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第4章 夢のつづき
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「怖くないの?」
知らない場所にいるのに…この子は平気なのか?
さっきは、あんなにおびえていたのに、大丈夫か、とジュンヤは思う。
「へいき」
柚はニッコリと笑う。
「だってね、ジュンヤくんと、一緒なんだもん」
はにかむ仕草で、少し頬を赤くさせて、柚はジュンヤを見上げる。
その顔を見ていると…ジュンヤも、このままではいけない、と思う。
「そうだなぁ。帰り道を見付けないといけないしなぁ」
「うん」
この子に会ったのが、今日が初対面だ、と思えないくらい、柚は
親し気にじぃっと薄茶色の瞳を、ジュンヤに向ける。
(あれ?)
その瞳を見ると、ジュンヤは何かに気が付く。
(この子は…誰かに、似てる…)
なんで、そう思ったのかは、よくわからない。
ただふと、そんな思いに駆られたのだ。
(なんでだろう?)
なぜ、そんなことを思ったのかさえ、彼にはわからない。
ただ…自分が探しているものに、近い感じのものか?
「ユウちゃん~
ユウちゃんは、何を探しているの?」
そういえば、この子に初めて会った時に、そんなことを言っていた…
と思い出す。
「えっ?」
だが柚の方は、すっかり忘れている。
なぜなら、ガラスの靴は、もう直っているからだ。
「え~とぉ」
困ったように、頭をかしげる。
自分は何のために、ここにいるの?
それから「あっ」と声を上げると
「ママの靴!」
手の中が空なことに、気が付く。
柚はあわてて、キョロキョロと辺りを見まわす。
「靴?」
靴って…どんな靴だ?
ジュンヤもつられて、探し始めた。
知らない場所にいるのに…この子は平気なのか?
さっきは、あんなにおびえていたのに、大丈夫か、とジュンヤは思う。
「へいき」
柚はニッコリと笑う。
「だってね、ジュンヤくんと、一緒なんだもん」
はにかむ仕草で、少し頬を赤くさせて、柚はジュンヤを見上げる。
その顔を見ていると…ジュンヤも、このままではいけない、と思う。
「そうだなぁ。帰り道を見付けないといけないしなぁ」
「うん」
この子に会ったのが、今日が初対面だ、と思えないくらい、柚は
親し気にじぃっと薄茶色の瞳を、ジュンヤに向ける。
(あれ?)
その瞳を見ると、ジュンヤは何かに気が付く。
(この子は…誰かに、似てる…)
なんで、そう思ったのかは、よくわからない。
ただふと、そんな思いに駆られたのだ。
(なんでだろう?)
なぜ、そんなことを思ったのかさえ、彼にはわからない。
ただ…自分が探しているものに、近い感じのものか?
「ユウちゃん~
ユウちゃんは、何を探しているの?」
そういえば、この子に初めて会った時に、そんなことを言っていた…
と思い出す。
「えっ?」
だが柚の方は、すっかり忘れている。
なぜなら、ガラスの靴は、もう直っているからだ。
「え~とぉ」
困ったように、頭をかしげる。
自分は何のために、ここにいるの?
それから「あっ」と声を上げると
「ママの靴!」
手の中が空なことに、気が付く。
柚はあわてて、キョロキョロと辺りを見まわす。
「靴?」
靴って…どんな靴だ?
ジュンヤもつられて、探し始めた。
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