異世界日帰り漫遊記

御結頂戴

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世界協定カスタリア、世界の果てと儚き願い編

23.美しさも醜さもまことのもの

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 暗闇の中でも輝く銀糸の髪を腰まで流し、エルフ特有の長い耳は恐れもなくぴんと立っている。その根元を繋ぐ輪郭は滑らかで、あごまでたるみなく伸びていて美しい。

 鼻は小さくとも高く整っており、油断のない瑞々しく張った頬も、くっと結ばれた桜の花びらのような口も、長いまつげに縁どられた空の青さにも似た輝く青の瞳も、彼女の凛とした美しさを象徴する物だった。

 背の高い、怜悧な美しさを持つ若さに満ち溢れた美女。
 そんな人が、開け放たれた扉から入って来た。

 だけど、俺はこんな震えあがる程の綺麗な人なんて見た事が無い。
 シアンさんが入って来るって言うから待ち構えてたのに、どうしてこんな、扇情的な服を着たスレンダー系の美女が入って……いや、もしやこの人が……。

「久しぶりだな、その格好は」

 円卓に座るアコール卿国の国主卿こくしゅきょう、ローレンス・レイ・アコールさんが、謎の美女に声をかける。
 やっぱりシアンさんなのかと目を剥いた俺の前で、綺麗な横顔が少し微笑んだ。
 アッ、アアッ、く、クールビューティーの微笑みああああ。

「お久しゅうございます、国主卿。きちんとした場ですので、神族の礼装で参りました。実年齢の姿での礼装は、流石に御見苦しいかと思いますので……」

 確かに、今のシアンさんの服は肩もおっぱい上部も大きく出てて大胆なスリットも入ってる独特な形状のドレスだし、胸の中央の金具から背中へと渡されている円形の金具に取り付けられたヴェールのようなマントも、美老女では冷えが心配になる。
 若い姿じゃないと出来ない服装だ。

「はぁあ……俺、水麗候すいれいこうが不老の姿してんの初めて見た……すげえ美女じゃん」

 ロサードの声が少し離れたとこから聞こえて来て、俺も同意して深く頷いた。

 そもそもこの世界のエルフは、本来の年齢とつりあいがとれている姿と、一般的なエルフのイメージである不老の若い肉体の二つを真実の姿として持っている。
 どっちかが仮初かりそめと言う事は無く、どっちも本物の姿だ。

 シアンさんが美老女の姿で居るのは、年相応の姿でいたいという意志や様々な理由が有っての事らしいのだが、基本的に神族は若い肉体で過ごすのが一般的だ。老人や曾祖父曾祖母といったレベルの人達ですら、老人の姿には滅多になる事は無く、若い不老の形態のまま生活しているらしい。

 だから、言ってしまえばエネさんもラセットもエメロードさんだって、年齢に合わせた姿になると、おじいちゃんおばあちゃんになってしまう訳だ。
 なんたって、エルフ神族は超長生きな種族だからな。

 勿論もちろんエルフ神族たちもその年齢的な姿を嫌っている訳ではないだろうけど、まあ、仕事したり動く時は若い姿の方が都合がいいから、自然と不老の姿になるよな。
 なので、普通はシアンさんのように常に年齢に合わせた姿をしないのだ。

 つーか別に老人の姿って醜い訳じゃないし、エルフ神族は尚更だと思うけどなあ。
 エルフは十割で美男美女ばかりだし、老人になった年齢式の姿でも美女は美女だしイケメンはイケメンだ。人族とエルフ神族の年齢の流れは違うみたいだから、数百歳でも六十代とかそこまでの老け感しかない。

 なので、俺としては別に年齢に合わせた姿と不老の姿のどちらでもおかしくはないと思っていたのだが、礼装が不老の姿用しかないという事は、シアンさんの信念有るあの姿は、やっぱりエルフ神族からしても変わっているのだろう。

 ……はぁあ、しかし不老の姿のシアンさんマジやばいな……まさにエルフ! って感じの美貌でめっちゃクールビューティーじゃないかぁあ……お姉様って呼びたい、お姉様って! あ、でも、シアンさんって妹なんだっけ……?

