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第2章 満たされないその想い
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いきなりのトモミの提案に、海美は動揺するが、しかし、
「そうかなあ」と、海美はあらためて、考え込んだ。
「そうだよ・・・そういういまどきにしては、珍しいタイプ・・・
ゲイじゃないかぎりは、大切にした方がいいわよ」と言い・・・
「それとも、生理的に、受け付けないタイプ?」と聞く。
海美は、大いに戸惑ったが、しかし不快ではなく・・・
「ううん・・・」と、かぶりをふったが、
「性格的に、ムリなタイプ?」
「そんなことない・・・普通かな」
立て続けに、たたみかけるように、トモミは、海美をチョクゲキ!
だけどそれさえも、不快ではなく、
「普通が1番!まして、思ってくれるなら、大切にすべきよ!」と、トモミ。
おやおや・・・
おかしな方向に、話が進んでいるのかな?
トモミも、この長電話に、疲れてきているようだ。
受話器を持つ手を入れ替えつつ・・・
「そうかなぁ~」
まだ話足りない海美だが・・・
ここは、ビシッと決めたいところである。
「そうよ、付き合ってみれば?案外合うかもよ」
半ば強引ともとれる、話の流れだが、海美も不快では、
なさそうだ。
だが、ついに、トモミもガマンの限界で・・・
「悪い!明日も早いから、これで!」
と言って、海美の返事も待たずに、受話器をおろした。
「そうかなあ」と、海美はあらためて、考え込んだ。
「そうだよ・・・そういういまどきにしては、珍しいタイプ・・・
ゲイじゃないかぎりは、大切にした方がいいわよ」と言い・・・
「それとも、生理的に、受け付けないタイプ?」と聞く。
海美は、大いに戸惑ったが、しかし不快ではなく・・・
「ううん・・・」と、かぶりをふったが、
「性格的に、ムリなタイプ?」
「そんなことない・・・普通かな」
立て続けに、たたみかけるように、トモミは、海美をチョクゲキ!
だけどそれさえも、不快ではなく、
「普通が1番!まして、思ってくれるなら、大切にすべきよ!」と、トモミ。
おやおや・・・
おかしな方向に、話が進んでいるのかな?
トモミも、この長電話に、疲れてきているようだ。
受話器を持つ手を入れ替えつつ・・・
「そうかなぁ~」
まだ話足りない海美だが・・・
ここは、ビシッと決めたいところである。
「そうよ、付き合ってみれば?案外合うかもよ」
半ば強引ともとれる、話の流れだが、海美も不快では、
なさそうだ。
だが、ついに、トモミもガマンの限界で・・・
「悪い!明日も早いから、これで!」
と言って、海美の返事も待たずに、受話器をおろした。
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