153 / 318
第六章
6-15 現状を突き付ける
しおりを挟む
「あんたは、妹の為とか思いながら、実は自分も弱いことに気づいていたんじゃないか?
だから、それをごまかすために、妹を口実にした…。
俺たちには、そう見える。
実はな、ここに居る俺たちも、訳アリの集まりなんだよ。
そういった奴が集まり、腹割って話すことで、信頼が生まれるようになり、今ではお互いがお互いの動きまで分かるようになってきたんだ。
それが、つい最近の事だ。
なぁ、ディートリヒ、ナズナ。」
「はい、カズ様。」
「お館様、耳が痛い話です。」
「皆、最初は自分の思う事をしていこうとがむしゃらだったよ。
でもな、望んでいないことや恩義背がましい事をされても、邪魔で面倒なだけなんだ。
それよりも、皆が一周りを見て何をすべきなのかが分かれば、やれることはいっぱいあるもんだ。」
「そうは言っても、闘いに明け暮れた私たちです…。すぐには変えられません…。」
「すぐに変わる必要なんてない。徐々にでいいんだ。
そして信頼を積み重ねていくことが必要だと思う。」
俺はお茶を飲み干し、次なる階層に入る準備をする。
「ベリル、スピネル。もし、君たちが命を救った代償として何かしたいと思っているなら、そんな事をする必要はない。だから負い目を感じることではない。
『借りた仁義は返すのが礼儀、貸した仁義は忘れるのが漢』だからな。
けど、これからも俺たちと一緒に生きていきたいと真に思う時が来るなら、その時に告げてくれ。
ディートリヒ、ナズナ、じゃぁ、サクッとボス倒して帰ろうか。」
「はい(はい)。」
俺たちは休憩を終え、15階層のボス部屋に向かう。
「戦術はどうする?」
「カズ様がこの間のようにするのであれば瞬殺ですが、それでは私たちの経験にもなりません。
ですので、周りの敵はカズ様が。中央の敵を私どもが倒すという事ではどうでしょうか。」
「オーク・ロードは固いぞ。」
「とは言え、ナズナさんの武器も新しくなっていますので問題ないかと。」
「ナズナ、行けるか。」
「前回のようなヘマはいたしません。」
ナズナはマナを通して黒く光っているショーテルを見せてくれる。
「それじゃ、ザコと魔導士、アーチャーは俺が倒すという事でいいか?」
「はい。でもできれば魔導士くらいは残していただいても問題はありません。
それに、ベリルさんとスピネルさんを守る盾が必要ですから、それはカズ様がお願いします。」
「俺、バリアーしか張れんぞ。」
「それで結構ですわ。」
「分かった。では、射程距離に入って魔銃撃ったら下がるって事で。」
「はい(はい)。」
15階層に到達し、ボス部屋の前に来る。
これまでの戦闘もナズナのお陰で極力避けて来れた。
「ベリルとスピネルはボス部屋に入ったら、俺の後ろで動くな。ザコを掃討している間に敵がくるかもしれないが、そいつらだけ相手にしてれば良い。決して前に出るな。これが指示だ。守れるか?」
「は、はい(はい)。」
「よし、それじゃ、行きますか!」
全員にバフがかかる。
俺は魔銃を5%の出力にし、外側から2発の合計4発を発射。併せて光輪を8つアーチャーに当てるべく準備する。
「よし、いくぞ。」
ボス部屋に入っていく。
ディートリヒが走る。ナズナが消える。それを見て俺が外側に2発ずつ魔銃を撃つ。
周囲に衝撃波が来るがそのまま前進。ベリルらに向かっていく魔物はいない。
すかさず、アーチャー4体に光輪を投げつけ息の根を止める。
よし、おれの仕事は終わり。
後ろに移動し、バリアーを張る。
後はディートリヒとナズナだ。
ディートリヒは既に剣劇で魔導士4体を瞬殺し、ロードに向かっている。
お、今回はロードが3体か。動きを止めることができるかがカギだな。
ナズナが一体倒しても2体残るが、どうするだろう。
俺は取り敢えず魔銃の準備をしておく。
ディートリヒは、ロード一体の攻撃を避け懐に潜り込み、既に急所に一撃を差し込んでいた。
早いな…。
と思うや否や、外側のロードの首が飛ぶ…。
ナズナもすごい。
さて、残りの1体をどうするのかと思いきや、ディートリヒが右腕を、ナズナが左腕を切り取っている。
終わったな…。
二人は仲良く急所に剣を差し込み、ロードは消えた。
「は?! ボスですよね…。」
ベリルが驚愕している。
「あぁ、ボスだ。」
「何で、あんなに早く動いて、ボスに到達…」
「姉さま違います。先ず周囲の魔物を掃討するのが、あれだけ早くできることが尋常ではないのです。」
スピネルさん、大正解です。
ボス部屋は周囲の敵を如何に早く掃討できるかによって変わるんです。
「これが俺たちの戦い方だ。
如何に効率よく倒していくことが可能か。体力もマナも使わず進めていけるのか。
これらを追求した結果、今の戦い方になったって事だ。
さて、ベリルさん、スピネルさん。
君たちがこの中に入って闘うとしたら、何をどうすればいけると思うか?
