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ラゴメラ村、愛しき証と尊き日々編
支配
しおりを挟む※すみません遅れてしまった……_| ̄|○
「ほ……本当に良いんだね? ツカサ君……」
ブラックが恐る恐る問いかけると、椅子に座ったツカサは強い意志を見せるように頷く。少し唇を噛んで、座部の端をぎゅっと握る様は可愛らしい以外の何物でもなかったのだが、それを言うとツカサが怒るのでぐっと堪えた。
(本当は嫌だけど……ツカサ君が確かめたいって言うんなら、仕方ないよな)
脳内にちらつくのは、あの時の記憶。
ラッタディアの地下遺跡で垣間見た、あの“ツカサであってツカサでない何か”と――――雪山で眠りこけているツカサを犯してしまった時に見た……あの、琥珀色の瞳とは全く違った……漆黒の瞳。
ツカサから“支配”の事を聞いた時に思い出したのは、その二つの記憶だ。
いつもの愛しい恋人とは全く違う雰囲気の、別物のツカサ。あの時のブラックは、それをただ見ている事しか出来なかったが……ツカサから話を聞いて、全て合点がいった。自分が恐れていた物の正体は、まさにそれなのだと。
無意識に、自分はツカサを“支配”していた。自分の思うがままにするために。
だが、ブラックはそれが我慢ならなかった。
何故なら……グリモアの力で“支配”したツカサは、ツカサではなかったからだ。
(あんな状態のツカサ君なんて、ツカサ君じゃない。僕の欲しいツカサ君は、僕の所まで落ちて来て欲しかったツカサ君は、人形みたいな存在じゃないんだ)
違和感を感じるような存在を手に入れて、何が嬉しいというのか。
肉欲は満たせたとしても、それでは“自分が本当に欲しいもの”は永遠に手に入らないではないか。
ブラックが欲しいものは、ツカサの体と……ツカサの心なのだから。
(心が無いツカサ君なんて、そんなのツカサ君じゃないよ。そりゃ、まあ、体を好き勝手に犯せるのは魅力的だけど……。そんな事をしたってバレたら、二度とセックスしてくれなくなるかもしれないし)
それだけは避けたい。
せっかくツカサの貞操の強さが緩んできて、完全に屈するのも秒読み状態になり、自分もそろそろ我慢の限界だというのに。これ以上おあずけになると、自分でも何をするか解らない。そう思うからこそ、滅多な事はしたくなかった。
どの道、本性を全て曝け出して困るのは自分だ。
ツカサの事だからきっと許してくれるだろうが、しかしそれまでの時間が耐え切れない。ツカサに触れられないなんて考えたくもない事だ。
(絶対に……絶対にそれだけは避けなければ……)
そんな事を思いながら、ブラックはツカサを見据える。
だが、あまりにも考えすぎたのか、沈黙に耐え切れなかったらしいツカサは、頬を真っ赤にしながら涙目でブラックに訴えて来る。
「は、早くして……」
紅潮した頬と、潤んだ瞳。
そんな顔で「はやくして」だなんて……
(あぁああ……っ! そ、そんなっ、そんなのっ、反則だってば……!!)
出来すぎだ。思わず股間が反応してしまう。
もうわざとやっているのかと怒りたくなるぐらいの姿に思わず腰を引いてしまったが、背後で控えていた駄熊も同じことを思ったのか、「ウグ」とかなんとか低い声を漏らしていた。さもありなん。
これは、長引くと余計に大変な事になってしまう。
(そ、そうだ。こんなのパパッとやっちゃえば良い! それに、支配と言ったって、僕がツカサ君を正気に戻す事も出来るんだろう? だったら、今方法を知っておけば、あの時みたいな事になってもツカサ君を取り戻せるよな……!)
物は考えようだ。もしまたあのような“好ましくない”ツカサになったら、今回の事を利用してツカサを引き戻せるではないか。
それなら、試しておいても損は無い。
とは言え……ブラックが体感した二度の違和感が、本当に“支配”による事象なのかどうかは怪しい所ではあったが。
「ブラック……?」
「あっ、ご、ごめんねツカサ君! 大丈夫、何も怖い事は無いよ、今試すからね」
慌てて近寄り頬を撫でると、ツカサは反射的に目を細める。
その仕草はまるで心地良さに目を細める猫のようで、あまりの愛らしさにまたもや腰を引いてしまったが……それだけ自分の手を「安心する物」だと思ってくれているツカサの事を思うと、興奮と共に愛しさも込み上げてくる。
そうだ、ツカサは、自分の手を甘受してくれる唯一の存在なのだ。
だからこそ、自分が守ってやらねばならない。
今は興奮している場合では無いのだ。
「つ、ツカサ君、試すからね……」
「う……うん……」
少し不安そうに見上げて来るツカサに、また理性が飛びそうになる。
が、そこは大人としてしっかり我慢しながら、ブラックは片手で優しくツカサの瞼を閉じてやった。
(え、えっと……でも、支配ってどうすれば良いんだ?)
