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湖畔村トランクル、湖の村で小休憩編
15.甘い飲み物と甘い人
しおりを挟む「まさか……ロクショウ……?」
慌てて勝手口から出ると、緑青色の宝石みたいな綺麗な目と、爬虫類特有の突き出た鼻先が視界いっぱいに飛び込んできた。
マジ? マジでロクなの?
でもロクは今修行してて、あと数日しないと会えないはず。
……俺があんまり寂しいから、幻覚でもみたのかな。
だとしたら、さすがにやべーぞ俺……と思っていると、目の前のロクの瞳がうるうるして、鼻で俺の腹を優しく突いてきた。
あっ、夢じゃない。やっぱり本物のロクじゃん!
反射的に鼻先に抱きつくと、ロクは嬉しそうにぐおんと鳴いてくれた。ンンン、やっぱりロクだぁ。可愛いなあチクショウ!!
だけど……どうしてこんな夜遅くに?
「ロク……どした? お師匠さんになんかあったのか?」
頬のあたりの部分を撫でながら問いかけると、ロクは太い声を精一杯に絞ってきゅーきゅーと俺に可愛い声をぶつけてくる。
そんな声出されたら困るじゃないかもう! もう!!
どんだけ可愛さの限界値を突破して来るんだよ! ロクたんったらそんな事まで頑張っちゃってもう! お前がナンバーワンだよ!!
質問した事も忘れて思わず頭全体を使って擦りついちゃったが、ロクはそんな俺のスキンシップすら嬉しいのか、きゅーんと声を出して目を閉じた。
なんか、元気ないなロク……やっぱ何かあったのかな。
「ロク……悲しい事でもあったのか?」
窺うようにそう訊くと、ロクは大きな鼻息を噴き出して俺の髪を靡かせたが……一旦俺の抱き着きから逃れて、肩に付けるように頭を左右に動かし始めた。
なんだか言うのを迷っているみたいな感じだ。
テレパシーが出来なくなっても、ロクの考えている事は大体わかるぞ。
何をそんなに言い辛いんだろうかと思っていると……ロクはうるうるした目を俺に向けながら、きゅぅと喉を鳴らして、また腹をつんつんと鼻先でつついてくる。
その甘えるような仕草に、俺は何故ロクが真夜中に会いに来たのか理解した。
「そっか……夜起きて、寂しくなっちゃったんだな」
「グォ……」
「うん。良く考えたら……今までは、ロクが起きた時には俺が必ず傍に居て、こうやって頭を撫でてたもんな……。だから、また俺がいなくなったんじゃないかって怖くて、戻ってきちゃったんだよな」
黒く光る鼻筋を優しく撫でてやると、ロクは目を細めてぐるぐると喉を鳴らした。そうして、「もっと」と言うように手を軽く押し上げて来る。
その仕草は、ロクがダハだった時から変わらない、甘えてくる時の仕草だ。
本当に寂しかったんだなと思うと俺まで切なくなってしまって、またロクの顔にぎゅっと抱き着いてしまった。
「大丈夫。大丈夫だよ。もうロクに黙って消えたりしないから」
ロクだって、一週間は会うなと言う約束はちゃんと守るつもりだったのだろう。
だけど、一度生まれた不安は都合よく消せないものだ。どんなにポジティブな事を考えようとしても、不安は消せずに怖くなってしまう。人間ですら耐え切れない感情なのだから、純粋で素直なモンスターのロクなら尚更怖かったに違いない。
その怖さは俺も知っている。だから、どうして約束を破ったのかと怒る事なんて出来そうになかった。
俺だって……ロクがいなくなったらなんて考えたくもないんだから。
……それに、帰ったら間違いなく師匠のアンナさんに怒られるだろうし……ここで俺が怒ったら、ロクは必要以上に委縮してしまうだろう。
色んな人に怒られ続けたら、必要以上に自分を責めて寂しさや悲しさを押し込めてしまうかもしれない。そんな事は駄目だ。
俺は、ロクにもう我慢して欲しくない。
ロクは賢い子だから、これが悪いことだって言うのは解ってるんだ。
だったら、俺がやるべき事は……。
「…………なあロク、もう落ち着いたか?」
「グゥウ」
「ん、そっか。……じゃあ、飲み物でも飲むか? 俺もちょうど喉が渇いて起きちゃってさ、今から作ろうと思ってたところだったんだよ! ロクはタイミングが良かったなぁ~」
話を変えるように明るく訊くと、ロクは不思議そうに首を傾げたが、すぐに嬉しそうにこくこくと頷いてくれた。
良かった、ちょっと元気になってくれたみたいだな。
「じゃあ、作って来るからちょっと待っててな」
「グォオ!」
嬉しそうに目を細めて頷くロクに微笑み返して、俺は台所へ戻った。
ちょっと離れちゃうけど、窓が有るから大丈夫だろう。……それにしても、先にランプを取り出しておいて良かった。ロクの体に窓を覆われちゃうと、台所が暗くなっちゃうからな。
台所に立つなり緑青色に染まってしまった窓に苦笑しつつ、俺は先程探していたモノ……リオート・リングと、リモナの実を並べた。
「ロクがいるから、ちょっと多めに作るかな」
台所に置いていた砂糖壺を引き出して、準備万端と俺は気合を入れる。
あとは……中に保存しているアレが腐ってなければいいんだが。そう切実に願いながら、俺はリングを一回だけ軽く振った。
途端に、目の前にゴトンと大きな音を立てて壺が出てくる。
「おお……。マジックアイテムだし細かい事は言いっこなしなんだけど……やっぱ何度見ても原理が解らんな……」
ウィリー爺ちゃんは説明してくれなかったのだが、どうやらリオート・リングは収納した位置に関わらず、俺が願って輪を振るだけで内部の物を取り出せるようになっているらしい。多分、手間を失くすためにウィリー爺ちゃんがそういう仕様にしてくれたんだろうけど……ほんとチートアイテムだわこれは。
スクナビナッツも中々ナゾなんだけど、まあこの際それは言いっこなしか。
それより早くロクに美味しい飲み物を飲ませてやらねばと思い、俺は冷えた壺を台の上に引き上げて、ふたを開けてみた。
「よっと……」
かぽん、なんて軽快な音を立てて開いた壺の中には、真っ白な液体がたっぷりと詰まっている。そう、これはバロメッツのお乳……通称バロ乳だ!
俺がベルカ村で貰っていのは、このバロ乳。牛乳に非常に似た味がする、素晴らしい食材だ。昼間にオムレツでちょっと使っちゃったが、壺はまだ三個ほどある。問題は、そのバロ乳が腐ってないかって事だ。
バロメッツの乳は、バロメッツ自身と同様にとても扱いが難しい。
生乳を加工する術がないこの世界では、常温で半日も置けばバロ乳は腐ってしまうし、バターなどの加工品も冷やして運ばねば溶けてなくなってしまう。
牛乳とは性質がかなり違うが、それでも牛乳と同じ位に繊細な液体なのである。
だから、今までバロメッツの乳は流通する事も無く、限られた人だけしか乳製品を口に出来なかったのだ。
しかし、俺は「バロ乳のバターは冷やすと溶けない」という所に着目した。
冷やせば大丈夫と言うのなら、もしかしたらバロ乳自体も冷蔵して置けば、長く保存できるのではないか……牛乳より長持ちするのではないかと!
……と言うワケで、お乳が余るほど出るベルカ村のバロメッツから大量の乳(壺四個分)を貰い受け、俺は今ここでその結果を試そうとしていたのだが……神様、どうか腐ってませんように。
恐る恐る口を付けてみると…………。
「おっ……うまい……! 変な味もしないし、一日程度は大丈夫みたいだな」
この先もちょくちょく飲んで実験するが、今はこれで良しとしよう。
憂いが綺麗さっぱりなくなったので、早速俺が飲みたかったドリンクを作る事にする。ふっふっふ、こういう時の為にリモナの実を買っておいてよかったぜ。
「グォォ?」
「ん? んふふ、何を作るかは見てのお楽しみだよ~」
興味津々でぐるぐる喉を鳴らすロクに苦笑しながら、俺は大きくて深いボウルにバロ乳を注ぎ込み、そこに半分に切ったリモナの実を絞って汁を入れた。
味をみながら砂糖も投入しつつ、良くかき混ぜて砂糖を溶かすと……。
「よし、出来た!! バロ乳のレモンラッシー!」
「グォッグォ?」
窓の外から不思議そうな声が聞こえるのに、俺は笑って頷く。
そう、レモンラッシー。俺はこれが作りたくて、わざわざ起きて来たのである。
ラッシーって言うのは、本来はヨーグルトなどを使って作る中東らへんの人が大好きな飲み物だ。本場のモノは生クリームを加えたりしてもっとまろやかで、飲むヨーグルトって感じのものらしいが、今回は面倒なのでパス。
前に漫画でカレーと一緒にラッシーを作る話を見たことが有ったので、美味そうだなーと思って覚えてたんだよね。ああ、カレーも食べたい。
