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最終章
とっておいた言葉
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「父さん、何で止めなかったんだ。あいつは本当に平気で人を殺すんだよ」
「ああ、分かってるよ。でも、あいつのしていることの全てを否定する気に僕はなれない。だから、分かってくれ恒平。一ヶ月の辛抱だ。一ヶ月でこの世界が変われば素晴らしいことだ。まあ、僕は無理だと思っているど……。帰ろうか恒平」
「分かったよ……。帰ろう父さん……」
恒平は最後まで納得がいかなかった。
公園を後にして、国防省の前に止めた車まで恒平たちは戻った。
恒平が未だに友人を止められなかったことを後悔していたため、行きと同じく久遠が車を運転することになった。来た道と同じ道を引き返し、恒平たちは家に着いた。車から降りた恒平たちは家に入った。まだ、運転席のシートベルトは荒い音を立てながら頼りなさげに戻っていった。
家に入ると難波たちが出てきた。どうやら難波は全てを話し終えたらしかった。
「竜也くん、止めてこなかったの」
「うん。あいつのしていることは間違ってるが、理由としたら間違ってないと思うんだだから、一ヶ月だけ猶予を与えてきた。この一ヶ月で、この世界が変わらなかったら、僕はあいつを止める――そう約束したんだ。恒平は納得してないみたいだけど」
「そうか……。まあ、分かっていたんだけどな。確かに虚像干渉はあいつに対して効かないけど、俺の未来は視える。だから、お前があいつを止めてこなかったことを、みんな知ってる。そうか……一ヶ月か、少し長いな」
「ごめん……みんな……」
「でも、余り気にしないでください久遠さん。確かにこれからは、今までよりも事故や事件が多発するかも知れないけど、僕たちでそこは何とかしたらいいじゃないですか。みんなそう考えていますよ」
「昴、ありがとう。そうだよな、これから起こる事故や事件を見す見す見逃すわけにはいかないよな。なるべく多くの人たちを助けよう。あいつがどう思うかは分からないけど、人殺しはさせたくないしな」
「うん、そうだよ。あの子に人殺しはさせられないよね」
「俺からも頼む、息子を止めてやってくれ」
それから友人との約束の一ヶ月の間、恒平たちは、友人が起こした事故や事件に巻き込まれた人たちの多くを救ってきた。そして救った人たちの殆どが、友人の望んでいた親友の大切さを知った。
一ヶ月間で友人は日本を変えた。もはや、日本の中で親友の大切さを知らない人は殆どいなかった。
「今日があいつとの約束の日か。父さん、今度はちゃんと止めてよ。母さん、難波さん、昴さん、あいつを止めるのを手伝ってください、お願いします」
「ああ、約束だからな。今度はあいつを止めてやろう恒平。あいつの望んだようにはいかなかったけど、今の日本の人たちの殆どは親友の大切さを知っている。あいつにはもう人殺しをさせられないからな。行こうか、みんな」
「うん」
昨日買ったばかりの新車に乗り込み、恒平たちは友人の元へ向かった。昨日までは、久遠たちがあの事件の時から使い続けてきた車を使っていたが、とうとう、その車は役目を終えることになった。車が古くなり燃費も走りも悪くなり、さらに四人乗りという事もあって、今日の為に八人乗りのバンに乗り換えた。
一ヶ月前友人と約束した公園に着くと、すでに友人が待っていた。
「今日が約束の日だ。覚えていたから此処に居ると思っていいんだよね?」
「ああ。俺の望みをこの一ヶ月で叶えることはできなかったが、まあ、日本の人たちの殆どが親友の大切さを知ったんだ。悔いはないよ。でも、できればこの世界の人たち全員に知って貰いたかったな。でも、それはまた次の世代がしてくれるかな。そうですよね、志桜里さん」
その場に居た友人と志桜里以外には意味が分からなかった。
「なんで、友人くんがそれを知っているのかな?」
「なんででしょうね。でも、志桜里さん、俺の母さんについて知っていることある? たぶん、父さん以外知らないよね。志桜里さん、自分のお父さんに兄弟が居たことは知ってたかな」
「知らないよ。お父さんは一人っ子だって聞いていたから」
「じゃあ、みんな知らないんだね。父さんたちのあの事件、今回僕がしたこと――これらが全て宿命だって事を。志桜里さんのお父さんの時も、その前の時も――ずっと前からこんな事件は起きていたんだ。昔の人が大切な親友を失った時に気付いたんだ、みんな人が死んでも、家族以外の人で此処まで苦しむ人がいるのだろうかって、その人は親友の大切さをこの世界の人に知って貰うために、幾つかの行動を起こした。でも、誰もそれに耳を傾けることは無かった。そして、それはその人の息子に引き継がれ、そのまた息子に引き継がれ、今にある。そして、その中である能力が目覚めた。そう、それが虚像干渉。これは代々受け継がれるようになった。だから、宿命なんだよ。俺を止めても次の世代に引き継がれる、永遠にこの世界の人が親友の大切さに気づくまで繰り返される。いつの日か、この世界の人たちがそれを知ったとしても、また忘れかけた時にこんな事件は起きるよ」
「もしかして……」
友人と志桜里以外は、虚像干渉の本当の意味を知って驚いていた。そして、恒平たちは何も言えずに、その場で静かに友人と志桜里の話を聞くことしかできなかった。
「そう。志桜里さんのお父さんは一人っ子じゃない。まあ、兄弟と言っても一人だけどね。それに、普通は虚像干渉を使えるのは男の人なんだ。だから、志桜里さんのことが好きだった久遠さんは虚像干渉を使えるようになったんだ。そう宿命に決められたんだ。志桜里さんが本格的に虚像干渉を使え出したのは、久遠さんが作った不老不死の薬を飲んでからだよね?」
「そんなことまで知ってるんだ、友人くんは」
「という事で、俺を止めていいよ。だって、またいつの日か、宿命の下に生まれる子供がこの世界に出てくるからね」
「そうか……昴もその宿命の中に生まれた一人だったんだな。だから、虚像干渉が使えたんだな。僕は誰でも使えるものだと思ってたよ」
「まあ、それが間違いだとも言い切れませんけど。ただ、久遠さん。その宿命の中に生まれたのが俺たち以外にもいたとしたら……」
「いや、友人。そんなことは考えないでおこう。……恒平、友人にあの薬を」
「うん。でも友人、なんで僕に相談してくれなかったんだ。偽名を使ってても僕たちは親友じゃなかったのか?」
「そうだな。俺たちは親友だったんだよな。一度でも恒平に話せばよかったよ……」
恒平は右手に持っていた、難波を止めた時と同じ薬を使って、友人の虚像干渉の能力をなくした。
「はあ、俺も今日から父さんと同じで殺人者か。今まではあの能力があったから人殺しに躊躇いがなかったけど、いざこの能力を失ってみると人殺しが罪深く感じるよ」
「そうだな。でも、お前も今日から僕の家族の一員だぞ。友人、今日から僕の家族になれ。そもそも、お前の父親は難波だろ、家族と一緒に暮らして何が悪い。それに、今回は警察も機動隊も出てこなかったんだ。気にするなとは言わない、でも、気にすれば気にするほど罪深く感じるぞ。だから、それを感じないためにも家に来い」
「面白いな、久遠さんは。みんなはその意見に賛成なのかな?」
「いいよな、みんな」
「そうだね。今日から友人くんは家族の一員だよ」
恒平と志桜里がそう言ったのを聞いて、難波や昴も、その意見に賛成した。
「ありがとう……」
友人が起こした事故や事件で、日本の人たちは親友の大切さを知った。でも、それは日本だけの話で、この世界にはまだ親友の大切さを知らない人の方が多かった。
松尾たちも友人の起こす事故や事件の多くを未然に防いでいた。向日葵は今でも昴と連絡を取り合っていた。
恒平たちはこんな悲しい事件が二度と起こらないようにと、自分たちの虚像干渉の能力を完全に無力化する薬を作った。それは、DNAを組み替えることによって虚像干渉を無力化したため、次の世代から再び同じような悲しい事件が起きることは無くなった。
そうして、恒平たちは自分の死ぬ時までの長い間、たくさんの家族と同じ家で暮らし、楽しい時を過ごした。恒平たちは最後まで知らなかったが、友人が起こした事故や事件の理由は、この世界にいつしか広まっていた。そして、この世界の人たち全員が親友の大切さを知っていた。久遠や難波、そして、昔の人たちが長い間望んできたことは叶った。この世界の人たちが、親友の大切さを忘れない以上、再び同じような悲しい事件は起きないだろう。それ程までに、この世界は平和になり、人たちは親友の大切さを知った。そして、久遠が始めに思ったように、この世界には昔のような面白さが戻ってきた。
志桜里、恒平、難波、昴、友人。みんなのおかげで、僕はまた子供の頃のように楽しい毎日を過ごせるようになった。
僕はやっと最後まで取っておいた言葉を言うことができる。
「ありがとう、みんな」
「ああ、分かってるよ。でも、あいつのしていることの全てを否定する気に僕はなれない。だから、分かってくれ恒平。一ヶ月の辛抱だ。一ヶ月でこの世界が変われば素晴らしいことだ。まあ、僕は無理だと思っているど……。帰ろうか恒平」
「分かったよ……。帰ろう父さん……」
恒平は最後まで納得がいかなかった。
公園を後にして、国防省の前に止めた車まで恒平たちは戻った。
恒平が未だに友人を止められなかったことを後悔していたため、行きと同じく久遠が車を運転することになった。来た道と同じ道を引き返し、恒平たちは家に着いた。車から降りた恒平たちは家に入った。まだ、運転席のシートベルトは荒い音を立てながら頼りなさげに戻っていった。
家に入ると難波たちが出てきた。どうやら難波は全てを話し終えたらしかった。
「竜也くん、止めてこなかったの」
「うん。あいつのしていることは間違ってるが、理由としたら間違ってないと思うんだだから、一ヶ月だけ猶予を与えてきた。この一ヶ月で、この世界が変わらなかったら、僕はあいつを止める――そう約束したんだ。恒平は納得してないみたいだけど」
「そうか……。まあ、分かっていたんだけどな。確かに虚像干渉はあいつに対して効かないけど、俺の未来は視える。だから、お前があいつを止めてこなかったことを、みんな知ってる。そうか……一ヶ月か、少し長いな」
「ごめん……みんな……」
「でも、余り気にしないでください久遠さん。確かにこれからは、今までよりも事故や事件が多発するかも知れないけど、僕たちでそこは何とかしたらいいじゃないですか。みんなそう考えていますよ」
「昴、ありがとう。そうだよな、これから起こる事故や事件を見す見す見逃すわけにはいかないよな。なるべく多くの人たちを助けよう。あいつがどう思うかは分からないけど、人殺しはさせたくないしな」
「うん、そうだよ。あの子に人殺しはさせられないよね」
「俺からも頼む、息子を止めてやってくれ」
それから友人との約束の一ヶ月の間、恒平たちは、友人が起こした事故や事件に巻き込まれた人たちの多くを救ってきた。そして救った人たちの殆どが、友人の望んでいた親友の大切さを知った。
一ヶ月間で友人は日本を変えた。もはや、日本の中で親友の大切さを知らない人は殆どいなかった。
「今日があいつとの約束の日か。父さん、今度はちゃんと止めてよ。母さん、難波さん、昴さん、あいつを止めるのを手伝ってください、お願いします」
「ああ、約束だからな。今度はあいつを止めてやろう恒平。あいつの望んだようにはいかなかったけど、今の日本の人たちの殆どは親友の大切さを知っている。あいつにはもう人殺しをさせられないからな。行こうか、みんな」
「うん」
昨日買ったばかりの新車に乗り込み、恒平たちは友人の元へ向かった。昨日までは、久遠たちがあの事件の時から使い続けてきた車を使っていたが、とうとう、その車は役目を終えることになった。車が古くなり燃費も走りも悪くなり、さらに四人乗りという事もあって、今日の為に八人乗りのバンに乗り換えた。
一ヶ月前友人と約束した公園に着くと、すでに友人が待っていた。
「今日が約束の日だ。覚えていたから此処に居ると思っていいんだよね?」
「ああ。俺の望みをこの一ヶ月で叶えることはできなかったが、まあ、日本の人たちの殆どが親友の大切さを知ったんだ。悔いはないよ。でも、できればこの世界の人たち全員に知って貰いたかったな。でも、それはまた次の世代がしてくれるかな。そうですよね、志桜里さん」
その場に居た友人と志桜里以外には意味が分からなかった。
「なんで、友人くんがそれを知っているのかな?」
「なんででしょうね。でも、志桜里さん、俺の母さんについて知っていることある? たぶん、父さん以外知らないよね。志桜里さん、自分のお父さんに兄弟が居たことは知ってたかな」
「知らないよ。お父さんは一人っ子だって聞いていたから」
