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第九章
9-23 踏破!
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「それじゃ、3日間ダンジョンで素材集めに行ってきます。
それまでの間、ミシン、馬車、石鹸の製造、よろしくお願いします。」
「イチよ。留守中のことは任せておけ。」
「はい。お願いします。」
俺とディートリヒ、ナズナ、ベリル、ニコルの5人でダンジョンに向かう。
念のため、ギルドのシーラさんにダンジョンに向かう事を告げた。
「あの…、ニノマエ様…。今回のダンジョンは第何階層まで行かれるおつもりですか?」
「あ、あと5階で第30階層だから、今回の遠征で踏破する予定だけど?」
「え?踏破…ですか?」
「第30階層が終われば、何かあるの?」
「いえ、何もありませんが、名前が残ります。」
「ふーん。まぁ興味ないけどね。」
「え、名前が残るんですよ。」
「でも、何名も踏破しているんでしょ?」
「それはAランクの冒険者が踏破していますが、ここ2年くらいは踏破されていません。」
「そうなんだ。んじゃ、行ってきますよ。」
「え、そうじゃなくて、踏破されていないボス部屋は非常に強い魔物となる可能性があるんです。」
「あ、そうなんだ。でもレッサードラゴンか地龍なんでしょ?」
「ですから、地龍ですよ。」
「でも、地龍だよね。」
「はぁ、ニノマエ様に言っても無駄ですか…。ご武運をお祈り申し上げます…。死なないでください。」
「ありがとね。んじゃ、行ってきます。」
道中、歩きながら皆で話をする。
「なぁ、地龍ってそんなに強いのか?」
「遭遇していませんので分かりませんね。」
「ギルドで買ったマップには何も書いてないのか?」
「その階層はありません。」
「何をドロップするんだろうね。」
「お館様、地龍というくらいですから土魔法が効かない可能性はありますね。」
「あ、そうか。それに地中に隠れるってのもあるかもしれないね。
なんかワクワクするね。」
「主殿、そう考えるのは主殿だけだと思います。他のパーティーは絶対会敵したくないって思うくらい強いと思いますから。」
「そうすると、エンペラー・サーペントとどちらが強いのかね。」
「分かりませんね。でもカズ様ならできるでしょうね。」
うん…。実際初見だから、何が効くのかも分からないよな。
ただ、ナズナが言うように、地とつくくらいだから、土属性なんだろう。
そうすると、雷は効かないから、氷かな?グラビティかけても土の中に潜られたらおしまいか…。
あれこれ考えるが、実際会ってみなければ分からん!
考えるな!感じろ!だ。
それに、みんな強いから。
ダンジョンに到着し、守衛さんに3日間籠ることを話す。
「あんちゃんたち、そろそろ踏破を目指すのかい?」
「そのつもりですが、分かりません。」
「まぁ、死なないようにな。帰ってくるのを待ってるぜ。」
「ありがとうございます。では、行ってきます。」
そう言って25階層まで転移した。
「さて、それじゃ26階層から行きましょうか。」
「はい(((はい)))。」
26,27、28階層とも、これまでの魔物のオンパレードだ。
しかし、結構強くなっている、と思うが、ディートリヒ、ナズナ、ベリルの無双が光る。
さらにニコルのバフも効いているようで、4人の連携がハマっている。
28階層はミスリルの宝庫だった。
「なぁ、なんでこんなに採れるのに、ミスリルとかの武器は高いんだ?」
「カズ様、この階層までこれる冒険者は限られているんですよ。」
「あ、Aランクだとか言ってたね。」
「そうです。Aランクでもなかなか採れる訳ではないですから…。」
「では、ダンジョン以外では採れないのかい?」
「あることはあると思いますが、鉱床を見つけるのが難しいと思います。」
「世の中、うまくできているんだね。」
そう言いながらも、アダマン何とかを見つけて塊として採っていく。
「主殿、そんな塊で採ることができるのも主殿くらいしかおりませんよ。」
「そうなのか…。しかし、この鉱石も武器以外には使えないのかね?」
「それはあると思いますが、ミスリルやオリハルコン、アダマンタイトと言えば、冒険者の“あこがれ”ですからね。」
「そうかもね。馬車とかに使っても仕方ないし、かといって戦争とかにも使ってほしくないよね。」
29階層に移動する。
「ここのモンスターボックスも、オンパレードなんだよね…。」
「はい。でも素材がたっぷり採れます。」
「だな。」
29階層のモンスターボックスは24階層と同じ、ただ数と強さが尋常でないくらい強いらしいが…。
それでも一掃していくんだよな…。この4人…。
「カズ様、まだまだいけますね。」
「お、おぅ…、しかし、みんな強くなったね。」
「まだまだカズ様にはかないません。」
「だが、次のボスは難しいかもしれないから十分注意して。」
そして目的の第30階層だ。
周りを見ながらボス部屋に行く。さて…何が出るか…。
運が良いんだろうね。
地龍さんでした。
でもこれって、龍なんですか?
