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第八章
8-14 雇用契約
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「これは面白いものだね。」
「でしょ。実はこれに合うのがこの下着なんですよ。」
俺は描いた絵に下着を描いてみた。
「うわ!やっぱあんた“むっつりスケベ”だな。」
「いいえ、違います。ただのスケベです。」
何故か俺は胸を張ってふんすかした。
「そうか…、この下着が売れれば、このなんて言ったっけ?
そうそう“ガーターベルト”も売れるという訳だな。
だけど、この腰回りの部分とストッキングをくっつけるものは何で作るんだ?」
まだこの世界にはクリップも洗濯ばさみのようなモノも存在していない。
それなら、と思い聞いてみる。
「この街とかで、男性がズボンがずり落ちないようにするための道具ってありますか?」
「それなら、ズボンをヒモで縛るか、肩に紐をひっかけるとか…。」
「その方から吊り下げる紐とズボンは何で止まっていますか?」
「そりゃボタンだが…。」
「では、ストッキングとガーターベルトを止める部分はボタンにしましょう。それからいろいろと考えていきましょう。」
「いいよ。早速試作してみることにするが、見たところこの街のヒトじゃないね。
できたらどうすればいい?」
「そうですね…、俺はシェルフールに住んでいるし…、」
「は?あんたシェルフールに住んでるのかい?じゃぁ、レルヌのババァは知っているか?」
「レルヌさんですか?はい、良く存じ上げてます。
彼女から購入したものもいっぱいありますね。これもそうですよ。」
そう言って、俺は着ていたトレンチコートを見せた。
「ちょいと見せとくれ。
ふむふむ、そうだな。これはまさしくレルネのばあさんのモノだな。」
「レルネさんを知っているんですか?」
「あぁ、あのババァにはいろんな意味で世話になってるよ。」
「もしかして、アデリンさんも魔道具を作れるんですか?」
「あぁ。と言ってもあたしが作れるのは身に着けるモノ、そうさね。例えばイアリングや指輪と言ったものだよ。」
残念ギャルズの瞳が輝いた。
「アデリン様、ぜひとも私たちにそのイアリングや指輪を売ってくださいませんか?」
全員がアデリンさんに頭を下げている。
「あぁ、まぁ良いけど、最近あまり作っていないんだよね。
なかなかいい素材が入らないんだよ。」
「アデリン様、どのような素材がご所望でしょうか?」
ディートリヒさんや、何故に食い気味なんだ…。
「魔物の素材やミスリルかね。」
「カズ様、是非カズ様がお持ちの素材のご提供をお願いします。」
「お、おぅ…。」
勢いに負けてしまった。
俺は、アイテムボックスの肥しになりかけている魔物の素材を片っ端から出していく。
アデリンさんは、眼を丸くしてその光景を見ている。
「ニノマエさんって言ったよな…、こんなに出してもらわなくとも…。」
「いえいえ。うちの女性陣が是非にと言っておりますので。あ、それとミスリルでしたね。」
俺はインゴット上に鋳造したミスリルをどんどん出していった。
・
・
・
「ニノマエさん…、この素材だけでいったいいくらすると思っているのかい?」
「さぁ?ナズナ、いくらくらいになる?」
「そうですね…、ざっと見積もっても白金貨2枚はくだらないと思いますが…。」
「え、そんなにするの?」
「はい。特にあのエンペ…、コホン。ビッグサーペントの鱗は一枚金貨5枚はするでしょう。」
「だろ!そんな素材を見ず知らずの人に見せていいのかい?」
「いいんじゃないですかね。だって、レルネさんのお知り合いでしょ。
であれば問題ないと思います。それに、レルネさんの郷でも同じようなモノを作っていますからね。」
俺は残念ギャルズの髪留めを見せる。
「あ、もしかして、あんたって、湖の北にあるエルフの郷を守ったヒトか?」
「守ったかどうかは分かりませんが、今ではコカトリスと共存・共栄していると思います。」
「あぁ、なんかそんなおとぎ話のような事を風の噂で聞いたよ。
そうか、ニノマエさんだったのか…。
分かった。それじゃ、この素材でイアリングや指輪を作るよ。」
「ありがとうございます。ではおいくらくらいお支払いいたしましょう。」
「ほんとにニノマエさんは金勘定が好きだね。
でもガーターベルトの件もあるし…、よし、売値の1割でどうだい?」
「それで良いのですか?もっと割合増やしても売れますよ。」
「いや、そんなには売れないよ。」
「そんな事はありません。女性に特化した店を出しますから。女性は流行に敏感ですからね。」
「そうか…、なら、あたしがこれまでに作ったものも売って欲しいんだけど。」
「いいですよ。見せていただけますか。」
「あぁ、ちょっと待ってくれ。」
アデリンさんは、裏に行き、小箱を数箱持ってきた。
「これなんだが…。」
「うわぁ!綺麗…。」
全米中が感嘆した。
そこには、俺が見ても綺麗だと思うアクセサリーが一面に陳列してあった。
「こっちがイアリング、こっちが指輪、こっちがネックレスだ。」
「これをいくらで売りますか?」
「大分昔に作ったものもあるし、くすんでいるものもあるから…、金貨10枚でどうだい?
売れるかい?」
「では、俺はアデリンさんから金貨20枚で買わせていただきます。」
「へ!?あんた、何言ってるんだい?金貨20枚だよ…。」
「アデリンさん、俺と連れが気に入ったんですよ。ホントはそれ以上するものです。
俺は3か月に一度、この街を訪れますので、売値の1割ではなく言い値で買わせていただきます。」
「へー。世の中には面白いこともあるもんだね。
ニノマエさん、分かった。あんたにすべて任せるよ。
で、どうだい?あたしとあたしが雇っている4人分、まとめて面倒見とくれよ。」
「いいですよ。5人ですね。」
「は?雇ってもらうのは良いけど、この店の事はどうするんだい?」
「任せてください。シェルフールで一緒に店を始めましょう!」
「はは、青天の霹靂とはこのことだね…。
よし、分かった。あとの4人も孤児だから、このまま引っ越ししても文句は言わないし、この店も借り物だからいつでも行けるよ。」
「では、みんなで引っ越ししましょう。それまでにこちらも店とかを整えますね。」
「ありがとうな…。長い事生きてきたけど、こんなワクワクすることは久しぶりだ。」
「はい。こちらもですよ。」
俺はアデリンさんと握手をした。
すごく安心できる職人さんの手だ。
俺はルンルンしながら宿に戻る。何ならスキップでもしそうな雰囲気だ。
市場で新鮮な卵を買って宿を目指す。
しかし、残念ギャルズたちは何故か足取りが重い。
「ん?みんなどうした?」
「カズ様、大変言いにくいことなんですが、あのようなイアリングや指輪、それにフリフリやらガーターベルトなどにお金を使うだけでなく、5人もお雇いになられるのです…。
確かに素敵なアクセサリーではありましたが、金貨20枚は高すぎますよ。
そろそろ資金も尽きかけているのではないですか?」
「お金?あ、そう言えば勘定していなかったね。
んじゃ、宿に戻って確認しよう。」
・
・
・
はい…。全財産金貨60枚でした…。
しかし6千万もある。6千万しかない、と考えはない!
「では、みんなが心配している件についてお話しします。」
「お願いします。」
「ナズナ、さっき買ったアクセサリーはいくつあった?」
「はいお館様、イアリングが50点、指輪が100点、ネックレスが100点の計250点です。なお地金はすべてミスリルでした。」
「それを金貨20枚で換算すれば、1個あたりいくらになる?」
「1個あたり大銀貨8枚です。」
「そうだね。じゃぁ、それに付与魔法をかければいくらで売れると思う?」
「倍にはなるでしょう…、あ、もしかして、カズ様、それを見越して…。」
「売れるモノは売りますよ。それにみんな欲しそうだったからね。
じゃぁ、気に入ったのがあったら各3つ持ってきて。
そのアクセサリーに付与魔法をかけて、俺が付けてあげる。
今回のみんなへのお土産だよ。」
「あ、ありがとうございます((((ありがとうございます))))。」
ん?一人声が多いような…。
あ、いつの間にアイナ。
満面な笑みだ…、まぁ仕方がないか…。
「でしょ。実はこれに合うのがこの下着なんですよ。」
俺は描いた絵に下着を描いてみた。
「うわ!やっぱあんた“むっつりスケベ”だな。」
「いいえ、違います。ただのスケベです。」
何故か俺は胸を張ってふんすかした。
「そうか…、この下着が売れれば、このなんて言ったっけ?
そうそう“ガーターベルト”も売れるという訳だな。
だけど、この腰回りの部分とストッキングをくっつけるものは何で作るんだ?」
まだこの世界にはクリップも洗濯ばさみのようなモノも存在していない。
それなら、と思い聞いてみる。
「この街とかで、男性がズボンがずり落ちないようにするための道具ってありますか?」
「それなら、ズボンをヒモで縛るか、肩に紐をひっかけるとか…。」
「その方から吊り下げる紐とズボンは何で止まっていますか?」
「そりゃボタンだが…。」
「では、ストッキングとガーターベルトを止める部分はボタンにしましょう。それからいろいろと考えていきましょう。」
「いいよ。早速試作してみることにするが、見たところこの街のヒトじゃないね。
できたらどうすればいい?」
「そうですね…、俺はシェルフールに住んでいるし…、」
「は?あんたシェルフールに住んでるのかい?じゃぁ、レルヌのババァは知っているか?」
「レルヌさんですか?はい、良く存じ上げてます。
彼女から購入したものもいっぱいありますね。これもそうですよ。」
そう言って、俺は着ていたトレンチコートを見せた。
「ちょいと見せとくれ。
ふむふむ、そうだな。これはまさしくレルネのばあさんのモノだな。」
「レルネさんを知っているんですか?」
「あぁ、あのババァにはいろんな意味で世話になってるよ。」
「もしかして、アデリンさんも魔道具を作れるんですか?」
「あぁ。と言ってもあたしが作れるのは身に着けるモノ、そうさね。例えばイアリングや指輪と言ったものだよ。」
残念ギャルズの瞳が輝いた。
「アデリン様、ぜひとも私たちにそのイアリングや指輪を売ってくださいませんか?」
全員がアデリンさんに頭を下げている。
「あぁ、まぁ良いけど、最近あまり作っていないんだよね。
なかなかいい素材が入らないんだよ。」
「アデリン様、どのような素材がご所望でしょうか?」
ディートリヒさんや、何故に食い気味なんだ…。
「魔物の素材やミスリルかね。」
「カズ様、是非カズ様がお持ちの素材のご提供をお願いします。」
「お、おぅ…。」
勢いに負けてしまった。
俺は、アイテムボックスの肥しになりかけている魔物の素材を片っ端から出していく。
アデリンさんは、眼を丸くしてその光景を見ている。
「ニノマエさんって言ったよな…、こんなに出してもらわなくとも…。」
「いえいえ。うちの女性陣が是非にと言っておりますので。あ、それとミスリルでしたね。」
俺はインゴット上に鋳造したミスリルをどんどん出していった。
・
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「ニノマエさん…、この素材だけでいったいいくらすると思っているのかい?」
「さぁ?ナズナ、いくらくらいになる?」
「そうですね…、ざっと見積もっても白金貨2枚はくだらないと思いますが…。」
「え、そんなにするの?」
「はい。特にあのエンペ…、コホン。ビッグサーペントの鱗は一枚金貨5枚はするでしょう。」
「だろ!そんな素材を見ず知らずの人に見せていいのかい?」
「いいんじゃないですかね。だって、レルネさんのお知り合いでしょ。
であれば問題ないと思います。それに、レルネさんの郷でも同じようなモノを作っていますからね。」
俺は残念ギャルズの髪留めを見せる。
「あ、もしかして、あんたって、湖の北にあるエルフの郷を守ったヒトか?」
「守ったかどうかは分かりませんが、今ではコカトリスと共存・共栄していると思います。」
「あぁ、なんかそんなおとぎ話のような事を風の噂で聞いたよ。
そうか、ニノマエさんだったのか…。
分かった。それじゃ、この素材でイアリングや指輪を作るよ。」
「ありがとうございます。ではおいくらくらいお支払いいたしましょう。」
「ほんとにニノマエさんは金勘定が好きだね。
でもガーターベルトの件もあるし…、よし、売値の1割でどうだい?」
「それで良いのですか?もっと割合増やしても売れますよ。」
「いや、そんなには売れないよ。」
「そんな事はありません。女性に特化した店を出しますから。女性は流行に敏感ですからね。」
「そうか…、なら、あたしがこれまでに作ったものも売って欲しいんだけど。」
「いいですよ。見せていただけますか。」
「あぁ、ちょっと待ってくれ。」
アデリンさんは、裏に行き、小箱を数箱持ってきた。
「これなんだが…。」
「うわぁ!綺麗…。」
全米中が感嘆した。
そこには、俺が見ても綺麗だと思うアクセサリーが一面に陳列してあった。
「こっちがイアリング、こっちが指輪、こっちがネックレスだ。」
「これをいくらで売りますか?」
「大分昔に作ったものもあるし、くすんでいるものもあるから…、金貨10枚でどうだい?
売れるかい?」
「では、俺はアデリンさんから金貨20枚で買わせていただきます。」
「へ!?あんた、何言ってるんだい?金貨20枚だよ…。」
「アデリンさん、俺と連れが気に入ったんですよ。ホントはそれ以上するものです。
俺は3か月に一度、この街を訪れますので、売値の1割ではなく言い値で買わせていただきます。」
「へー。世の中には面白いこともあるもんだね。
ニノマエさん、分かった。あんたにすべて任せるよ。
で、どうだい?あたしとあたしが雇っている4人分、まとめて面倒見とくれよ。」
「いいですよ。5人ですね。」
「は?雇ってもらうのは良いけど、この店の事はどうするんだい?」
「任せてください。シェルフールで一緒に店を始めましょう!」
「はは、青天の霹靂とはこのことだね…。
よし、分かった。あとの4人も孤児だから、このまま引っ越ししても文句は言わないし、この店も借り物だからいつでも行けるよ。」
「では、みんなで引っ越ししましょう。それまでにこちらも店とかを整えますね。」
「ありがとうな…。長い事生きてきたけど、こんなワクワクすることは久しぶりだ。」
「はい。こちらもですよ。」
俺はアデリンさんと握手をした。
すごく安心できる職人さんの手だ。
俺はルンルンしながら宿に戻る。何ならスキップでもしそうな雰囲気だ。
市場で新鮮な卵を買って宿を目指す。
しかし、残念ギャルズたちは何故か足取りが重い。
「ん?みんなどうした?」
「カズ様、大変言いにくいことなんですが、あのようなイアリングや指輪、それにフリフリやらガーターベルトなどにお金を使うだけでなく、5人もお雇いになられるのです…。
確かに素敵なアクセサリーではありましたが、金貨20枚は高すぎますよ。
そろそろ資金も尽きかけているのではないですか?」
「お金?あ、そう言えば勘定していなかったね。
んじゃ、宿に戻って確認しよう。」
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はい…。全財産金貨60枚でした…。
しかし6千万もある。6千万しかない、と考えはない!
「では、みんなが心配している件についてお話しします。」
「お願いします。」
「ナズナ、さっき買ったアクセサリーはいくつあった?」
「はいお館様、イアリングが50点、指輪が100点、ネックレスが100点の計250点です。なお地金はすべてミスリルでした。」
「それを金貨20枚で換算すれば、1個あたりいくらになる?」
「1個あたり大銀貨8枚です。」
「そうだね。じゃぁ、それに付与魔法をかければいくらで売れると思う?」
「倍にはなるでしょう…、あ、もしかして、カズ様、それを見越して…。」
「売れるモノは売りますよ。それにみんな欲しそうだったからね。
じゃぁ、気に入ったのがあったら各3つ持ってきて。
そのアクセサリーに付与魔法をかけて、俺が付けてあげる。
今回のみんなへのお土産だよ。」
「あ、ありがとうございます((((ありがとうございます))))。」
ん?一人声が多いような…。
あ、いつの間にアイナ。
満面な笑みだ…、まぁ仕方がないか…。
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