 どっちかって言うと、幼めで愛くるしい顔立ちのエメロードさんの方が妹に見えちゃうけど、実際は違うんだな……身長だってシアンさんの方が高いし、こりゃ本当に言われなきゃ姉妹の立場を勘違いしてしまいそうだ。

「今回は、わたくしが知っている事を再度お話しさせて頂く……という事でよろしいでしょうか?」

 凛々しい声音に、カウカ学院長がぴくりと眉を動かす。

随分ずいぶんと余裕だな。……まあいい。この黒曜の使者の新たな情報はお前も知っているとは思うが、それをもう一度洗いざらいここで話して貰おうか? 覚えていない部分は、今回御足労ごそくろう願ったレクス・エメロード様に補足して頂く。心配はいらんぞ」
「…………」

 カウカ学院長のその言葉は、なんだか「言い逃れはさせない」と言っているようにも思える。もしかして、俺達に不利な事をシアンさんが言わないと思ってるんだろうか。そんな卑怯な事、シアンさんがするワケ無いじゃないか。
 無神論者か何だか知らないけど、本当インケンだな……。

 思わずムッとしてしまったが、しかしシアンさんは薄い微笑みを崩さずに返した。

「学院長のお気遣い、痛み入ります。わたくしとしても、お姉様に助言を頂けるのは、とても心強いことです。……出来れば、そのような事が無いように、真実だけを問われるがままに話そうと思っておりますが」
「……ふん。ならば、聞かせて貰おうではないか」

 学院長の挑戦的な言葉に、シアンさんは一歩前に出る。
 そうして、もう何回目か数える気も起きない真言喚問が始まった。

 ……とは言っても、以前俺達がシアンさんから直接聞いた話の他は、新しい事情は出て来ず、俺達が持って来た情報も堂々巡りの結果となった。
 罷免ひめん派のカウカ学院長とガムル大公だけは食い下がっていたが、しかし持ってない情報を出せと言われても仕方のない事だ。

 シアンさんが以前“黒曜の使者”の事が書いてある【六つの神の書】の内容と、俺達に今まで話してくれたこと以外には知らないという言葉は、エメロードさんにも覆せないようで、彼女もなんだか悔しそうな顔をしていた。
 ……でも、なんか…………いや、今そんな事を考えている場合じゃないか。

 とにかく、話は以前と同じものばかりで新鮮さも無かったのだが……不意に、国主卿が手を上げて口を開いた。

「しかし、一つ疑問が有る。ウァンティア候、貴殿は【六つの神の書】以外には黒曜の使者の伝承は伝わっていないと言っていたが、ならば何故アスカー教の秘匿された経典に使者にまつわる伝承が残されていたのだ?」

 その言葉に、シアンさんは目を細めて軽く頭を下げつつ答えた。

「誠に残念な事ですが……わたくし達は神に教えられた情報と、“導きの鍵の一族”や魔族、各部族などの古くからの護り手によって伝えられる情報しか知らないのです。神が直々に興したアスカー教や、リン教などの教徒とは関わりが薄いため、そのような経典が有る事すら……恥ずかしながら、存じ上げませんでした」
「はっ、神の直属というのに、それしきの事も見通せんとは」

 ホントこう言う場面に一人はいるんだよな、なんでか挑戦的な口調の奴。
 ムカつく事を言う学院長に、さすがの国主卿もなだめた。

「カウカ学院長、言葉が過ぎますよ。……ということは、神は貴方がたに全てをお話になった訳ではないという事でしょうか?」
「わたくし達神族は神の御心のままに清廉に生きて来た種族、そのようなことを疑う心を持たぬからこそ、神の書を授かり守り続けて来たのです。……けれども、神とて万能ではありません。五柱の神がそれぞれ存在し、違う役割を担っているという事は、神とて全てを見通し全てを断罪するのは難しいという事。であれば、各々の神が教え導いた者どもにのみ“真髄”を伝えるというのも不思議ではないかと」

 ……要するに、自分を祀ってくれた人には特典あげちゃうよってこと?
 まあ、そう言うのは良く有るよな。信じたら天国に行けるけど、そうじゃない人は全員地獄に行くからヨロシクね、みたいな。

 世界にある宗教の数を考えたら、いくつ天国と地獄があるんだよとツッコミを入れたくなるが、しかし人を集めるすべってのは昔からそんなもんだ。特典に釣られる人も居るわけで、その特典を秘密の情報として共有し連携を強化するって部分もある。
 悪代官だって悪徳問屋と情報共有して、がっちり握手しあってるもんな。

 なので、自分を信仰する人達だけに何かを残したってのは解るけども……なんか、そういうのって気分悪い。エルフ神族はそもそも神様が創ったってのにさ。

「……そもそも、わたくし達が実際にお会いしたのは、創造の神・ジューザ、文明の神・アスカー、武力の神・ジェイン、そして慈愛の神ナトラの四柱みです。混沌の神リンは降臨なさっておらず、また、武力の神・ジェインも降臨なさったものの、記された記録はあまりに少なく、我々に託された物も……」

