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第九章
9-21 ピクニック
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ニコルの予言は的中した。
一人1㎏はいかないまでも、それ相応の量を食べてる。
あれから3㎏追加してパスタを作ったが、ナズナが居ない9人でも足りなかった…。
仕方がないから、もう一度パスタを3㎏追加で作ることにした。
「親方、この麺はうまいっすね。」
ヤットさん、口をソースまみれにして食べてるよ…。
良く見れば、ラットさん、アイナ、ニコル、ミリー、そしてレルネさんまでも口が真っ赤だ。
こりゃ、食べ方教えないといけないな…。
「なぁ、明日からだけど、アイナとラットさん、ヤットさんは馬車とミシンの製作、レルネさんとスピネル、ミリーはシャンプー類の開発だよな…。俺とディートリヒ、ベリル、ニコルは何しようか?」
皆に聞いてみる…。
「やりたい事すれば良いんじゃないですか?」
「それじゃ、あのダンジョンを踏破でもしてみようか…。」
「カズ様、それは良いことですね。確か30階層でおしまいですから、あと5階層です。」
「その5階層が辛いんじゃないか?」
「まぁ、カズ様はそんな事は無いと思いますね。」
「30階層のボスは何?」
「レッサードラゴンです。」
「へ?レッサードラゴン?ドラゴンなの?」
「いえ、ドラゴンよりも下位種です。」
「飛ぶの?」
「はい。」
「んじゃ、落とせば?」
「バジと一緒ですね。」
「素材は高く売れる?」
「そうですね…1㎏金貨1枚と大銀貨50枚くらいでしょうか。」
「よし!30階層を周回しよう。」
「えええーーー((((えええーーーー))))。」
全米中が絶叫した…。
「だって、お金必要ですよね。」
「はい。」
「それなら、たくさんあった方がいいよね。」
「はい…。」
「それと、できれば火山帯の街の復興費も稼いでおきたいんだよね…。」
「どういう事ですか?」
俺はここでの店の展開と、火山帯での馬車工場について話す。
そして、あの土地を収めるように動いていることも…。
「イチよ、あの土地は不毛の地と言っての、作物は育たん。」
「でも、鉱物が採れます。」
「鉄は無いって言ってましたが。」
「鉄は無くても、違う素材があるかもしれませんね。」
「では、ダンジョンよりもそこに行った方が良いんじゃないですか?」
考える。が、何も浮かんでこない。
「まぁ、火山帯は馬車を作ってからだ。その前に4日間、ダンジョンに突っ込む!
レルネさん、これからの事だけど、この間の素材と火山帯での探索に必要な暑さ対策とかに必要な素材って何かある?」
「ん?すべてイチからもらっておるぞ。」
「え?」
「エンペラー・サーペントの鱗じゃろ、ホワイトバジリスクの皮、ワイバーンの皮…。」
「そこにレッサードラゴンの皮は必要かい?」
「あるに越したことはないが、防御力が上がるだけじゃな。もし可能なら地龍の皮でも出れば良いのじゃがな。」
「ディートリヒ、地龍はボス部屋に出る?」
「稀にですが…。しかし、強いですよ。」
「そんなのやってみなくちゃ分からないよ。ダメなら逃げる!あ、ボス部屋は逃げられないか。」
なんだかんだ言って、明日からダンジョンに行くことにした。
お風呂に入った後、レルネさんと一緒に寝ている…。
なんか、当たり前になっているけど…。
「あ、剣とか武具類は大丈夫かな…。」
「そうじゃの…。少し弱いかもしれぬな。」
「レッサードラゴンって、火吹くのかな…。」
「吹くかもな…。」
「ねぇ、レルネさん、聞いてます?」
「聞いとるわい!
それにの、儂フラフラなんじゃよ。
愛し合った後、賢者モードになるのは分かるが、もう少しいたわってほしいんじゃよ。」
「すみません…、でも、なんかワクワクしちゃって。」
「ほんと、イチは子供のようじゃの。
ひとつひとつに感動したり、喜怒哀楽がはっきりしておる。」
「そんなものですかね。でも、明日からのダンジョンは、遠足のような気分…、
ん?遠足?あ…。遠足か。」
「なんじゃ、どうしたのじゃ?」
「レルネさん、ほんと尊敬します!
明日、ダンジョンに行くのは止めます。そして、みんなお仕事お休みにします!」
翌朝、みんなが事務所に集まった。
「すみません。
今日の皆さんのお仕事はお休みにします!」
「え、ミシン作らなくてもいいのか?」
「馬車を早く作らないと…。」
「そんなの、今日できなくても、明日から踏ん張ればいいです!」
「今日は、みんなで森の小川までピクニックに行きましょう!
そこで、焼肉パーティーをして親睦を深め合いましょう!」
「お、焼肉かいいな。」
「美味しいものがあるなら、それでいいぞ。で、酒は?」
「大盤振る舞いです。酒も出しますよ。」
「いやっほ~~~~!(((やった~)))」
市場に行き焼き肉用の野菜を買う。
皆で歩いていく。
「さぁ着いたぞ!それじゃ、焼肉の台座を作って…。」
「カズ様、テーブルを用意しておきますね。」
「主殿、私たちは魚を獲ってきます。」
皆、めいめい動いている。
ドワさんズは宴会を始めている…。
さて、俺は肉を焼いていきましょうかね!
皆楽しく飲んで食べて楽しく話している。
こういうのって、良いね。
「イチよ、何故泣いているのじゃ?」
「へ?俺、泣いていた?」
「涙が出ているぞ。」
「そうですね、何か嬉しくて…。」
「イチもいろいろあるようじゃの…。
じゃがな、ここに居る輩はすべてイチの事が好きじゃ。
好きじゃから、皆ついてくる。
ここに居る者を変えてくれたのはイチのおかげじゃ。
それは、この世界で考えれば“ちっぽけな”事かもしれんが、ちっぽけな事が大きなことになっていくこともあるからの。のう、ディートリヒ。」
「そうですね、レルネ様。
ほんの数か月前まで、ここに居る皆、違うことを思っていました。
死んでしまおうと思うヒト、仇を討とうとしているヒト、何気なく生きていくだけのヒト…、皆さんそれぞれの思いでそれぞれの事をしていました。
でも、ここに来て、皆が一緒に話し、食べ、楽しんでいる姿は、カズ様のお力なんです。
小さいことかもしれません。でも、私たちにとっては、カズ様は未来の光なんです。」
「ありがとうな…、みんな…。」
いつの間にか完全に泣いていた。
おっさんになると涙腺が緩くなるんだ…。少しの感動でもビービー泣いてしまう。
でも、この感動をずっと続けていきたい。
「よし、決めた。俺はもっとこの世界を良くしてやる!」
「ほう、イチよ具体的にはどうするんじゃ?」
「先ずは、火山地帯の街で馬車の改造する工場を作る。」
「石鹸はシェルフール、下着はノーオ、そして馬車はその街か…。」
「そう言えば、その街ってどんな名前なんだろう。」
「あそこ一体は、クローヌだな。」
「んじゃ、そのクローヌの街を、シェルフール以上にしよう。」
「カズ様、何もないところですよ。」
「そりゃ、行かないと分からない。火山があるって事は、俺が知っているアレがあるかもしれないからな。」
「主殿、アレとは何ですか?」
「そりゃ、行ってみてからのお楽しみだ。でも、見つかるはずだよ。ふふ。
でも、先ずは明日から3日間ダンジョンで30階層を周回して、地龍だっけ?その地龍の皮をゲットする。装備が出来上がった頃に、クローヌの街を探索するって事になるな。
それまでは、地道に金を稼ぎ、クローヌを大きくしていこう。」
「はい(((はい)))。」
皆、目が輝き始めた。
目標を持って動くことは良いことだ。
みな、明日からしっかり動くだろう。
そんなこんなしながら、ピクニックを終了した。
家に戻ると玄関に“の”の字を書きまくって座っているナズナを見つける。
「お館様…、ひどいです…。私を置いて行ってしまいました…。」
あ、ナズナの事忘れてた…。
その晩は、ナズナをなだめるのに一苦労だった…。
俺がナズナの部屋に行って朝まで拉致られて灰になったことで、ナズナは機嫌を直してくれたのだが…。
一人1㎏はいかないまでも、それ相応の量を食べてる。
あれから3㎏追加してパスタを作ったが、ナズナが居ない9人でも足りなかった…。
仕方がないから、もう一度パスタを3㎏追加で作ることにした。
「親方、この麺はうまいっすね。」
ヤットさん、口をソースまみれにして食べてるよ…。
良く見れば、ラットさん、アイナ、ニコル、ミリー、そしてレルネさんまでも口が真っ赤だ。
こりゃ、食べ方教えないといけないな…。
「なぁ、明日からだけど、アイナとラットさん、ヤットさんは馬車とミシンの製作、レルネさんとスピネル、ミリーはシャンプー類の開発だよな…。俺とディートリヒ、ベリル、ニコルは何しようか?」
皆に聞いてみる…。
「やりたい事すれば良いんじゃないですか?」
「それじゃ、あのダンジョンを踏破でもしてみようか…。」
「カズ様、それは良いことですね。確か30階層でおしまいですから、あと5階層です。」
「その5階層が辛いんじゃないか?」
「まぁ、カズ様はそんな事は無いと思いますね。」
「30階層のボスは何?」
「レッサードラゴンです。」
「へ?レッサードラゴン?ドラゴンなの?」
「いえ、ドラゴンよりも下位種です。」
「飛ぶの?」
「はい。」
「んじゃ、落とせば?」
「バジと一緒ですね。」
「素材は高く売れる?」
「そうですね…1㎏金貨1枚と大銀貨50枚くらいでしょうか。」
「よし!30階層を周回しよう。」
「えええーーー((((えええーーーー))))。」
全米中が絶叫した…。
「だって、お金必要ですよね。」
「はい。」
「それなら、たくさんあった方がいいよね。」
「はい…。」
「それと、できれば火山帯の街の復興費も稼いでおきたいんだよね…。」
「どういう事ですか?」
俺はここでの店の展開と、火山帯での馬車工場について話す。
そして、あの土地を収めるように動いていることも…。
「イチよ、あの土地は不毛の地と言っての、作物は育たん。」
「でも、鉱物が採れます。」
「鉄は無いって言ってましたが。」
「鉄は無くても、違う素材があるかもしれませんね。」
「では、ダンジョンよりもそこに行った方が良いんじゃないですか?」
考える。が、何も浮かんでこない。
「まぁ、火山帯は馬車を作ってからだ。その前に4日間、ダンジョンに突っ込む!
レルネさん、これからの事だけど、この間の素材と火山帯での探索に必要な暑さ対策とかに必要な素材って何かある?」
「ん?すべてイチからもらっておるぞ。」
「え?」
「エンペラー・サーペントの鱗じゃろ、ホワイトバジリスクの皮、ワイバーンの皮…。」
「そこにレッサードラゴンの皮は必要かい?」
「あるに越したことはないが、防御力が上がるだけじゃな。もし可能なら地龍の皮でも出れば良いのじゃがな。」
「ディートリヒ、地龍はボス部屋に出る?」
「稀にですが…。しかし、強いですよ。」
「そんなのやってみなくちゃ分からないよ。ダメなら逃げる!あ、ボス部屋は逃げられないか。」
なんだかんだ言って、明日からダンジョンに行くことにした。
お風呂に入った後、レルネさんと一緒に寝ている…。
なんか、当たり前になっているけど…。
「あ、剣とか武具類は大丈夫かな…。」
「そうじゃの…。少し弱いかもしれぬな。」
「レッサードラゴンって、火吹くのかな…。」
「吹くかもな…。」
「ねぇ、レルネさん、聞いてます?」
「聞いとるわい!
それにの、儂フラフラなんじゃよ。
愛し合った後、賢者モードになるのは分かるが、もう少しいたわってほしいんじゃよ。」
「すみません…、でも、なんかワクワクしちゃって。」
「ほんと、イチは子供のようじゃの。
ひとつひとつに感動したり、喜怒哀楽がはっきりしておる。」
「そんなものですかね。でも、明日からのダンジョンは、遠足のような気分…、
ん?遠足?あ…。遠足か。」
「なんじゃ、どうしたのじゃ?」
「レルネさん、ほんと尊敬します!
明日、ダンジョンに行くのは止めます。そして、みんなお仕事お休みにします!」
翌朝、みんなが事務所に集まった。
「すみません。
今日の皆さんのお仕事はお休みにします!」
「え、ミシン作らなくてもいいのか?」
「馬車を早く作らないと…。」
「そんなの、今日できなくても、明日から踏ん張ればいいです!」
「今日は、みんなで森の小川までピクニックに行きましょう!
そこで、焼肉パーティーをして親睦を深め合いましょう!」
「お、焼肉かいいな。」
「美味しいものがあるなら、それでいいぞ。で、酒は?」
「大盤振る舞いです。酒も出しますよ。」
「いやっほ~~~~!(((やった~)))」
市場に行き焼き肉用の野菜を買う。
皆で歩いていく。
「さぁ着いたぞ!それじゃ、焼肉の台座を作って…。」
「カズ様、テーブルを用意しておきますね。」
「主殿、私たちは魚を獲ってきます。」
皆、めいめい動いている。
ドワさんズは宴会を始めている…。
さて、俺は肉を焼いていきましょうかね!
皆楽しく飲んで食べて楽しく話している。
こういうのって、良いね。
「イチよ、何故泣いているのじゃ?」
「へ?俺、泣いていた?」
「涙が出ているぞ。」
「そうですね、何か嬉しくて…。」
「イチもいろいろあるようじゃの…。
じゃがな、ここに居る輩はすべてイチの事が好きじゃ。
好きじゃから、皆ついてくる。
ここに居る者を変えてくれたのはイチのおかげじゃ。
それは、この世界で考えれば“ちっぽけな”事かもしれんが、ちっぽけな事が大きなことになっていくこともあるからの。のう、ディートリヒ。」
「そうですね、レルネ様。
ほんの数か月前まで、ここに居る皆、違うことを思っていました。
死んでしまおうと思うヒト、仇を討とうとしているヒト、何気なく生きていくだけのヒト…、皆さんそれぞれの思いでそれぞれの事をしていました。
でも、ここに来て、皆が一緒に話し、食べ、楽しんでいる姿は、カズ様のお力なんです。
小さいことかもしれません。でも、私たちにとっては、カズ様は未来の光なんです。」
「ありがとうな…、みんな…。」
いつの間にか完全に泣いていた。
おっさんになると涙腺が緩くなるんだ…。少しの感動でもビービー泣いてしまう。
でも、この感動をずっと続けていきたい。
「よし、決めた。俺はもっとこの世界を良くしてやる!」
「ほう、イチよ具体的にはどうするんじゃ?」
「先ずは、火山地帯の街で馬車の改造する工場を作る。」
「石鹸はシェルフール、下着はノーオ、そして馬車はその街か…。」
「そう言えば、その街ってどんな名前なんだろう。」
「あそこ一体は、クローヌだな。」
「んじゃ、そのクローヌの街を、シェルフール以上にしよう。」
「カズ様、何もないところですよ。」
「そりゃ、行かないと分からない。火山があるって事は、俺が知っているアレがあるかもしれないからな。」
「主殿、アレとは何ですか?」
「そりゃ、行ってみてからのお楽しみだ。でも、見つかるはずだよ。ふふ。
でも、先ずは明日から3日間ダンジョンで30階層を周回して、地龍だっけ?その地龍の皮をゲットする。装備が出来上がった頃に、クローヌの街を探索するって事になるな。
それまでは、地道に金を稼ぎ、クローヌを大きくしていこう。」
「はい(((はい)))。」
皆、目が輝き始めた。
目標を持って動くことは良いことだ。
みな、明日からしっかり動くだろう。
そんなこんなしながら、ピクニックを終了した。
家に戻ると玄関に“の”の字を書きまくって座っているナズナを見つける。
「お館様…、ひどいです…。私を置いて行ってしまいました…。」
あ、ナズナの事忘れてた…。
その晩は、ナズナをなだめるのに一苦労だった…。
俺がナズナの部屋に行って朝まで拉致られて灰になったことで、ナズナは機嫌を直してくれたのだが…。
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