203 / 258
第8章 思い通りにいかないわ!
11
しおりを挟む
「さてと!今週はどうかな?」
再び、ユミと会う日だ。
いつもは、自信満々で、待ち合わせ場所に、向かうのですが・・・
今週は、あまり、数字の変化がないので、足が重たいのだ。
だから・・・待ち構えたようにされると・・・
逃げ出したくなってしまう。
だが、それは仕方がない・・・
これが、今の自分の精一杯なのだ。
先ほどから、言い訳を考えながら、たらたら歩く。
数字は、あくまでも、シビアなのだ。
「うーん」
思った通り、ユミは空美のノートとにらめっこして、うなっている。
始めの頃は、少しずつでも、数字が変化していたのだが、このところの停滞モード!
折れ線グラフも、微妙に上下している程度・・・
いわゆる、マンネリ化、してきたのかもしれない。
どんなにがんばっても、中々結果にはつながらない・・・というのは、どういうことにも、言えることで・・・
空美は、うかがうようにして、ユミを見るけれど、
ユミは考え込んだままだ。
いっそのこと、1日1食にしてやろうか、とか、
減らしてしまえ!と思うこともあるけれど・・・
そういうのが、リバウンドの落とし穴で。
今の所、これといって、目新しいことは、していないのだ。
「やっぱり、食事の量を減らすしかないの?」
空美は、ユミの顔色をうかがいながら、聞いた。
再び、ユミと会う日だ。
いつもは、自信満々で、待ち合わせ場所に、向かうのですが・・・
今週は、あまり、数字の変化がないので、足が重たいのだ。
だから・・・待ち構えたようにされると・・・
逃げ出したくなってしまう。
だが、それは仕方がない・・・
これが、今の自分の精一杯なのだ。
先ほどから、言い訳を考えながら、たらたら歩く。
数字は、あくまでも、シビアなのだ。
「うーん」
思った通り、ユミは空美のノートとにらめっこして、うなっている。
始めの頃は、少しずつでも、数字が変化していたのだが、このところの停滞モード!
折れ線グラフも、微妙に上下している程度・・・
いわゆる、マンネリ化、してきたのかもしれない。
どんなにがんばっても、中々結果にはつながらない・・・というのは、どういうことにも、言えることで・・・
空美は、うかがうようにして、ユミを見るけれど、
ユミは考え込んだままだ。
いっそのこと、1日1食にしてやろうか、とか、
減らしてしまえ!と思うこともあるけれど・・・
そういうのが、リバウンドの落とし穴で。
今の所、これといって、目新しいことは、していないのだ。
「やっぱり、食事の量を減らすしかないの?」
空美は、ユミの顔色をうかがいながら、聞いた。
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
デブだからといって婚約破棄された伯爵令嬢、前世の記憶を駆使してダイエットする~自立しようと思っているのに気がついたら溺愛されてました~
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
デブだからといって婚約破棄された伯爵令嬢エヴァンジェリンは、その直後に前世の記憶を思い出す。
かつてダイエットオタクだった記憶を頼りに伯爵領でダイエット。
ついでに魔法を極めて自立しちゃいます!
師匠の変人魔導師とケンカしたりイチャイチャしたりしながらのスローライフの筈がいろんなゴタゴタに巻き込まれたり。
痩せたからってよりを戻そうとする元婚約者から逃げるために偽装婚約してみたり。
波乱万丈な転生ライフです。
エブリスタにも掲載しています。
しぇいく!
風浦らの
ライト文芸
田舎で部員も少ない女子卓球部。
初心者、天才、努力家、我慢強い子、策略家、短気な子から心の弱い子まで、多くの個性がぶつかり合う、群雄割拠の地区大会。
弱小チームが、努力と友情で勝利を掴み取り、それぞれがその先で見つける夢や希望。
きっとあなたは卓球が好きになる(はず)。
☆印の付いたタイトルには挿絵が入ります。
試合数は20試合以上。それぞれに特徴や戦術、必殺技有り。卓球の奥深さを伝えております。
義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。
石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。
実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。
そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。
血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。
この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。
扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。
翔君とおさんぽ
桜桃-サクランボ-
ライト文芸
世間一般的に、ブラック企業と呼ばれる会社で、1ヶ月以上も休み無く働かされていた鈴夏静華《りんかしずか》は、パソコンに届いた一通のメールにより、田舎にある実家へと戻る。
そこには、三歳の日向翔《ひなたかける》と、幼なじみである詩想奏多《しそうかなた》がおり、静華は二人によりお散歩へと繰り出される。
その先で出会ったのは、翔くらいの身長である銀髪の少年、弥狐《やこ》。
昔、人間では無いモノ──あやかしを見る方法の一つとして"狐の窓"という噂があった。
静華はその話を思い出し、異様な空気を纏っている弥狐を狐の窓から覗き見ると、そこにはただの少年ではなく、狐のあやかしが映り込む──……
心疲れた人に送る、ほのぼのだけどちょっと不思議な物語。
シャウトの仕方ない日常
鏡野ゆう
ライト文芸
航空自衛隊第四航空団飛行群第11飛行隊、通称ブルーインパルス。
その五番機パイロットをつとめる影山達矢三等空佐の不本意な日常。
こちらに登場する飛行隊長の沖田二佐、統括班長の青井三佐は佐伯瑠璃さんの『スワローテールになりたいの』『その手で、愛して。ー 空飛ぶイルカの恋物語 ー』に登場する沖田千斗星君と青井翼君です。築城で登場する杉田隊長は、白い黒猫さんの『イルカカフェ今日も営業中』に登場する杉田さんです。※佐伯瑠璃さん、白い黒猫さんには許可をいただいています※
※不定期更新※
※小説家になろう、カクヨムでも公開中※
※影さんより一言※
( ゚д゚)わかっとると思うけどフィクションやしな!
※第2回ライト文芸大賞で読者賞をいただきました。ありがとうございます。※
【5】言わぬが花とは言うけれど【完結】
ホズミロザスケ
ライト文芸
高校一年生の佐野悠太(さの ゆうた)はある日初めてできた彼女・岸野深雪(きしの みゆき)に突然「距離を置こう」と言われてしまう。
理由がわからないまま、別れるかもしれない瀬戸際に立たされているそんな時、姉の真綾(まあや)に彼氏が出来、彼を家に招きたいという話になり……。
「いずれ、キミに繋がる物語」シリーズ五作目(登場する人物が共通しています)。単品でも問題なく読んでいただけます。
※当作品は「カクヨム」「小説家になろう」にも同時掲載しております。(過去に「エブリスタ」にも掲載)
Guys with the Dragon Tattoo
Coppélia
ライト文芸
それは「華胥の夢」。
美しき「彼」と聖なる光に祝福された、輝く時間をあなたと重ねて。
You may have looked of love.
「アルバム」をめくるように。
さあ、手に取って、一緒に開いて。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる