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第9章 危険な思いつき つい、魔がさして
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「おまえなぁ~子供の目の前で倒れるなんて、どうか
してるぞ」
ショウちゃんは、相変わらず怖い顔をしている。
よほど心配したらしい・・・
ミアに、ショックを与えているのではないか、と
気にかかる。
空美は首を回して、
「電話、してくれたの?」
と、なるべく普段通りの声を出す。
ミアは、つい最近まで、空美に対して、反抗的な
態度をとっていたのを、忘れたみたいにしている・・・
よほど、驚いたのであろう・・・
ミアは「うん」とうなづいて、
「ママがね、急にひっくり返るから・・・
どうしたらいいのか、わからなくて」
と、まっすぐ、空美を見返した。
「そうしたらね、パパに
『困ったことがあったら、電話して』って言われて
たから、電話したの」
と言う。
よくもまぁ、覚えていたものだ、と感心し
「お利口だねぇ~よく出来たねぇ」
空美は、ひたすら、我が子の成長に、ただただ驚いて、
ミアの頭を、優しくなでた。
するとミアは、少し得意気な顔になった。
してるぞ」
ショウちゃんは、相変わらず怖い顔をしている。
よほど心配したらしい・・・
ミアに、ショックを与えているのではないか、と
気にかかる。
空美は首を回して、
「電話、してくれたの?」
と、なるべく普段通りの声を出す。
ミアは、つい最近まで、空美に対して、反抗的な
態度をとっていたのを、忘れたみたいにしている・・・
よほど、驚いたのであろう・・・
ミアは「うん」とうなづいて、
「ママがね、急にひっくり返るから・・・
どうしたらいいのか、わからなくて」
と、まっすぐ、空美を見返した。
「そうしたらね、パパに
『困ったことがあったら、電話して』って言われて
たから、電話したの」
と言う。
よくもまぁ、覚えていたものだ、と感心し
「お利口だねぇ~よく出来たねぇ」
空美は、ひたすら、我が子の成長に、ただただ驚いて、
ミアの頭を、優しくなでた。
するとミアは、少し得意気な顔になった。
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