デブよ、さらば!

daisysacky

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第6章  ひとまずあがいてみる

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 1時間ほど、汗を流した後、先生はおもむろに
タオルで汗をぬぐうと、
「じゃあ、おうちでも、簡単にできることを、
 宿題にするわね」と言った。
「まずは、今日やったことのおさらいと」と言うと
空美の方を見る。
空美は、覚えている自信がなかったので、曖昧な
顔をする・・
先生は、苦笑いをして、
「それと、イスにすわって、足のストレッチを
 してきて」と言うと
「どのくらいすればいいですか?」
と、ユミが聞く。
「とりあえず、片方ずつ10回を、2セットでいいわ。
タオルがあれば、足の裏に引っ掛けて、タオルの
端を引っ張る・・・というのが、簡単にできるかも
しれないわね」
と、先生が言うと、
「チューブを持っているから、それで、いいですか?」とユミが聞くと、
「もちろん」と、先生はうなづいた。
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