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scene 6 女の子はみんな、シンデレラ?
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「私達、ボランティアでやってるから、お金をもらっていないんです」
恥ずかしそうにメグミさんが言うと、
「生活するには、稼がないとね」と言います。
「この礼美さんは、私達の希望の星なんです。
この人は家庭もあって、キチンとした人なので、
安心してくださいね」
なんだか弁解するような口調で、付け加えます。
エラが興味深々でうなづくと、カスミが身を乗り出してきて、
「なんで、人形劇をしようと思ったんですか?」
と、いきなり本質をつく質問を切り出しました。
礼美たちの視線を浴びると、
「私は、この子の・・・保護者みたいなものだから、
やっぱりキチンと、聞いておきたいんです」
と言うとそれはもっともだ・・・とばかりに、
「わかります」と、メグミさんは大きくうなづきました。
「私達はもともと、寄せ集めの集団なんです。
たまたま公民館のイベントで知り合って・・・
私達で、何かできないだろうか、と言って始めた
グループなんです」
「そういえば・・グループの名前って、あるんですか?」
カスミが聞くので、エラも、確かに自分も知らないことに、気付きました。
「あら、名刺に書いてませんでしたっけ?」
驚いた様に、礼美が口をはさむので、
「えっ?ありましたっけ?」
エラはあらためて、ポケットを探りました。
恥ずかしそうにメグミさんが言うと、
「生活するには、稼がないとね」と言います。
「この礼美さんは、私達の希望の星なんです。
この人は家庭もあって、キチンとした人なので、
安心してくださいね」
なんだか弁解するような口調で、付け加えます。
エラが興味深々でうなづくと、カスミが身を乗り出してきて、
「なんで、人形劇をしようと思ったんですか?」
と、いきなり本質をつく質問を切り出しました。
礼美たちの視線を浴びると、
「私は、この子の・・・保護者みたいなものだから、
やっぱりキチンと、聞いておきたいんです」
と言うとそれはもっともだ・・・とばかりに、
「わかります」と、メグミさんは大きくうなづきました。
「私達はもともと、寄せ集めの集団なんです。
たまたま公民館のイベントで知り合って・・・
私達で、何かできないだろうか、と言って始めた
グループなんです」
「そういえば・・グループの名前って、あるんですか?」
カスミが聞くので、エラも、確かに自分も知らないことに、気付きました。
「あら、名刺に書いてませんでしたっけ?」
驚いた様に、礼美が口をはさむので、
「えっ?ありましたっけ?」
エラはあらためて、ポケットを探りました。
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