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序章
9.人語を解する獣
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…………なんだか、体がゆらゆらと揺れている。
凄く大ぶりな動きで、気が付くと自分の手足がぶらぶら揺れているのに気が付いた。しかも、なんか腹の部分がゴツゴツするし生温い。
何故か濡れているような気がするし、何か尖った物がやんわりと体を上下に挟んでいるみたいで、どうにも居心地が悪かった。
……だけど、何故か動けない。
これ、どうなってんだ。俺の体どうしたんだろう。
――――気付くと、目を閉じた暗闇の中でゆっくりとさきほどの記憶が蘇ってくる。
「…………」
ああ、そうだ。
俺、確か、砂漠で大型トラック並にデカい熊に襲われたんだっけ。まるで白昼夢か蜃気楼みたいな出来事だったけど……俺ってばもう食われちゃったのかな。
じゃあ、この揺れって胃の中だからってことなんだろうか。
痛くないし……やっぱ獣人に食べられる時ってこんな時も痛くないんだな。
それなら食われたって怖くないや。なんだかんだで最後には格好良く終れたよな。なんかジリジリ暑くてまだ砂漠に居る感じがするけど、きっともうすぐ楽になる。
なら、いいか。
そう思って俺は、大きな動物が足を踏みしめる音と揺れを感じながら、またゆっくりと意識を闇に落とした。
――――そうして、何時間経ったんだろうか。
ふと目が覚めて、俺は自分がどこにいるのか解らず暗い中で目を開けた。
……なんだか目がぼやけてるせいで辺りが真っ暗に見える。どこにいるんだろう。そう不思議に思って、体が急に寒さを感じ震えて来た。
あれ……さむっ……さ、寒い……?
どういうことだろう。
もしかして本気で死んだら寒くなっちゃうものなのか?
こんな発見をしたなんて凄い事だぞ。生きてれば尾井川達に教えてやれたのに、死んじまったなんて本当に残念だ。周囲が暗いのだって、きっと死後の世界ってモンなんだろうし……いや、死んでからも意識が保ててるってそういえば凄いな。
でも死後の世界って一体どういうところなんだろう。
不思議に思って、じっと目を凝らしてみると、だんだんと視界がハッキリしてきた。
目の前を見やると、下から小さな淡い光の粒が浮き上がっているのが見える。これは……俺が昨日まで見ていた、砂漠の不思議な光じゃないか。
じゃあ俺、もしかして助かったのかな?
えっ……ってことは、あの大熊はどっか行っちゃったってこと!?
まさかラガルさん達を追いかけてったんじゃないよな、そんなのダメだ!
慌てて起き上がると、背後から声が聞こえた。
「気が付いたか」
「…………」
だれ、この、声。
…………。
し、知らない。
こんな低くて冷静そうでキリッとしたオッサンの声なんてしらないぞ。
ラガルさんはオッサンだけど酒が好きそうなオヤブンな掠れ声だったし、こんな風に寡黙そうでしっかりした大人の男の声なんて、今までで聞いた事が無い。
しかも、なんか冷静っていうか……冷酷そうにも思える。
いやでも喋ってるんだから、熊じゃないよな。
ってことは、俺を助けてくれた誰かってことなんだろうか。
恐る恐る後ろを振り返った、そこには。
「もう意識もハッキリしているようだな」
そこ、には……――――
俺達を問答無用で襲いに来た、デカすぎる熊が…………
「ヒッ…………」
「気絶するな。……ああ、お前が会話するにはこの姿は大きすぎるな」
ようやく気が付いたのか、座っていた大熊は巨体を少し動かす。
そうして、目を閉じてグッと肩に力を籠めるような仕草をした。すると……その巨体が淡い金色の光に薄く包まれ、スルスルと縮んで行って普通の熊に……。
……って、可変なの!? その体!!
「あ、あ、アンタ……い、いったい……」
「……喰う前に、少し話がしたいと思って目が覚めるのを待っていた」
そう言いながら、熊は俺に近付いて来る。
今まで食べなかったことが不思議だったけど、話がしたかったのか。まあでも、それが終わったら食われるっぽいし、どっちにしろ俺はオワリなわけだな。
……でも、不思議と怖さが無い。
この熊が喋ってて、妙に落ち着いてるからだろうか。
それとも、敵意が無いから?