よく考えたら、ブラックはその方法を知らない。
ツカサがあの指名手配犯から聞いたとおりに「グリモア全員がツカサを操れる」と言うのであれば、あの三下のクズ餓鬼がツカサを“支配”した方法は、七人のグリモア全員に共通する何かがカギになっているはずだ。
属性の力ではない。能力で操るというのも恐らく違うだろう。
だとすると……――――
(…………あれしか……考えられないが…………)
しかし、その言葉をツカサの前で呟くのは……どうしても、抵抗が有る。
自分を表す名前のおぞましさを更に強める言葉を、ツカサに聞かせたくなかった。例えツカサがその言葉を聞けないのだとしても。
だが……それを口にして見なければ……ツカサの懸念は、一生晴れない。
(……やるしか、ないか…………)
瞼に触れた手が、ツカサの震えを感じ取っている。
自分に全てをゆだねてくれたツカサのためにも、意を決さねば。
そう思い……――ブラックは、口を開いた。
「……ブラック・ヴァイオレットの名に於いて、命ずる……――――」
ずっと嫌っていた自分の【真名】。
その名を口にし、適当な言葉を呟いた、刹那。
「――――――っ」
触れていたツカサの体が、びくりと動き……弛緩した。
まさか。
嫌な予感を覚え、恐る恐る手を避けて、ツカサの顔を見やる。
「ツカサ……?」
ブラックの背後で熊公が名を呼んだが、ツカサは目を閉じたまま答えない。
明らかにおかしい。強い違和感を覚えながらも、今度はブラックがツカサの名をゆっくりと呼んでみた。
「ツカサ君」
すると。
「…………はい」
小さな声を漏らして、椅子に座っていた相手が目を開く。
その目は――――ブラックと同じ、綺麗な菫色に……染まっていた。
「……!!」
「なっ……ど、どういうことだブラック、何故ツカサの瞳の色が違う!?」
これには無表情が常の熊も驚いたのか、焦ったような声を漏らして一歩踏み込んでくる。しかしそれに構ってはいられず、ブラックは冷や汗を垂らした。
「……これが多分……黒曜の使者を“支配”した時の、証だよ。ツカサ君は特定のグリモアに支配された時、その相手が司る属性の色を瞳に宿すんだと思う。誰の支配下にあるかをはっきりさせるために……」
――そう。グリモアは七人存在する。
その全員がツカサを支配する力を持っているとすれば、誰が授けた命令を受諾したのかを確認する術が必要になるだろう。だが、自分達曜術師は滅多に協力し合う事は無い。ブラックが若かりし頃にはそう言う事もあったが、しかしあれは特例中の特例だ。本来であれば、有り得ない事なのだ。
だからこそ、誰が命令したかが解らなければ大変な事になる。混乱が起こり、内部分裂も起きかねない。ツカサの瞳の色が変化するのは、それを防ぐためなのだろう。
ここにはブラックしかグリモアの能力者が存在しないので、それもあくまでも仮定の話ではあるが、大よそ間違いはないと思われる。
(すごく嫌な感じだけど……僕の中の“魔導書”が、そうだって言っている気がする。でもまさか、グリモアにまだ知らない力が有ったなんて……)
ブラックとてこの不可解な能力の全てを把握していた訳ではないが、あの凶悪な技を使いこなしていた身としては、それ以上の恐ろしい力を持っていた事に驚きを禁じ得なかった。
――ツカサの恋人として、という視点を捨てて話すのであれば……この黒曜の使者を意のままに操る事が出来る能力は、魅力的であり……危険極まりない。
ツカサの力は、いわば無限の弾薬庫だ。
己の望む火力を簡単且つ自在に手に入れる事が出来、その気になれば大病や大怪我すらもツカサの能力で治ってしまうかも知れない。
彼の力を何度も目の当たりにしてきたブラックには、この能力はあまりにも万能で神になったかと錯覚を覚えるような力に思えた。
(もしツカサ君が敵だったら、僕は迷わず殺していただろうな。こんな厄介な付属品なんて、百害あって一利なしだ。手に入れたって手に余る。自分が納得した力を納得するだけ扱えるのであれば、それ以上の力なんて本当はいらないんだから)
ブラックは知っている。
過ぎた力を手に入れて身を滅ぼすという事の愚かしさを。
力に溺れて全てを失い……失意のままに死んだ、見知った者の哀れで無様な姿を。
だからこそ、ツカサの能力は一人で扱うには危険だと感じる事が出来たのだ。
そう、一人で扱うには、だ。
(やっぱり、ツカサ君が正気じゃないと意味が無いよ。ツカサ君の力は、やがて人に破滅をもたらす。だからこそ、ツカサ君が力を持たされたんだ、きっと……。この子なら、正しい量と正しい判断で扱えるって誰もが思うだろうから)
目の前の紫色の瞳をしたツカサを見て、ブラックは胸が痛くなる。
ツカサは穏やかな微笑みを浮かべて自分を見つめてくるが、しかし、こんなツカサはツカサではない。心のない動く肉人形にしか見えないのだ。
こんな状態で命令されれば、きっとツカサはその通りに動いてしまうだろう。
その様を思い浮かべると嫌悪しか湧かなくて、ブラックは顔を歪めた。
こんなに「生きている」と思わせる顔をしているのに……本当は「生きてない」だなんて……悪趣味にも、程が有る。
もし神と言う存在が本当にこの世界に生きているのであれば、問い質したい。
何故、自分の心を癒すほどに心優しい少年を、こんな風に他人に翻弄される存在として無慈悲にこの世界に放り出したのかと。
「ほんと……悪趣味だよ…………」
自分が言えた義理ではないが……今なら神すらも殺してしまえそうだった。
そんな事を考えて顔を暗くするブラックに、不意にクロウが話しかける。
「ブラック。長い時間支配していてツカサは大丈夫なのか?」
「あっ! そ、そうだ。そう言う事もあるのか……! まって、ツカサ君、えっと」
早く、どうやってツカサを元に戻すか調べなければ。
そう思ってツカサを見やると……相手は、ニコリと微笑んで立ち上がる。
何をするのかと思って見ていたら、ツカサは優しく微笑んだままで……
いきなり、服を脱ぎ始めた。
「えっ、えぇ!?」
「調べる、というお心を感知しました。行いやすいように、服を脱ぎ体を曝します」
「えええええ!! ままままっ、まっ、ちょっ、まっ」
「ぶ、ブラックお前なんて事を!」
「うえええ!? ちっ、違うよ僕そんな事思ってないって!」
怒るクロウに思わず反論するが、しかしこちらの焦りなど知った事でも無いと言うように、ツカサは恥じらいも無くホイホイと服を脱いでしまう。
ブラックは必死にやめさせようと思ったのだが。
「ツカサ君もう良いって、やめていいよ!」
「ツカサ、脱ぐのをやめろ!」
「ブラック様がやめるのを望んでおられないのでやめる事が出来ません」
「ブラック!」
「わーっ! 僕のばかー!!」
こんな時まで劣情を催してしまう自分が情けない。
だが、仕方がないのだ。ツカサの心が違っても、やはり体と声はツカサであり……ツカサの心が消滅したという訳でもないのだから。
だからこそ、自分はこんなにも興奮してしまっている。
その事を考えると、必ずしもこの“支配状態”が別物だとは考えられないのだが――なんにせよ目の毒だ。そんな事をされると我慢が出来なくなってしまう。
早く止めさせねばと思うのだが、しかし、ツカサがズボンに手を掛けて降ろすと、ブラックもクロウも……情けない事に、制止の声が喉につっかえてしまい。
「…………」
「……ゥグ……」
思わず、生足が現れる光景をじっくりと眺めてしまった。
(あああ僕のばかばかばか)
だがしかし、正直自分の命令通りに服を脱ぐツカサというのは興奮するし、仕方ない。なにせ、ブラックは未だに「奴隷ごっこ」を諦めていないのだ。
いつかツカサが付き合ってくれると信じて話した事を、忘れる訳がない。
なので、本当に不本意だが興奮してしまって。
「ブラック様」
「ん゛っ」
ツカサの声がいつもより凛としている。
柔らかな体をぴんと伸ばして立ち、自分の事を「様」付けで呼んでくれるツカサは、いつもと違って何だか禁欲的でそそられなくもなく……。
こんな事を考えてはいけないと解っているのに、衝動を抑えなければいけないと解っているのに……よこしまな考えが、捨てきれなくて。
(ちょ……ちょっとくらい……ちょっとくらいなら……いい、よね?)
ツカサの同意も無しに犯す事は絶対にしない。
だが、別の事なら。
ツカサが覚えていないのなら、有る事を試す為に、これくらいは……。
そう思い、ついブラックは――――支配状態のツカサに、問いかけてしまった。
「ツカサ君……」
「はい、ブラック様」
「あの……あのさ……」
「おいブラック、やめ」
「下着を脱いで、椅子に座ってえっちな格好しながら……誘ってくれない……?」
その言葉に、怒ったような声が引っ込む。
ああそうだ。自分を止めようとしたこの駄熊も、そういう奴なのだ。
だったら遠慮する事など無い。この程度ならツカサだって許してくれるはずだ。
「承知しました」
支配状態のツカサが不満一つ言わずに微笑んで下着を降ろすのは奇妙だが、まあ、仕方がない。今は支配状態だから仕方がないのだ。
下着を足から抜いて椅子に座ったツカサは、紫色の瞳で微笑んでブラックを見つめている。だから、大丈夫だ、きっと。
どんな格好をして誘ってくれるのかドキドキして見つめていると、ツカサは椅子に座った状態で足を開き、本来なら隠したがる陰部を全て曝しながら……扇情的に目を細めて、笑みを浮かべながら可愛らしい声を漏らした。
「どうか、このいやらしいメス堕ちケツマンコに、ブラック様のぶっとくて奥まで届くおちんちんの御慈悲を下さい♥ メスイキケツアクメを決めてブラック様専用の肉便所になるまで一生懸命おちんぽ奴隷として頑張りますので、なにとぞよろしくお願いいたします……♥」
…………ほう。
……ほう?
「つ……ツカサ?」
これには流石に駄熊も困惑顔だ。
さもありなん。何故なら、ツカサの言葉はあまりにも直球で、普段のツカサならば絶対に言わないような単語ばかりが並んでいたのだから。
しかも、アクメという多分異世界の物だろう単語まで出て来てはお手上げだ。
「や、やっぱり……恥ずかしげも無く言われるとちょっと萎えるな……」
普段と違って語尾がブラックに対して好意を伝えているような感じになっているのは凄く興奮するのだが、しかし、やはりツカサに求めるものと微妙に違う。
例えノリノリであっても、ツカサだったら多少は顔を赤くするだろう。
素面でこんな事を言えるような子ではないのだ。
(やっぱ支配しても楽しくないな……。ツカサ君はこういう台詞を嫌がって泣きじゃくりながら、それでも快楽に負けて言ってくれるのが一番興奮するのに……。ああ、台詞自体は凄く興奮するのに、なんでこう心が無いと興奮しきれないんだっ)
それはやはり、ブラックがツカサの事を愛しているからだろうか。
いやしかし、泣く姿が興奮すると言っておいて愛を語っていいものか。
色々と考えてしまったが……困惑してすっかり性欲を失ってしまったブラックに気付いたのか、ツカサは媚びた態度を止めると、居住まいを正した。
「ブラック様。御不用でしたら解除をご命令下さい」
「え?」
「解き放つ命令を下されば、支配状態は解除されます。これは、私が唯一所持している情報であり、ブラック様にとっての有益な情報たりえるものと判断したがゆえに、お伝えいたしました」
人形であっても、説明書くらいは朗読できると言う事か。
……しかしやはり、この状態はただの「機能」であって、ツカサでも何でもない。
(人の心とは無縁の『情報の集合体』なんだな……この状態のツカサ君は)
ただ、自分の中に有る情報と支配者の意思のみで動く、肉の人形。
そう思うと余計に虚しくなり、ブラックは再びツカサに近付いた。
「……ブラック・ヴァイオレットが命じる。……このまま、一刻ほど眠って消えろ」
「承知、いたしました」
そのまま、ツカサは目を閉じると――動力の切れた道具のように眠ってしまった。
「…………ツカサ……本当に、支配を受けていたんだな……」
あまりの変わりようにまだ理解が追いついていないらしいクロウが、素っ裸で眠るツカサを見て耳を伏せる。
ブラックもただツカサを見つめ、深く息を吐いた。
「……こんな事は、これっきりだ。もう二度とやらないよ。……こんな風なツカサ君なんてつまらないし……何より、これじゃツカサ君じゃないからな」
もう、やらない。
他の人間にもやらせるつもりはない。
ツカサが何にでも従ってしまう事や、簡単に自分が持っている情報を曝してしまうという事を知った今……彼を再び支配するような事を容認する訳にはいかなかった。
(幸い、この事はあのクソ餓鬼と僕しか知らない……。シアンはこんな事はしないから良いとしても……残り二人のグリモアが見つかったら……なんとかして、ツカサ君だけは隠しておかなきゃな……)
もういっそ、本当に監禁する為の家でも買った方が良いかも知れない。
そんな恐ろしい事を考えてしまうほど、ツカサの状態は深刻だった。
(ツカサ君の心を、体を良いように出来るのは、僕だけだ……)
他人にツカサの体を犯させるくらいなら、閉じ込める。
どれほど恨まれようが構わない。
だが、ツカサはその事すら乗り越えてしまうのだろうなと思うと……ブラックは、嬉しさともどかしさを感じてゆるい苦笑に顔を歪めたのだった。
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