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第十一章
11-17 二次面接
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「なんか、二次面接を明日に控えているというのに、すまないね。」
メリアさん、レルネさんの奥様ズ、ディートリヒたちの残念ギャルズと一緒にお風呂に入り、一人ひとり髪を洗った後、マッサージをしていく。
「この“めっせーじ”というものはクローヌの大浴場の一区画で店舗として行うという事ですか?」
“めっせーじ”は伝言です…。
「“まっさーじ”ね、もう一度言うね、“まっさーじ”。
お風呂に入ると血行が良くなるだろ。その時にこうやって凝っている箇所をほぐしていくと、次の日とか楽になるんだ。」
「カズさん…、トロトロになってきますね。まさに神の手…。」
いえ…、そんな名医ではありません…。
「イチよ、ツボとやらに若返るツボとかはないのか?」
親指立てて笑う、どこぞの指圧師さんか?
命の泉は沸きませんよ…。
「俺の世界の隣国では、体中にツボがあって、そこを押すと体調が良くなったりするんだよ。
ただ、ツボの数が多すぎて理解できん…。なので、肩こりや腰痛、頭痛なら、凝っている筋肉や筋をほぐしてあげてマナを込めて血行を良くすれば楽になるってものだと…、自分なりに思っています…。」
「カズ様、このマッサージは一人どれくらいやっていただけるのですか?」
「容体にもよるけど、あまりやり過ぎてもいけないから、15~30分くらいが限度かな?」
「これを毎日していただければ、カズ様のマナが毎日入ってくるのですね…。」
肉食獣の眼を俺に向ける…。
「えと…、どういうことかな?…かな?」
「カズさん、皆、カズさんと肌を触れ合っていきたいんですよ。
それとカズさんのマナはとても心地よく、安心できるのです。」
「という事は、毎晩…」
「それはそれです。マナとは別です。」
ま、別に添い寝するだけ…、偶に灰になるくらいで良いんだから問題はないけど…。
「分かりました…。ではお風呂でこうやってマッサージをしますね。」
「はい!(((((はい、お願いします!)))))」
お風呂から出た奥様ズと残念ギャルズたちは艶々の肌。
その姿を見たクラリッセさんたちは、この短期間で風呂で何が起きたのか想像もできないくらいだった。
・
・
・
「では、クローヌでカズさんのマッサージ店を開店することに同意の方は挙手をしてください。」
・・・誰も手を挙げない…。
言い出しっぺのスピネルでさえ挙げないのは何故なんだ?
「えと…、どういう事かな?」
「開店できない理由を言いますね。
このマッサージは素晴らしいです。特にカズさんが行うものは、まさに神の手です!
そんな素晴らしいマッサージを、世のヒトに教える必要は無いと言うことです。
これは、私たちだけのご褒美としたいのです!」
「異議なし!(((((異議なし)))))」
「そうすると、レイケシアさんやクラリッセさんたちはできなくなるけど良いのか?」
「そこは対応済みです。
クラリッセ水着を。」
「はい!奥様。」
クラリッセさん、メイド服を脱いで、水着を着ている。
「この水着を着用してであれば、マッサージを受けることができます。」
「ひとつ、よろしいでしょうか?」
「はいカズさん、どうぞ。」
「マッサージをする本人といたしましては、お風呂場でみんなと裸でマッサージするよりも、水着を着てマッサージを受ける女性を見ている方がエロく感じますので…。」
「は…!これはいけません。カズさんの嗜好を読んでいませんでした。
では、皆さんで水着を着て、マッサージを…。」
・
・
・
マッサージ店舗については、取り敢えず保留という事になった。
しかし、女性は肩凝りなどが辛いという事なので、クラリッセさんたちは奥様ズか残念ギャルズが傍に居る時にマッサージを受けても良いという事になった。
おかげで今日はレイケシアさん、クラリッセさん、アデリンさん、お針子さんズ全員をマッサージする。
指がパンパンになって来たよ。
でも、俺をマッサージしてくれるヒトがいないんだよね…。
皆満足して明日の為その1として部屋に戻っていった。
久しぶりにディートリヒと話そうと思い、彼女の部屋に行く。
なんか、夜這いみたいだな…、と思いながら、ドアをノックする。
そのうち、誰も入れてもらえなくなるんだろうな…、なんて悲しいことを思うが、ドアを開けるや否やそんな思い吹っ飛んでしまったよ。
・
・
・
「カズ様、少しお疲れのようですね。」
そりゃ、全員のマッサージをした後で…。灰にはなってませんが、炭くらいには…。
「うつぶせになってください。
ふふ。大きな背中です。とても安心できます。」
そういって背骨から肩甲骨を押してくれる。
「先ほどのマッサージを見てて、私もカズ様にしてあげたかったんです。」
「そうか、ありがとね。俺、みんなにマッサージしても俺にはしてもらえないんだもんな。」
「その時は、私がカズ様をマッサージします。私が専属です。」
「ありがとね。
また、明日から大変になるな。」
「でも、みなさん生き生きとしています。」
「明日は何が起きるんだろうね。」
「楽しい事だと良いですね。
次は肩にいきますね。」
・
・
・
すがすがしい朝です。
昨晩はゆっくりとディートリヒと一緒に居た。
何をするわけでもなく、ただそこにディートリヒが居る…。
それだけで何故か安心できる。
二階に下り、皆で朝ごはんを食べる。
「カズ様、本日は先ず店員となる20名の面接から行い、次に錬成できる者の面接となります。」
「分かったよ。
じゃぁ、早速で悪いけどサーシャさんとネーナさんは留守にしているから、店員としてクラリッセさんが入り、ニコルもお手伝いしてもらえるかな。」
「分かりました。」
「アデリンさんは服の作成だけど、そう言えばレルネさんのところにあったコートなどは加工してもいいのかな?」
「構わんぞ。いずれ処分しなければならないモノだったからの。」
「それじゃ、店に置いてあった服などはアデリンさんに渡しておくね。
ルカさんはジョスさんの立ち合いをお願いします。
一応間取りとかは書いてもらっているので、それを見て使い勝手の良いようにしてください。
ベリルとナズナは店の護衛と整理をお願いします。
アイナとヤットさん、ラットさんは、後で馬車の進捗状況とミシンの製造状況について教えて下さい。
それじゃ、今日も踏ん張りましょう!」
メリアさん、レルネさん、俺とで事務室に入る。下着売り場となるスペースが待合室となる。
待っているヒトに会わないように、動線を一方通行とする。
つまり、下着売場となる場所で待ち、事務室に入って面接した後、本館の玄関から出ていくといった形にしてみた。
「では、一番の方から面接をお願いします。」
「分かりました。ではお入りください。」
・
・
・
「なぁ、何で皆、あんなに綺麗なんだ?」
「それは、この店の雰囲気と言いますか…、責任者と言いますか…。」
「レイケシアさんやサーシャさん、ネーナさんを見て、という事か…。」
10人ほど面接をして、テンプレのような回答しかしないヒトにだんだん飽きてきた…。
確かに面接とはこんなもんだ…。
如何に自分が他者より優れているか、この店に入ればより上向きになる…、というのがアピールするポイントではあるが、メイド服を着たいから、シャンプリンを安く購入したいという若者ばかりだ。
「皆、スタンピードで影響を受けたのかね?」
「余りそういう話はされませんでしたね。」
「過去を振り返らないのなら良いけど、なんだか言ってることが安っぽいんだよね。」
「それはどういう意味でしょうか。」
「スタンピードで被害を受けているのなら、生活がままならないんじゃない?
生活が苦しいって理由がまったく言及されないのが不思議なんだ。」
「あ、そう言えばこれまでの10名は何らかの形で貴族に関与している子女ですからね。」
「では、10人とも不採用で。」
「え!?あんなに綺麗なのに?」
「綺麗か綺麗でないかと言えば綺麗だよ。
でも、貴族と聞いた瞬間でダメなんだよ。」
「カズさん、本当にあれをおやりになられるんですか?」
「あぁ。やるよ。今回不採用になった事で、多分、貴族だと言って文句を言いに来る輩が居るよね。
そいつらには金輪際、この店の商品も何も買ってもらわなくていいし下着についても同じだ。
上から目線で来る奴には、それなりの覚悟を持ってもらうよ。」
「カズさんが真剣に怒っている姿を始めて見ました。」
「だろうね。そのとっかかりを作ったのは、王宮ではなかった?」
「すみません…。そうでしたね。」
メリアさんはシュンとした。
貴族なんか来るなよ。
どれだけ監視されているんだ…。
メリアさん、レルネさんの奥様ズ、ディートリヒたちの残念ギャルズと一緒にお風呂に入り、一人ひとり髪を洗った後、マッサージをしていく。
「この“めっせーじ”というものはクローヌの大浴場の一区画で店舗として行うという事ですか?」
“めっせーじ”は伝言です…。
「“まっさーじ”ね、もう一度言うね、“まっさーじ”。
お風呂に入ると血行が良くなるだろ。その時にこうやって凝っている箇所をほぐしていくと、次の日とか楽になるんだ。」
「カズさん…、トロトロになってきますね。まさに神の手…。」
いえ…、そんな名医ではありません…。
「イチよ、ツボとやらに若返るツボとかはないのか?」
親指立てて笑う、どこぞの指圧師さんか?
命の泉は沸きませんよ…。
「俺の世界の隣国では、体中にツボがあって、そこを押すと体調が良くなったりするんだよ。
ただ、ツボの数が多すぎて理解できん…。なので、肩こりや腰痛、頭痛なら、凝っている筋肉や筋をほぐしてあげてマナを込めて血行を良くすれば楽になるってものだと…、自分なりに思っています…。」
「カズ様、このマッサージは一人どれくらいやっていただけるのですか?」
「容体にもよるけど、あまりやり過ぎてもいけないから、15~30分くらいが限度かな?」
「これを毎日していただければ、カズ様のマナが毎日入ってくるのですね…。」
肉食獣の眼を俺に向ける…。
「えと…、どういうことかな?…かな?」
「カズさん、皆、カズさんと肌を触れ合っていきたいんですよ。
それとカズさんのマナはとても心地よく、安心できるのです。」
「という事は、毎晩…」
「それはそれです。マナとは別です。」
ま、別に添い寝するだけ…、偶に灰になるくらいで良いんだから問題はないけど…。
「分かりました…。ではお風呂でこうやってマッサージをしますね。」
「はい!(((((はい、お願いします!)))))」
お風呂から出た奥様ズと残念ギャルズたちは艶々の肌。
その姿を見たクラリッセさんたちは、この短期間で風呂で何が起きたのか想像もできないくらいだった。
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「では、クローヌでカズさんのマッサージ店を開店することに同意の方は挙手をしてください。」
・・・誰も手を挙げない…。
言い出しっぺのスピネルでさえ挙げないのは何故なんだ?
「えと…、どういう事かな?」
「開店できない理由を言いますね。
このマッサージは素晴らしいです。特にカズさんが行うものは、まさに神の手です!
そんな素晴らしいマッサージを、世のヒトに教える必要は無いと言うことです。
これは、私たちだけのご褒美としたいのです!」
「異議なし!(((((異議なし)))))」
「そうすると、レイケシアさんやクラリッセさんたちはできなくなるけど良いのか?」
「そこは対応済みです。
クラリッセ水着を。」
「はい!奥様。」
クラリッセさん、メイド服を脱いで、水着を着ている。
「この水着を着用してであれば、マッサージを受けることができます。」
「ひとつ、よろしいでしょうか?」
「はいカズさん、どうぞ。」
「マッサージをする本人といたしましては、お風呂場でみんなと裸でマッサージするよりも、水着を着てマッサージを受ける女性を見ている方がエロく感じますので…。」
「は…!これはいけません。カズさんの嗜好を読んでいませんでした。
では、皆さんで水着を着て、マッサージを…。」
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マッサージ店舗については、取り敢えず保留という事になった。
しかし、女性は肩凝りなどが辛いという事なので、クラリッセさんたちは奥様ズか残念ギャルズが傍に居る時にマッサージを受けても良いという事になった。
おかげで今日はレイケシアさん、クラリッセさん、アデリンさん、お針子さんズ全員をマッサージする。
指がパンパンになって来たよ。
でも、俺をマッサージしてくれるヒトがいないんだよね…。
皆満足して明日の為その1として部屋に戻っていった。
久しぶりにディートリヒと話そうと思い、彼女の部屋に行く。
なんか、夜這いみたいだな…、と思いながら、ドアをノックする。
そのうち、誰も入れてもらえなくなるんだろうな…、なんて悲しいことを思うが、ドアを開けるや否やそんな思い吹っ飛んでしまったよ。
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「カズ様、少しお疲れのようですね。」
そりゃ、全員のマッサージをした後で…。灰にはなってませんが、炭くらいには…。
「うつぶせになってください。
ふふ。大きな背中です。とても安心できます。」
そういって背骨から肩甲骨を押してくれる。
「先ほどのマッサージを見てて、私もカズ様にしてあげたかったんです。」
「そうか、ありがとね。俺、みんなにマッサージしても俺にはしてもらえないんだもんな。」
「その時は、私がカズ様をマッサージします。私が専属です。」
「ありがとね。
また、明日から大変になるな。」
「でも、みなさん生き生きとしています。」
「明日は何が起きるんだろうね。」
「楽しい事だと良いですね。
次は肩にいきますね。」
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すがすがしい朝です。
昨晩はゆっくりとディートリヒと一緒に居た。
何をするわけでもなく、ただそこにディートリヒが居る…。
それだけで何故か安心できる。
二階に下り、皆で朝ごはんを食べる。
「カズ様、本日は先ず店員となる20名の面接から行い、次に錬成できる者の面接となります。」
「分かったよ。
じゃぁ、早速で悪いけどサーシャさんとネーナさんは留守にしているから、店員としてクラリッセさんが入り、ニコルもお手伝いしてもらえるかな。」
「分かりました。」
「アデリンさんは服の作成だけど、そう言えばレルネさんのところにあったコートなどは加工してもいいのかな?」
「構わんぞ。いずれ処分しなければならないモノだったからの。」
「それじゃ、店に置いてあった服などはアデリンさんに渡しておくね。
ルカさんはジョスさんの立ち合いをお願いします。
一応間取りとかは書いてもらっているので、それを見て使い勝手の良いようにしてください。
ベリルとナズナは店の護衛と整理をお願いします。
アイナとヤットさん、ラットさんは、後で馬車の進捗状況とミシンの製造状況について教えて下さい。
それじゃ、今日も踏ん張りましょう!」
メリアさん、レルネさん、俺とで事務室に入る。下着売り場となるスペースが待合室となる。
待っているヒトに会わないように、動線を一方通行とする。
つまり、下着売場となる場所で待ち、事務室に入って面接した後、本館の玄関から出ていくといった形にしてみた。
「では、一番の方から面接をお願いします。」
「分かりました。ではお入りください。」
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「なぁ、何で皆、あんなに綺麗なんだ?」
「それは、この店の雰囲気と言いますか…、責任者と言いますか…。」
「レイケシアさんやサーシャさん、ネーナさんを見て、という事か…。」
10人ほど面接をして、テンプレのような回答しかしないヒトにだんだん飽きてきた…。
確かに面接とはこんなもんだ…。
如何に自分が他者より優れているか、この店に入ればより上向きになる…、というのがアピールするポイントではあるが、メイド服を着たいから、シャンプリンを安く購入したいという若者ばかりだ。
「皆、スタンピードで影響を受けたのかね?」
「余りそういう話はされませんでしたね。」
「過去を振り返らないのなら良いけど、なんだか言ってることが安っぽいんだよね。」
「それはどういう意味でしょうか。」
「スタンピードで被害を受けているのなら、生活がままならないんじゃない?
生活が苦しいって理由がまったく言及されないのが不思議なんだ。」
「あ、そう言えばこれまでの10名は何らかの形で貴族に関与している子女ですからね。」
「では、10人とも不採用で。」
「え!?あんなに綺麗なのに?」
「綺麗か綺麗でないかと言えば綺麗だよ。
でも、貴族と聞いた瞬間でダメなんだよ。」
「カズさん、本当にあれをおやりになられるんですか?」
「あぁ。やるよ。今回不採用になった事で、多分、貴族だと言って文句を言いに来る輩が居るよね。
そいつらには金輪際、この店の商品も何も買ってもらわなくていいし下着についても同じだ。
上から目線で来る奴には、それなりの覚悟を持ってもらうよ。」
「カズさんが真剣に怒っている姿を始めて見ました。」
「だろうね。そのとっかかりを作ったのは、王宮ではなかった?」
「すみません…。そうでしたね。」
メリアさんはシュンとした。
貴族なんか来るなよ。
どれだけ監視されているんだ…。
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