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scene 2 魔法がとけた、その時に
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エラが寝ている間・・・シュウヘイは、エラの寝顔を見つめて、そっとスマホを取り出しました。
そして、妹分であるカスミの番号を呼び出すと、
椅子に腰をかけました。
この迷子のお姫様のために、なんとかいい知恵を
授けてもらおうと、思ったのです。
時計を見ると・・・すっかり遅くなっていて、
これは起きているかなぁ~
明日にしようか・・・と思っていたら、幸いなことに、ツーコールで、応答する声がしました。
「夜遅くにごめん。寝てた?」と聞くと、
「これから寝ようと、思ってた」と、返事がある。
「それは、悪かった。電話、切ろうか?」
「いいよ、気になって、寝られなくなるじゃないの」
カスミの声は、とりたてて怒ってる風もないので、
「悪いねぇ。すぐに切るから」
と言うと、シュウヘイは立ち上がり、そっと隣の部屋へと、移動しました。
といっても、小さなアパートなので、1部屋しかありません。
仕方ないので、エラを起こさないように、そぉ~っと、部屋を区切るドアを開けると、流し台のところに
電気をつけて、寄りかかりました。
「実はね、ちょっと変わった子を拾っちゃってね・・・」と、話始めると、案の定、電話の相手は
戸惑った声になり、
「なによ、それ・・・その子、女の子?」
と、呆れたように言いました。
そして、妹分であるカスミの番号を呼び出すと、
椅子に腰をかけました。
この迷子のお姫様のために、なんとかいい知恵を
授けてもらおうと、思ったのです。
時計を見ると・・・すっかり遅くなっていて、
これは起きているかなぁ~
明日にしようか・・・と思っていたら、幸いなことに、ツーコールで、応答する声がしました。
「夜遅くにごめん。寝てた?」と聞くと、
「これから寝ようと、思ってた」と、返事がある。
「それは、悪かった。電話、切ろうか?」
「いいよ、気になって、寝られなくなるじゃないの」
カスミの声は、とりたてて怒ってる風もないので、
「悪いねぇ。すぐに切るから」
と言うと、シュウヘイは立ち上がり、そっと隣の部屋へと、移動しました。
といっても、小さなアパートなので、1部屋しかありません。
仕方ないので、エラを起こさないように、そぉ~っと、部屋を区切るドアを開けると、流し台のところに
電気をつけて、寄りかかりました。
「実はね、ちょっと変わった子を拾っちゃってね・・・」と、話始めると、案の定、電話の相手は
戸惑った声になり、
「なによ、それ・・・その子、女の子?」
と、呆れたように言いました。
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