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第四章
4-32 探索帰りのひととき
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そこからの俺は正に鬼畜だった…。
街に戻った際の段取りや、今できる事をやっておかないとどんどんスタックすると思ったからだ。
ディートリヒは、伯爵家に行き、伯爵家での洗濯事情の調査と、鍛冶ギルドに行き炉で使用した灰を分けてもらうよう依頼した。
ナズナには、トーレスさんに石鹸の情報をもらうとともに、庶民の洗濯事情の調査、レルネ様のところに行き香りの良いハーブの原液を数種類小瓶で購入してくるよう依頼した。
俺は、マルゴーさんに頼む鋼以外に必要な鋼材を作ることができるのかを試すこととした。
確か割合は鉄が7、クロムが2、ニッケルが1だったような気がする。
これらの素材が混ざり合って一つの物質になるようにイメージする。
「『錬成』!」
金属が液体になり混ざり合って一つのシルバーの塊ができた。
「よし!これでステンレスの出来上がりだ。」
これがあれば、腐食に強く水場にも使える。
これでお風呂問題の一つが解決した。
さて次は…と思うや否や俺の顔に柔らかいもので覆われた。
「カズ様、もう今日は十分ですよ。」
それはディートリヒの胸であった。
ん?何でディートリヒの胸の中に居るんだ? 俺はしばし頭の中が真っ白になりジタバタしている。
「カズ様、今日は走りすぎ、働きすぎです。
いろいろなイメージなども浮かばれたことだとは思いますが、今日はここでお止めください。
そうしませんと、明日に響きます。
明日はボス部屋です。そのボス部屋で失敗すれば、カズ様が今お考えになられていることも全て水泡に帰してしまいます。」
ディートリヒは俺の顔を胸に埋め頭を撫ででくれている。
俺は生き急いでいたのか?頭がフル回転してしまい、さっき一緒に行動したいと言っていた彼女たちの言葉を忘れていたんだな…。そう考える余裕が出てきた。
「ディートリヒ、すまなかった。どうやら、また突っ走ってしまってたようだな。」
「はい。なので止めさせていただきました。」
「ありがとう。やはり俺は脆いな。何でも一人でやろうとしてしまう。」
「そうですね。確かにカズ様の頭の中にはいろいろなものがいっぱい入っているようです。
ですが、それは今おやりになる必要はございません。追々やっていけば良いのです。
今は、この第14階層での野営を楽しみ休息するのです。それが一日一日を生きていくといった証になるのではと思います。」
「そうか…、すまなかったな、ディートリヒ、ナズナ。
明日にはいったんこのダンジョンを出て、そこからいろいろと動こうか。」
「そうです。そのためにも今日は、しっかりとお休みくださいませ。」
「あぁ、そうすることにするよ。」
3人はテントの中に入り休む。
「では、カズ様に按摩をすこし施しますね。」
「按摩?あぁ、マッサージの事か。うん。頼む。でも少しで良いから。ディートリヒもナズナも早く休んでくれ…。」
「はい。ではうつむせに寝てください。」
極楽極楽…。ディートリヒの手をナズナの手の温もりが心地よい。
気持ち良すぎて睡魔が襲って来る。
「カズ様、反対向きでお願いします。」
「ん。」
俺は仰向きになり、なすがままの状態で身体も動かない…。
唇にも柔らかい感触が当たる、それと同時に舌に絡まる舌がある…。
「ナズナ…本当に良いのか?」
「はい。私が決めた事です。」
「それならば何も言わないが、俺がまだ決心できない…。琥珀亭ではいけないのか。」
「それでは、私の決心が鈍ります。」
「それならやめとけ。鈍るくらいの決心ならしない方が良い。それが君のためだ。」
「しかし…。」
「変なプライドは捨てろ。抱くとか抱かれるといったプライドも…。
