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第9章 危険な思いつき つい、魔がさして
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看護師さんは、空美を見て
「女ですもの・・・気持ちはわかります」
やんわりと、ショウちゃんの非難するような目付きから、かばうように言った。
「これから、焦らずゆっくり、頑張りましょ。
まずは、重湯からスタートしますか?」
と、空美に優しく、話しかけたので、空美も
「はい」と、素直に答えた。
こうして、看護師さんの指導のもと・・・空美の
リセットが始まった。
まずはドロドロのおかゆから、次第に固形物へと
食べることを始めた。
一度、プチ断食から始まっていたので、初めは
食べ物を、胃が受け付けなかった。
あんなに食べること、イコール太る・・・と、恐れていた空美だったが、たった数日のリセットで、すっかり胃が小さくなったのか、前ほど食べたい、とは
思わなくなっていた。
「いわゆる、断食という方法は、きちんと計算した上でしないと、危険だから、ガムシャラにするものでは、ありませんよ」と、諭すように言われる。
「あれも、一種の食事療法だから・・・お手軽に
したかったら、軽めに野菜スティックを、昼食に
取る、とか、食事の間隔を8時間あける・・・とか
キチンと計算するべきなんです。
今は、ダイエット外来とかが、ある病院もあるから
・・・調べてみるのも、いいかもしれませんね」
看護師さんは、空美を責めるわけでもなく、さりげなく話してくれるので、空美は、自分のことが恥ずかしくなり、何も言えなくなるのだった。
「女ですもの・・・気持ちはわかります」
やんわりと、ショウちゃんの非難するような目付きから、かばうように言った。
「これから、焦らずゆっくり、頑張りましょ。
まずは、重湯からスタートしますか?」
と、空美に優しく、話しかけたので、空美も
「はい」と、素直に答えた。
こうして、看護師さんの指導のもと・・・空美の
リセットが始まった。
まずはドロドロのおかゆから、次第に固形物へと
食べることを始めた。
一度、プチ断食から始まっていたので、初めは
食べ物を、胃が受け付けなかった。
あんなに食べること、イコール太る・・・と、恐れていた空美だったが、たった数日のリセットで、すっかり胃が小さくなったのか、前ほど食べたい、とは
思わなくなっていた。
「いわゆる、断食という方法は、きちんと計算した上でしないと、危険だから、ガムシャラにするものでは、ありませんよ」と、諭すように言われる。
「あれも、一種の食事療法だから・・・お手軽に
したかったら、軽めに野菜スティックを、昼食に
取る、とか、食事の間隔を8時間あける・・・とか
キチンと計算するべきなんです。
今は、ダイエット外来とかが、ある病院もあるから
・・・調べてみるのも、いいかもしれませんね」
看護師さんは、空美を責めるわけでもなく、さりげなく話してくれるので、空美は、自分のことが恥ずかしくなり、何も言えなくなるのだった。
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