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第五章
5-3 奥方ズ会談①~視点変更:ディートリヒ~
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時は遡り、ここは伯爵邸午前10時…。
午前中に面会できるとバスチャン様が仰ったので、この応接室で待っている。
もう少しで1時間くらい経つくらいかな。
はぁ…ティエラ様とは良い雰囲気なのですが、やはりユーリ様はどことなく取っつき難い…。
苦手感がある…。
でも、それは私の主観であって、ユーリ様はどう思っていらっしゃるのかしら…。
カズ様のように誰にでも優しく、誰にでも平等に接していきたいと思うのに…。
そんな事を思いながら冷めた紅茶を口にする。
今日は何の報告をするのが良いでしょうか。
それにカズ様が仰られたことをユーリ様に悟られないようにしなければ…。
でも、渡り人であることは先刻カズ様自身がお話しされた…。
んーー。何の話題が良いんでしょうか…。
「ディートリヒ様、待たせてしまい申し訳ありません。」
私はソファから飛び上がった。
ティエラ様がニコニコと笑いながらユーリ様と入って来られる。
このお二人は仲が良いのかしら?と思ったけど、聞くと失礼になるよね…。
「いいえ、そんなに待っておりません。」
「あらあら、少し正直になられたようですわね。」
ユーリ様がニヤリと笑う。
怖い…、この方怖いです…。
「えと、先ずお話しの前にこちらをお納めいただくよう、我が主より仰せつかってまいりました。」
私は、オーク・キングの王冠を差し出す。
「あら、これは何ですの?」
「オーク・キングの王冠でございます。以前伯爵様が希少なモノが出れば持ってこいとの仰せでございましたので。」
「ニノマエ様は本当に律儀な方ですね。
主人があのように申したのは戯言ですよ。」
ユーリ様が笑う。
え?そうなんですか?多分カズ様はそのまま捉えておられますが…。
「ディートリヒさん、この王冠はいったいいくらぐらいすると思われますか?」
「いえ、存じ上げませんが金貨1枚か2枚でしょうか。」
「ふふ。これは買取でいけば金貨7枚はいたします。前回のようなオークションであれば2倍、いえ4倍はいくでしょうね。」
「え!?そんなにするんですか?」
「ええ。それをポッとお渡しされるニノマエ様ですから、何か魂胆があるのでは、と思いましたの。」
あれれ?カズ様そんな事一切仰っていませんでしたけど…。
ただ、伯爵に直接渡すのではなくユーリ様にお渡しするようにと小声で仰っていたような…。
「あ、そう言えば、この品ですが主からは直接ユーリ様にお渡しするようにと申しておりました。」
「ふふふ。やはりそういうお方なのですね。」
何のことかさっぱり分かりません。
「すみません…。私のような者にはユーリ様と主の意図が分かりません。」
「ティエラなら分かる?」
ユーリ様はティエラ様に聞く。
「そうですね…、きっとそれを換金して孤児の運営に回すという事でしょうか。」
「はい。それも含んでいますが、それだけではありません。
ニノマエ様はご自身でこの地をソースとマヨネーゼの発祥地、恋人たちの聖地にしようと自ら仰いました。そのために必要な整備など、それらの運営を心配なさっておられるのですよ。
ですので、これを換金し整備などの資金に回せと仰せなのでしょう。」
すみません。カズ様の事です。そんな事一切思っていないと思います。
単に持ってこいと言われたから持ってきた、それだけだと思うのですが…。
「そうでしょうか。」
「ええ、きっとそうです。あの方はシェルフールに無くてはならない方ですから。
それと、そうそうニノマエ様に新しい従者が付いたとか…、風の噂で聞きましたが…。」
待って!確かナズナさんがついたのはつい2,3日前ですが…。
「はい。狐族のナズナという女性の斥候が付きました。」
「あら、斥候ですか?」
「はい。ダンジョンで罠を解除したり、索敵を行うなどしております。」
「そうですか。」
何やらユーリ様、考え事をされている…。
違う方向に話を持って行こう。
「時にティエラ様、お身体のお加減はいかがでしょうか。」
「ふふ。ディートリヒさん、あなたはホントに正直な方ですね。」
ユーリ様が微笑まれる。
うわ、話を逸らそうとしたことばれた…。怖いよ~
「では、単刀直入に言いますね。ディートリヒさん、あなたはニノマエ様をその斥候に取られることは想定していないのですか?」
あ、そういう事ですか。よかった…、変な話にならないで。
「はい。想定はしておりません。それに私の方から彼女も愛してあげて欲しいと、主にいろいろと画策いたしました。」
「え?画策?」
「はい。ダンジョン内で良い関係になられたものですから。」
「あなた、本気なの?」
「はい?」
「それであなたの中にはナズナとかいう者に何も思わないの。」
「ええ、何も思いません。
それは、これまで通り主は私を愛してくださいます。それに、主の良さを知っているのは多い方が良いと思いますので。」
お二人とも口をあんぐり開けたまま何も仰らないのですが、何か変な事言ったでしょうか。
ようやく、ティエラ様が話し始める。
「ダンジョン内で良い関係になったって事は、そういう関係になったという事ですか?」
「いえ、ダンジョン内では主はナズナの失敗に対して叱っておられました。」
「叱っていたのに、良い関係になったとは?」
「はい。彼女は任務に忠実と言いますか、プライドを持っていたというか…。
主はこのパーティーに変なプライドは必要ではなく、腹を割って話せるヒトと助け合いたいと申しておりました。」
「プライドを捨てて、腹を割って…ですか。」
ティエラ様はユーリ様を見る。ユーリ様もティエラ様を見て頷いている。
「やはり、ニノマエ様は素晴らしいお方ですね。『プライドを捨てよ』ですか…。」
いや、素晴らしい方ではありますが、ユーリ様にはお渡しいたしませんから…。
「はい。それにダンジョン内でお風呂に入った時…、」
「お風呂(お風呂)!?」
お二人がハモられた。
「お風呂って、浴槽に湯を張って入るものですよね…。」
「はい。そのために風呂桶を持ってダンジョンに行きます。」
「お湯はどうするのですか?」
「主が魔法でお湯を出してくださいます。」
「お湯(お湯)!?」
またハモッた。このお二方きっと仲が良いんでしょうね。
ユーリ様がこめかみを押さえている。
「ディートリヒさん…、お湯を出す魔法というのはそうそうできる方はいらっしゃいません。
もし、その情報が流れるとニノマエ様のお立場が危うくなると思いますが…。」
「はい。そういう意味を含め、カルム様がナズナを付けたのではないかと思われます。」
「でも、その任務をプライドでやるものじゃないと言われた…と。」
「はい。」
「ティエラ、私は少し頭痛がしてきましたわ。」
「ユーリ様、私もです…。」
何かおかしいのでしょうか。自然とお湯を出したり、もっとすごい魔法もありますが、それを言うととんでもない事になりますので、言わないでおきましょう。
「あの…、話を戻してもよろしいでしょうか。」
「あ、ごめんなさい。そうでしたわね。どうぞ続けて。」
「では、そのお風呂に私たちだけを入れて、主は夕食の準備をされておられました。
何故一緒に入らなかったのかと拗ねましたら、一緒に入っていただきました。」
「一緒に? え、と、それは3人でという事でしょうか。」
「そうです。3人で入りました。」
「3人(3人)で!」
何度もハモられます。私、何かおかしなことを言ったのでしょうか…。
お二人の眼つきが変わってきております。
何か、そう魔獣が餌を見つけた眼…、そんな目つきをされております。
もしかして、私…、食べられるのでしょうか…。
「ディートリヒさん、昼食を摂りながらお話しを続けましょう。
バスチャン、午後の面会はすべてキャンセルとしてください!」
午前中に面会できるとバスチャン様が仰ったので、この応接室で待っている。
もう少しで1時間くらい経つくらいかな。
はぁ…ティエラ様とは良い雰囲気なのですが、やはりユーリ様はどことなく取っつき難い…。
苦手感がある…。
でも、それは私の主観であって、ユーリ様はどう思っていらっしゃるのかしら…。
カズ様のように誰にでも優しく、誰にでも平等に接していきたいと思うのに…。
そんな事を思いながら冷めた紅茶を口にする。
今日は何の報告をするのが良いでしょうか。
それにカズ様が仰られたことをユーリ様に悟られないようにしなければ…。
でも、渡り人であることは先刻カズ様自身がお話しされた…。
んーー。何の話題が良いんでしょうか…。
「ディートリヒ様、待たせてしまい申し訳ありません。」
私はソファから飛び上がった。
ティエラ様がニコニコと笑いながらユーリ様と入って来られる。
このお二人は仲が良いのかしら?と思ったけど、聞くと失礼になるよね…。
「いいえ、そんなに待っておりません。」
「あらあら、少し正直になられたようですわね。」
ユーリ様がニヤリと笑う。
怖い…、この方怖いです…。
「えと、先ずお話しの前にこちらをお納めいただくよう、我が主より仰せつかってまいりました。」
私は、オーク・キングの王冠を差し出す。
「あら、これは何ですの?」
「オーク・キングの王冠でございます。以前伯爵様が希少なモノが出れば持ってこいとの仰せでございましたので。」
「ニノマエ様は本当に律儀な方ですね。
主人があのように申したのは戯言ですよ。」
ユーリ様が笑う。
え?そうなんですか?多分カズ様はそのまま捉えておられますが…。
「ディートリヒさん、この王冠はいったいいくらぐらいすると思われますか?」
「いえ、存じ上げませんが金貨1枚か2枚でしょうか。」
「ふふ。これは買取でいけば金貨7枚はいたします。前回のようなオークションであれば2倍、いえ4倍はいくでしょうね。」
「え!?そんなにするんですか?」
「ええ。それをポッとお渡しされるニノマエ様ですから、何か魂胆があるのでは、と思いましたの。」
あれれ?カズ様そんな事一切仰っていませんでしたけど…。
ただ、伯爵に直接渡すのではなくユーリ様にお渡しするようにと小声で仰っていたような…。
「あ、そう言えば、この品ですが主からは直接ユーリ様にお渡しするようにと申しておりました。」
「ふふふ。やはりそういうお方なのですね。」
何のことかさっぱり分かりません。
「すみません…。私のような者にはユーリ様と主の意図が分かりません。」
「ティエラなら分かる?」
ユーリ様はティエラ様に聞く。
「そうですね…、きっとそれを換金して孤児の運営に回すという事でしょうか。」
「はい。それも含んでいますが、それだけではありません。
ニノマエ様はご自身でこの地をソースとマヨネーゼの発祥地、恋人たちの聖地にしようと自ら仰いました。そのために必要な整備など、それらの運営を心配なさっておられるのですよ。
ですので、これを換金し整備などの資金に回せと仰せなのでしょう。」
すみません。カズ様の事です。そんな事一切思っていないと思います。
単に持ってこいと言われたから持ってきた、それだけだと思うのですが…。
「そうでしょうか。」
「ええ、きっとそうです。あの方はシェルフールに無くてはならない方ですから。
それと、そうそうニノマエ様に新しい従者が付いたとか…、風の噂で聞きましたが…。」
待って!確かナズナさんがついたのはつい2,3日前ですが…。
「はい。狐族のナズナという女性の斥候が付きました。」
「あら、斥候ですか?」
「はい。ダンジョンで罠を解除したり、索敵を行うなどしております。」
「そうですか。」
何やらユーリ様、考え事をされている…。
違う方向に話を持って行こう。
「時にティエラ様、お身体のお加減はいかがでしょうか。」
「ふふ。ディートリヒさん、あなたはホントに正直な方ですね。」
ユーリ様が微笑まれる。
うわ、話を逸らそうとしたことばれた…。怖いよ~
「では、単刀直入に言いますね。ディートリヒさん、あなたはニノマエ様をその斥候に取られることは想定していないのですか?」
あ、そういう事ですか。よかった…、変な話にならないで。
「はい。想定はしておりません。それに私の方から彼女も愛してあげて欲しいと、主にいろいろと画策いたしました。」
「え?画策?」
「はい。ダンジョン内で良い関係になられたものですから。」
「あなた、本気なの?」
「はい?」
「それであなたの中にはナズナとかいう者に何も思わないの。」
「ええ、何も思いません。
それは、これまで通り主は私を愛してくださいます。それに、主の良さを知っているのは多い方が良いと思いますので。」
お二人とも口をあんぐり開けたまま何も仰らないのですが、何か変な事言ったでしょうか。
ようやく、ティエラ様が話し始める。
「ダンジョン内で良い関係になったって事は、そういう関係になったという事ですか?」
「いえ、ダンジョン内では主はナズナの失敗に対して叱っておられました。」
「叱っていたのに、良い関係になったとは?」
「はい。彼女は任務に忠実と言いますか、プライドを持っていたというか…。
主はこのパーティーに変なプライドは必要ではなく、腹を割って話せるヒトと助け合いたいと申しておりました。」
「プライドを捨てて、腹を割って…ですか。」
ティエラ様はユーリ様を見る。ユーリ様もティエラ様を見て頷いている。
「やはり、ニノマエ様は素晴らしいお方ですね。『プライドを捨てよ』ですか…。」
いや、素晴らしい方ではありますが、ユーリ様にはお渡しいたしませんから…。
「はい。それにダンジョン内でお風呂に入った時…、」
「お風呂(お風呂)!?」
お二人がハモられた。
「お風呂って、浴槽に湯を張って入るものですよね…。」
「はい。そのために風呂桶を持ってダンジョンに行きます。」
「お湯はどうするのですか?」
「主が魔法でお湯を出してくださいます。」
「お湯(お湯)!?」
またハモッた。このお二方きっと仲が良いんでしょうね。
ユーリ様がこめかみを押さえている。
「ディートリヒさん…、お湯を出す魔法というのはそうそうできる方はいらっしゃいません。
もし、その情報が流れるとニノマエ様のお立場が危うくなると思いますが…。」
「はい。そういう意味を含め、カルム様がナズナを付けたのではないかと思われます。」
「でも、その任務をプライドでやるものじゃないと言われた…と。」
「はい。」
「ティエラ、私は少し頭痛がしてきましたわ。」
「ユーリ様、私もです…。」
何かおかしいのでしょうか。自然とお湯を出したり、もっとすごい魔法もありますが、それを言うととんでもない事になりますので、言わないでおきましょう。
「あの…、話を戻してもよろしいでしょうか。」
「あ、ごめんなさい。そうでしたわね。どうぞ続けて。」
「では、そのお風呂に私たちだけを入れて、主は夕食の準備をされておられました。
何故一緒に入らなかったのかと拗ねましたら、一緒に入っていただきました。」
「一緒に? え、と、それは3人でという事でしょうか。」
「そうです。3人で入りました。」
「3人(3人)で!」
何度もハモられます。私、何かおかしなことを言ったのでしょうか…。
お二人の眼つきが変わってきております。
何か、そう魔獣が餌を見つけた眼…、そんな目つきをされております。
もしかして、私…、食べられるのでしょうか…。
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