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第6章 魔法の靴
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本当に、これで帰れるのだろうか?
ジュンヤは今ひとつ、信子の言うことを、信じることが出来ない。
確かに、ガラスの靴がかかわっている、というのは間違いなさそうなのだが…
「大丈夫よ!姉さんの言うことを、信じて!」
彼女はにっこりと、笑ってみせる。
柚には、この靴はデカ過ぎるし、ジュンヤには、カカトがグラグラする。
「履かなきゃあ、ダメ?
持つだけでも、いい?」
試しに聞いてみると
「そうねぇ~大丈夫なんじゃないのかなぁ」
そういえば、そこまでは考えてはいなかった…と信子は笑う。
「え~」
考えてよぉ~
甘えるように、ジュンヤは声を上げると、思い切って靴を手に持ち、
柚と手をつないだ。
柚も、ジュンヤの真似をして、靴をぐっと握りしめる。
「ねぇ~呪文とかないの?」
これだけで、本当に、大丈夫?
心もとなさに、ジュンヤが聞く。
「そんなものは、知らないわ」
あっさりと、信子が言うので、
「え~」
ジュンヤは目を剝いた。
本当に、大丈夫か?
もしも、ダメだったら?
ジュンヤが、そうつぶやいた時…
「大丈夫だよ」
どこかで、魔法使いのおばあさんの声が聞こえる。
その瞬間、まばゆいばかりの閃光を放ち、辺り一面を真っ白な光で、
飲み込んでいった…
ジュンヤは今ひとつ、信子の言うことを、信じることが出来ない。
確かに、ガラスの靴がかかわっている、というのは間違いなさそうなのだが…
「大丈夫よ!姉さんの言うことを、信じて!」
彼女はにっこりと、笑ってみせる。
柚には、この靴はデカ過ぎるし、ジュンヤには、カカトがグラグラする。
「履かなきゃあ、ダメ?
持つだけでも、いい?」
試しに聞いてみると
「そうねぇ~大丈夫なんじゃないのかなぁ」
そういえば、そこまでは考えてはいなかった…と信子は笑う。
「え~」
考えてよぉ~
甘えるように、ジュンヤは声を上げると、思い切って靴を手に持ち、
柚と手をつないだ。
柚も、ジュンヤの真似をして、靴をぐっと握りしめる。
「ねぇ~呪文とかないの?」
これだけで、本当に、大丈夫?
心もとなさに、ジュンヤが聞く。
「そんなものは、知らないわ」
あっさりと、信子が言うので、
「え~」
ジュンヤは目を剝いた。
本当に、大丈夫か?
もしも、ダメだったら?
ジュンヤが、そうつぶやいた時…
「大丈夫だよ」
どこかで、魔法使いのおばあさんの声が聞こえる。
その瞬間、まばゆいばかりの閃光を放ち、辺り一面を真っ白な光で、
飲み込んでいった…
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