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第5章 思い込んだら1直線
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そして、それが自分の深層心理だとしたら、
どれだけ甘いものに渇えているのだろう・・・
そう、思い知らされるようで、怖いのだ。
もしも、少しでも食べたりしたら・・・
また、あの日に戻って、ブタのように咀嚼するのでは
ないだろうか・・・
リバウンドどころか、さらに太るのではないだろうか・・・と、ひどく恐ろしく思えた。
ユミに相談したらいいのだろうが、そんなことを
言ったら、どれほどバカにされるか、わからない・・・
時折、娘のミアが、食べているオヤツを見ると、
奪って食べてしまいたい、衝動にかられるが、
そのこと自体も、恐ろしかった。
これほどまでに、我慢しているというのに、
結果に出ないのが、悔しくて、
ユミのことを、問い詰めたい・・・
そんな気持ちにも、なっていた。
案の定、話を聞いたユミは、呆れた声を出した。
「あんたねぇ~、食べ物のことばかり、考えてるん
じゃないの?」
電話の向こうでは、少し迷惑そうな声が、聞こえた。
どれだけ甘いものに渇えているのだろう・・・
そう、思い知らされるようで、怖いのだ。
もしも、少しでも食べたりしたら・・・
また、あの日に戻って、ブタのように咀嚼するのでは
ないだろうか・・・
リバウンドどころか、さらに太るのではないだろうか・・・と、ひどく恐ろしく思えた。
ユミに相談したらいいのだろうが、そんなことを
言ったら、どれほどバカにされるか、わからない・・・
時折、娘のミアが、食べているオヤツを見ると、
奪って食べてしまいたい、衝動にかられるが、
そのこと自体も、恐ろしかった。
これほどまでに、我慢しているというのに、
結果に出ないのが、悔しくて、
ユミのことを、問い詰めたい・・・
そんな気持ちにも、なっていた。
案の定、話を聞いたユミは、呆れた声を出した。
「あんたねぇ~、食べ物のことばかり、考えてるん
じゃないの?」
電話の向こうでは、少し迷惑そうな声が、聞こえた。
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