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第1章 空美の場合
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「おまえ~また、太ったんじゃないのか?」
デリカシーのかけらも、存在しない夫、ショウちゃんが、テレビを見ながら、チラリと、空美に視線を
投げかけ、地雷を踏んだ。
く、くやしい・・・・
ショウちゃんは、悪びれない様子。
こんな時、空美の心は、折れそうになる・・・
かがみよ、かがみよ、かがみさん・・・
お願い、嘘だと言っておくれ・・・
化粧水をはたきこみながら、空美は、一生懸命、お願いする。
結婚前は、ちょっとポッチャリが」かわいいよ!よ、言ってくれたダンナも、
時を経て、子供ができた途端、
いきなり、冷たく言い放った。
「おまえ、デブったんじゃね?」
それどころか、
「デブとは、歩きたくね~」と、きたもんだ。
一体、何様のつもり?
思ったけれども、これが、言えないんだなぁ~
(こいつは、にぶいから、いくら言っても、メンタル崩壊の危機はない!)
と、思い込んでいる、節あり。
女の子は、結局、母親の体質を受け継ぐ可能性が、ある・・・
と言うのが、最近の空美の自説)
・・・ということは、空美のは親も、ふくよか・・・とは、ちと違う。
縦にも、横にもでっかい。
デリカシーのかけらも、存在しない夫、ショウちゃんが、テレビを見ながら、チラリと、空美に視線を
投げかけ、地雷を踏んだ。
く、くやしい・・・・
ショウちゃんは、悪びれない様子。
こんな時、空美の心は、折れそうになる・・・
かがみよ、かがみよ、かがみさん・・・
お願い、嘘だと言っておくれ・・・
化粧水をはたきこみながら、空美は、一生懸命、お願いする。
結婚前は、ちょっとポッチャリが」かわいいよ!よ、言ってくれたダンナも、
時を経て、子供ができた途端、
いきなり、冷たく言い放った。
「おまえ、デブったんじゃね?」
それどころか、
「デブとは、歩きたくね~」と、きたもんだ。
一体、何様のつもり?
思ったけれども、これが、言えないんだなぁ~
(こいつは、にぶいから、いくら言っても、メンタル崩壊の危機はない!)
と、思い込んでいる、節あり。
女の子は、結局、母親の体質を受け継ぐ可能性が、ある・・・
と言うのが、最近の空美の自説)
・・・ということは、空美のは親も、ふくよか・・・とは、ちと違う。
縦にも、横にもでっかい。
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