まぁ、すぐには考えられないと思うから、先ずはドロップしたモノを回収し、宝箱を開けて帰ろう。」
宝箱の中は、オーク・ロードの盾でした。外れですかね?
転移石で1階に行き、ダンジョンを出る。
そして、来た道を3時間半かけて帰っていく。
そろそろ馬車が欲しいところだけど、馬を飼うと御者も必要だよな…。馬はダンジョン前に施設があるからそこで任せることはできるが…。
帰り道、いろいろと話をするも、ベリルとスピネルは終始無言だ。
ナズナの時と一緒だな。
まぁ、これまでの生き方を全否定するような戦い方を見れば、そうなるかもしれない。
でも、生き残るためには必要な事であり、それを効率的に動かすには、今はこれが一番だ。
「カズ様、今日は小川でお風呂は入らないのですか?」
ディーさん、こんな時に…。
でも、そう言えば、ベリルとスピネルはクリーンをかけただけだよな…。
「ディーさんとナズナは良いけど、あの二人をどうするつもりなんだい?」
「え、一緒に入りますけど。」
「あの…、浴槽がそんなに大きくないですよ。」
「あ、そうでしたね。では、2回に分けて入りますか?」
「2回とは?」
「先ずは私とカズ様とベリルさん。次はカズ様とナズナさんとスピネルさん。」
「何で俺が2回入ることになるんでしょうか…。」
「それはカズ様だからです。」
「それと、彼女たちは奴隷じゃないですよ。俺の指示に従わなくても良いと思いますが…。」
「そこは、私とナズナが説得します。」
「いえ、説得と言っても…。やはり知り合って2,3日のヒトとは…。」
ヤバい。このままだと押し切られる…。
「なぁ、ディーさん、俺は昨日屋上の風呂に入ったから、今日は中のお風呂に入りたいんだよね。」
「あ、そうですね。では、屋内のお風呂にみんなで入りましょう。」
あかん…、結論を持ち越しただけで何も変わらなかった…。
「ベリルとスピネルはそれで良いのかね…。」
「良くも悪くも、既にカズ様が所有されていますので。」
「俺、所有なんてしていないよ…。」
「いえ、治療と武具の供給、その他もろもろで金銭奴隷として扱われても良いかと思います。」
「それだと、彼女たちが余計引け目を感じるよ。」
「では…、」
「何もしないのが一番だよ。彼女たちから心を開いてもらうのが一番だよ。」
「そんなものでしょうか…。」
「そんなものだよ。」
夕方に街に着いた。
市場に寄り、穀物や食材を選びながら家に戻る。
すぐにお風呂を、という声もあったが、皆のお腹が可愛く鳴っていたので、今日はオーク肉とブルの肉をひき肉にしてハンバーグにしようかと思う。
そこで、力のある竜人族の出番だ。
「ベリル、スピネル、少し手伝ってほしいんだけど。」
「はい(はい)…。」
まだ元気がないよね…。
それじゃ、少し元気づけてあげましょうか。
だから、それをごまかすために、妹を口実にした…。
俺たちには、そう見える。
実はな、ここに居る俺たちも、訳アリの集まりなんだよ。
そういった奴が集まり、腹割って話すことで、信頼が生まれるようになり、今ではお互いがお互いの動きまで分かるようになってきたんだ。
それが、つい最近の事だ。
なぁ、ディートリヒ、ナズナ。」
「はい、カズ様。」
「お館様、耳が痛い話です。」
「皆、最初は自分の思う事をしていこうとがむしゃらだったよ。
でもな、望んでいないことや恩義背がましい事をされても、邪魔で面倒なだけなんだ。
それよりも、皆が一周りを見て何をすべきなのかが分かれば、やれることはいっぱいあるもんだ。」
「そうは言っても、闘いに明け暮れた私たちです…。すぐには変えられません…。」
「すぐに変わる必要なんてない。徐々にでいいんだ。
そして信頼を積み重ねていくことが必要だと思う。」
俺はお茶を飲み干し、次なる階層に入る準備をする。
「ベリル、スピネル。もし、君たちが命を救った代償として何かしたいと思っているなら、そんな事をする必要はない。だから負い目を感じることではない。
『借りた仁義は返すのが礼儀、貸した仁義は忘れるのが漢』だからな。
けど、これからも俺たちと一緒に生きていきたいと真に思う時が来るなら、その時に告げてくれ。
ディートリヒ、ナズナ、じゃぁ、サクッとボス倒して帰ろうか。」
「はい(はい)。」
俺たちは休憩を終え、15階層のボス部屋に向かう。
「戦術はどうする?」
「カズ様がこの間のようにするのであれば瞬殺ですが、それでは私たちの経験にもなりません。
ですので、周りの敵はカズ様が。中央の敵を私どもが倒すという事ではどうでしょうか。」
「オーク・ロードは固いぞ。」
「とは言え、ナズナさんの武器も新しくなっていますので問題ないかと。」
「ナズナ、行けるか。」
「前回のようなヘマはいたしません。」
ナズナはマナを通して黒く光っているショーテルを見せてくれる。
「それじゃ、ザコと魔導士、アーチャーは俺が倒すという事でいいか?」
「はい。でもできれば魔導士くらいは残していただいても問題はありません。
それに、ベリルさんとスピネルさんを守る盾が必要ですから、それはカズ様がお願いします。」
「俺、バリアーしか張れんぞ。」
「それで結構ですわ。」
「分かった。では、射程距離に入って魔銃撃ったら下がるって事で。」
「はい(はい)。」
15階層に到達し、ボス部屋の前に来る。
これまでの戦闘もナズナのお陰で極力避けて来れた。
「ベリルとスピネルはボス部屋に入ったら、俺の後ろで動くな。ザコを掃討している間に敵がくるかもしれないが、そいつらだけ相手にしてれば良い。決して前に出るな。これが指示だ。守れるか?」
「は、はい(はい)。」
「よし、それじゃ、行きますか!」
全員にバフがかかる。
俺は魔銃を5%の出力にし、外側から2発の合計4発を発射。併せて光輪を8つアーチャーに当てるべく準備する。
「よし、いくぞ。」
ボス部屋に入っていく。
ディートリヒが走る。ナズナが消える。それを見て俺が外側に2発ずつ魔銃を撃つ。
周囲に衝撃波が来るがそのまま前進。ベリルらに向かっていく魔物はいない。
すかさず、アーチャー4体に光輪を投げつけ息の根を止める。
よし、おれの仕事は終わり。
後ろに移動し、バリアーを張る。
後はディートリヒとナズナだ。
ディートリヒは既に剣劇で魔導士4体を瞬殺し、ロードに向かっている。
お、今回はロードが3体か。動きを止めることができるかがカギだな。
ナズナが一体倒しても2体残るが、どうするだろう。
俺は取り敢えず魔銃の準備をしておく。
ディートリヒは、ロード一体の攻撃を避け懐に潜り込み、既に急所に一撃を差し込んでいた。
早いな…。
と思うや否や、外側のロードの首が飛ぶ…。
ナズナもすごい。
さて、残りの1体をどうするのかと思いきや、ディートリヒが右腕を、ナズナが左腕を切り取っている。
終わったな…。
二人は仲良く急所に剣を差し込み、ロードは消えた。
「は?! ボスですよね…。」
ベリルが驚愕している。
「あぁ、ボスだ。」
「何で、あんなに早く動いて、ボスに到達…」
「姉さま違います。先ず周囲の魔物を掃討するのが、あれだけ早くできることが尋常ではないのです。」
スピネルさん、大正解です。
ボス部屋は周囲の敵を如何に早く掃討できるかによって変わるんです。
「これが俺たちの戦い方だ。
如何に効率よく倒していくことが可能か。体力もマナも使わず進めていけるのか。
これらを追求した結果、今の戦い方になったって事だ。
さて、ベリルさん、スピネルさん。
君たちがこの中に入って闘うとしたら、何をどうすればいけると思うか?
まぁ、すぐには考えられないと思うから、先ずはドロップしたモノを回収し、宝箱を開けて帰ろう。」
宝箱の中は、オーク・ロードの盾でした。外れですかね?
転移石で1階に行き、ダンジョンを出る。
そして、来た道を3時間半かけて帰っていく。
そろそろ馬車が欲しいところだけど、馬を飼うと御者も必要だよな…。馬はダンジョン前に施設があるからそこで任せることはできるが…。
帰り道、いろいろと話をするも、ベリルとスピネルは終始無言だ。
ナズナの時と一緒だな。
まぁ、これまでの生き方を全否定するような戦い方を見れば、そうなるかもしれない。
でも、生き残るためには必要な事であり、それを効率的に動かすには、今はこれが一番だ。
「カズ様、今日は小川でお風呂は入らないのですか?」
ディーさん、こんな時に…。
でも、そう言えば、ベリルとスピネルはクリーンをかけただけだよな…。
「ディーさんとナズナは良いけど、あの二人をどうするつもりなんだい?」
「え、一緒に入りますけど。」
「あの…、浴槽がそんなに大きくないですよ。」
「あ、そうでしたね。では、2回に分けて入りますか?」
「2回とは?」
「先ずは私とカズ様とベリルさん。次はカズ様とナズナさんとスピネルさん。」
「何で俺が2回入ることになるんでしょうか…。」
「それはカズ様だからです。」
「それと、彼女たちは奴隷じゃないですよ。俺の指示に従わなくても良いと思いますが…。」
「そこは、私とナズナが説得します。」
「いえ、説得と言っても…。やはり知り合って2,3日のヒトとは…。」
ヤバい。このままだと押し切られる…。
「なぁ、ディーさん、俺は昨日屋上の風呂に入ったから、今日は中のお風呂に入りたいんだよね。」
「あ、そうですね。では、屋内のお風呂にみんなで入りましょう。」
あかん…、結論を持ち越しただけで何も変わらなかった…。
「ベリルとスピネルはそれで良いのかね…。」
「良くも悪くも、既にカズ様が所有されていますので。」
「俺、所有なんてしていないよ…。」
「いえ、治療と武具の供給、その他もろもろで金銭奴隷として扱われても良いかと思います。」
「それだと、彼女たちが余計引け目を感じるよ。」
「では…、」
「何もしないのが一番だよ。彼女たちから心を開いてもらうのが一番だよ。」
「そんなものでしょうか…。」
「そんなものだよ。」
夕方に街に着いた。
市場に寄り、穀物や食材を選びながら家に戻る。
すぐにお風呂を、という声もあったが、皆のお腹が可愛く鳴っていたので、今日はオーク肉とブルの肉をひき肉にしてハンバーグにしようかと思う。
そこで、力のある竜人族の出番だ。
「ベリル、スピネル、少し手伝ってほしいんだけど。」
「はい(はい)…。」
まだ元気がないよね…。
それじゃ、少し元気づけてあげましょうか。
0
お気に入りに追加
187
あなたにおすすめの小説
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
真夏の温泉物語
矢木羽研
青春
山奥の温泉にのんびり浸かっていた俺の前に現れた謎の少女は何者……?ちょっとエッチ(R15)で切ない、真夏の白昼夢。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
13歳女子は男友達のためヌードモデルになる
矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。
【完結済み】正義のヒロインレッドバスターカレン。凌辱リョナ処刑。たまに和姦されちゃいます♪
屠龍
ファンタジー
レッドバスターカレンは正義の変身ヒロインである。
彼女は普段は学生の雛月カレンとして勉学に励みながら、亡き父親の残したアイテム。
ホープペンダントの力でレッドバスターカレンとなって悪の組織ダークネスシャドーに立ち向かう正義の味方。
悪の組織ダークネスシャドーに通常兵器は通用しない。
彼女こそ人類最後の希望の光だった。
ダークネスシャドーが現れた時、颯爽と登場し幾多の怪人と戦闘員を倒していく。
その日も月夜のビル街を襲った戦闘員と怪人をいつものように颯爽と現れなぎ倒していく筈だった。
正義の変身ヒロインを徹底的に凌辱しリョナして処刑しますが最後はハッピーエンドです(なんのこっちゃ)
リョナと処刑シーンがありますので苦手な方は閲覧をお控えください。
2023 7/4に最終話投稿後、完結作品になります。
アルファポリス ハーメルン Pixivに同時投稿しています
先生!放課後の隣の教室から女子の喘ぎ声が聴こえました…
ヘロディア
恋愛
居残りを余儀なくされた高校生の主人公。
しかし、隣の部屋からかすかに女子の喘ぎ声が聴こえてくるのであった。
気になって覗いてみた主人公は、衝撃的な光景を目の当たりにする…
ねえ、私の本性を暴いてよ♡ オナニークラブで働く女子大生
花野りら
恋愛
オナニークラブとは、個室で男性客のオナニーを見てあげたり手コキする風俗店のひとつ。
女子大生がエッチなアルバイトをしているという背徳感!
イケナイことをしている羞恥プレイからの過激なセックスシーンは必読♡
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる