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第9章 危険な思いつき つい、魔がさして
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食べれば食べるほど、太ってしまう・・・
水分を取るだけでも、太ってしまう・・・という
強迫観念に空美は陥っていた。
食べることを、恐れるようになってしまったのだ。
だから余計に、料理がおざなりになり・・・
その結果、体重がようやく下降線をたどり始めたのは・・・皮肉なものだった。
「ママ!ねぇ、ママってば!」
先ほどから やかましいなぁ~とボンヤリしていたら、いつの間にか、足元にミアがやってきて、空美を見上げていた。
「なに?」
しゃがんで、ミアの顔を見ると
「もう!」と、小さなこぶしで、空美のお尻を、
軽くたたくと、
「さっきから、呼んでるのに、返事もしないんだから」と言う。
「あら、そうだったの?ごめんなさい」
空美はボンヤリと、ミアを見た。
水分を取るだけでも、太ってしまう・・・という
強迫観念に空美は陥っていた。
食べることを、恐れるようになってしまったのだ。
だから余計に、料理がおざなりになり・・・
その結果、体重がようやく下降線をたどり始めたのは・・・皮肉なものだった。
「ママ!ねぇ、ママってば!」
先ほどから やかましいなぁ~とボンヤリしていたら、いつの間にか、足元にミアがやってきて、空美を見上げていた。
「なに?」
しゃがんで、ミアの顔を見ると
「もう!」と、小さなこぶしで、空美のお尻を、
軽くたたくと、
「さっきから、呼んでるのに、返事もしないんだから」と言う。
「あら、そうだったの?ごめんなさい」
空美はボンヤリと、ミアを見た。
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