どう見てもガ〇ラだろ…。甲羅に覆われたカメのデカい奴…。
「なぁ、これ地龍…だよな…。」
「そうですね。カメですね。」
「これ空飛ぶのか?」
みんな、がっかりしている。
レッサードラゴンだったら、ドラゴンに似ているんだろうか。
「カメ、やるんだよね…。」
「そりゃ、ボスですから…。」
「でも、カメだよね…。」
「いえ、地龍と呼ばれているカメのようですので…。」
「いいよ…。俺だけでカメさんやってくるよ…。」
全員でボス部屋に入るが、もうカメさんとしか思えない。
龍だ!と思って覚悟してたら、がっかりカメさん…。
いや、でも強いんだろう、絶対ガ〇ラだ、口から火を吹いたり、空飛んだり…。
うん…。固いだけのようでした。
確かに甲羅は固いよ…、すっごく固いと思うよ。
でも、首とか脚とかひっこめた所に魔法ぶちかましたら、内部で破裂してくれて、それでお終いって…。
このダンジョンで一番簡単に済んでしまった階層だった…。
拍子抜けというか、残念と言うべきか…、それともラッキーなのか…。
29階層のモンスターボックスの次の部屋で皆で休みながら、一人落ち込む。
「カズ様、カメさんであっても、地龍を倒したのです。それは誇らしいことだと思います。」
「でも、カメさんだよ…。」
「あの固さは尋常ではありません。おそらく魔法も通常攻撃も効かないんですよ。」
「でも、内部破裂して終わりでした…。」
「地龍の甲羅が手に入ったじゃないですか。レアですよ。」
「あ、あれ、盾に使えると思うから、ベリル用ね…。」
「最後の宝箱もレアだったじゃないですか。」
「あ、爪ね…。あれレアなのかな…。」
完全に意気消沈してしまった。
「カズ様、明日、もう一度ボス部屋に行き、レッサードラゴンを倒しましょう!」
「お!そうだ!それがあったよね。
まだ、レッサードラゴンがどんな魔物かもしっかり見て、みんなで倒していきたいよね。」
「そうです。まだこれからですよ。」
「よし、それじゃ明日からも踏ん張ろう!」
そう思って、テントで休む。
「ナズナ、そう言えばエンペラー・サーペントで作ってもらった双剣ってどんな感じなんだ?」
「お館様、あの…、あの武器は規格外です…。」
「へ?規格外って?」
「魔物がスパスパと切れますね。オリハルコンの原石もほら、この通り。」
オリハルコンの塊を見せ、そこに剣をスッと一閃する。
すると、あ~ら不思議、オリハルコンが真っ二つに切れているではありませんか。
それも切り口が綺麗だ。
「ありゃ、そりゃ凄い武器になっちゃったね。」
「こんな武器、危なくて持ち運びできませんよ。」
「まぁ、鞘があるから大丈夫だよ。」
呑気な会話だ。
「そうすると、アダマンタイトでベリルの大太刀と太刀だろ。ディートリヒのレイピアだろ。他のみんなに必要なものってあるのかね?」
「主殿の武器は如何かと。」
「俺は、この魔銃があるし、あとはダガーもあるからね。
ヤットさんとラットさんに、鉱物渡して武器作ってもらったとしても、誰も使わなくなるよな…。
それに、マルゴーさんの武器屋の商売があがったりになってしまう。
こういう鉱石を使って、便利なモノを作れるといいのだけど…。」
「そう言えば、エンペラー・サーペントの牙で作ったダガーも8本ですからね。」
「既に超えているんだよな…。」
「カズ様、では、新たにファミリーが持つダガーを作るというのはどうでしょうか?」
「ほう。それは面白そうだね。」
「アダマンタイトクラスのダガーなり、懐刀を持つというのも良いですね。
それと、ファミリーが持つアクセサリーも欲しいです。」
「うん。それじゃ、アデリンさんが街に到着したら、早速作ってもらおう。」
完全にダンジョン内であるという事も忘れ、ほのぼのとした空気の中、皆がリラックスしていた。
それまでの間、ミシン、馬車、石鹸の製造、よろしくお願いします。」
「イチよ。留守中のことは任せておけ。」
「はい。お願いします。」
俺とディートリヒ、ナズナ、ベリル、ニコルの5人でダンジョンに向かう。
念のため、ギルドのシーラさんにダンジョンに向かう事を告げた。
「あの…、ニノマエ様…。今回のダンジョンは第何階層まで行かれるおつもりですか?」
「あ、あと5階で第30階層だから、今回の遠征で踏破する予定だけど?」
「え?踏破…ですか?」
「第30階層が終われば、何かあるの?」
「いえ、何もありませんが、名前が残ります。」
「ふーん。まぁ興味ないけどね。」
「え、名前が残るんですよ。」
「でも、何名も踏破しているんでしょ?」
「それはAランクの冒険者が踏破していますが、ここ2年くらいは踏破されていません。」
「そうなんだ。んじゃ、行ってきますよ。」
「え、そうじゃなくて、踏破されていないボス部屋は非常に強い魔物となる可能性があるんです。」
「あ、そうなんだ。でもレッサードラゴンか地龍なんでしょ?」
「ですから、地龍ですよ。」
「でも、地龍だよね。」
「はぁ、ニノマエ様に言っても無駄ですか…。ご武運をお祈り申し上げます…。死なないでください。」
「ありがとね。んじゃ、行ってきます。」
道中、歩きながら皆で話をする。
「なぁ、地龍ってそんなに強いのか?」
「遭遇していませんので分かりませんね。」
「ギルドで買ったマップには何も書いてないのか?」
「その階層はありません。」
「何をドロップするんだろうね。」
「お館様、地龍というくらいですから土魔法が効かない可能性はありますね。」
「あ、そうか。それに地中に隠れるってのもあるかもしれないね。
なんかワクワクするね。」
「主殿、そう考えるのは主殿だけだと思います。他のパーティーは絶対会敵したくないって思うくらい強いと思いますから。」
「そうすると、エンペラー・サーペントとどちらが強いのかね。」
「分かりませんね。でもカズ様ならできるでしょうね。」
うん…。実際初見だから、何が効くのかも分からないよな。
ただ、ナズナが言うように、地とつくくらいだから、土属性なんだろう。
そうすると、雷は効かないから、氷かな?グラビティかけても土の中に潜られたらおしまいか…。
あれこれ考えるが、実際会ってみなければ分からん!
考えるな!感じろ!だ。
それに、みんな強いから。
ダンジョンに到着し、守衛さんに3日間籠ることを話す。
「あんちゃんたち、そろそろ踏破を目指すのかい?」
「そのつもりですが、分かりません。」
「まぁ、死なないようにな。帰ってくるのを待ってるぜ。」
「ありがとうございます。では、行ってきます。」
そう言って25階層まで転移した。
「さて、それじゃ26階層から行きましょうか。」
「はい(((はい)))。」
26,27、28階層とも、これまでの魔物のオンパレードだ。
しかし、結構強くなっている、と思うが、ディートリヒ、ナズナ、ベリルの無双が光る。
さらにニコルのバフも効いているようで、4人の連携がハマっている。
28階層はミスリルの宝庫だった。
「なぁ、なんでこんなに採れるのに、ミスリルとかの武器は高いんだ?」
「カズ様、この階層までこれる冒険者は限られているんですよ。」
「あ、Aランクだとか言ってたね。」
「そうです。Aランクでもなかなか採れる訳ではないですから…。」
「では、ダンジョン以外では採れないのかい?」
「あることはあると思いますが、鉱床を見つけるのが難しいと思います。」
「世の中、うまくできているんだね。」
そう言いながらも、アダマン何とかを見つけて塊として採っていく。
「主殿、そんな塊で採ることができるのも主殿くらいしかおりませんよ。」
「そうなのか…。しかし、この鉱石も武器以外には使えないのかね?」
「それはあると思いますが、ミスリルやオリハルコン、アダマンタイトと言えば、冒険者の“あこがれ”ですからね。」
「そうかもね。馬車とかに使っても仕方ないし、かといって戦争とかにも使ってほしくないよね。」
29階層に移動する。
「ここのモンスターボックスも、オンパレードなんだよね…。」
「はい。でも素材がたっぷり採れます。」
「だな。」
29階層のモンスターボックスは24階層と同じ、ただ数と強さが尋常でないくらい強いらしいが…。
それでも一掃していくんだよな…。この4人…。
「カズ様、まだまだいけますね。」
「お、おぅ…、しかし、みんな強くなったね。」
「まだまだカズ様にはかないません。」
「だが、次のボスは難しいかもしれないから十分注意して。」
そして目的の第30階層だ。
周りを見ながらボス部屋に行く。さて…何が出るか…。
運が良いんだろうね。
地龍さんでした。
でもこれって、龍なんですか?
どう見てもガ〇ラだろ…。甲羅に覆われたカメのデカい奴…。
「なぁ、これ地龍…だよな…。」
「そうですね。カメですね。」
「これ空飛ぶのか?」
みんな、がっかりしている。
レッサードラゴンだったら、ドラゴンに似ているんだろうか。
「カメ、やるんだよね…。」
「そりゃ、ボスですから…。」
「でも、カメだよね…。」
「いえ、地龍と呼ばれているカメのようですので…。」
「いいよ…。俺だけでカメさんやってくるよ…。」
全員でボス部屋に入るが、もうカメさんとしか思えない。
龍だ!と思って覚悟してたら、がっかりカメさん…。
いや、でも強いんだろう、絶対ガ〇ラだ、口から火を吹いたり、空飛んだり…。
うん…。固いだけのようでした。
確かに甲羅は固いよ…、すっごく固いと思うよ。
でも、首とか脚とかひっこめた所に魔法ぶちかましたら、内部で破裂してくれて、それでお終いって…。
このダンジョンで一番簡単に済んでしまった階層だった…。
拍子抜けというか、残念と言うべきか…、それともラッキーなのか…。
29階層のモンスターボックスの次の部屋で皆で休みながら、一人落ち込む。
「カズ様、カメさんであっても、地龍を倒したのです。それは誇らしいことだと思います。」
「でも、カメさんだよ…。」
「あの固さは尋常ではありません。おそらく魔法も通常攻撃も効かないんですよ。」
「でも、内部破裂して終わりでした…。」
「地龍の甲羅が手に入ったじゃないですか。レアですよ。」
「あ、あれ、盾に使えると思うから、ベリル用ね…。」
「最後の宝箱もレアだったじゃないですか。」
「あ、爪ね…。あれレアなのかな…。」
完全に意気消沈してしまった。
「カズ様、明日、もう一度ボス部屋に行き、レッサードラゴンを倒しましょう!」
「お!そうだ!それがあったよね。
まだ、レッサードラゴンがどんな魔物かもしっかり見て、みんなで倒していきたいよね。」
「そうです。まだこれからですよ。」
「よし、それじゃ明日からも踏ん張ろう!」
そう思って、テントで休む。
「ナズナ、そう言えばエンペラー・サーペントで作ってもらった双剣ってどんな感じなんだ?」
「お館様、あの…、あの武器は規格外です…。」
「へ?規格外って?」
「魔物がスパスパと切れますね。オリハルコンの原石もほら、この通り。」
オリハルコンの塊を見せ、そこに剣をスッと一閃する。
すると、あ~ら不思議、オリハルコンが真っ二つに切れているではありませんか。
それも切り口が綺麗だ。
「ありゃ、そりゃ凄い武器になっちゃったね。」
「こんな武器、危なくて持ち運びできませんよ。」
「まぁ、鞘があるから大丈夫だよ。」
呑気な会話だ。
「そうすると、アダマンタイトでベリルの大太刀と太刀だろ。ディートリヒのレイピアだろ。他のみんなに必要なものってあるのかね?」
「主殿の武器は如何かと。」
「俺は、この魔銃があるし、あとはダガーもあるからね。
ヤットさんとラットさんに、鉱物渡して武器作ってもらったとしても、誰も使わなくなるよな…。
それに、マルゴーさんの武器屋の商売があがったりになってしまう。
こういう鉱石を使って、便利なモノを作れるといいのだけど…。」
「そう言えば、エンペラー・サーペントの牙で作ったダガーも8本ですからね。」
「既に超えているんだよな…。」
「カズ様、では、新たにファミリーが持つダガーを作るというのはどうでしょうか?」
「ほう。それは面白そうだね。」
「アダマンタイトクラスのダガーなり、懐刀を持つというのも良いですね。
それと、ファミリーが持つアクセサリーも欲しいです。」
「うん。それじゃ、アデリンさんが街に到着したら、早速作ってもらおう。」
完全にダンジョン内であるという事も忘れ、ほのぼのとした空気の中、皆がリラックスしていた。
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いつも読んでいただき、ありがとうございます。完結しましたが、次回作なども検討中です。ご感想をお待ちしております。
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