 それ以上はエルフ神族としては言えない部分なのか、口を噤んでシアンさんは首をゆっくりと横に振る。よく分からないが、とにかく残念な結果だったのだろう。

「では要するに、神族に渡していない情報がまだ世界に散らばっていると?」
「その可能性は大きいでしょう。我々神族は、今まで神の使徒として、遥か高みから人族の歴史を監視してきました。しかし、それもまた数千年に及ぶ驕りから来た思い上がりだったのかもしれません。……考えて見れば、我々は世界の遺物である【空白の国】にすら、その目が及ばなかった。なのに、世界の監視者なんて……」
「……だからそなたは、地上に降りたのであったな」

 国主卿の静かな言葉に、シアンさんは深くこうべを垂れた。
 その沈痛な面持ちである横顔は、きっと俺達にしか見えなかっただろう。

「…………結局、黒曜の使者の事はお前達の文献でもそれ以上解らんのだな」

 不機嫌な声で言いながら、ガムル大公はモノクルを少し直して腕を組む。
 シアンさんは顔を上げると、彼を見て軽く頷いた。

「我々もまた、残された遺物でしかありません。もしツカサ君達が持って来た情報が全て真実なのであれば、我々のグリモアに対する認識は“以前”と同じ物へと戻り、黒曜の使者も脅威ではないと断じる事も出来るのではないでしょうか」
「…………」

 そう、だな。そうだよな。
 グリモア達は、俺を『支配』する事が出来る。そこに俺の意思など関係なく、俺はもうどうやって操られたかすら解らないレベルで意識を失ってしまうんだ。
 それは証明されていて、確かな事だ。

 ……もちろん、そこまでの事は裁定員達には知らせてないけど、グリモアが黒曜の使者に立ち向かえる存在であるって事は明言されている。
 だから、裁定員にも「黒曜の使者に対する抑止力が存在する」って事は、ちゃんと伝わってるとは思うんだけど……それで納得してくれるかな。

 今の所、俺が知っているグリモア五人の内、四人のグリモアは俺と仲良しだ。
 ブラック、シアンさん、ラスター、アドニス。彼らは間違いなく仲間と言える。
 そんな状態で、グリモアが抑止力になるって言ってオッケーになるのか……。

 ぶっちゃけ俺だったら「いいや信用出来ん!」って言っちゃうかも。
 だって、なんか裏で結託しそうじゃん。特にブラックと俺が。ブラックは元々悪人顔だけど俺も結構信用ならない顔をしてるらしいからな……クラスノの女子いわく。
 だから、これで納得して貰えなかったら血判状でも出すしかない。

 つーかもう、俺の能力に対しての疑問以上に、シアンさんのクーデター疑惑の方が大事でしょうし、ここいらで検証はそろそろ潮時なのでは。

 そんな俺の思考を呼んだかのように、国主卿は口元に笑みを湛えつつ、パンと手を叩いた。おおうビックリした。

「ま、この辺で黒曜の使者の能力については行き詰まりと言った所だろう。対策などを考えるのは、この件が終わった後でも良い。……本題は、このシアン・アズール=オブ・セル・ウァンティア候が、国家転覆を企んでいたかどうかだ」
「ええ、そうでしたね。では、その事についての話ですが……――」

 今度は、プレインで金の曜術師を束ねていたというリーダー的存在の、男の娘……いや男の美女もしくはメスお兄さんであるオーリンズ・アンブロージさんが手動で、クーデターについての事を話しだした。
 また最初っから、時系列を追って。

 こちらも以前と変わり映えのしない内容だったけど、しかし今回は少し違った。
 オーリンズさんは、俺達にとってとても有利な情報を出してくれたのだ。
 自らの仕切る集団の他に、今回皆殺しにされた議員達が率いていた【大いなる業】についての証言を持って来ており、それが「そもそも国を長年苦しめた原因」に関係している事を突きとめたと言ってくれたのである。

 オーリンズさんの情報には他の裁定員達も驚き、そしてまたシディさんの動きに関しても、シアンさんの協力は常識的範囲内の物で、クーデターが行えるような金銭的な援助や兵器の受け渡しなどは全くなかった事を証明した。
 これは、シディさんと一緒に動いていた【色情教】の人達が帳簿などを提出して、それを調査した結果確かであると認められた結果なのだという。

