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「 未来予想 両手に杖持つ 好々爺 」

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 「未来予想 両手に杖持つ 好々爺」

 「みらいよそう りょうてにつえもつ こうこうや」


(研究所注釈)

 生物学的見地をもって、パイナップル番長の老後を予想してみると、

 P番長は長年の不摂生がたたり、両股関節の損傷が激しく、

 手術によって両股に人工股関節を挿入していると推測されます。

 また、あまりの非モテぶりですので、生涯独身である可能性は高く、

 孫もいないと推定されます。 

 よって、パイナップル番長は、近所の子供達を可愛がりながら、

 クロスカントリースキーのように両手に杖を持って移動する

 巨大な老人になると予想され、近所からは「デカパイン老師」

 と呼ばれていることでしょう。

 誰が介護することになるのか、その問題が親類縁者や役所を悩ませます。
 
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