デブよ、さらば!

daisysacky

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第3章  こうしてデブは作られる?

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「一体どうしたらいいのでしょう?」
 空美は、思わず声をあげました。
「私は、全然やせないの・・・」
 思わず、すがりつくような目で、空美は
サヤちゃんママに、言った。
すると、サヤちゃんママは、
「それはもちろん、動くことよ」
と、ニッコリ笑った。
「食べる量を、抑えることも大事だけど、
私達って、子供の相手をするわけでしょ?
なら、子供と一緒に動き回ってたら、それだけで
結構な運動量になると、思うの。
遊ぶ時は、遊ぶし。
家事をするときは、家事をする。
それをメリハリつけてすると、それだけで、
私なんて、ヘトヘトになるわよ」と言うと、
「だから、お腹が空くのよねぇ~」
と、」空美がぼやいた。
すると、
「ミアちゃんママって、面白いわねぇ~」
と逆に、楽しそうに笑う。
「そうね、お腹空くわよね。
 そんな時は、工夫をするのよ!」
と言って、サヤちゃんママは、おもむろに
立ち上がった
何をするのだろう・・・
空美は、後ろ姿を見守った。
「普段はね、こんなものを、口にしてるのよ」
と言って、大きなビンを、持ってきた。
「これよ、これ!」と見せたのは、サキイカと
コンブの入った、梅酒を作るような、
ガラスのビンだった。
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