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第3章 夢のカケラ
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どうせ、大したことは言わないだろう…
そう高をくくっていた。
「あなたが、直すのよ」
ニコニコしながら、おばあさんが言う。
「えっ、直すって?」
どうやるの?
だって…パパでさえ、うまく直せなかったのに?
柚はひどく困った顔になる。
「大丈夫よぉ~
あなたは、直してくれる所へ、持って行けばいいだけだから」
そんなの、簡単なことでしょ?
自信満々に、おばあさんがそう言う。
「私が?自分で?」
そんなこと、出来るの?
考えてもみなかった…と、柚は驚いた顔になる。
「でも…どうやって、行くの?」
それって、歩いて行けるの?
やっぱり、ママと一緒に行くのよね?
当たり前のように、柚は思うのだけれど。
だけど魔法使いは、柚に顔を近づけると、
「いいえ、これはあなたの仕事なのよ、ユウ!
あなたが、自分で持って行くのよ」
そう言うと、軽く杖を振り上げる。
「えっ?ちょっと、待って!
それなら、おばあさんも一緒に?」
柚はまだ、一人でお使いに行ったことがない。
理由は、彼女がまだ小さい、というのと、家の前に道路があるから、
危ない…ということなのだが。
なのでお店までは、いつもママが一緒だ。
お友達の中には、一人でお使いに行くという子もいるのだが…
柚はまだ、したいとは思わない。
「そう?それなら、いい機会ね」
おばあさんはそう言うと、高く杖を振り上げた。
そう高をくくっていた。
「あなたが、直すのよ」
ニコニコしながら、おばあさんが言う。
「えっ、直すって?」
どうやるの?
だって…パパでさえ、うまく直せなかったのに?
柚はひどく困った顔になる。
「大丈夫よぉ~
あなたは、直してくれる所へ、持って行けばいいだけだから」
そんなの、簡単なことでしょ?
自信満々に、おばあさんがそう言う。
「私が?自分で?」
そんなこと、出来るの?
考えてもみなかった…と、柚は驚いた顔になる。
「でも…どうやって、行くの?」
それって、歩いて行けるの?
やっぱり、ママと一緒に行くのよね?
当たり前のように、柚は思うのだけれど。
だけど魔法使いは、柚に顔を近づけると、
「いいえ、これはあなたの仕事なのよ、ユウ!
あなたが、自分で持って行くのよ」
そう言うと、軽く杖を振り上げる。
「えっ?ちょっと、待って!
それなら、おばあさんも一緒に?」
柚はまだ、一人でお使いに行ったことがない。
理由は、彼女がまだ小さい、というのと、家の前に道路があるから、
危ない…ということなのだが。
なのでお店までは、いつもママが一緒だ。
お友達の中には、一人でお使いに行くという子もいるのだが…
柚はまだ、したいとは思わない。
「そう?それなら、いい機会ね」
おばあさんはそう言うと、高く杖を振り上げた。
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