251 / 258
第9章 危険な思いつき つい、魔がさして
35
しおりを挟む
「私達で、看病してた!」
ミアが無邪気な顔で、ショウちゃんを見上げる・・・
すると、ショウちゃんはニコニコ笑って、
「そうかぁ、それは、ご苦労さんだったね」
と、大きな手で、2人の頭をなでた。
「あら、おかえりなさい」
2人の様子を見に、サヤちゃんママが、玄関まで
出て来ると
「いつも、すみません」
ショウちゃんは、真面目な顔をした。
「あとは、大丈夫です」と言うと・・・
「晩御飯、もうできますからね!」
サヤちゃんママが言うと
「私達は、これで帰りましょう」
と、サヤちゃんに言った。
サヤちゃんは、案外すんなりと帰り支度をして、
ごねることなく、スンナリと帰って行った。
玄関先で、サヤちゃん親子を見送ったところで、
ショウちゃんは、すっかり気が抜けた、という
顔をする。
すると、ミアがやってきて、
「パパ、どうしたの?」と、手を握ってくるので、
「大丈夫だよ。
ご飯にしようか」
と、ショウちゃんは手を握り返した。
「うん」
ミアが嬉しそうにうなづくと、
「さっき、サヤちゃんのママがご飯を作って
くれてたみたいだし・・・」
と言うと、
「なにかなぁ」
と、ミアの顔をのぞき込み、嬉しそうに、
キッチンへと戻っていった。
ミアが無邪気な顔で、ショウちゃんを見上げる・・・
すると、ショウちゃんはニコニコ笑って、
「そうかぁ、それは、ご苦労さんだったね」
と、大きな手で、2人の頭をなでた。
「あら、おかえりなさい」
2人の様子を見に、サヤちゃんママが、玄関まで
出て来ると
「いつも、すみません」
ショウちゃんは、真面目な顔をした。
「あとは、大丈夫です」と言うと・・・
「晩御飯、もうできますからね!」
サヤちゃんママが言うと
「私達は、これで帰りましょう」
と、サヤちゃんに言った。
サヤちゃんは、案外すんなりと帰り支度をして、
ごねることなく、スンナリと帰って行った。
玄関先で、サヤちゃん親子を見送ったところで、
ショウちゃんは、すっかり気が抜けた、という
顔をする。
すると、ミアがやってきて、
「パパ、どうしたの?」と、手を握ってくるので、
「大丈夫だよ。
ご飯にしようか」
と、ショウちゃんは手を握り返した。
「うん」
ミアが嬉しそうにうなづくと、
「さっき、サヤちゃんのママがご飯を作って
くれてたみたいだし・・・」
と言うと、
「なにかなぁ」
と、ミアの顔をのぞき込み、嬉しそうに、
キッチンへと戻っていった。
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説


実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】

アラサー独身の俺が義妹を預かることになった件~俺と義妹が本当の家族になるまで~
おとら@ 書籍発売中
ライト文芸
ある日、小さいながらも飲食店を経営する俺に連絡が入る。
従兄弟であり、俺の育ての親でもある兄貴から、転勤するから二人の娘を預かってくれと。
これは一度家族になることから逃げ出した男が、義妹と過ごしていくうちに、再び家族になるまでの軌跡である。

女男の世界
キョウキョウ
ライト文芸
仕事の帰りに通るいつもの道、いつもと同じ時間に歩いてると背後から何かの気配。気づいた時には脇腹を刺されて生涯を閉じてしまった佐藤優。
再び目を開いたとき、彼の身体は何故か若返っていた。学生時代に戻っていた。しかも、記憶にある世界とは違う、極端に男性が少なく女性が多い歪な世界。
男女比が異なる世界で違った常識、全く別の知識に四苦八苦する優。
彼は、この価値観の違うこの世界でどう生きていくだろうか。
※過去に小説家になろう等で公開していたものと同じ内容です。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
お兄ちゃんの前世は猫である。その秘密を知っている私は……
ma-no
キャラ文芸
お兄ちゃんの前世が猫のせいで、私の生まれた家はハチャメチャ。鳴くわ走り回るわ引っ掻くわ……
このままでは立派な人間になれないと妹の私が奮闘するんだけど、私は私で前世の知識があるから問題を起こしてしまうんだよね~。
この物語は、私が体験した日々を綴る物語だ。
☆アルファポリス、小説家になろう、カクヨムで連載中です。
この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
1日おきに1話更新中です。

ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばして大バズりしてしまう~今まで住んでいた自宅は、最強種が住む規格外ダンジョンでした~
むらくも航
ファンタジー
Fランク探索者の『彦根ホシ』は、幼馴染のダンジョン配信に助っ人として参加する。
配信は順調に進むが、二人はトラップによって誰も討伐したことのないSランク魔物がいる階層へ飛ばされてしまう。
誰もが生還を諦めたその時、Fランク探索者のはずのホシが立ち上がり、撮れ高を気にしながら余裕でSランク魔物をボコボコにしてしまう。
そんなホシは、ぼそっと一言。
「うちのペット達の方が手応えあるかな」
それからホシが配信を始めると、彼の自宅に映る最強の魔物たち・超希少アイテムに世間はひっくり返り、バズりにバズっていく──。
☆10/25からは、毎日18時に更新予定!
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる