デブよ、さらば!

daisysacky

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第2章  満たされないその想い

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「で、あんた・・・どうしたいわけ?」
 トモミは、話の続きをうながした。
海美はためらいつつも、聞いて欲しいことが勝っており、話始めた。
「そりゃあ、海へ行ったわよ!途中コンビニで、花火も買って」
と言うと、
「やっぱ、やったのかぁ」
と、若干トモミが悔しそうにした。
「いいなぁ、それ、私がしたい!
 海美、ずるいわぁ~」
  
 なぜか、責めるけれど、本気などではなく・・・もちろん、海美はそのことを
わかっていた。」
「じゃ、泊まったわけ?」
さらに、話の続きをせがむと、
「それがね・・・」
と、海美は少し悔しそうにします・・・・」
「当然、遅くなったの。このまま帰れば、午前様・・・
さて、どうするか・・・・」
「うんうん」
「そしたら、帰ったのよ」
「へ?なにぃ?」
「だから、まっすぐ帰ったのよ~」
「は、はぁ~?」
トモミは、思わず、まぬけな声がもれた。
「いい歳した大人が、何もしなかった、と言うの?」
つい、あまりにも大きな声だったので、海美は、周りに聞こえるのではないだろうか・・・
と、少し困った顔になりました。

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