自分でもよく分からないが……でも、考えてみればただ食わるのも味気ないよな。
俺を死なせる相手の事だし、知ってから食われても良いかも知れない。初対面ではいきなり襲われて恐怖と焦りしかなかったけど、考えてみれば“砂犬族”意外の獣人もいるだろうし、この人もきっとそうなんだろうしな。
獣人が獣人を襲って食べるのは、もう知っている。
それがこの世界の自然のサイクルならば、俺がとやかく言う権利は無い。
ルールに負けたんだから、そこは潔く行かないとな。理不尽なワケでなもないし。
というわけで、俺は自分でも己の冷静さに驚きつつ相手を見る。
すると、普通サイズに変化した熊は、指代わりの長い人差しツメで頬を掻いた。
「…………食われる瀬戸際だというのに、おかしなヤツだな。お前は人族だろう? 獣人をモンスターと混同するくせに、何故いざ食われるとなると大人しくなる」
あっ、この世界やっぱり俺みたいな「人間」がいるんだ!
そうなると逃げたくなるけど、この砂漠じゃムリだしなぁ……地理も分からんし。
ともかく、話してくれるならそれに従おう。これだけ冷静に話せる人、っていうかクマさんなんだから、会話するうちに気が変わって助けてくれるかもしれないし。
ま、ダメだったらそんときゃそんときだ。
二度も死んだと思うような経験をしたし、もう逃げ場がないと分かるとなんだか逆に気楽になってきちゃったよ。
あとは痛くないように食べて貰えるのを祈るのみだなと思いつつ、俺は不思議そうに鼻をぴすぴすと動かす熊さんの問いに答えた。
「そりゃあ……他の人は知らないけど、アンタは俺をすぐに食べずに話をしようって思ってくれたワケだし、言ったん落ち着こうって思わない?」
「後で食われるとしてもか」
「まあ俺はさっき食われたと思ったし……それに、アンタは冷静に会話してくれそうだから、痛くないように食べてくれるかなって」
さっき思っていた事を素直に言うと、熊はますます意外そうに目を丸くする。
動物ってこういう呆気にとられたような表情をするのか……とついつい驚いてしまうが、相手は獣人だから当然だよな。
人間の姿ではないけど、多分こういう獣形態の獣人も居るんだろう。
でなけりゃ喋れないワケだしな。
と、思って言葉を継ごうとするが。
「ぶえっくしゅっ!!」
うああっ、で、でっかいクシャミが出ちまった。
またこの寒い砂漠に軽装で放り出されたもんだから、そりゃ寒いよな。これじゃ風邪ひいちまうよ……うう、き、気が付いたら余計に寒くなってきた……。
「ああ、そうか。人族は毛皮ではなく“肌”という皮しかないんだったな。すまん」
「はえっ」
今、なんか変な事を言われたような気がするけど、なんて?
理解出来ずに目を瞬かせていると、熊が近寄ってくる。そうして何をするかと思ったら、俺の背後にドッカと砂をまき散らして豪快に座ると――――
「話が終わるまで温めてやる。……ということは、やはりお前は人族なのだな。こんな小さい人族は見た事が無いが、安心しろ。その方が早く温まる」
「す、すんません……」
ちょっと恐縮してしまったが、しかしこの熊さんの毛……すごく温かい。
外側はごわついて硬いけど、奥へと詰め込まれると内側の柔らかくてモフモフな毛が体を覆ってくれてめちゃくちゃ温かい。それに、お腹の毛だからかその滑らかさや心地良さも最高級だ。く、熊ってこんな毛皮してるのか……!
いや、異世界だから俺の世界とは違うのかな。異世界熊だからなこの人……。
……人でも無いか。獣人か。ああもうややこしい。
「温かいか」
「は、はい」
「む。……では、話を続ける。…………お前はオレを『痛くないように食べてくれそう』と言ったが、何故そう思う。獣人の面などどれも厳つく判断がつかんだろう」
厳ついかな……まあ人型のラガルさん達は山賊的ないかつさだったな。
でも別にケモノだったら気にならないけどなあ。
それに、熊の姿だと、その……た、ただ、可愛いし……。
…………俺、可愛いのとか動物も大好きなんだよな……だから、正直こうやって熊のお腹に埋もれているのは至福と言いますか……ふ、ふへへ……。
って、だ、駄目だダメだっ、気を引き締めろ俺!
もしかしたら、助けて貰えるかもしれないのにっ!
「どうした。今更怖くなったか」
「あ、いえ……その……俺、そんなに獣の姿を怖いとも思わないし、それに……怖い顔とは言っても、あの“砂犬族”の人達は俺にそれなりに優しかったから……だから、熊さんとも話し合えるかなと思って」
「食われる事は怖くないのか」
「それが自然の摂理ってものなんでしょ?」
見上げると、熊さんはどうも困ったように鼻の付け根にぎゅうっと皺を寄せて、長い鼻先をちょっと曲げた。……こ、困ってる熊も可愛いな……。
「それはそうだが……というか、小さいのによく摂理という言葉を知っているなお前」
「……いや、普通は知ってると思いますけど……」
そういうと、熊さんはウームと喉で唸って俺を抱いているのとは反対の手で、爪を一本立てて悩むように自分の頬をトントンと叩く。
その仕草すらも可愛いのだが、どうしたものだろうか。
声がオッサンであろうとも、やっぱり動物は可愛い。
そりゃ人間の女の子も愛らしくて最高だけど、そうでなくて動物の愛嬌ってのは、何ともこう……赤ちゃんのような子供のような愛らしさを感じるんだよなぁ……!
だからもう俺的には、抱き締めたい可愛がりたいめっちゃ可愛いとしか思えないと言うか、なんなら爬虫類も可愛いし魚だってイケそうっていうか……ッ。
「ムゥ……お前は随分と変わった人族なのだな」
「はえっ!? あ、そ、そうですかね!?」
変な声を出してしまった。ぐうう、この状況が悪い。
おすわり熊さんの片手に抱かれてモフモフのお腹に埋もれてるなんて天国、そりゃ気もそぞろになるってモンですよ。ええもうそれは。
「さっき食い殺そうとしたオレに触れられても、お前は逃げもしないではないか。獲物でも、そんな者は見た記憶が無い」
「それは……まあ……」
「あと、お前……なんだか、普通の人族以上に美味そうな匂いがする……」
そう言われて、濡れた黒い鼻頭がぎゅっと俺の首筋にくっつく。
スンスンと匂いを嗅がれてくすぐったさゾクゾクしてしまうが、それとは別にして、鼻を押し付けられているのが嬉しいし、か、顔に。顔とか首とかに熊さんのちょっと硬いモフ毛が! モフ毛がもっふりとくっついて……!!
あ、あああ、死ぬ前にこんな幸福に浸れるなんて思ってなかった……。
神様、罵倒してゴメンなしゃい……お、おれは幸せですぅう……。
「あへへ……」
「変な声を出すんじゃない。……しかし本当に美味そうだな……」
「あっ、思い出したけど……それ多分俺の血のニオイじゃないですかね」
「血?」
ヘブン状態で一瞬天国へイキかけたが、そんな事をしている場合ではない。
そう言えばと思い出したことを説明すると、熊さんは不思議そうに首を傾げた。
……ッ、はいー反則!! その可愛さ反則です!!
やめてくださいよねそういう可愛い仕草!
声がオッサンでも俺の心の乙女回路が反応するでしょまったくもう!!
「血で腹が満たされる……? ムゥ……確かに、人族の体液は“オレ達”にとっては有益であると教わったが……しかし……」
おお、俺が悶えている間に熊さんが考え込んでしまっている。
意外と思慮深い熊さんなんだな。まあでも熊って記憶力も良いし頭だって凄く良いらしいもんな。そりゃ人間みたいに深く考えたりもするか。
そもそも人型の獣人だけが頭いいワケじゃないもんな。
獣型で喋れるなら、そういう人だって普通に「人」として行動が出来るのだろう。
だったら尚更、取引の余地があるんじゃなかろうか。
そう思って熊さんの顔を見た俺に、相手も視線を落としてきて。
「……一つ、頼みたい事がある。もしソレが成功したら……お前の肉を牙で砕くことも無用になるかもしれない」
「えっ、マジっすか!」
つい敬語ゼロで返答してしまうが、相手から譲歩されるとは思ってもみなかったので、うっかり嬉しさに全振りになってしまった。
しかし相手は気にせず、大人の低い声で「うむ」と頷いた。
「だが、お前には少し……恥ずかしいと言うか、抵抗があるかもしれない」
「でも……それが成功すれば、俺は食われないんですよね?」
そう言うと、相手は少し難しそうに唸ってから答えた。
「まあ……人族も特に恥ずかしがったりはしないが……お前のような生娘には、少し刺激が強いかも知れない。場合によってはキズモノになる。それでも良ければ」
「でも命は助かるんですよね? じゃあ、やるっきゃないかなって……」
キムスメだのなんだのっていうのが変な言い回しだけど、まあ死ぬよりはマシだ。
このオジサン熊も話が分かる人みたいだし、そんな怖い事はしないだろう。
そう思って見上げた俺に、熊さんはゴクリと唾を飲み込んだようだった。
…………そ、それ、我慢出来ずに頭からガブッとかの合図じゃないですよね。
なんか不安になって来たな。
そのキズモノになりそうな行為が、どうか穏便な物でありますように……。
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