本当に愛していると心から実感できる時が来たら、その時は愛し合おう。
ディートリヒ、いろいろと画策させてしまってすまないが、それで勘弁してもらえないか。」
「カズ様は本当に何でもお見通しなんですね。」
「伊達に齢をとっていないよ。」
「では、私も我慢しますが、カズ様のここは我慢が出来ないようなので私が処理しますね。」
一応、恰好はつけていたもののマイ・ジュニア君は正直だった…。
ディートリヒは俺にキスをし、そのまま下に移動し手と口でジュニアを宥めてもらった…。
あぁ、猛反省だよ…。
恰好つけてても、おっさんであっても男は男なんだよな…。
それにディートリヒも満足していないのに…。
「カズ様」
「ごめんな。ディートリヒ。君が満足しないのに…。」
「大丈夫ですよ。私、月のモノが来ましたから。」
「月の時にはしないのか?」
「月の前は凄く欲求がありますし月の時も…、いえ毎日ですね。
でもカズ様は血を見るのがあまりお好きではないのでは、と思いましたので…。」
ディーさん、そんなところまで知っているなんて…。
あなたは一体どんなヒトなんでしょう…。
翌朝、平然を装いながら今日の予定を組み立てる。
午前中にボス部屋をクリアし、午後に街に戻る。
戻ったら各自仕事をし、夕刻に琥珀亭に戻って夕食を兼ねて報告会を行うとした。
ただし、ナズナはボス部屋をクリアした後、すぐにダンジョンを出てカルムさんの店に行き、ナズナの父さんとしっかり話をしてくるようにと伝えた。
ボス部屋はオークの集団だった。
中央にはオークロードが陣取り、その脇にジェネラル、メイジ、アーチャーと居る。
総勢20体か、まぁ、これまでの戦略で問題ないな。
俺は魔銃20%で周囲を掃討し、アーチャーの残りとメイジを光輪で倒す。
ディートリヒはジェネラルに剣撃を当て攻撃力を無くしつつ掃討。残るロードはナズナが背後から首を掻っ切った。5分もかからず掃討した。
ドロップ品が結構あった。
またキャンタマが出ている…。手持ちに入れておくのもイヤなんだけど、しぶしぶアイテムボックスの中に入れていく。
他の素材はすべてギルドに売ればいいが、鉄骨の素材となるようなものはマルゴーさんに渡そう。
「ナズナ、今回の〆の仕事だ。宝箱の解除を頼む。」
「分かりました。……、麻痺化の罠がかかっています。
……、はい。解除しました。では開けます。」
「げ…。」
中身はオーク・キングの睾丸とオーク・キングの王冠だった…。
「なぁ、魔石(水)ってのは無いのか。」
「ありますが、このダンジョンで見かけることはありませんね。」
「え、そうなの。」
「はい。魔石は水属性をもった魔物から採れますが、このダンジョンは水属性の魔物はなかなかいませんから…。」
「んじゃ、その魔石は買わなきゃいかんな。」
「大きさにも依りますが、小さいものであればこの街でも比較的安価で買えますので、問題ないと思います。」
「んじゃ、レルネさんの所で買おうか。」
俺たちはボス部屋の次の部屋にある転移石に触りダンジョン入り口まで転移し、ダンジョンを出た。
時計を見ると、まだ午前10時だ。さぁ、ここから各自で行動してもらわなければいけない。
ナズナを先に街に戻らせ、今日行くところに声をかけておくように依頼した。
俺とディートリヒはゆっくりと歩きながら街へ戻る。
彼女の身体を気遣いながら、先ずは小川のほとりに行く。
風呂桶を取り出し、二人でゆっくりとお風呂に入る。
やはり、ナズナが居てはディートリヒも素の自分に戻れない何かがあると思ったから…。
湯船に少しアラクネの糸を入れて滑らかにする。
そして少しの時間、彼女と一つになる。
ディートリヒも幸せを感じているようで、しきりに俺にキスをする。
ごめんな。我慢させちゃって。
そう思いつつ、俺もしっかり彼女を愛する。
お互いが満足して、歩調もゆっくり一歩一歩前に進んでいく。
