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第6章 ひとまずあがいてみる
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「なに言ってんの?ヨガをするとは、ひと言も
言ってないでしょ?」
と言うと、空美の背中を押して、さらに奥へ行こうとする。
「でも・・・」
ますます尻込みする空美に、ユミはケラケラ笑って、
「大丈夫、そう言うと思って、ちゃんと頼んであるわ。もちろん、ヨガをしたいけど、アンタ体が固そうだし、それ以前の問題ね」
と言うので、空美も、ひとまず抵抗を止めた。
「まずは、体を柔らかくしなくちゃ」
と言うと、背中をさらに、ぐいっと押す。
「それに、わざわざ頼んだんだから、逃げてもらったら、困るわ」
ユミは、空美の退路をたったのだった。
しかたないな・・・と、空美は観念したように、
ため息をつくと、
「まずは、ストレッチからね。体が硬いと、
どっちにしろ、肩こり、腰痛などの、痛みの原因に
なるしね」
と、ユミが話しているけれど、空美の不安が減った
わけではない。
「大丈夫、先生には、よく話しているから」
と、ユミは言った。
言ってないでしょ?」
と言うと、空美の背中を押して、さらに奥へ行こうとする。
「でも・・・」
ますます尻込みする空美に、ユミはケラケラ笑って、
「大丈夫、そう言うと思って、ちゃんと頼んであるわ。もちろん、ヨガをしたいけど、アンタ体が固そうだし、それ以前の問題ね」
と言うので、空美も、ひとまず抵抗を止めた。
「まずは、体を柔らかくしなくちゃ」
と言うと、背中をさらに、ぐいっと押す。
「それに、わざわざ頼んだんだから、逃げてもらったら、困るわ」
ユミは、空美の退路をたったのだった。
しかたないな・・・と、空美は観念したように、
ため息をつくと、
「まずは、ストレッチからね。体が硬いと、
どっちにしろ、肩こり、腰痛などの、痛みの原因に
なるしね」
と、ユミが話しているけれど、空美の不安が減った
わけではない。
「大丈夫、先生には、よく話しているから」
と、ユミは言った。
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