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scene 2 魔法がとけた、その時に
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しかも、エラ自身、生まれつき色素が薄いのです。
本人は、生まれた時からなので、案外と平気なのですが・・・子供の頃は、
「コイツ・・・目の色・・・が、薄くね?」
先に、話していると・・・
自分達のことより、相手のことが、気になるようで・・・気味悪がられていたのです。
だけど、目の前にいるこの人は・・・
そんなこと、目に入らないとばかりに、エラを見つめ、
「キミは、どこから来たの?」
と言うと・・ギリギリまで顔を近付けるので・・・
エラは困ってしまいました・・・
あらためて、ため息をひとつ・・・
「そうかぁ~どこか、わかんないだったな」
とつぶやくと・・・「まいったなぁ」
と、頭をかしげる。
「今日はもう遅い・・・送りたいのは、山々だけど、
行く当てはあるのか?」
エラはようやく気付きます。
ここは、どうやら、知らない場所のようです。
どうやってきたのかわからないけれど・・・
エラの家は、このすぐ近くには、なさそうだ・・・
途方に暮れて、立ちすくんでると・・・
男性は再び、「まいったなぁ」と言いました。
どうも、ホントに、困っているようです。
男性は、未練がましく、エラの顔を見ると・・・
「もう、遅いしなぁ~
さすがに、泊めてくれる人を探すこともできないしなぁ」
それでも、男性は、なんとかしたい。
そう思う一心で、じぃっとエラを見つめました。
本人は、生まれた時からなので、案外と平気なのですが・・・子供の頃は、
「コイツ・・・目の色・・・が、薄くね?」
先に、話していると・・・
自分達のことより、相手のことが、気になるようで・・・気味悪がられていたのです。
だけど、目の前にいるこの人は・・・
そんなこと、目に入らないとばかりに、エラを見つめ、
「キミは、どこから来たの?」
と言うと・・ギリギリまで顔を近付けるので・・・
エラは困ってしまいました・・・
あらためて、ため息をひとつ・・・
「そうかぁ~どこか、わかんないだったな」
とつぶやくと・・・「まいったなぁ」
と、頭をかしげる。
「今日はもう遅い・・・送りたいのは、山々だけど、
行く当てはあるのか?」
エラはようやく気付きます。
ここは、どうやら、知らない場所のようです。
どうやってきたのかわからないけれど・・・
エラの家は、このすぐ近くには、なさそうだ・・・
途方に暮れて、立ちすくんでると・・・
男性は再び、「まいったなぁ」と言いました。
どうも、ホントに、困っているようです。
男性は、未練がましく、エラの顔を見ると・・・
「もう、遅いしなぁ~
さすがに、泊めてくれる人を探すこともできないしなぁ」
それでも、男性は、なんとかしたい。
そう思う一心で、じぃっとエラを見つめました。
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