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第七章
7-27 色街での面接
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色街の“ショー”の店の最上階に行く。
ここは昨日見させてもらった日本間だ。
部屋に入ると、既にスキル持ちが10人並んで座っている。
「ニノマエ様、縫製スキルを持った者達です。」
「ブランさん、ありがとう。
ひとつ聞きたいんだけど、遊郭で一か月働くとどれくらいの収入になる?」
「そうですね…。
ここ“ショー”の子は大体大銀貨10枚くらいでしょうか…。“チック”はその半分の大銀貨5枚、“バーイ”はその半分の大銀貨2枚と銀貨5枚となります。
ただ、これは身請けの金額を毎月差し引いた額なので、身請け金が無ければもう少し上がります。」
「そうですか…。相場が分からないんですが、それで一か月暮らしていけるんですか?」
「正直言ってかなりキツイかもしれません。しかし、ここに居れば家がありますので。」
「そうですか…。ここで一か月暮らしていくのに必要な額はいくらくらいですか?」
「大銀貨5枚でしょうか。」
以前マルゴーさんが言ってた相場と同じだ。
「みなさん、集まっていただき申し訳ありません。
私、ニノマエと申します。
縁あって、ここのオーナーと知り合いになり、少し事業を広く展開することとなりました。
今回、ここにお集まりの皆さんは“縫製”、つまり縫物を得意とする方々です。
昨日、ショーとチックの方にみていただいた服を覚えていらっしゃいますか。
この地であの服を作る工場を建て、そこに皆さんに働いていただきたいと思っています。」
「で、あたいたちはどうすりゃいいんだい?
昼はそこで働いて、夜はここで股を広げてりゃいいのかい?」
30過ぎくらいの女性が、俺を睨みながら話してくる。
まぁ、そりゃそうだよな。完全なブラックになるもの。
「いえ、昼だけの仕事になります。」
「んじゃ、この店で寝泊まりできないじゃないか。」
「そうですね。でもここだけが寝泊まりできる場所ではないですよね、ブランさん。」
もう工場予定地の中に宿舎を建てることも決まっている。
「はい。ニノマエ様、お前たちは、日中、下着工場で働くこと、そして、ここのように大部屋で雑魚寝ではなく、一人一人の部屋を与えて住んでもらうことになる。
今、その建物も建てるよう準備もしている。」
「へ? ブランディーヌ社長、何でそんな事をするんですかい?」
「ラウア、先ほど私が言った言葉を聞いていなかったようだね。
この街に女性の下着工場を作るんだよ。」
「だって社長、下着ってあのダボダボのやつだぜ。
あんなの今更作っても、誰も見向きもしないし、作っても意味がないんじゃないかい?」
まぁ、そうなるよな…。
ちょっと念話で確認するか。
『ディートリヒ、ナズナ、大変申し訳ないが、今日下着付けてる?』
『はい。カズ様。』
『はい。お館様。毎日着けております。』
『ここで、あのヒト達に見せてあげる事ってできる。』
『カズ様、それは構いませんが…。』
『お館様、他の男性がいるまでは流石にいけません。』
『分かった。んじゃ、ザックさんたち男性は退出してもらうね。』
『ありがとうございます(はい)。』
「ザックさん、その他の男性の皆さん、大変申し訳ないんですが、少しの間、退席していただいても構いませんか。」
「へ?兄貴、何でですか?」
「今、ここで下着を着けている女性は、ディートリヒとスピネル、そしてブランさん?は分からないけど、それくらいしか居ないんだ。
俺の愛する女性の下着姿を他の野郎に見せたくはないんだよね。」
「あ、そう言う事ですね。分かりました。
おい!野郎ども、兄貴の合図があるまで、外で待機だ。」
他の男性が出ていった。
ディートリヒとスピネルはクネクネしている…。
『カズ様が“愛するヒト”と…』
『こりゃ、ディートリヒ、そのような恥ずかしいことを念話で言わないようにね。』
・
・
「それじゃ、ラウアさんと言われましたか。俺たちが作ろうとしている下着を見てください。
ディートリヒ、スピネル頼む。」
「はい(はい)。」
二人が服を脱ぎ、下着を見せた。
うん、いい形だ。そして綺麗だ。
10人の女性は、ディートリヒとナズナに近づき、まじまじと見ている。
あ、お触りは禁止ですよ。
「ラウアさん、どうでしょうか。」
「あ、あぁ…、こりゃすげえよ。
でも、こんなもの、あたいらには作れないよ。」
「それが数か月先には、作れるようになるんですよ。
あ、ディートリヒ、スピネルありがとね。」
「これを着て、街を歩いてみたくなりませんか?
これを着て、綺麗と言ってもらいたくはないですか?
昨日お渡したような服を着てみたいと思いませんか?
それに、女性を綺麗に見せる下着を、私が作ったものって自慢してみませんか。」
女性の美意識に問いかけた。
皆、憧れのまなざしから不安に変わって来た。
「出来ない事を言っているのではありません。
皆さんはスキル持ちです。そのスキルを使って、先ずは試作品を作り、自分たちが着る。
そこから、いろいろな改良を加え、世に出していきませんか。」
「しかし、ニノマエさんって言ったか…、
あたい達が本当にできると信じているのかい。」
「はい!断言しますよ。できます!
女性が美しくなるのは先ずは女性自身で気づくことです。
皆さんお美しいではないですか。今まで以上に綺麗になりませんか!」
「しかし、これはお高いんだろ。
どうせ、貴族様たちしか着れないようなものを、何故作らなきゃいけないんだ。」
「最初はそうなるでしょう。
それは、サイズが分からないからです。
だから、金持ちの貴族から、サイズという情報をもらって一点ものを作り、高額で売り付けます。
そして、その貴族のサイズを全部帳簿に付けて、どのサイズが多いのかを調べます。
そうすると、一般的に売れるサイズが分かります。
そのサイズを多く作って、皆さんが買える値段で売り出すんですよ。
まぁ、端的に言えば、貴族の金と情報をふんだくって、その金でみなさんの下着を安く作るって事です。」
10人が真剣に考えている。
「ニノマエさん、ここに居るあたい達は訳アリのヒトばかりだよ。ほんとに変わった人だね。
そんなあたい達をニノマエさんが信じてくれるのかい。
こんなどんな奴にでも股広げなきゃいけないあたい達に…。」
「いろいろとお有りであることは重々承知しております。
ですが、ここに居るディートリヒもナズナも奴隷でした。
しかし、彼女たちは踏ん張りました。そして一週間で奴隷は解放されましたよ。」
「え、奴隷?」
「はい、ラウアさん。本当の事ですよ。
私は主人と出会い、今、そして自分の気持ちに正直に生きていることに実感しています。」
ディートリヒが満面の笑みを浮かべている。
「ニノマエさん…、あたいはあんたについていくよ。
他のあんたらはどうするんだい。
今まで通りに、ヤりたくもない奴らの相手をするのか、それとも自分をもう一度取り戻すのか。」
「あちきは下着を作りとうございます。」
「私も(私も)。」
全員が了承してくれた。
皆笑っている。
「ブランさん、店の営業が出来なくなることはないですよね。」
「ニノマエ様、そのようなご心配はなさらないでください。
それに今後は糸を紡ぐスキル、布を織るスキルを持った人も見つけなければなりませんからね。
訳有りの女性が独り立ちできる場所が増える事は良い事だと思います。」
「そうですね。
それに、下着を売る女性、型を考える女性等々、いっぱい職が増えますね。
あ、ザックさん、この女性方には月いくらお支払いしますか?」
「そうですね兄貴。さっきのドワーフが月大銀貨30枚ですから、月大銀貨20枚という所でしょうか。」
「いいえ。同じ金額で雇うのが良いと思います。」
「え、それは何故っすか?」
「自分の工房は専門的なものになり、売り上げが出てくるのはまだまだ先です。
しかし、下着は違います。
作れば作るだけ売れます。それも貴族から“ぼったくれる”んですよ。」
「あ、そういう事っすか。よし、分かりやした。
ブラン、こいつたちに月大銀貨30枚で下着の製作に就いてもらう。」
「旦那様、分かりました。
良かったですね、皆さん。これだけいただければ、すぐに借金も返済できますよ。」
驚いているヒトもいれば、泣いているヒトもいる。
「さぁ、皆さん、泣いていては何も進みませんわ。
正式に働いてもらえる日は近いです。それまでは申し訳ないのですが、これまで通りです…。
でも、希望はすぐそこにあります。踏ん張りましょう。
そうですね。ニノマエ様。」
うん。女性が強くなり、社会を回していく…。
俺ももっともっと踏ん張ろう…、そして、彼女たちの為に金を取れるところから分捕ってやろうと決意した。
ここは昨日見させてもらった日本間だ。
部屋に入ると、既にスキル持ちが10人並んで座っている。
「ニノマエ様、縫製スキルを持った者達です。」
「ブランさん、ありがとう。
ひとつ聞きたいんだけど、遊郭で一か月働くとどれくらいの収入になる?」
「そうですね…。
ここ“ショー”の子は大体大銀貨10枚くらいでしょうか…。“チック”はその半分の大銀貨5枚、“バーイ”はその半分の大銀貨2枚と銀貨5枚となります。
ただ、これは身請けの金額を毎月差し引いた額なので、身請け金が無ければもう少し上がります。」
「そうですか…。相場が分からないんですが、それで一か月暮らしていけるんですか?」
「正直言ってかなりキツイかもしれません。しかし、ここに居れば家がありますので。」
「そうですか…。ここで一か月暮らしていくのに必要な額はいくらくらいですか?」
「大銀貨5枚でしょうか。」
以前マルゴーさんが言ってた相場と同じだ。
「みなさん、集まっていただき申し訳ありません。
私、ニノマエと申します。
縁あって、ここのオーナーと知り合いになり、少し事業を広く展開することとなりました。
今回、ここにお集まりの皆さんは“縫製”、つまり縫物を得意とする方々です。
昨日、ショーとチックの方にみていただいた服を覚えていらっしゃいますか。
この地であの服を作る工場を建て、そこに皆さんに働いていただきたいと思っています。」
「で、あたいたちはどうすりゃいいんだい?
昼はそこで働いて、夜はここで股を広げてりゃいいのかい?」
30過ぎくらいの女性が、俺を睨みながら話してくる。
まぁ、そりゃそうだよな。完全なブラックになるもの。
「いえ、昼だけの仕事になります。」
「んじゃ、この店で寝泊まりできないじゃないか。」
「そうですね。でもここだけが寝泊まりできる場所ではないですよね、ブランさん。」
もう工場予定地の中に宿舎を建てることも決まっている。
「はい。ニノマエ様、お前たちは、日中、下着工場で働くこと、そして、ここのように大部屋で雑魚寝ではなく、一人一人の部屋を与えて住んでもらうことになる。
今、その建物も建てるよう準備もしている。」
「へ? ブランディーヌ社長、何でそんな事をするんですかい?」
「ラウア、先ほど私が言った言葉を聞いていなかったようだね。
この街に女性の下着工場を作るんだよ。」
「だって社長、下着ってあのダボダボのやつだぜ。
あんなの今更作っても、誰も見向きもしないし、作っても意味がないんじゃないかい?」
まぁ、そうなるよな…。
ちょっと念話で確認するか。
『ディートリヒ、ナズナ、大変申し訳ないが、今日下着付けてる?』
『はい。カズ様。』
『はい。お館様。毎日着けております。』
『ここで、あのヒト達に見せてあげる事ってできる。』
『カズ様、それは構いませんが…。』
『お館様、他の男性がいるまでは流石にいけません。』
『分かった。んじゃ、ザックさんたち男性は退出してもらうね。』
『ありがとうございます(はい)。』
「ザックさん、その他の男性の皆さん、大変申し訳ないんですが、少しの間、退席していただいても構いませんか。」
「へ?兄貴、何でですか?」
「今、ここで下着を着けている女性は、ディートリヒとスピネル、そしてブランさん?は分からないけど、それくらいしか居ないんだ。
俺の愛する女性の下着姿を他の野郎に見せたくはないんだよね。」
「あ、そう言う事ですね。分かりました。
おい!野郎ども、兄貴の合図があるまで、外で待機だ。」
他の男性が出ていった。
ディートリヒとスピネルはクネクネしている…。
『カズ様が“愛するヒト”と…』
『こりゃ、ディートリヒ、そのような恥ずかしいことを念話で言わないようにね。』
・
・
「それじゃ、ラウアさんと言われましたか。俺たちが作ろうとしている下着を見てください。
ディートリヒ、スピネル頼む。」
「はい(はい)。」
二人が服を脱ぎ、下着を見せた。
うん、いい形だ。そして綺麗だ。
10人の女性は、ディートリヒとナズナに近づき、まじまじと見ている。
あ、お触りは禁止ですよ。
「ラウアさん、どうでしょうか。」
「あ、あぁ…、こりゃすげえよ。
でも、こんなもの、あたいらには作れないよ。」
「それが数か月先には、作れるようになるんですよ。
あ、ディートリヒ、スピネルありがとね。」
「これを着て、街を歩いてみたくなりませんか?
これを着て、綺麗と言ってもらいたくはないですか?
昨日お渡したような服を着てみたいと思いませんか?
それに、女性を綺麗に見せる下着を、私が作ったものって自慢してみませんか。」
女性の美意識に問いかけた。
皆、憧れのまなざしから不安に変わって来た。
「出来ない事を言っているのではありません。
皆さんはスキル持ちです。そのスキルを使って、先ずは試作品を作り、自分たちが着る。
そこから、いろいろな改良を加え、世に出していきませんか。」
「しかし、ニノマエさんって言ったか…、
あたい達が本当にできると信じているのかい。」
「はい!断言しますよ。できます!
女性が美しくなるのは先ずは女性自身で気づくことです。
皆さんお美しいではないですか。今まで以上に綺麗になりませんか!」
「しかし、これはお高いんだろ。
どうせ、貴族様たちしか着れないようなものを、何故作らなきゃいけないんだ。」
「最初はそうなるでしょう。
それは、サイズが分からないからです。
だから、金持ちの貴族から、サイズという情報をもらって一点ものを作り、高額で売り付けます。
そして、その貴族のサイズを全部帳簿に付けて、どのサイズが多いのかを調べます。
そうすると、一般的に売れるサイズが分かります。
そのサイズを多く作って、皆さんが買える値段で売り出すんですよ。
まぁ、端的に言えば、貴族の金と情報をふんだくって、その金でみなさんの下着を安く作るって事です。」
10人が真剣に考えている。
「ニノマエさん、ここに居るあたい達は訳アリのヒトばかりだよ。ほんとに変わった人だね。
そんなあたい達をニノマエさんが信じてくれるのかい。
こんなどんな奴にでも股広げなきゃいけないあたい達に…。」
「いろいろとお有りであることは重々承知しております。
ですが、ここに居るディートリヒもナズナも奴隷でした。
しかし、彼女たちは踏ん張りました。そして一週間で奴隷は解放されましたよ。」
「え、奴隷?」
「はい、ラウアさん。本当の事ですよ。
私は主人と出会い、今、そして自分の気持ちに正直に生きていることに実感しています。」
ディートリヒが満面の笑みを浮かべている。
「ニノマエさん…、あたいはあんたについていくよ。
他のあんたらはどうするんだい。
今まで通りに、ヤりたくもない奴らの相手をするのか、それとも自分をもう一度取り戻すのか。」
「あちきは下着を作りとうございます。」
「私も(私も)。」
全員が了承してくれた。
皆笑っている。
「ブランさん、店の営業が出来なくなることはないですよね。」
「ニノマエ様、そのようなご心配はなさらないでください。
それに今後は糸を紡ぐスキル、布を織るスキルを持った人も見つけなければなりませんからね。
訳有りの女性が独り立ちできる場所が増える事は良い事だと思います。」
「そうですね。
それに、下着を売る女性、型を考える女性等々、いっぱい職が増えますね。
あ、ザックさん、この女性方には月いくらお支払いしますか?」
「そうですね兄貴。さっきのドワーフが月大銀貨30枚ですから、月大銀貨20枚という所でしょうか。」
「いいえ。同じ金額で雇うのが良いと思います。」
「え、それは何故っすか?」
「自分の工房は専門的なものになり、売り上げが出てくるのはまだまだ先です。
しかし、下着は違います。
作れば作るだけ売れます。それも貴族から“ぼったくれる”んですよ。」
「あ、そういう事っすか。よし、分かりやした。
ブラン、こいつたちに月大銀貨30枚で下着の製作に就いてもらう。」
「旦那様、分かりました。
良かったですね、皆さん。これだけいただければ、すぐに借金も返済できますよ。」
驚いているヒトもいれば、泣いているヒトもいる。
「さぁ、皆さん、泣いていては何も進みませんわ。
正式に働いてもらえる日は近いです。それまでは申し訳ないのですが、これまで通りです…。
でも、希望はすぐそこにあります。踏ん張りましょう。
そうですね。ニノマエ様。」
うん。女性が強くなり、社会を回していく…。
俺ももっともっと踏ん張ろう…、そして、彼女たちの為に金を取れるところから分捕ってやろうと決意した。
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