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scene 6 女の子はみんな、シンデレラ?
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まるでお上りさんのように、図書館に足を踏み入れると、キョロキョロするエラを、カスミは面白そうに笑います。
「あら、エミって、図書館へ行ったことないの?」
と言うと、エラは恥ずかしそうに、うなづきます。
カスミは、エラのことを、バカにするでもなく、
「そう・・・図書館のないところに、住んでいたのね」
と、勝手に納得すると、自動ドアを通り抜けて、
スタスタと奥へ入って行きます。
まず目に入るのが、新刊書の紹介で、そこからすぐに、貸し出し、返却のカウンターを抜け、雑誌のコーナーを通り抜け、大きな棚があります。
そこを今回は素通りすると、絵本のエリアになります。
エラははぐれてはけない、と、あわててカスミの後を、追いかけます。
すると、小ぶりな棚が並んでいるコーナーに入り、
ところどころで、親子連れが、思い思いに絵本を
手に取って、眺めています。
エラはそれを、興味深そうな顔で、じっと見つめました。
「あら、エミって、図書館へ行ったことないの?」
と言うと、エラは恥ずかしそうに、うなづきます。
カスミは、エラのことを、バカにするでもなく、
「そう・・・図書館のないところに、住んでいたのね」
と、勝手に納得すると、自動ドアを通り抜けて、
スタスタと奥へ入って行きます。
まず目に入るのが、新刊書の紹介で、そこからすぐに、貸し出し、返却のカウンターを抜け、雑誌のコーナーを通り抜け、大きな棚があります。
そこを今回は素通りすると、絵本のエリアになります。
エラははぐれてはけない、と、あわててカスミの後を、追いかけます。
すると、小ぶりな棚が並んでいるコーナーに入り、
ところどころで、親子連れが、思い思いに絵本を
手に取って、眺めています。
エラはそれを、興味深そうな顔で、じっと見つめました。
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