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第八章
8-3 市場は宝石箱や~
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翌朝、まだ寝ているアイナを除き、残念ギャルズたちは勇んで出ていく姿を見送った。
俺はというと、何故か心のどこかに何かがつっかえているような気がしている。
“虫の知らせ”では無い事を祈っている。
そんな中、明日の会談時に持参するものを確認する。
先ずは石鹸、そして下着、ナイトドレス。
下着は一応スポーツブラを用意しておいた。
ナイトドレスはシルクのLサイズ。ロングを選んで置いた。色は…うん。俺の好みの色…。
後はパン。そして、魔法の粉。と言っても重曹だが…。
お土産に何を渡した方が良いか…と思ったが、相手の出方を見てから決めようと思う。
それに貴族さまが好きそうなキャンタマもある。
あ、あと、資金ももう少しあった方が良いと思い、キャンタマをオークションにかけてもいいな、など考えを巡らせていく。
そんな事を思いながらも、メリアドール様には俺の素性をすべて話してある。
何かあれば、必ず話してくれるはずだ。
あとは、食が細いという事が問題か…。
脂っこいものや肉とかはやめた方がいいか?敢えて少しでも食べさせた方が良いか…。
それは、メリアドール様の様子を見てから決めることにしよう。
アイナはまだ寝ているので、お小遣いとして大銀貨10枚を置いておいた。
これだけあれば死ぬほど食えるだろう…。
俺は外の空気が吸いたかったから、店を出て通りのヒトに市場がどこにあるのかを聞き、そこに行く。
シェルフールよりも店も多いし品数も多い。
ぶらぶらと歩きながら店を回る…。
なかなか活気がある。
すると?どこからともなく香ばしい匂いがする。
(この匂いは…)
俺は匂いのする方に向け走っていた。
そこにあったのは、カカオ豆だ。
「すみません。これはなんていうモノですか?」
「ん、あんちゃん、南方出身かい?
これは南方でしか採れないコカという豆だ。これを炒って匂いを嗅ぐと落ち着くって代物だ。」
「え、飲まないんですか?」
「こんなの苦くて飲めやしねえよ。」
飲んだことあるじゃん…、しかも苦いって。
「これ、あるだけください。」
「おいおい、あんちゃん。これは一袋大銀貨20枚はする代物だよ。おいそれとは買えねえぞ。」
「で、どれくらいあるんですか?」
俺はまくしたてている。
「ご、5袋だ。」
「全部買った!」
俺は金貨1枚を出した。
「あんちゃん…、あんた何者だい?ここではなかなか売れないモノを購入するなんて…。」
「それよりも、ここに来れば定期的に購入できるんですか?」
「俺がここに来るのは一年に一度、この時期だけだけど…。」
「では、毎年この時期に5袋購入します。自分はシェルフールに住んでいるニノマエと言います。」
「おう、俺はルークだ。
分かった。もしあんちゃんがこの街に居なければシェルフールまで届けてやるよ。」
「ありがとうございます!」
コーヒー豆をゲットできた!
これで、チョコレートやコーヒーが飲める!
何を隠そう、俺は紅茶派ではなくコーヒー派なんだ!
しかもブラックでは飲めないお子ちゃま仕様だ…。
「ルークさん、もし知っていたら教えて欲しいんですが、これを市場で売っているヒトを知りませんか?」
俺は米粒を出す。
「あ、これはヤポニカマーイだな。これならここから7件先のケンヌってヤツが売ってるぞ。
まぁ、これだけ買ってくれたんだから、俺が連れて行ってやるよ。」
ルークさんは隣の店のヒトに店番を頼むと俺を連れてケンヌさんの店に行ってくれることとなった。
「たしかこの辺だったよな…、あ、あそこだ、あんちゃん。」
「ありがとうご…、ちょと待って!」
その店に行く手間の店で立ち止まってしまった。
ケンヌさんの隣の店に売られているもの…、あ、大豆だ。
「ちょっと待って。ルークさん。これも欲しいんで。」
「ニノマエさん、あんた家畜でも飼ってんのか?こりゃ家畜が食うものだぞ。」
「それでもいいんですよ。
あ、すみません。この豆は何というんですか。」
「これはダイーズンだよ。」
「これ、あるだけください。」
「へ?あんた家畜でも飼ってんのか?」
同じことを聞かれたが無視!
大豆もどきは一袋銀貨3枚。安い!
でもここに持って生きているのは10袋なので、銀貨30枚支払う。
「あんちゃん、こんなに買って、どうやって持って行くんだい?」
「あ、自分アイテムボックス持ちですから。」
そう言って、大豆もどき10袋をバッグの中に入れた。
「そういう事か。あんちゃんは商人だったな。
だから飼料を買って、農家に売るんだな。そうかそうか。」
今は家畜で済ませよう。説明するのが面倒くさい。
でも、これから、この世界で、コーヒーが飲める、醤油が作れる、納豆、豆腐もできる!
日本人の心意気を見せてやるよ!
大豆もどきを売っている商人さんはチャンさんと言って、3か月に一度ここを訪れるという事だったので、これも10袋定期的に購入することとした。
そして、行き着いたケンヌさんの店。
あった…、あったよ…。米だ…。
米を見た瞬間、俺は泣いていた。
「あんちゃん、そんなに家畜の事を大切に思っているんだな…。
こんなあんちゃんが作ってる飼料を食った家畜は、さぞかし美味い事だろうな…。」
ルークさんはうんうん頷いているよ。
ケンヌさんの店では米のほか、ゴマもどきも七味もあった。
すべて買いたかったが、今後のこともあるので、先ずは米一袋銀貨2枚を10袋、ゴマ銀貨3枚を1袋、七味大銀貨1枚を1袋購入した。彼も3か月に一度ここに来るということなので、定期的に購入することを約束した。
「しかし、あんちゃんのところは羽振りがいいんだな。コカにダイーズンにマーイだろ。
そんなもの食う家畜ってなんだい?」
コカ豆5袋をルークさんの店まで取りに戻る途中、ルークさんが俺に話しかける。
家畜ではなくヒトなんですけど…、それもめっさ食う可愛い子です。
「へへ、まぁ何となくですよ。」
「そうかい。お目当てのモノがあってよかったな。ニノマエさん、これからも贔屓にしてくださいよ。」
「こちらこそお願いします。」
俺はもう天にも昇る心地だ。
これで現地調達できた。
料理のヴァリエーションが格段に増える!
いろんな料理も、そして職が細いヒトへの栄養補給もできる。
それに調味料も完成できる!
これでメリアドール様の夕食が大分固まって来た。
店に戻り、厨房を借りる。
大豆もどきを水にもどし熟成、そしてこれまでに使ったありとあらゆる魔法を総動員し、一つのモノを作った。
豆腐…のようなもの、
すまん、にがりを精製できなかったんだ。
一応岩塩で作ったんだが、思ったようなものができなかった。
しかし、この世界初(だと思う)の豆腐だ。柔らかすぎるのが難点だが、正真正銘の豆腐だ。
これで一つできた。あとは消化の良いもの…。お粥さんかうどんか…。
少しだけでも栄養を付ける必要がある。
よし、これで準備できた。
そろそろ時間だ。
下に降りていくと、ブライアンさんが待っていた。
「ニノマエ様、本日は…、」
「まぁ、能書きはやめて早く行くとしよう。それで、メリアドール様は?」
「はい。あまり体調が芳しくないようです。」
「そうですか…。それは心配なんでしょうね。」
「はい。しかし、メリアドール様は気丈に振舞われておられます。」
「しかし、前回から1か月余しか経っていませんが、何かアドフォード家でありましたか?」
「それは…、やはりニノマエ様にはお見通しのようですね。」
「それは何かあるのですか?」
ブライアンさんは立ち留まる。
「ここでの話は他言無用でお願いします。」
「はい。約束します。」
「実は、アドフォード家は呪いがかかっているんです。」
「呪い?ですか?」
「はい。次の嫡子が生まれる時、身内の誰かが死ぬという呪いです。」
「へ?それが呪いですか。」
「そうです。呪いです。」
「しかし、その呪いはおかしいですね。」
「と言われますと?」
「メリアドール様の旦那様がお亡くなりになられた際にどなたかお生まれになったのですか。」
「実はスティナ様がご懐妊をされた時期に先代は戦死されました。」
「では、おかしいですね。
嫡子が生まれる時に死ぬという事でしたよね。」
「はい。」
「でも生まれてませんよね。」
「はい。流産されました。」
「それもおかしな話ですね。輪廻があるという話があれば別ですが、生まれた時に死ぬという呪いであれば、生まれていないのに死ぬわけはありませんよね。」
「・・・。」
ブライアンさんは黙ってしまった。
そりゃ、そうだろうね。
それに、メリアドール様もスティナ様も俺に嘘はつかないと契約している。
嘘ではないんだが、必要な情報は包み隠さず話すと言っていた。
それが守られていないという事実をどう考えるのか。
それが貴族なのかね、
白金貨100枚なんて、はした金だと思うのかどうかは知らないが…。
それにしても、何かムカムカする。
問いただす必要がある。
俺はというと、何故か心のどこかに何かがつっかえているような気がしている。
“虫の知らせ”では無い事を祈っている。
そんな中、明日の会談時に持参するものを確認する。
先ずは石鹸、そして下着、ナイトドレス。
下着は一応スポーツブラを用意しておいた。
ナイトドレスはシルクのLサイズ。ロングを選んで置いた。色は…うん。俺の好みの色…。
後はパン。そして、魔法の粉。と言っても重曹だが…。
お土産に何を渡した方が良いか…と思ったが、相手の出方を見てから決めようと思う。
それに貴族さまが好きそうなキャンタマもある。
あ、あと、資金ももう少しあった方が良いと思い、キャンタマをオークションにかけてもいいな、など考えを巡らせていく。
そんな事を思いながらも、メリアドール様には俺の素性をすべて話してある。
何かあれば、必ず話してくれるはずだ。
あとは、食が細いという事が問題か…。
脂っこいものや肉とかはやめた方がいいか?敢えて少しでも食べさせた方が良いか…。
それは、メリアドール様の様子を見てから決めることにしよう。
アイナはまだ寝ているので、お小遣いとして大銀貨10枚を置いておいた。
これだけあれば死ぬほど食えるだろう…。
俺は外の空気が吸いたかったから、店を出て通りのヒトに市場がどこにあるのかを聞き、そこに行く。
シェルフールよりも店も多いし品数も多い。
ぶらぶらと歩きながら店を回る…。
なかなか活気がある。
すると?どこからともなく香ばしい匂いがする。
(この匂いは…)
俺は匂いのする方に向け走っていた。
そこにあったのは、カカオ豆だ。
「すみません。これはなんていうモノですか?」
「ん、あんちゃん、南方出身かい?
これは南方でしか採れないコカという豆だ。これを炒って匂いを嗅ぐと落ち着くって代物だ。」
「え、飲まないんですか?」
「こんなの苦くて飲めやしねえよ。」
飲んだことあるじゃん…、しかも苦いって。
「これ、あるだけください。」
「おいおい、あんちゃん。これは一袋大銀貨20枚はする代物だよ。おいそれとは買えねえぞ。」
「で、どれくらいあるんですか?」
俺はまくしたてている。
「ご、5袋だ。」
「全部買った!」
俺は金貨1枚を出した。
「あんちゃん…、あんた何者だい?ここではなかなか売れないモノを購入するなんて…。」
「それよりも、ここに来れば定期的に購入できるんですか?」
「俺がここに来るのは一年に一度、この時期だけだけど…。」
「では、毎年この時期に5袋購入します。自分はシェルフールに住んでいるニノマエと言います。」
「おう、俺はルークだ。
分かった。もしあんちゃんがこの街に居なければシェルフールまで届けてやるよ。」
「ありがとうございます!」
コーヒー豆をゲットできた!
これで、チョコレートやコーヒーが飲める!
何を隠そう、俺は紅茶派ではなくコーヒー派なんだ!
しかもブラックでは飲めないお子ちゃま仕様だ…。
「ルークさん、もし知っていたら教えて欲しいんですが、これを市場で売っているヒトを知りませんか?」
俺は米粒を出す。
「あ、これはヤポニカマーイだな。これならここから7件先のケンヌってヤツが売ってるぞ。
まぁ、これだけ買ってくれたんだから、俺が連れて行ってやるよ。」
ルークさんは隣の店のヒトに店番を頼むと俺を連れてケンヌさんの店に行ってくれることとなった。
「たしかこの辺だったよな…、あ、あそこだ、あんちゃん。」
「ありがとうご…、ちょと待って!」
その店に行く手間の店で立ち止まってしまった。
ケンヌさんの隣の店に売られているもの…、あ、大豆だ。
「ちょっと待って。ルークさん。これも欲しいんで。」
「ニノマエさん、あんた家畜でも飼ってんのか?こりゃ家畜が食うものだぞ。」
「それでもいいんですよ。
あ、すみません。この豆は何というんですか。」
「これはダイーズンだよ。」
「これ、あるだけください。」
「へ?あんた家畜でも飼ってんのか?」
同じことを聞かれたが無視!
大豆もどきは一袋銀貨3枚。安い!
でもここに持って生きているのは10袋なので、銀貨30枚支払う。
「あんちゃん、こんなに買って、どうやって持って行くんだい?」
「あ、自分アイテムボックス持ちですから。」
そう言って、大豆もどき10袋をバッグの中に入れた。
「そういう事か。あんちゃんは商人だったな。
だから飼料を買って、農家に売るんだな。そうかそうか。」
今は家畜で済ませよう。説明するのが面倒くさい。
でも、これから、この世界で、コーヒーが飲める、醤油が作れる、納豆、豆腐もできる!
日本人の心意気を見せてやるよ!
大豆もどきを売っている商人さんはチャンさんと言って、3か月に一度ここを訪れるという事だったので、これも10袋定期的に購入することとした。
そして、行き着いたケンヌさんの店。
あった…、あったよ…。米だ…。
米を見た瞬間、俺は泣いていた。
「あんちゃん、そんなに家畜の事を大切に思っているんだな…。
こんなあんちゃんが作ってる飼料を食った家畜は、さぞかし美味い事だろうな…。」
ルークさんはうんうん頷いているよ。
ケンヌさんの店では米のほか、ゴマもどきも七味もあった。
すべて買いたかったが、今後のこともあるので、先ずは米一袋銀貨2枚を10袋、ゴマ銀貨3枚を1袋、七味大銀貨1枚を1袋購入した。彼も3か月に一度ここに来るということなので、定期的に購入することを約束した。
「しかし、あんちゃんのところは羽振りがいいんだな。コカにダイーズンにマーイだろ。
そんなもの食う家畜ってなんだい?」
コカ豆5袋をルークさんの店まで取りに戻る途中、ルークさんが俺に話しかける。
家畜ではなくヒトなんですけど…、それもめっさ食う可愛い子です。
「へへ、まぁ何となくですよ。」
「そうかい。お目当てのモノがあってよかったな。ニノマエさん、これからも贔屓にしてくださいよ。」
「こちらこそお願いします。」
俺はもう天にも昇る心地だ。
これで現地調達できた。
料理のヴァリエーションが格段に増える!
いろんな料理も、そして職が細いヒトへの栄養補給もできる。
それに調味料も完成できる!
これでメリアドール様の夕食が大分固まって来た。
店に戻り、厨房を借りる。
大豆もどきを水にもどし熟成、そしてこれまでに使ったありとあらゆる魔法を総動員し、一つのモノを作った。
豆腐…のようなもの、
すまん、にがりを精製できなかったんだ。
一応岩塩で作ったんだが、思ったようなものができなかった。
しかし、この世界初(だと思う)の豆腐だ。柔らかすぎるのが難点だが、正真正銘の豆腐だ。
これで一つできた。あとは消化の良いもの…。お粥さんかうどんか…。
少しだけでも栄養を付ける必要がある。
よし、これで準備できた。
そろそろ時間だ。
下に降りていくと、ブライアンさんが待っていた。
「ニノマエ様、本日は…、」
「まぁ、能書きはやめて早く行くとしよう。それで、メリアドール様は?」
「はい。あまり体調が芳しくないようです。」
「そうですか…。それは心配なんでしょうね。」
「はい。しかし、メリアドール様は気丈に振舞われておられます。」
「しかし、前回から1か月余しか経っていませんが、何かアドフォード家でありましたか?」
「それは…、やはりニノマエ様にはお見通しのようですね。」
「それは何かあるのですか?」
ブライアンさんは立ち留まる。
「ここでの話は他言無用でお願いします。」
「はい。約束します。」
「実は、アドフォード家は呪いがかかっているんです。」
「呪い?ですか?」
「はい。次の嫡子が生まれる時、身内の誰かが死ぬという呪いです。」
「へ?それが呪いですか。」
「そうです。呪いです。」
「しかし、その呪いはおかしいですね。」
「と言われますと?」
「メリアドール様の旦那様がお亡くなりになられた際にどなたかお生まれになったのですか。」
「実はスティナ様がご懐妊をされた時期に先代は戦死されました。」
「では、おかしいですね。
嫡子が生まれる時に死ぬという事でしたよね。」
「はい。」
「でも生まれてませんよね。」
「はい。流産されました。」
「それもおかしな話ですね。輪廻があるという話があれば別ですが、生まれた時に死ぬという呪いであれば、生まれていないのに死ぬわけはありませんよね。」
「・・・。」
ブライアンさんは黙ってしまった。
そりゃ、そうだろうね。
それに、メリアドール様もスティナ様も俺に嘘はつかないと契約している。
嘘ではないんだが、必要な情報は包み隠さず話すと言っていた。
それが守られていないという事実をどう考えるのか。
それが貴族なのかね、
白金貨100枚なんて、はした金だと思うのかどうかは知らないが…。
それにしても、何かムカムカする。
問いただす必要がある。
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