ドブネズミの革命 ─虐げられる貧民たちは、自由を求めて下克上する─

貧富の差が激しい国イズティハル。
貧民は人にあらず、ドブネズミと呼ばれている。

イズティハルの貧民ファジュルは、恋人ルゥルアと二人で暮らしていた。
貧民は差別され、仕事をまともにもらえない。
パン一つを得ることもままならない日々だったが、王女シャムスと出会ったことをきっかけに変わり始める。

シャムスの望みは『スラムにいる賢王の息子を探し、新たな王にすること』

そして現国王ガーニムもまた賢王の息子を探していた。
王の望みは『政敵である賢王の息子を殺すこと』

賢王の息子を殺すため、国王はスラムに火を放つ。
そしてファジュルは自分こそが賢王の息子なのだと知ることになる。

「戦うしかないのなら戦う。俺はルゥやみんなが幸せに暮らせる未来がほしい」

これはドブネズミと呼ばれた王子が、貧民たちの幸せのため玉座を勝ち取りにいく物語。



この作品はノベルアップ、小説家になろうにも掲載しています。

*この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
24h.ポイント 0pt
20
小説 194,000 位 / 194,000件 ファンタジー 44,509 位 / 44,509件

あなたにおすすめの小説

ドブネズミの夜伽

ちはやれいめい
恋愛
「ドブネズミの革命」一話の一年前。 スラムで暮らす青年、ファジュルと幼なじみの少女ルゥルア。 ファジュルはずっと好きだったルゥルアに告白し、夫婦の契りを結ぶ。 貧民故に平民のような婚約契約式を挙げることは叶わないけれど、心と身体は互いを求める。 本編未読でもお楽しみいただけます。

今さら、私に構わないでください

ましゅぺちーの
恋愛
愛する夫が恋をした。 彼を愛していたから、彼女を側妃に迎えるように進言した。 愛し合う二人の前では私は悪役。 幸せそうに微笑み合う二人を見て、私は彼への愛を捨てた。 しかし、夫からの愛を完全に諦めるようになると、彼の態度が少しずつ変化していって……? タイトル変更しました。

今までありがとうございました、離縁してください。

杉本凪咲
恋愛
扉の隙間から見たのは、乱れる男女。 どうやら男の方は私の夫で、女の方はこの家の使用人らしい……

7輪の花と6冊の本と5枚の手鏡と4本の香水瓶と3着の毛皮と2台の馬車と1つの宝石と

晦リリ
BL
とある国の王様が言いました。  「近頃とんと眠れない」  その言葉を聞いて、おつきのものは寝物語を聞かせるべく、7人の者と、7日間分のほうびを用意しました。  ※Twitterにて開催されていた"2020男子後宮BL"への参加作品です。  ※小説家になろうにも掲載中

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします

文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。 夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。 エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。 「ゲルハルトさま、愛しています」 ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。 「エレーヌ、俺はあなたが憎い」 エレーヌは凍り付いた。

【完結】諦めた恋が追いかけてくる

キムラましゅろう
恋愛
初恋の人は幼馴染。 幼い頃から一番近くにいた彼に、いつの間にか恋をしていた。 差し入れをしては何度も想いを伝えるも、関係を崩したくないとフラレてばかり。 そしてある日、私はとうとう初恋を諦めた。 心機一転。新しい土地でお仕事を頑張っている私の前になぜか彼が現れ、そしてなぜかやたらと絡んでくる。 なぜ?どうして今さら、諦めた恋が追いかけてくるの? ヒロインアユリカと彼女のお店に訪れるお客の恋のお話です。 \_(・ω・`)ココ重要! 元サヤハピエン主義の作者が書くお話です。 ニューヒーロー?そんなものは登場しません。 くれぐれもご用心くださいませ。 いつも通りのご都合主義。 誤字脱字……(´>ω∂`)てへぺろ☆ゴメンヤン 小説家になろうさんにも時差投稿します。

【完結】いてもいなくてもいい妻のようですので 妻の座を返上いたします!

ユユ
恋愛
夫とは卒業と同時に婚姻、 1年以内に妊娠そして出産。 跡継ぎを産んで女主人以上の 役割を果たしていたし、 円満だと思っていた。 夫の本音を聞くまでは。 そして息子が他人に思えた。 いてもいなくてもいい存在?萎んだ花? 分かりました。どうぞ若い妻をお迎えください。 * 作り話です * 完結保証付き * 暇つぶしにどうぞ