしまえば泥と同じだ。闇に呑みこまれてしまえば何もかもが闇の塊と同じだった。
そんな部屋で一人寝台にも潜らず椅子に腰かけていた女は、小さく息を吐いた。
だが、その息遣いは徐々に震え、まるで発作でも起きたかのように乱れて行く。
そうして――――その黒に染まったたおやかな手は、テーブルを強かに叩いた。
まるで、己の憤りを発散させるかのように。
「はぁっ、はぁ……はぁ……」
息を荒げる事すら慣れていない細い喉は、憤りに激しく上下している。
あまりにも哀れなほどの動揺を、誰も嗤う物はいない。そのはずだったのだが。
「…………どうですか、ご気分は」
男とも女ともつかぬ、美しい声。
その声の冷静な呟きに、問いかけられた女は震えながら答えた。
「さすがは……化け物の、息子ね……っ。本当に、虫唾が走る……ッ」
「心中お察しいたします」
「……だけど、心は決まったわ。もう、迷わない」
息を整えながら言う女に、闇にまぎれた声の主は何やら笑ったようだった。
「わたくしも、精一杯お手伝い致します」
「頼むわね……。ああ、それにしても……貴方には助けられてばかりだわ。本当に、なんとお礼を言ったら良いのか……」
「そんな事は、お気になさらないで下さい。わたくしはただ、真実を貴方様にお伝えしたかった……それだけですので」
闇の中で深く首を垂れる相手に、女はやっと平静に戻り、軽く頷いた。
「……私に出来ることなら、何でも仰って」
「いえいえ、そんな、とんでもない」
遠慮しながら、闇の中の相手は軽く笑う。
そうして――――ぽつりと、呟いた。
「わたくしは、貴方のその痛みを知っている。そのお気持ちだけで、充分です」
声だけは、心底女に対して同情しているような声音だ。
しかし、誰にも解らないその闇の中の顔は――笑っている。
けれどそれは誰にも解らない。
闇の中の声が邪悪な笑みを浮かべていようとも、誰も。
すぐ近くにいる女すらも、その声の“真実”は解らなかった。
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