ちょっと腹が鳴りそうだったが、ぐっと抑えて俺はボウルからコップ一杯分だけラッシーを移し、そのコップとボウルを持ってまた外に出た。
「グォオ」
「冷たい飲み物だから、ちょっとずつ飲もうな」
まずロクに飲ませてあげようと思って、飲みやすいようにボウルを口元へ持って行く。すると、ロクは首を左右に傾げながら大きな舌をべろんと垂らした。
……ボウルに入らんな。仕方ないので、舌に窪みを作って貰ってそこへレモンラッシーをちょろっと流す。
ロクは確かめるように口を閉じてモゴモゴしていたが……やがて耳(らしき所)をピンと立たせると、もっととせがむように俺に鼻をこすりつけて来た。
「あはは、解った解った! 一気に飲んじゃ駄目だぞ」
自分も時々コップに口を付けながら、ロクの大きな口に少しずつラッシーを流し込んでやる。目を細めて美味しそうに喉を動かすロクを見ていると、俺まで嬉しくなってくるよ。
俺はロクと月見酒……いや月見ラッシーと洒落込んで、しばらくゆったりと二人だけの時間を過ごした。
――こうしてると、俺の婆ちゃんの集落を思い出すな。
空がきれいで、緑が沢山あって、自分達以外誰も居ないような感じがするほどに静かで風の音しか聞こえなくて……。
「なんか、いいな。こういうの」
一人と一匹、って感じだろうか。
わびさびとか細かい事は俺には解らないけど、こういう静かで寂しい……でも、ロクがいて寂しくない不思議な感じは嫌いじゃない。むしろ好きかも。
何時間でもこうして居られるなあ。
「グォ……」
ロクが俺にすり寄って甘えて来るのに応じながら、俺も頭を預ける。鎧のように固く艶やかな漆黒の鼻先を撫でてやると、ロクは穏やかな息をゆっくり漏らした。
……だいぶん落ち着いて来たみたいだな。
そろそろ頃合いかと思って、俺はロクを撫でながら優しく囁いた。
「……なあロク」
「グゥ?」
「本当の本当に寂しくなった時は、また来ていいからな。……でも俺さ、早くロクと一緒にたくさん旅がしたいんだ。……だからさ、俺ずっと待ってるから……無理しないで、ちゃんと休みたい時は休むんだぞ。アンナさんと一緒に頑張れば、絶対に変化の術も出来るようになるから」
そう言って、また頭を撫でる。
……「帰るか」なんて事は言いたくない。ロクが自然と「帰ろう」と思えるように、俺は精一杯ロクを安心させてやりたかった。
本当は厳しく突き離した方が良いのかも知れないけど……心が疲れている時に頭ごなしに怒ったんじゃ、逆効果になりそうな気がするし。
なにより、ロクは聞き訳のいい子だもんな……俺とは違って!
……いかん、自虐はやめよう。
「グォォ……グ、グゥ……キュー、キューン」
「あはは、また無理して可愛い声出して。もー、ロクは甘えん坊だなあ」
体が大きくなってもやっぱりロクはロクだ。
思いきり甘えさせてやりたいけど……やっぱ体のサイズが違い過ぎると、ぎゅっと抱きしめてやることも難しい。なんだかもどかしいよ。
少しでも慰めになってるといいんだが……と思っていると、ロクが不意に俺から顔を離した。ぐっと上がって行く頭を思わず見上げると、ロクはぐるぐると喉を鳴らしながらゆっくり瞬きをする。
――――ああ、もう心配ないんだ。
俺は直感的にそう思った。
「…………そっか、もう大丈夫だな」
「グォン」
「頑張れよ、ロク。今度会う時は、お前の好きなクラブハウスサンドを持ってってやるからな!」
気張ってこい、と親指を立てて明るく言ってやると、ロクはにっこりと笑うように目を歪ませて、俺の頬をでっかい舌でべろんと舐めた。
お返しに鼻先にキスをしてやると、ロクは照れたように小さな前足をよたよたと動かして、嬉しそうに笑って首を振った。うん、もう心配いらないな。
夜より真っ黒な背中が森の中に消えてしまうまで見送って、俺は一つ大きく伸びをした。体がまだちょっと痛かったが、ロクに負けてらんないな。
もう一眠りしたら、俺も色々頑張ろう。
「えーっと……とりあえず、催涙スプレーをどうやって作るのかを考えるのと……あと木材に使う薬品の事も調べて……あっ、そうそう、アレも作るんだった! ふっふっふ、今の内に仕込んでおいたら昼には食べられるかな~」
うんうん、充実してるぞ俺!
じゃあまずは、一番楽しみにしている事をやってみよう。早速台所へと戻り、使った物を洗って新たに材料を用意しようと踵を返す。と。
「ツカサ君、どこいったのかと思ったよ……」
いつの間にか、肌着代わりのシャツとズボンというラフな格好をしたブラックが、目を擦りながらだらしない姿で立っていた。
……いつも思うけど、俺よりガキじゃないかなあ……この格好……。
「ねえ、探したんだからね」
「ごめんごめん、ちょっとロクが来ててさ……」
「ロクショウ君が? ああ、それでなんか気配がしてたのか……」
「そうそう。寂しかったみたいで……だから、話してやってたんだよ。つーかお前なあ、いい大人なんだから、シャツ出すか入れるかしろよなもう……」
不機嫌そうに目を擦る子供っぽい中年に溜息を吐いて、俺は中途半端に押し込まれているシャツを引き出す。シャツ入れてたらオッサンくさいぞ。
あーあーもう髪の毛もこんがらがっちゃって……。
こういう時にうねうねしてるくせっ毛って大変だな。そんな事を考えながら、爪先立ちでブラックの髪の毛を手で梳いていると、ブラックは何を思ったのか俺をぎゅっと抱きしめて来た。
「ちょっと。なに」
「んんん……起きたらツカサ君がいないんだもん……僕泣いちゃうかと思った」
「オッサンが何言ってんだ、バカ! 便所やら水飲みやらで居なくなることだってあるだろ……つーか大体、こんな真夜中に一人で出歩くかよ。お前は俺を何だと思ってんだ不良とでも思ってんのかこらぁああ」
昼間あんな事されて身体が痛いってのに、俺がどこに行けるっつーんだよ!
なんかそれ考えるとイライラして来た、ムカついたので頬を抓ってやろう。
「いひゃひゃひゃ! ごえん、ごめんん」
「ったく……」
情けない声と顔を披露するくらいなら、年相応の振る舞いをしろと言うに……。
いやまあ、このやりとり何度目だよって感じだし、俺は別にブラックに大人らしさを求めてる訳じゃないからいいけど……って何言ってんだ。
「でも寂しかったのはホントだよ……? もしツカサ君が家に居なかったら、僕は泣き叫びながら街中走り回ってたかも……」
そう言いながら俺の髪に顔を押し付けて懐くブラックに、何だか妙に恥ずかしくなって、居た堪れなくなってきた。
だけど、ブラックは俺を抱き締めたまま離す事は無く、ずりずりと移動して椅子に座る。成すがままの俺はと言うと、いとも簡単にくるりと体を反転させられて、ブラックの膝の上に当たり前のように乗せられてしまった。
…………うん、まあね。このくらいはね……。
「ツカサ君……ねえ、解ってくれる?」
「ん……んん…………」
髪を唇で食まれる感触がする。
なんだか体の中がむず痒いような気持ちになって来て、身体をぎゅっと縮めるが、ブラックは構わずに俺に体を密着させて来る。
な……なんか変だ……妙にドキドキするんだけど……。ブラックが部屋着みたいなだらしないカッコしてたから? それとも、昼間のアレが尾を引いてて、体が思った以上に過敏になっちまってるんだろうか。
「それでさ、ツカサ君……ロクショウ君と何してたの……?」
低くて耳を擽るような声が、間近に聞えてくる。
その事にすら体がぞわぞわと粟立つ感覚を感じて、俺は本格的に自分の体がおかしい事になっているのに気付いてしまった。
でも、だからってそのまんま発情する訳にもいかない。
つーか俺、疲れてるし。そもそも体痛いしもう無理だし!!
「ツカサ君?」
「ひっ……っぁ、いや……な、なんでも、ない」
「ね……何してたか、聞かせて……?」
俺を抱いている大きな手が、柔く体に張り付いて来る。
「…………っ」
その感触に、また体がじわじわと熱を持ったような気がしたが……気のせいだと自分に言い聞かせて、俺は息を吐いた。
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