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第6章 ひとまずあがいてみる
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ユミ自体は、空美のダンナ、ショウちゃんのことを
知ってるか、と言うと、ほとんど面識はない。
過去に数回会ったことが、あるくらいなのだ。
なので、親しくはないのだが、空美の話題で、かなりの頻度で登場するので、数えるほどしか、会ったことないにも関わらず、なんとなくその人となりを、
分かった気になっている。
おそらくショウちゃんも、同じような印象なのだろう・・・
「甘やかすと、ろくなことにならないって、ダンナも
わかってるんじゃないの?」
と、ユミが言うと、
「え~っ!」
空美は少し、不満そうな声をあげた。
「隣の芝生は青く見える、というあれよ。
私からしたら、アンタんちは、そんな風に見えるわ。ミアちゃんの面倒も見てくれるし、あんたのことも、基本的に、好きにさせてるし、浮気も暴力も
しない。いいダンナさんじゃないの!」
と言うと、またも、
「えー、そんなこと、ないよぅ~」
と、口をとがらせる。
まるで、子供ね・・・
ユミは、半ば呆れたような、顔をした。
知ってるか、と言うと、ほとんど面識はない。
過去に数回会ったことが、あるくらいなのだ。
なので、親しくはないのだが、空美の話題で、かなりの頻度で登場するので、数えるほどしか、会ったことないにも関わらず、なんとなくその人となりを、
分かった気になっている。
おそらくショウちゃんも、同じような印象なのだろう・・・
「甘やかすと、ろくなことにならないって、ダンナも
わかってるんじゃないの?」
と、ユミが言うと、
「え~っ!」
空美は少し、不満そうな声をあげた。
「隣の芝生は青く見える、というあれよ。
私からしたら、アンタんちは、そんな風に見えるわ。ミアちゃんの面倒も見てくれるし、あんたのことも、基本的に、好きにさせてるし、浮気も暴力も
しない。いいダンナさんじゃないの!」
と言うと、またも、
「えー、そんなこと、ないよぅ~」
と、口をとがらせる。
まるで、子供ね・・・
ユミは、半ば呆れたような、顔をした。
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