「じゃあ、みんな知らないんだね。父さんたちのあの事件、今回僕がしたこと――これらが全て宿命だって事を。志桜里さんのお父さんの時も、その前の時も――ずっと前からこんな事件は起きていたんだ。昔の人が大切な親友を失った時に気付いたんだ、みんな人が死んでも、家族以外の人で此処まで苦しむ人がいるのだろうかって、その人は親友の大切さをこの世界の人に知って貰うために、幾つかの行動を起こした。でも、誰もそれに耳を傾けることは無かった。そして、それはその人の息子に引き継がれ、そのまた息子に引き継がれ、今にある。そして、その中である能力が目覚めた。そう、それが虚像干渉。これは代々受け継がれるようになった。だから、宿命なんだよ。俺を止めても次の世代に引き継がれる、永遠にこの世界の人が親友の大切さに気づくまで繰り返される。いつの日か、この世界の人たちがそれを知ったとしても、また忘れかけた時にこんな事件は起きるよ」
「もしかして……」
友人と志桜里以外は、虚像干渉の本当の意味を知って驚いていた。そして、恒平たちは何も言えずに、その場で静かに友人と志桜里の話を聞くことしかできなかった。
「そう。志桜里さんのお父さんは一人っ子じゃない。まあ、兄弟と言っても一人だけどね。それに、普通は虚像干渉を使えるのは男の人なんだ。だから、志桜里さんのことが好きだった久遠さんは虚像干渉を使えるようになったんだ。そう宿命に決められたんだ。志桜里さんが本格的に虚像干渉を使え出したのは、久遠さんが作った不老不死の薬を飲んでからだよね?」
「そんなことまで知ってるんだ、友人くんは」
「という事で、俺を止めていいよ。だって、またいつの日か、宿命の下に生まれる子供がこの世界に出てくるからね」
「そうか……昴もその宿命の中に生まれた一人だったんだな。だから、虚像干渉が使えたんだな。僕は誰でも使えるものだと思ってたよ」
「まあ、それが間違いだとも言い切れませんけど。ただ、久遠さん。その宿命の中に生まれたのが俺たち以外にもいたとしたら……」
「いや、友人。そんなことは考えないでおこう。……恒平、友人にあの薬を」
「うん。でも友人、なんで僕に相談してくれなかったんだ。偽名を使ってても僕たちは親友じゃなかったのか?」
「そうだな。俺たちは親友だったんだよな。一度でも恒平に話せばよかったよ……」
恒平は右手に持っていた、難波を止めた時と同じ薬を使って、友人の虚像干渉の能力をなくした。
「はあ、俺も今日から父さんと同じで殺人者か。今まではあの能力があったから人殺しに躊躇いがなかったけど、いざこの能力を失ってみると人殺しが罪深く感じるよ」
「そうだな。でも、お前も今日から僕の家族の一員だぞ。友人、今日から僕の家族になれ。そもそも、お前の父親は難波だろ、家族と一緒に暮らして何が悪い。それに、今回は警察も機動隊も出てこなかったんだ。気にするなとは言わない、でも、気にすれば気にするほど罪深く感じるぞ。だから、それを感じないためにも家に来い」
「面白いな、久遠さんは。みんなはその意見に賛成なのかな?」
「いいよな、みんな」
「そうだね。今日から友人くんは家族の一員だよ」
恒平と志桜里がそう言ったのを聞いて、難波や昴も、その意見に賛成した。
「ありがとう……」
友人が起こした事故や事件で、日本の人たちは親友の大切さを知った。でも、それは日本だけの話で、この世界にはまだ親友の大切さを知らない人の方が多かった。
松尾たちも友人の起こす事故や事件の多くを未然に防いでいた。向日葵は今でも昴と連絡を取り合っていた。
恒平たちはこんな悲しい事件が二度と起こらないようにと、自分たちの虚像干渉の能力を完全に無力化する薬を作った。それは、DNAを組み替えることによって虚像干渉を無力化したため、次の世代から再び同じような悲しい事件が起きることは無くなった。
そうして、恒平たちは自分の死ぬ時までの長い間、たくさんの家族と同じ家で暮らし、楽しい時を過ごした。恒平たちは最後まで知らなかったが、友人が起こした事故や事件の理由は、この世界にいつしか広まっていた。そして、この世界の人たち全員が親友の大切さを知っていた。久遠や難波、そして、昔の人たちが長い間望んできたことは叶った。この世界の人たちが、親友の大切さを忘れない以上、再び同じような悲しい事件は起きないだろう。それ程までに、この世界は平和になり、人たちは親友の大切さを知った。そして、久遠が始めに思ったように、この世界には昔のような面白さが戻ってきた。
志桜里、恒平、難波、昴、友人。みんなのおかげで、僕はまた子供の頃のように楽しい毎日を過ごせるようになった。
僕はやっと最後まで取っておいた言葉を言うことができる。
「ありがとう、みんな」
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