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第九章
9-9 研修会 in ダンジョン①
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寝ているスピネルにキスをして、寝室を出る。
リビングにはディートリヒとベリルが朝食を作ってくれている。
2人にもキスをし、朝食を食べた。
「それじゃ、彼女たちを迎えにいって、ギルドで登録したらダンジョンに入ろう。」
「はい(はい)。」
琥珀亭の前でエレメンツィア、ミリー、ニコルの3名と合流し、今回は、俺の奴隷と言うことでギルドにパーティー登録をしておく。
ダンジョンへ行く道すがら、彼女たちに何階層から進みたいのかを確認するも返事が無い。
…うん、やはり自分の考えというか力量が分かっていないんだろう。
「ディートリヒ、取り合えずという事で16階層まで移動し、15階層のボスから行くのが無難かな。」
「そうですね。ボス部屋はオーク・ロードでしょうから。でも、宝箱の罠はどうしますか?
ナズナさんが居ないので解除できないんですが…。」
「だよな。でも魔法で解除できないんだろうか?
一度やってみてもいいか?」
「良いですが…、カズ様がドカーンって吹っ飛ぶのは嫌ですよ。」
「そこは、ベリルの盾で守ってもらうか。」
途中、3人に薬草などを教えながら採取しつつダンジョンに向かう。
基本、薬草おっさんだから。
「おう!あんちゃん、また潜るのか?」
「えぇ、今回は2日くらいですね。」
「そうか、気を付けてな。」
入り口の転移石で16階層に行く。
そこから1層上がり、ボス部屋の前に移動。
「さて、15階層のボス部屋、オーク・ロードから行くが、行けるか?」
「多分、大丈夫だと思います…。」
「そうか、危なくなったら言うんだぞ。それじゃバフをかける。
じゃ、行きますか!」
「はい((((はい))))。」
ボス部屋へと入る。
いつもの面々だ。そのうち顔見知りになるかもしれないな…、なんて独り言ちしながら、3人のお手並みを拝見する。
「ムニャムニャ…、ウィンド・ストーム!」
「ムニャムニャ…、ウィンド・ランス!」
魔導師二人は風魔法が得意のようだ。
だけど、火力が足りない。ストームで全体を怯ませてから単体攻撃がメインなのか…。
案の定、アーチャーとメイジが残っている。
「ムニャム…、ウィンド・ランス!」
あ、詠唱失敗した。焦ってるね。
再度詠唱を開始するがアーチャーとメイジが攻撃をしてくる。
「ムニャムニャ…、ウォール!」
土壁が現れて魔物の攻撃を防御する。
そこから壁を盾にし、一進一退の攻撃を繰り返している。
「ディートリヒ、これが普通の闘い方か?」
「そうですね…。火力が足りない分、こういった戦い方となるんでしょうね。
しかし、詠唱が長いため、詠唱中にアーチャーの攻撃を受けると危険になります。」
「まぁ、そうなるな。
んじゃ、アーチャーとメイジは俺たちが倒して、ボスをどう倒すのか、見てみるか。」
「そうですね。」
「ディートリヒ、ベリル、アーチャーとメイジに剣撃を撃って、ボス単体にしてくれ。」
「分かりました(はい)。」
彼女たちの剣撃も複数出せるようになっている。
それぞれ2体ずつ倒し、残るはロード一体だ。
「ストーン・ランス!」
「ウィンド・ランス!」
うん。詠唱も先にしておいたか…、しかし弱い。
単体に魔法を一つ当てるだけでは避けれればそれで終わりになってしまう。
案の定、ボスは武器でウィンド・ランスを防御した。
さらにストーン・ランスも一個だけ放ち、当たったものの致命傷には至ってない。
砲台と呼ばれる魔導師の欠点は、魔法を放った後、次の魔法まで時間がかかることだ。
その間に攻められれば台座が失われること、つまり死ぬことに直結していく。
ランス系は詠唱が長いのか、まだ集中して詠唱をしているが、ボスは待ってくれない。
ボスは走り、2人の魔導師に近づく。
「ライト・バインド!」
ここに来て、初めて治癒魔導師が詠唱する。
