109 / 258
第5章 思い込んだら1直線
8
しおりを挟む
「んなこと言ったって、私にはあんたの心理なんて
わかんないもの・・・」
電話の向こうで、明らかに迷惑そうなユミの声が
響いた。
「夢に出るっていうことは、深層心理で、今欲しい
ということだからね・・・
少しくらいなら、いいわよ。
食べる時間と食べる量を、考えれば」
と言うので、
「やっぱり、3時のオヤツに食べてもいい?」
と、空美が聞くと、
「子供じゃないんだからさぁ~」
と、ユミは完全に、呆れたようだ。
「食べるのなら、なるべく、生クリームじゃない方が
いいわね。
ショートケーキよりも、プリン。
プリンよりは、ゼリー。
シュークリームでも、いいわよ。
だけど、カスタードクリームの方ね」
ユミの言うことを、メモを取る勢いで聞いている。
「チョコレートなら、少しは食べてもいいわよ。
できれば、カカオ70%とか、純度が高い物が
いいんだけどね・・・朝とか・・・比較的、
エネルギーを消費する時間帯が、いいわね」
ユミは、なんだかんだと言いながら、それでも
ユミなりに、気を配っているようだ。
わかりにくいけれど・・・
わかんないもの・・・」
電話の向こうで、明らかに迷惑そうなユミの声が
響いた。
「夢に出るっていうことは、深層心理で、今欲しい
ということだからね・・・
少しくらいなら、いいわよ。
食べる時間と食べる量を、考えれば」
と言うので、
「やっぱり、3時のオヤツに食べてもいい?」
と、空美が聞くと、
「子供じゃないんだからさぁ~」
と、ユミは完全に、呆れたようだ。
「食べるのなら、なるべく、生クリームじゃない方が
いいわね。
ショートケーキよりも、プリン。
プリンよりは、ゼリー。
シュークリームでも、いいわよ。
だけど、カスタードクリームの方ね」
ユミの言うことを、メモを取る勢いで聞いている。
「チョコレートなら、少しは食べてもいいわよ。
できれば、カカオ70%とか、純度が高い物が
いいんだけどね・・・朝とか・・・比較的、
エネルギーを消費する時間帯が、いいわね」
ユミは、なんだかんだと言いながら、それでも
ユミなりに、気を配っているようだ。
わかりにくいけれど・・・
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説

【完結】何度でも、僕はまた君に恋をする。
高瀬船
ライト文芸
平凡な生活に、平凡な人生。
ただいつもの様に生きていく為に仕事をして、食事を食べて、眠る。そしてまたその一日を繰り返す。
ただ淡々と日々を過ごしていた大隈理仁(おおくまりひと)はある日自分の家の隣に越して来た女性に目を奪われる。
真っ直ぐに背筋を伸ばして颯爽と歩く姿に見惚れ、顔を合わせる事が出来た日は何処か浮かれ、はしゃぐ心臓に苦笑してしまう程。
そんな平凡で、つまらない毎日がその女性と出会った事で輝き、煌めく毎日になって行く。

隣の家の幼馴染は学園一の美少女だが、ぼっちの僕が好きらしい
四乃森ゆいな
ライト文芸
『この感情は、幼馴染としての感情か。それとも……親友以上の感情だろうか──。』
孤独な読書家《凪宮晴斗》には、いわゆる『幼馴染』という者が存在する。それが、クラスは愚か学校中からも注目を集める才色兼備の美少女《一之瀬渚》である。
しかし、学校での直接的な接触は無く、あってもメッセージのやり取りのみ。せいぜい、誰もいなくなった教室で一緒に勉強するか読書をするぐらいだった。
ところが今年の春休み──晴斗は渚から……、
「──私、ハル君のことが好きなの!」と、告白をされてしまう。
この告白を機に、二人の関係性に変化が起き始めることとなる。
他愛のないメッセージのやり取り、部室でのお昼、放課後の教室。そして、お泊まり。今までにも送ってきた『いつもの日常』が、少しずつ〝特別〟なものへと変わっていく。
だが幼馴染からの僅かな関係の変化に、晴斗達は戸惑うばかり……。
更には過去のトラウマが引っかかり、相手には迷惑をかけまいと中々本音を言い出せず、悩みが生まれてしまい──。
親友以上恋人未満。
これはそんな曖昧な関係性の幼馴染たちが、本当の恋人となるまでの“一年間”を描く青春ラブコメである。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。

クセつよ母は今日もいく
高羽志雨
ライト文芸
一話目が完結しました。
この後更新が滞りそうなので、いったん完結します。
続きができたら、また投稿していく予定です。
【ストーリー】
脱サラして、商店街の一角でカフェを営業する間中聡。
商店仲間、常連客と過ごす時間は和やかに過ぎるものの、大阪弁で話すクセが強めな母、留以子の言動が日々の生活に刺激を与えてくれる。
留以子が活躍(!?)する短編集です。
百物語 厄災
嵐山ノキ
ホラー
怪談の百物語です。一話一話は長くありませんのでお好きなときにお読みください。渾身の仕掛けも盛り込んでおり、最後まで読むと驚くべき何かが提示されます。
小説家になろう、エブリスタにも投稿しています。

婚約破棄された私は、号泣しながらケーキを食べた~限界に達したので、これからは自分の幸せのために生きることにしました~
キョウキョウ
恋愛
幼い頃から辛くて苦しい妃教育に耐えてきたオリヴィア。厳しい授業と課題に、何度も心が折れそうになった。特に辛かったのは、王妃にふさわしい体型維持のために食事制限を命じられたこと。
とても頑張った。お腹いっぱいに食べたいのを我慢して、必死で痩せて、体型を整えて。でも、その努力は無駄になった。
婚約相手のマルク王子から、無慈悲に告げられた別れの言葉。唐突に、婚約を破棄すると言われたオリヴィア。
アイリーンという令嬢をイジメたという、いわれのない罪で責められて限界に達した。もう無理。これ以上は耐えられない。
そしてオリヴィアは、会場のテーブルに置いてあったデザートのケーキを手づかみで食べた。食べながら泣いた。空腹の辛さから解放された気持ちよさと、ケーキの美味しさに涙が出たのだった。
※本作品は、少し前に連載していた試作の完成版です。大まかな展開や設定は、ほぼ変わりません。加筆修正して、完成版として連載します。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる