243 / 318
第十章
10-5 店舗運営ですが…
しおりを挟む
「冒険者に大銀貨1枚はキツイかもしれないけど…。」
「いえ、大丈夫ですね。流石にDランクは難しいかもしれませんが、Cランクの冒険者であれば、大銀貨1枚は1セットでも欲しいと思います。それに1セットあればクリーンで済ませますので。」
「そんなものかな…。んじゃ、Cランクのヒト知ってるから、一回使ってもらおうか。」
「問題ないと思います。その方にいくらなら買うかも聞いてもらえると嬉しいですね。
さすがに大銀貨1枚となると、市民は無理だと思いますから。」
「分かった。んじゃ、そういう価格帯で売り出すって事で。
トーレスさん、いろいろとご助言ありがとうございます。」
「いえいえ、いつもお世話になっておりますので。」
「あ、それとトーレスさんのお店で、腰に付けることのできるバッグってありますか?」
「いえ、そのようなモノは扱っておりませんね。」
「冒険者側の意見として、肩から掛けるバッグだと魔物を討伐する時に動いてバッグが邪魔になってしまうんです。それを腰の位置でカチッと止めることができるようなバッグだと邪魔にならないんですよね。」
「ふむ…。一理ありますね。それを冒険者に売ると…。」
「多分冒険者だけでなく、大工や猟師、いろんな用途に使えると思いますよ。」
「おぉ!それは良い。早速試作品を作って試してみます。」
「出来たら俺も買います。」
「流石ニノマエ様ですね。また当店の売り上げが上がっていきますよ。あどばいざりー契約でしたか。あれが凄く役立っています。またご助言をお願いしますね。」
「そうそうアイディアは浮かびませんが、何か気づいたら、また話しますね。」
俺たちはトーレスさんの店を後にする。
ディートリヒはメイド服のままだ。
皆ディートリヒを見ている。
「ディートリヒ、みんなに見られるってどんな感じ?」
「貴族になった気分ですね。すごく気持ちが良いです。」
「そりゃ、綺麗だからね。」
「カズ様、お世辞でも嬉しいです。」
「いや、お世辞じゃないから。」
「では、今晩は私という事で…。」
「あ、昨日の会議の結果を聞いていなかったけど…。」
「昨晩の会議では、決定権を持つメリアドール様がいらっしゃいませんでしたので保留となりました。
よって、その間まではカズ様がお決めになるということになりました。」
「へ?俺が?」
「はい。皆が満足できるようお願いしますね…。」
「善処します…。」
「兄貴、ここからどこを回るんだい?」
「うん。ブランさんが香りが良い石鹸が欲しいって言ってたから、レルネさんの店に行って、香る薬草を少し見せてもらおうかと思って。」
「ニノマエ様、それは嬉しいです。是非良い香りを教えてください。」
「んじゃ、昼ご飯食べてから行こうか。」
広場に行き、教会が管理している孤児院の子に4人分の入場料を払う。
そして、各店舗で売っているお好み焼きのアソートを2枚頼み、それをザックさんに渡す。
お、ちゃんと皿に山が出来てソースが混ざらないように区分けされているね。
「ここは、スタンピードで潰れた店が再開するまでテントで販売できるところね。
んで、これがここで販売している“お好み焼き”を食べ比べできる皿ね。
好きな味があれば、そこの店にこれを渡して。」
「これは何ですか?」
「チケットって言ってね。さっきの所でお金と交換できる紙だ。
これを渡せば“お好み焼き”を一枚くれるからね。」
俺とディートリヒはいつもの店に行ってチケットと交換し、ベンチに腰を下ろすと、ザックさんが走ってやって来る。
「兄貴、全部が上手くて…。どれを選んで良いか分かりません。」
「それじゃ、9店舗あるから、一枚ずつ食べてみると良いよ。」
「いや、それやると腹がパンクします。」
「だよね。んじゃ、今回は端の店から行って、次回来た時はその隣から食べるとかすると、この街に何回も来たくなるんじゃないかな。」
「兄貴、そりゃ良い考えだ。よし、んじゃ端から攻めていくか。」
「ザック様も楽しんでおられるみたいですね。」
「そうだね。みんなで楽しむと良いよね。
あ、そう言えば家の女性陣は何やってるんだろうね。」
「研究のない3人ですね。彼女たちにも何か仕事があるといいですね。」
「そうだね。でも俺の護衛とか言ってたね。」
「あの娘たちもカズ様と一緒にいれるだけで幸せですから、それで問題ありませんね。」
「そうか。俺としても嬉しいけどね。」
「まぁ、カズ様、それではナズナとベリルも今晩愛してくださるという事ですね。」
「いや…。3人はさすがにキツイです…。」
「そんな事言いながらも、昨晩は全員ですから。」
灰になってますが…。
お好み焼きのソースを口にべったり付けたザックさんが楽しそうにブランさんとお好み焼きを食べている。ここにルーシアさんとアリウムさんもいると良いのにね。
「なぁ、ディートリヒ。ひとつ良いか?」
「何でしょうか。」
「奥さんって、一緒に歩かないのかな…。」
「そう言えば、伯爵様もザックさんも歩いていないですね…。
奥様は奥様でお仕事やお付き合いがあるという事でしょうかね。」
「でも、そんなんじゃ夫婦になったって意味がないんじゃないかな。
夫婦になれば一緒に居られるって考えはないんだろうかね。」
「一緒に居られるという意味では私たちのような伴侶という立場が良いのでしょうね。」
「うーん。良く分からないな。
レルネさんもスピネルも伴侶だよね。でも研究などがあっていつも一緒に居られない…。
彼女たちはそれで良いのかな?」
「カズ様、愛し方と愛され方はヒトそれぞれです。
レルネ様やスピネル、そしてミリーもそうですが、彼女たちはカズ様の笑顔を見たいのだと思います。彼女たちが作ったものをカズ様が見て笑顔になる。これが幸せに感じるのではないかと…。
おそらくアイナもそうでしょうね。
ナズナはカズ様の依頼や斥候などの仕事に幸せを感じております。
しかし、私やベリルは何の取り柄もございませんので、こうやって護衛をしてカズ様を感じていたいというのが思いです。私とベリルは取り柄がないから、常にカズ様のお傍に居なければ捨てられてしまうと不安なのです。」
「ディートリヒ、俺は愛した女性をモノのように捨てたりはしないよ。それにいつも傍に居てくれて感謝しているんだ。ベリルにも感謝しているけど、とりわけディートリヒは俺がこの世界に来て最初に愛した女性だ。それに一番安心できるんだ。」
「カズ様…。今宵は離しませんから。存分に愛してくださいね。」
「はぃ…、善処します…。」
ザックさんは本場の“お好み焼き”に満足したようで、帰る時はアイテムボックスにたっぷり買って、みんなに配るようだ。
そんな話をしながら、レルネさんの店に着いた。
「邪魔するでぇ~」
「邪魔するだけなら帰ってんかぁ~」
「ほな、さいなら。ってちゃうわ。」
「あははは。ニノマエ様ですね~。こういった掛け合いは楽しいですね。」
「兄貴、これは店に入る前の合言葉ですかい?」
ザックさんは不安になっているが、これは挨拶の一種だと教えると納得してた。
既にブランさんはルカさんに香りの薬草についていろいろと聞いている。
ルカさんも専門的な話なので真剣だ。
暇なのは俺とディートリヒとザックさん…。
店に所狭しと並べてある雑多なモノを見ていく。
ホント、いろんなモノを売ってるんだな…。
捜索しはじめ、棚にある組紐に目が行った。
鑑定してみると、“守護の組紐”と出た。
もうちょっと詳しく鑑定すべく手に取ってみると、
守護の組紐:防御力+1、経年劣化防止、致命傷を受けた場合、1回限りこの紐が切れることで自身が守られる。
ちょと待て、何でこんな貴重な紐が売ってるんだ?
また“迷い人”だよ…。経年劣化とある事自体おかしなもんだ。
でもミサンガとかじゃないのか?
もしかして、ミサンガを説明できなくて組紐になってしまったとか…。
もっと探せば掘り出し物もあるかもしれないが、“迷い人”に突っ込みを入れるのは先のことにして、その組紐も20本買っておいた。
ルカさんもいくらか分からないのか、適当に銀貨1枚だよって。
得した!レルネさんには内緒にしておこう…。
香りの選択も終えたようで、ブランさんも満足している。
どうやらサンプルをもらったようで、個別の袋に入った薬草を大切に持っている。
うん。可愛いね。人妻だけど。
家に戻ると、店の前にアイナが踏ん反りかえっている。
「アイナ、どうした?踏ん反りかえって。」
「社長~!待ってましたよ。踏ん反り返っているのではなく、胸をはっているんです!」
ちっぱいが胸をはったところで、何も変わらないんだが…。
「いえ、大丈夫ですね。流石にDランクは難しいかもしれませんが、Cランクの冒険者であれば、大銀貨1枚は1セットでも欲しいと思います。それに1セットあればクリーンで済ませますので。」
「そんなものかな…。んじゃ、Cランクのヒト知ってるから、一回使ってもらおうか。」
「問題ないと思います。その方にいくらなら買うかも聞いてもらえると嬉しいですね。
さすがに大銀貨1枚となると、市民は無理だと思いますから。」
「分かった。んじゃ、そういう価格帯で売り出すって事で。
トーレスさん、いろいろとご助言ありがとうございます。」
「いえいえ、いつもお世話になっておりますので。」
「あ、それとトーレスさんのお店で、腰に付けることのできるバッグってありますか?」
「いえ、そのようなモノは扱っておりませんね。」
「冒険者側の意見として、肩から掛けるバッグだと魔物を討伐する時に動いてバッグが邪魔になってしまうんです。それを腰の位置でカチッと止めることができるようなバッグだと邪魔にならないんですよね。」
「ふむ…。一理ありますね。それを冒険者に売ると…。」
「多分冒険者だけでなく、大工や猟師、いろんな用途に使えると思いますよ。」
「おぉ!それは良い。早速試作品を作って試してみます。」
「出来たら俺も買います。」
「流石ニノマエ様ですね。また当店の売り上げが上がっていきますよ。あどばいざりー契約でしたか。あれが凄く役立っています。またご助言をお願いしますね。」
「そうそうアイディアは浮かびませんが、何か気づいたら、また話しますね。」
俺たちはトーレスさんの店を後にする。
ディートリヒはメイド服のままだ。
皆ディートリヒを見ている。
「ディートリヒ、みんなに見られるってどんな感じ?」
「貴族になった気分ですね。すごく気持ちが良いです。」
「そりゃ、綺麗だからね。」
「カズ様、お世辞でも嬉しいです。」
「いや、お世辞じゃないから。」
「では、今晩は私という事で…。」
「あ、昨日の会議の結果を聞いていなかったけど…。」
「昨晩の会議では、決定権を持つメリアドール様がいらっしゃいませんでしたので保留となりました。
よって、その間まではカズ様がお決めになるということになりました。」
「へ?俺が?」
「はい。皆が満足できるようお願いしますね…。」
「善処します…。」
「兄貴、ここからどこを回るんだい?」
「うん。ブランさんが香りが良い石鹸が欲しいって言ってたから、レルネさんの店に行って、香る薬草を少し見せてもらおうかと思って。」
「ニノマエ様、それは嬉しいです。是非良い香りを教えてください。」
「んじゃ、昼ご飯食べてから行こうか。」
広場に行き、教会が管理している孤児院の子に4人分の入場料を払う。
そして、各店舗で売っているお好み焼きのアソートを2枚頼み、それをザックさんに渡す。
お、ちゃんと皿に山が出来てソースが混ざらないように区分けされているね。
「ここは、スタンピードで潰れた店が再開するまでテントで販売できるところね。
んで、これがここで販売している“お好み焼き”を食べ比べできる皿ね。
好きな味があれば、そこの店にこれを渡して。」
「これは何ですか?」
「チケットって言ってね。さっきの所でお金と交換できる紙だ。
これを渡せば“お好み焼き”を一枚くれるからね。」
俺とディートリヒはいつもの店に行ってチケットと交換し、ベンチに腰を下ろすと、ザックさんが走ってやって来る。
「兄貴、全部が上手くて…。どれを選んで良いか分かりません。」
「それじゃ、9店舗あるから、一枚ずつ食べてみると良いよ。」
「いや、それやると腹がパンクします。」
「だよね。んじゃ、今回は端の店から行って、次回来た時はその隣から食べるとかすると、この街に何回も来たくなるんじゃないかな。」
「兄貴、そりゃ良い考えだ。よし、んじゃ端から攻めていくか。」
「ザック様も楽しんでおられるみたいですね。」
「そうだね。みんなで楽しむと良いよね。
あ、そう言えば家の女性陣は何やってるんだろうね。」
「研究のない3人ですね。彼女たちにも何か仕事があるといいですね。」
「そうだね。でも俺の護衛とか言ってたね。」
「あの娘たちもカズ様と一緒にいれるだけで幸せですから、それで問題ありませんね。」
「そうか。俺としても嬉しいけどね。」
「まぁ、カズ様、それではナズナとベリルも今晩愛してくださるという事ですね。」
「いや…。3人はさすがにキツイです…。」
「そんな事言いながらも、昨晩は全員ですから。」
灰になってますが…。
お好み焼きのソースを口にべったり付けたザックさんが楽しそうにブランさんとお好み焼きを食べている。ここにルーシアさんとアリウムさんもいると良いのにね。
「なぁ、ディートリヒ。ひとつ良いか?」
「何でしょうか。」
「奥さんって、一緒に歩かないのかな…。」
「そう言えば、伯爵様もザックさんも歩いていないですね…。
奥様は奥様でお仕事やお付き合いがあるという事でしょうかね。」
「でも、そんなんじゃ夫婦になったって意味がないんじゃないかな。
夫婦になれば一緒に居られるって考えはないんだろうかね。」
「一緒に居られるという意味では私たちのような伴侶という立場が良いのでしょうね。」
「うーん。良く分からないな。
レルネさんもスピネルも伴侶だよね。でも研究などがあっていつも一緒に居られない…。
彼女たちはそれで良いのかな?」
「カズ様、愛し方と愛され方はヒトそれぞれです。
レルネ様やスピネル、そしてミリーもそうですが、彼女たちはカズ様の笑顔を見たいのだと思います。彼女たちが作ったものをカズ様が見て笑顔になる。これが幸せに感じるのではないかと…。
おそらくアイナもそうでしょうね。
ナズナはカズ様の依頼や斥候などの仕事に幸せを感じております。
しかし、私やベリルは何の取り柄もございませんので、こうやって護衛をしてカズ様を感じていたいというのが思いです。私とベリルは取り柄がないから、常にカズ様のお傍に居なければ捨てられてしまうと不安なのです。」
「ディートリヒ、俺は愛した女性をモノのように捨てたりはしないよ。それにいつも傍に居てくれて感謝しているんだ。ベリルにも感謝しているけど、とりわけディートリヒは俺がこの世界に来て最初に愛した女性だ。それに一番安心できるんだ。」
「カズ様…。今宵は離しませんから。存分に愛してくださいね。」
「はぃ…、善処します…。」
ザックさんは本場の“お好み焼き”に満足したようで、帰る時はアイテムボックスにたっぷり買って、みんなに配るようだ。
そんな話をしながら、レルネさんの店に着いた。
「邪魔するでぇ~」
「邪魔するだけなら帰ってんかぁ~」
「ほな、さいなら。ってちゃうわ。」
「あははは。ニノマエ様ですね~。こういった掛け合いは楽しいですね。」
「兄貴、これは店に入る前の合言葉ですかい?」
ザックさんは不安になっているが、これは挨拶の一種だと教えると納得してた。
既にブランさんはルカさんに香りの薬草についていろいろと聞いている。
ルカさんも専門的な話なので真剣だ。
暇なのは俺とディートリヒとザックさん…。
店に所狭しと並べてある雑多なモノを見ていく。
ホント、いろんなモノを売ってるんだな…。
捜索しはじめ、棚にある組紐に目が行った。
鑑定してみると、“守護の組紐”と出た。
もうちょっと詳しく鑑定すべく手に取ってみると、
守護の組紐:防御力+1、経年劣化防止、致命傷を受けた場合、1回限りこの紐が切れることで自身が守られる。
ちょと待て、何でこんな貴重な紐が売ってるんだ?
また“迷い人”だよ…。経年劣化とある事自体おかしなもんだ。
でもミサンガとかじゃないのか?
もしかして、ミサンガを説明できなくて組紐になってしまったとか…。
もっと探せば掘り出し物もあるかもしれないが、“迷い人”に突っ込みを入れるのは先のことにして、その組紐も20本買っておいた。
ルカさんもいくらか分からないのか、適当に銀貨1枚だよって。
得した!レルネさんには内緒にしておこう…。
香りの選択も終えたようで、ブランさんも満足している。
どうやらサンプルをもらったようで、個別の袋に入った薬草を大切に持っている。
うん。可愛いね。人妻だけど。
家に戻ると、店の前にアイナが踏ん反りかえっている。
「アイナ、どうした?踏ん反りかえって。」
「社長~!待ってましたよ。踏ん反り返っているのではなく、胸をはっているんです!」
ちっぱいが胸をはったところで、何も変わらないんだが…。
0
お気に入りに追加
187
あなたにおすすめの小説
転生してテイマーになった僕の異世界冒険譚
ノデミチ
ファンタジー
田中六朗、18歳。
原因不明の発熱が続き、ほぼ寝たきりの生活。結果死亡。
気が付けば異世界。10歳の少年に!
女神が現れ話を聞くと、六朗は本来、この異世界ルーセリアに生まれるはずが、間違えて地球に生まれてしまったとの事。莫大な魔力を持ったが為に、地球では使う事が出来ず魔力過多で燃え尽きてしまったらしい。
お詫びの転生ということで、病気にならないチートな身体と莫大な魔力を授かり、「この世界では思う存分人生を楽しんでください」と。
寝たきりだった六朗は、ライトノベルやゲームが大好き。今、自分がその世界にいる!
勇者? 王様? 何になる? ライトノベルで好きだった「魔物使い=モンスターテイマー」をやってみよう!
六朗=ロックと名乗り、チートな身体と莫大な魔力で異世界を自由に生きる!
カクヨムでも公開しました。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
テイマー職のおっさんが目指す現代ライフ!
白眉
ファンタジー
異世界召喚には代償が必要。
ある時は召喚術を使った者、人柱となる者…。
とある世界の召喚は、代償にその世界の者と異世界の者を交換(トレード)する方法であった。
万年低ランクのテイマー、イサークは勇者と交換条件に異世界に行く事となった。
召喚された先でイサークが見たモノとは…。
(カクヨム様にて先行配信中)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
究極妹属性のぼっち少女が神さまから授かった胸キュンアニマルズが最強だった
盛平
ファンタジー
パティは教会に捨てられた少女。パティは村では珍しい黒い髪と黒い瞳だったため、村人からは忌子といわれ、孤独な生活をおくっていた。この世界では十歳になると、神さまから一つだけ魔法を授かる事ができる。パティは神さまに願った。ずっと側にいてくれる友達をくださいと。
神さまが与えてくれた友達は、犬、猫、インコ、カメだった。友達は魔法でパティのお願いを何でも叶えてくれた。
パティは友達と一緒に冒険の旅に出た。パティの生活環境は激変した。パティは究極の妹属性だったのだ。冒険者協会の美人受付嬢と美女の女剣士が、どっちがパティの姉にふさわしいかケンカするし、永遠の美少女にも気に入られてしまう。
ぼっち少女の愛されまくりな旅が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる