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第七章
7-24 商談には「信用」という名の花を添えて
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「ニノマエ様、これは先ほどの…。」
「そうです。それを奥様と“ショー”で働く女性にお渡しいたします。」
「これは…。なんて良い肌触りなんでしょうか。」
「シルクと言って、虫の糸を紡ぎ布にしたものです。」
「なんと…、そのような生き物がいるのですか?」
「います。しかしダンジョンでしか見たことがないので、素材はダンジョンから調達します。
調達した素材をノーオに運び、ここで糸にし、布にして縫製します。
そのことで、運ぶ際の運搬についても何か手段があればと。」
ザックさんが真剣な顔で考えている。
その横で、奥様ズとベルンさんがニコニコ顔でナイトドレスを選んでいる。
「兄貴、なんとかできそうですぜ。」
「ほう!」
「先ず配送だが、俺っちの建設関連の店でやらせよう。支店をダンジョンの近くの街に置けば問題なく行ける。
次に糸だっけ、その工場も大丈夫だ。この街はそうそう魔物なんて襲ってこないから、門の外に工場を建てれば問題ない。
その横に布を織る工場を建て、その隣に下着を作る工場を建てる。そうすりゃ、配送の問題も片付くな。あとは売り場所だが…。」
「それは、俺の店とザックさんの奥様が店を展開するって事でどうだい?」
「そりゃいいね。
じゃ、ルーシア、アリウム、ブラン…、あ、ブランは色街と人選があったか。
ルーシアとアリウムで工場の運営と店舗の展開をお願いできるか。
ブランは色街以外でもスキルを持った女性のスカウトだ。」
「お任せください((分かりました))。」
「兄貴、俺っち…何と言って良いのか分からないが…。」
サックさんが涙を浮かべている…
「カズ様、こういう時は、皆で笑うのは一番です。」
「そうですお館様。」
「そうだな。皆で笑おう!」
皆で泣きながら笑った…。
しばらくしてから話に戻す。
「ザックさん、俺も少し援助するからな。」
俺は取り敢えずとして白金貨1枚を渡した。
「え、兄貴、これ白金貨じゃねえか。」
「一応、これくらいは持ってるよ。」
「はは…、兄貴には恐れ入るよ。先の先まで見越しているんだな。」
「そうとは限らないよ。
ただ、工場を建てた後が問題だな…。運転資金が結構必要となるから、その分を稼いでくる必要がある。」
「白金貨1枚くらいなら俺っちも運転資金に回せるぜ。」
「3つの工場を運営するんだ。その人件費、つまり給料が湯水のように出ていく。
だから、売る商品の値段に合わせて、ヒトを増やしていくってのが一番だろうね。」
「じゃ、兄貴、最初は小さな工場で、だんだんと大きくしていくって方法が良いかも。」
「そうだな。そうすればいろんな型が出来て、サイズも増えるだろうね。
最初はオーダーメイドもいいかも。」
「ニノマエ様、オーダーメイドとは何でしょうか。」
「そのヒトだけのサイズに合わせた下着って事だよ。
俺が持ってきたのはサイズが一律だから、サイズが合えば渡せるけど、合わないサイズはそのまま放置となってしまう。それに気に入ったデザインでなければ、売れ残るって事もあるよね。」
俺は、奥様ズの目に留まらなかったシルクのナイトドレスを指さした。
「確かにその通りですね。売れないものを作っても勿体ないだけですもの。」
「そう。それと最初は貴族にオーダーメイドで高く売りつけた後、サイズを作り量産したものを市民が買うっていう売り方が良いと思う。」
「そうですわね。貴族どもから取れるだけ取って、後は安くすれば良いですね。」
アリウムさん…、何か貴族にでも恨みがあるんですか?闇の笑顔を浮かべている…。
「そうそう、下着もさることながら、メリアドール様に会いに行く目的を話すことを忘れていたよ。」
俺はそう言って石鹸を出す。
「ニノマエ様、これはなんですか?」
「これは石鹸と言って…、ナズナこちらでは何て言ったっけ?」
「はいお館様、“サボー”です。」
「サボー(((サボー)))!」
全米中が驚愕した、リベンジ…。
「ニノマエ様…、確かこれは王族しか製法を知らないモノでは?」
「そうだけど、出来てしまった。
だから、これを売り出すためにメリアドール様に会いに行くんだよ。」
「兄貴…、あんたは神なのか…、それとも悪魔なのか…?」
「さぁ、俺にも良く分からんよ。
だけど、できてしまったものは仕方がない。
それにこれを販売していくって事も想定内だ。これなくして下着は売れないんだよ。」
「ニノマエ様、それは何故ですか?」
「うーん…、じゃルーシアさん、アリウムさん、ブランさん、ディートリヒやナズナの匂いを嗅いでみてほしい。」
「分かりました…。(すんすん…。)
ん? え? 何故こんな良い香りがするんですか?」
「それが石鹸の匂いなんですよ。
もう一つ、髪を見て欲しい。触っても構わないです。」
「へ?どうして?サラサラで匂いも良いです。」
「そう、それも石鹸からできるんですよ。」
「えーーー(((えーーー)))。」
驚愕アゲイン…。
「どうです?これを売り出さないって方が馬鹿じゃない?
それも、市民が独自で考えたモノですよ。」
「兄貴、これを世に出すって事か?」
「そうだ。王族や貴族だけの特権なんぞ糞くらえだ。女性はいつまでも美しくいて欲しいってのが“漢”じゃないか? な、ザックさん。
男の目線で言えば、色街の女性が石鹸の匂い漂わせ闊歩する。匂いが良いから話題になる。色街がにぎわう。
色街の女性が付けてる服はどこで売っているのか、自分の女にも着させたい。これが男のサガだ。
女性目線で言えば、色街の女性の匂い…、貴族と同じ匂いがする。
私達も欲しい。それに色街の女性が見せている下着は官能的、私も好きな男性を魅了したい。
もし自分もつけるとすれば身体に合ったものが欲しい。これが女性の本音じゃないかな。
つまり、色街が起爆剤となって石鹸や下着を売っていくんだよ。
そうすれば、女性のステータス…、じゃなかった…地位も上がるんじゃないかな。
なぁ、ディートリヒ。」
「そうですね。
カズ様の仰るとおり、私たちは男性から見ますと下に見られますね。
今日の護衛のゼフさんのように、最初は見下しておられましたからね。」
「は!?ゼフがそんな事しやがったのか!
兄貴、ディートリヒ様、皆様、すんませんでした。
あいつ、明日とっちめてやるんで許してください。」
「いえいえ。ザック様、そんな事は決してなさらないでください。
それに、ゼフさんたちは私たちの強さを実感されましたので、その後はしっかりと対応されましたので、どうかよしなに。」
「あ、兄貴…、そりゃ、どういう事ですかい?」
「『万国○っくりショー』です…。」
「は? 何?」
「つまり、彼女たちの強さを改めて感じてゼフさん達は怖くなったって事。」
「へ…?」
「俺の女性…、いや、俺が愛した伴侶は全員強いんだよ。」
サックさん、口をあんぐり開けている。
「兄貴…、俺っちには良く分からないが、女性は弱くてそれを守るのが“漢”だと思っていたんだが…。」
「それも一理ある。だがな、“漢”とて弱いし脆いぞ。俺はそう感じている。
だからこそ、俺は女性と一緒に助け合って生きていくって方法を選んだ。
それを認めてくれた女性が、ここに居るディートリヒであり、ナズナであり、ベリル、スピネルなんだ。」
ザックさん、今度は真剣に考え始めた。
「兄貴、俺、いろいろと間違っていたかもしれない…。
いや、それよりも単に息巻いていただけだったんだな…。」
「さぁ、それは俺には分からんよ。
ルーシアさん、アリウムさん、ブランさんは強いザックに惚れ込んだんだろ?
じゃぁ、それはそれでいいじゃないか。
ただ、つがいになったんなら、これからは一緒になって考え、助け合って生きていく方が、あんたにとっても奥様方にとってもいい事になるんじゃないか?」
「ニノマエ様、私どものような下賤…」
「ブランさん、下賤という言葉はいかんよ。
ヒトは平等だよ。上も下もない。
貴族がなんだってんだ。単に肩書があるってだけで無能な奴も多いんじゃないか?
俺たちに必要なのは、上下関係じゃない。信頼できる仲間を笑顔にすることじゃないかな。」
「兄貴、すみませんでした…。
俺、考えを改めます…。俺の女が笑顔になれるようご指導をお願いします…。」
「ザックさん、“俺の女”ではなく、“俺を含め、ルーシアさん、アリウムさん、ブランディーヌさん”だ。
助け合って生きていくんなら、女性も男性も上下は無いよ。」
「そうでしたね。すんません。
んじゃ、俺っち、ルーシア、アリウム、そしてブランディーヌ共々ご指導をお願いします!」
「うん。皆で笑顔になろう!」
そう言って、話を終えた。皆清々しい顔だ。
そして残念ギャルズたちはブランさんと共に色街へと出かけた。
一人、アイナというドナドナ状態の娘に首に縄を付けた状態で…。
「しゃちょぉ~、たすけてくださいよ~!」
そんな声が聞こえたか、空耳だったのか…。
俺は清々しい気持ちで深い眠りに落ちていった。
「そうです。それを奥様と“ショー”で働く女性にお渡しいたします。」
「これは…。なんて良い肌触りなんでしょうか。」
「シルクと言って、虫の糸を紡ぎ布にしたものです。」
「なんと…、そのような生き物がいるのですか?」
「います。しかしダンジョンでしか見たことがないので、素材はダンジョンから調達します。
調達した素材をノーオに運び、ここで糸にし、布にして縫製します。
そのことで、運ぶ際の運搬についても何か手段があればと。」
ザックさんが真剣な顔で考えている。
その横で、奥様ズとベルンさんがニコニコ顔でナイトドレスを選んでいる。
「兄貴、なんとかできそうですぜ。」
「ほう!」
「先ず配送だが、俺っちの建設関連の店でやらせよう。支店をダンジョンの近くの街に置けば問題なく行ける。
次に糸だっけ、その工場も大丈夫だ。この街はそうそう魔物なんて襲ってこないから、門の外に工場を建てれば問題ない。
その横に布を織る工場を建て、その隣に下着を作る工場を建てる。そうすりゃ、配送の問題も片付くな。あとは売り場所だが…。」
「それは、俺の店とザックさんの奥様が店を展開するって事でどうだい?」
「そりゃいいね。
じゃ、ルーシア、アリウム、ブラン…、あ、ブランは色街と人選があったか。
ルーシアとアリウムで工場の運営と店舗の展開をお願いできるか。
ブランは色街以外でもスキルを持った女性のスカウトだ。」
「お任せください((分かりました))。」
「兄貴、俺っち…何と言って良いのか分からないが…。」
サックさんが涙を浮かべている…
「カズ様、こういう時は、皆で笑うのは一番です。」
「そうですお館様。」
「そうだな。皆で笑おう!」
皆で泣きながら笑った…。
しばらくしてから話に戻す。
「ザックさん、俺も少し援助するからな。」
俺は取り敢えずとして白金貨1枚を渡した。
「え、兄貴、これ白金貨じゃねえか。」
「一応、これくらいは持ってるよ。」
「はは…、兄貴には恐れ入るよ。先の先まで見越しているんだな。」
「そうとは限らないよ。
ただ、工場を建てた後が問題だな…。運転資金が結構必要となるから、その分を稼いでくる必要がある。」
「白金貨1枚くらいなら俺っちも運転資金に回せるぜ。」
「3つの工場を運営するんだ。その人件費、つまり給料が湯水のように出ていく。
だから、売る商品の値段に合わせて、ヒトを増やしていくってのが一番だろうね。」
「じゃ、兄貴、最初は小さな工場で、だんだんと大きくしていくって方法が良いかも。」
「そうだな。そうすればいろんな型が出来て、サイズも増えるだろうね。
最初はオーダーメイドもいいかも。」
「ニノマエ様、オーダーメイドとは何でしょうか。」
「そのヒトだけのサイズに合わせた下着って事だよ。
俺が持ってきたのはサイズが一律だから、サイズが合えば渡せるけど、合わないサイズはそのまま放置となってしまう。それに気に入ったデザインでなければ、売れ残るって事もあるよね。」
俺は、奥様ズの目に留まらなかったシルクのナイトドレスを指さした。
「確かにその通りですね。売れないものを作っても勿体ないだけですもの。」
「そう。それと最初は貴族にオーダーメイドで高く売りつけた後、サイズを作り量産したものを市民が買うっていう売り方が良いと思う。」
「そうですわね。貴族どもから取れるだけ取って、後は安くすれば良いですね。」
アリウムさん…、何か貴族にでも恨みがあるんですか?闇の笑顔を浮かべている…。
「そうそう、下着もさることながら、メリアドール様に会いに行く目的を話すことを忘れていたよ。」
俺はそう言って石鹸を出す。
「ニノマエ様、これはなんですか?」
「これは石鹸と言って…、ナズナこちらでは何て言ったっけ?」
「はいお館様、“サボー”です。」
「サボー(((サボー)))!」
全米中が驚愕した、リベンジ…。
「ニノマエ様…、確かこれは王族しか製法を知らないモノでは?」
「そうだけど、出来てしまった。
だから、これを売り出すためにメリアドール様に会いに行くんだよ。」
「兄貴…、あんたは神なのか…、それとも悪魔なのか…?」
「さぁ、俺にも良く分からんよ。
だけど、できてしまったものは仕方がない。
それにこれを販売していくって事も想定内だ。これなくして下着は売れないんだよ。」
「ニノマエ様、それは何故ですか?」
「うーん…、じゃルーシアさん、アリウムさん、ブランさん、ディートリヒやナズナの匂いを嗅いでみてほしい。」
「分かりました…。(すんすん…。)
ん? え? 何故こんな良い香りがするんですか?」
「それが石鹸の匂いなんですよ。
もう一つ、髪を見て欲しい。触っても構わないです。」
「へ?どうして?サラサラで匂いも良いです。」
「そう、それも石鹸からできるんですよ。」
「えーーー(((えーーー)))。」
驚愕アゲイン…。
「どうです?これを売り出さないって方が馬鹿じゃない?
それも、市民が独自で考えたモノですよ。」
「兄貴、これを世に出すって事か?」
「そうだ。王族や貴族だけの特権なんぞ糞くらえだ。女性はいつまでも美しくいて欲しいってのが“漢”じゃないか? な、ザックさん。
男の目線で言えば、色街の女性が石鹸の匂い漂わせ闊歩する。匂いが良いから話題になる。色街がにぎわう。
色街の女性が付けてる服はどこで売っているのか、自分の女にも着させたい。これが男のサガだ。
女性目線で言えば、色街の女性の匂い…、貴族と同じ匂いがする。
私達も欲しい。それに色街の女性が見せている下着は官能的、私も好きな男性を魅了したい。
もし自分もつけるとすれば身体に合ったものが欲しい。これが女性の本音じゃないかな。
つまり、色街が起爆剤となって石鹸や下着を売っていくんだよ。
そうすれば、女性のステータス…、じゃなかった…地位も上がるんじゃないかな。
なぁ、ディートリヒ。」
「そうですね。
カズ様の仰るとおり、私たちは男性から見ますと下に見られますね。
今日の護衛のゼフさんのように、最初は見下しておられましたからね。」
「は!?ゼフがそんな事しやがったのか!
兄貴、ディートリヒ様、皆様、すんませんでした。
あいつ、明日とっちめてやるんで許してください。」
「いえいえ。ザック様、そんな事は決してなさらないでください。
それに、ゼフさんたちは私たちの強さを実感されましたので、その後はしっかりと対応されましたので、どうかよしなに。」
「あ、兄貴…、そりゃ、どういう事ですかい?」
「『万国○っくりショー』です…。」
「は? 何?」
「つまり、彼女たちの強さを改めて感じてゼフさん達は怖くなったって事。」
「へ…?」
「俺の女性…、いや、俺が愛した伴侶は全員強いんだよ。」
サックさん、口をあんぐり開けている。
「兄貴…、俺っちには良く分からないが、女性は弱くてそれを守るのが“漢”だと思っていたんだが…。」
「それも一理ある。だがな、“漢”とて弱いし脆いぞ。俺はそう感じている。
だからこそ、俺は女性と一緒に助け合って生きていくって方法を選んだ。
それを認めてくれた女性が、ここに居るディートリヒであり、ナズナであり、ベリル、スピネルなんだ。」
ザックさん、今度は真剣に考え始めた。
「兄貴、俺、いろいろと間違っていたかもしれない…。
いや、それよりも単に息巻いていただけだったんだな…。」
「さぁ、それは俺には分からんよ。
ルーシアさん、アリウムさん、ブランさんは強いザックに惚れ込んだんだろ?
じゃぁ、それはそれでいいじゃないか。
ただ、つがいになったんなら、これからは一緒になって考え、助け合って生きていく方が、あんたにとっても奥様方にとってもいい事になるんじゃないか?」
「ニノマエ様、私どものような下賤…」
「ブランさん、下賤という言葉はいかんよ。
ヒトは平等だよ。上も下もない。
貴族がなんだってんだ。単に肩書があるってだけで無能な奴も多いんじゃないか?
俺たちに必要なのは、上下関係じゃない。信頼できる仲間を笑顔にすることじゃないかな。」
「兄貴、すみませんでした…。
俺、考えを改めます…。俺の女が笑顔になれるようご指導をお願いします…。」
「ザックさん、“俺の女”ではなく、“俺を含め、ルーシアさん、アリウムさん、ブランディーヌさん”だ。
助け合って生きていくんなら、女性も男性も上下は無いよ。」
「そうでしたね。すんません。
んじゃ、俺っち、ルーシア、アリウム、そしてブランディーヌ共々ご指導をお願いします!」
「うん。皆で笑顔になろう!」
そう言って、話を終えた。皆清々しい顔だ。
そして残念ギャルズたちはブランさんと共に色街へと出かけた。
一人、アイナというドナドナ状態の娘に首に縄を付けた状態で…。
「しゃちょぉ~、たすけてくださいよ~!」
そんな声が聞こえたか、空耳だったのか…。
俺は清々しい気持ちで深い眠りに落ちていった。
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