どうやら、光魔法の拘束系だ。オーク・ロードは光の鎖に拘束され、その間に二人の魔導師が詠唱を完成させる。
「ストーン・ランス!」
「ウィンド・ランス!」
ボスの身体を土と風が貫通し、ボスが倒れた。
「よくやったね。」
「はぁはぁはぁ…、はい…。」
3人とも顔面蒼白だ。
マナが枯渇寸前なのだろう。
マナポーションを渡しつつ、宝箱まで行く。
「さて、この宝箱は君たちのものだ。
だが、鑑定したところ、ボム系の罠がある。
このまま放置するも良し、トライしてみるのも良し。」
「いえ、私たちは罠を解除できませんので、放置します。」
「そうか…、んじゃ、俺が魔法で何とかしてみようかな…。」
イメージは、鍵を鍵穴に入れピッタリと合い、罠が作動するポイントをスルーするイメージで。
「リリース!」
目をつむり、宝箱を開ける…。
何も起きない。魔法が成功した。
「お、できたね。」
「カズ様、どうやって解除されたのですか?」
「うん、マナが鍵穴にぴったり収まり、罠が作動する部分を通り抜けるイメージでやってみた。」
「是非、次回は私にやらせてください。」
「主殿、その次は私です。」
「んじゃ、試してみるか。んじゃ、そこの3名、すまないがここのボス部屋を2回周回しよう。
リポップまで、そうだな…、モンスターボックスでも行こうか。」
3人は青ざめている。
「あ、あの…、皆さんは平気なんですか?」
「ん?何が?」
「ボス部屋に引き続き、モンスターボックスを周回するなんて、狂気の沙汰とは思えませんが。」
「ま、普通はそう考えるよね。でも行けちゃうんだ。」
「そうです。カズ様は規格外ですから。」
「いいえ、俺だけではなくディートリヒもベリルもですよ…。
まぁ、みんなは後ろに控えてればいいからね。」
19階層のモンスターボックスを無双し、20階層のバジリスクを俺が一掃する。
罠はディートリヒが魔法を試し、開ける事に成功する。
ホント、みんな魔法の上達が早いよ。
その姿に3人は唖然とする。
一旦入り口まで戻り15階層に行き、14階層まで戻ってモンスターボックスを無双して昼食休憩とした。
「主殿、良い成果が出ていますね。」
「効率的に動けるってとてもいいよね。」
お昼ご飯のサンドウィッチを食べる。
しかし、3人はまだ心ここにあらずだ。
「あの…、ニノマエさん…、いつもこうやって周回しているんですか?」
「ん?そんな事はないよ。普段はダンジョンに入らないから。」
「普段は何をしておられるのですか?」
「うーん…、何やっているんだろうね?」
「カズ様は冒険者でありながら商人です。
これから売り出す商品の調整や材料の調合、錬金、いろんな事をおやりになっています。」
「そ、そうなんですか…。
それにしても強いのですね…。こんな戦い方を見たのは初めてです。」
「はは、みんなに言わせれば規格外らしいからね。
でも、君たち3人と連携すればもっと早く掃討できると思うけどね。」
「それは、どういった点でお役に立てるという事でしょうか。」
「そうだね。
先ず、魔導師は砲台だって言われるよね。これの意味は分かるかい?」
「魔法をその場で撃つという事でしょうか。」
「いや、それだけだと単なる遠距離攻撃と言われるよね。
砲台というのは、その場で何度も撃てるようにするって事でもあり、その場を死守しなければ自分たちが危うくなるって意味も含んでいるんだ。
何せ、その場を取られてしまえば、今度は仲間がやられる位置に魔物が居るってことになるからね。」
「では、砲台の役割とは何でしょうか?」
「何度も撃って、味方を援護する。雑魚を倒すって意味もあるかもしれないね。」
「そうですか…。」
「特に何度も撃てるようにしなければいけないけど、詠唱が長いってのは辛いよね。
さっきも、ライト・バインドだっけ?あれが無ければギリギリか、悪くてボスが来て、誰かが怪我してたよ。出来る限り詠唱を早く。そして効果的な魔法を放つ。これが一番だと思う。」
3人は悩む。
「まぁそうなるね。19階層のモンスターボックスではディートリヒとベリルで無双しちゃったけど、今度のボス部屋では魔法をメインとした戦い方をしてみようか?
そして、その中に君たちがどのタイミングで援護できるのかを考えてみて。」
「分かりました。」
さて、次は久しぶりの3人での共闘だ。
「んじゃ、俺は雑魚を一掃…と、ディートリヒとベリルでアーチャーとメイジいけるかい?」
「主殿、私たちだけであれば6体まではいけるとは思いますが、万一漏れた場合はフォローお願いします。」
「OK。んじゃ、ボスは任せるよ。」
「はい。」
3人が再び唖然としている。
「お三方、これが俺達の戦い方なんだ。
お互いを信頼しているから出来る事で、この域に達するまでには結構時間が必要となるんだ。
それとな、次の戦いで君たちに足りないものが何なのかを感じてほしい。」
リビングにはディートリヒとベリルが朝食を作ってくれている。
2人にもキスをし、朝食を食べた。
「それじゃ、彼女たちを迎えにいって、ギルドで登録したらダンジョンに入ろう。」
「はい(はい)。」
琥珀亭の前でエレメンツィア、ミリー、ニコルの3名と合流し、今回は、俺の奴隷と言うことでギルドにパーティー登録をしておく。
ダンジョンへ行く道すがら、彼女たちに何階層から進みたいのかを確認するも返事が無い。
…うん、やはり自分の考えというか力量が分かっていないんだろう。
「ディートリヒ、取り合えずという事で16階層まで移動し、15階層のボスから行くのが無難かな。」
「そうですね。ボス部屋はオーク・ロードでしょうから。でも、宝箱の罠はどうしますか?
ナズナさんが居ないので解除できないんですが…。」
「だよな。でも魔法で解除できないんだろうか?
一度やってみてもいいか?」
「良いですが…、カズ様がドカーンって吹っ飛ぶのは嫌ですよ。」
「そこは、ベリルの盾で守ってもらうか。」
途中、3人に薬草などを教えながら採取しつつダンジョンに向かう。
基本、薬草おっさんだから。
「おう!あんちゃん、また潜るのか?」
「えぇ、今回は2日くらいですね。」
「そうか、気を付けてな。」
入り口の転移石で16階層に行く。
そこから1層上がり、ボス部屋の前に移動。
「さて、15階層のボス部屋、オーク・ロードから行くが、行けるか?」
「多分、大丈夫だと思います…。」
「そうか、危なくなったら言うんだぞ。それじゃバフをかける。
じゃ、行きますか!」
「はい((((はい))))。」
ボス部屋へと入る。
いつもの面々だ。そのうち顔見知りになるかもしれないな…、なんて独り言ちしながら、3人のお手並みを拝見する。
「ムニャムニャ…、ウィンド・ストーム!」
「ムニャムニャ…、ウィンド・ランス!」
魔導師二人は風魔法が得意のようだ。
だけど、火力が足りない。ストームで全体を怯ませてから単体攻撃がメインなのか…。
案の定、アーチャーとメイジが残っている。
「ムニャム…、ウィンド・ランス!」
あ、詠唱失敗した。焦ってるね。
再度詠唱を開始するがアーチャーとメイジが攻撃をしてくる。
「ムニャムニャ…、ウォール!」
土壁が現れて魔物の攻撃を防御する。
そこから壁を盾にし、一進一退の攻撃を繰り返している。
「ディートリヒ、これが普通の闘い方か?」
「そうですね…。火力が足りない分、こういった戦い方となるんでしょうね。
しかし、詠唱が長いため、詠唱中にアーチャーの攻撃を受けると危険になります。」
「まぁ、そうなるな。
んじゃ、アーチャーとメイジは俺たちが倒して、ボスをどう倒すのか、見てみるか。」
「そうですね。」
「ディートリヒ、ベリル、アーチャーとメイジに剣撃を撃って、ボス単体にしてくれ。」
「分かりました(はい)。」
彼女たちの剣撃も複数出せるようになっている。
それぞれ2体ずつ倒し、残るはロード一体だ。
「ストーン・ランス!」
「ウィンド・ランス!」
うん。詠唱も先にしておいたか…、しかし弱い。
単体に魔法を一つ当てるだけでは避けれればそれで終わりになってしまう。
案の定、ボスは武器でウィンド・ランスを防御した。
さらにストーン・ランスも一個だけ放ち、当たったものの致命傷には至ってない。
砲台と呼ばれる魔導師の欠点は、魔法を放った後、次の魔法まで時間がかかることだ。
その間に攻められれば台座が失われること、つまり死ぬことに直結していく。
ランス系は詠唱が長いのか、まだ集中して詠唱をしているが、ボスは待ってくれない。
ボスは走り、2人の魔導師に近づく。
「ライト・バインド!」
ここに来て、初めて治癒魔導師が詠唱する。
どうやら、光魔法の拘束系だ。オーク・ロードは光の鎖に拘束され、その間に二人の魔導師が詠唱を完成させる。
「ストーン・ランス!」
「ウィンド・ランス!」
ボスの身体を土と風が貫通し、ボスが倒れた。
「よくやったね。」
「はぁはぁはぁ…、はい…。」
3人とも顔面蒼白だ。
マナが枯渇寸前なのだろう。
マナポーションを渡しつつ、宝箱まで行く。
「さて、この宝箱は君たちのものだ。
だが、鑑定したところ、ボム系の罠がある。
このまま放置するも良し、トライしてみるのも良し。」
「いえ、私たちは罠を解除できませんので、放置します。」
「そうか…、んじゃ、俺が魔法で何とかしてみようかな…。」
イメージは、鍵を鍵穴に入れピッタリと合い、罠が作動するポイントをスルーするイメージで。
「リリース!」
目をつむり、宝箱を開ける…。
何も起きない。魔法が成功した。
「お、できたね。」
「カズ様、どうやって解除されたのですか?」
「うん、マナが鍵穴にぴったり収まり、罠が作動する部分を通り抜けるイメージでやってみた。」
「是非、次回は私にやらせてください。」
「主殿、その次は私です。」
「んじゃ、試してみるか。んじゃ、そこの3名、すまないがここのボス部屋を2回周回しよう。
リポップまで、そうだな…、モンスターボックスでも行こうか。」
3人は青ざめている。
「あ、あの…、皆さんは平気なんですか?」
「ん?何が?」
「ボス部屋に引き続き、モンスターボックスを周回するなんて、狂気の沙汰とは思えませんが。」
「ま、普通はそう考えるよね。でも行けちゃうんだ。」
「そうです。カズ様は規格外ですから。」
「いいえ、俺だけではなくディートリヒもベリルもですよ…。
まぁ、みんなは後ろに控えてればいいからね。」
19階層のモンスターボックスを無双し、20階層のバジリスクを俺が一掃する。
罠はディートリヒが魔法を試し、開ける事に成功する。
ホント、みんな魔法の上達が早いよ。
その姿に3人は唖然とする。
一旦入り口まで戻り15階層に行き、14階層まで戻ってモンスターボックスを無双して昼食休憩とした。
「主殿、良い成果が出ていますね。」
「効率的に動けるってとてもいいよね。」
お昼ご飯のサンドウィッチを食べる。
しかし、3人はまだ心ここにあらずだ。
「あの…、ニノマエさん…、いつもこうやって周回しているんですか?」
「ん?そんな事はないよ。普段はダンジョンに入らないから。」
「普段は何をしておられるのですか?」
「うーん…、何やっているんだろうね?」
「カズ様は冒険者でありながら商人です。
これから売り出す商品の調整や材料の調合、錬金、いろんな事をおやりになっています。」
「そ、そうなんですか…。
それにしても強いのですね…。こんな戦い方を見たのは初めてです。」
「はは、みんなに言わせれば規格外らしいからね。
でも、君たち3人と連携すればもっと早く掃討できると思うけどね。」
「それは、どういった点でお役に立てるという事でしょうか。」
「そうだね。
先ず、魔導師は砲台だって言われるよね。これの意味は分かるかい?」
「魔法をその場で撃つという事でしょうか。」
「いや、それだけだと単なる遠距離攻撃と言われるよね。
砲台というのは、その場で何度も撃てるようにするって事でもあり、その場を死守しなければ自分たちが危うくなるって意味も含んでいるんだ。
何せ、その場を取られてしまえば、今度は仲間がやられる位置に魔物が居るってことになるからね。」
「では、砲台の役割とは何でしょうか?」
「何度も撃って、味方を援護する。雑魚を倒すって意味もあるかもしれないね。」
「そうですか…。」
「特に何度も撃てるようにしなければいけないけど、詠唱が長いってのは辛いよね。
さっきも、ライト・バインドだっけ?あれが無ければギリギリか、悪くてボスが来て、誰かが怪我してたよ。出来る限り詠唱を早く。そして効果的な魔法を放つ。これが一番だと思う。」
3人は悩む。
「まぁそうなるね。19階層のモンスターボックスではディートリヒとベリルで無双しちゃったけど、今度のボス部屋では魔法をメインとした戦い方をしてみようか?
そして、その中に君たちがどのタイミングで援護できるのかを考えてみて。」
「分かりました。」
さて、次は久しぶりの3人での共闘だ。
「んじゃ、俺は雑魚を一掃…と、ディートリヒとベリルでアーチャーとメイジいけるかい?」
「主殿、私たちだけであれば6体まではいけるとは思いますが、万一漏れた場合はフォローお願いします。」
「OK。んじゃ、ボスは任せるよ。」
「はい。」
3人が再び唖然としている。
「お三方、これが俺達の戦い方なんだ。
お互いを信頼しているから出来る事で、この域に達するまでには結構時間が必要となるんだ。
それとな、次の戦いで君たちに足りないものが何なのかを感じてほしい。」
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