 全面的に信用出来たとは言えないものの、これでシアンさんとシディさんの関係はクリーンであると証明された……らしい。俺にはなんのこっちゃだが。
 しかし、まだシアンさんの容疑が張れたわけではない。
 その事について口を挟んだのは、意外にも……彼女の姉だった。

「現在の所、妹が関わっている可能性は大いに低いようですが……その証言は、信用できる物なのですか? 仲間の範疇はんちゅうならば証拠の捏造も出来るのでは」
「なっ……」

 何だよ、その身内を売るような発言。
 思わず声が出そうになってしまったが、それは俺達全員が同じだったようだ。
 しかしエメロードさん側と裁定員達は、表情を崩さずに続ける。

「帳簿は細工の出来ない特性の曜具で記されていました。議員達の素行も調査したのですが、取り込まれていない物の話のみで進んでいるがゆえ、今回被害に遭った議員側にいた兵士達の話を織り交ぜて決着をするつもりです。ですので、今の所はウァンティア候が援助をしていなかった、という部分に関しての決着のみです」
「国家転覆は考えていなかった、と?」
「そこは何とも言えません。もうすぐ悪夢にうなされていた兵士達も落ち着くでしょうから、その時に改めて事情聴取を行います。レクス・エメロード様も身内の事が故に慎重にならざるを得ないのはこちらも重々承知しておりますが……今回はそのように収めて下さらないでしょうか」

 うん……うん……?
 エメロードさんは、身内から不祥事が出たから、白黒はっきりつけたいって事?
 まあ確かにそれは女王様として当然の事なんだろうけど……でも、なんだかさっきから言い方にとげが有るように思えてならないんだよな……。

 なんでそんな言い方になるんだろう。緊張してるからなのかな。
 まさか、シアンさんのことが嫌いって訳じゃ……ない、よね。罷免させたそうってのは、妹を思う気持ちからだよね……?

「……分かりました。それでは、わたくし達はこれにて失礼いたします。……ああ、そうだ、ブラック様、お疲れになったでしょう? 今からお茶をれますので、ぜひご一緒に! 今日はいい茶葉を手に入れましたの……!」

 言いながら、変わり身早くエメロードさんはブラックに早足で駆け寄って行く。
 けれど決して雄々しい仕草など無く、その歩き方は乙女そのものだ。こんな状態でなければ、この強引さも純粋で可愛らしい行動に思えただろう。
 だけど、今さっきの怜悧な言葉は、彼女が決してただの少女ではない事を証明している。いくら見惚れるような姿の美少女でも、彼女は立派な大人なんだ。

 だからこそ、ブラックに対してこんなにも直球でアプローチしている。
 例え空気が読めないと思われても……いや、空気を無視して近付きたいほどの存在だと思い知らせたいからこそ、あえてブラックに駆け寄ったのかも知れない。
 本当に、何もかもが……俺とはまるで……。

「さあ、まいりましょうブラック様! さあ、さ……」
「あっ、う、う」

 俺が何かを言う暇も無く、ブラックも軽く頷いて、引き摺られるように連れて行かれる。だけど、それは俺達が当初から考えていた事だから問題ない。
 ブラックがエメロードさんから情報を聞き出す。それは俺達全員で決めた事だ。
 だから、俺は何も言えない。
 今更苦しくなっても、何も言えなかった。

「…………」
「さて、今回はこれで閉廷だが……君達は彼女との接見せっけんを希望していたね。条件付きではあるが、今回それを認めよう。ただし、彼女と会うのは、枷を付けた状態のクグルギ君一人だけだ。それで良いね?」

 国主卿がそう言うのに、俺達はただ頷く。
 ……そ、そうだ。そうだよな。ブラックも頑張ってくれてるんだから、俺達だってやる事やらないと。俺は俺に出来る事をして、シアンさんを助けなきゃ。

 よし、どうにかして、俺達の今の状況を伝えよう。
 出来れば……俺の世界みたいに、誰にも話を聞かれないような部屋を用意して貰えればいいんだけどな……。











※設定を読み違えていて、今までシアンの方を「姉」とか
 書いちゃってましたが、実際は「妹」でした……すみません…_| ̄|○
 修正しましたが、まだ違う部分が残ってたりするかも知れませんので
 もし見つけたら、お手数ですが感想でもツイッターの方でも
 教えて頂けたら嬉しいです(;ω;)もうしわけねえ…

 
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