ナズナの立ち位置はこれから考えていくものの、ディートリヒとのこの関係は俺にとって居心地が良い。
これからもずっと続いてほしいと願っている。
「カズ様」
「ん?どうした。」
「今度はナズナを抱いてあげてくださいね。」
「それはナズナ次第だよ。」
「彼女は口下手です。
カズ様と一緒で行動が先に来ます。
似たモノ同士ですので、お互い言葉が無くても、もう愛し合っているんですよ。
お互いがお互いを求めているんですから、自分に正直になってくださいね。」
「まぁ、そうなったらそうなった時だよ。
でも、ディートリヒはその時何してるんだ。」
「それは、隣でじっくり見ております。」
「ごめん。それだけはやめてほしい…。」
だんだんとディートリヒさん…、おかしな方向へ進み始めてきております…。
街に戻った際の段取りや、今できる事をやっておかないとどんどんスタックすると思ったからだ。
ディートリヒは、伯爵家に行き、伯爵家での洗濯事情の調査と、鍛冶ギルドに行き炉で使用した灰を分けてもらうよう依頼した。
ナズナには、トーレスさんに石鹸の情報をもらうとともに、庶民の洗濯事情の調査、レルネ様のところに行き香りの良いハーブの原液を数種類小瓶で購入してくるよう依頼した。
俺は、マルゴーさんに頼む鋼以外に必要な鋼材を作ることができるのかを試すこととした。
確か割合は鉄が7、クロムが2、ニッケルが1だったような気がする。
これらの素材が混ざり合って一つの物質になるようにイメージする。
「『錬成』!」
金属が液体になり混ざり合って一つのシルバーの塊ができた。
「よし!これでステンレスの出来上がりだ。」
これがあれば、腐食に強く水場にも使える。
これでお風呂問題の一つが解決した。
さて次は…と思うや否や俺の顔に柔らかいもので覆われた。
「カズ様、もう今日は十分ですよ。」
それはディートリヒの胸であった。
ん?何でディートリヒの胸の中に居るんだ? 俺はしばし頭の中が真っ白になりジタバタしている。
「カズ様、今日は走りすぎ、働きすぎです。
いろいろなイメージなども浮かばれたことだとは思いますが、今日はここでお止めください。
そうしませんと、明日に響きます。
明日はボス部屋です。そのボス部屋で失敗すれば、カズ様が今お考えになられていることも全て水泡に帰してしまいます。」
ディートリヒは俺の顔を胸に埋め頭を撫ででくれている。
俺は生き急いでいたのか?頭がフル回転してしまい、さっき一緒に行動したいと言っていた彼女たちの言葉を忘れていたんだな…。そう考える余裕が出てきた。
「ディートリヒ、すまなかった。どうやら、また突っ走ってしまってたようだな。」
「はい。なので止めさせていただきました。」
「ありがとう。やはり俺は脆いな。何でも一人でやろうとしてしまう。」
「そうですね。確かにカズ様の頭の中にはいろいろなものがいっぱい入っているようです。
ですが、それは今おやりになる必要はございません。追々やっていけば良いのです。
今は、この第14階層での野営を楽しみ休息するのです。それが一日一日を生きていくといった証になるのではと思います。」
「そうか…、すまなかったな、ディートリヒ、ナズナ。
明日にはいったんこのダンジョンを出て、そこからいろいろと動こうか。」
「そうです。そのためにも今日は、しっかりとお休みくださいませ。」
「あぁ、そうすることにするよ。」
3人はテントの中に入り休む。
「では、カズ様に按摩をすこし施しますね。」
「按摩?あぁ、マッサージの事か。うん。頼む。でも少しで良いから。ディートリヒもナズナも早く休んでくれ…。」
「はい。ではうつむせに寝てください。」
極楽極楽…。ディートリヒの手をナズナの手の温もりが心地よい。
気持ち良すぎて睡魔が襲って来る。
「カズ様、反対向きでお願いします。」
「ん。」
俺は仰向きになり、なすがままの状態で身体も動かない…。
唇にも柔らかい感触が当たる、それと同時に舌に絡まる舌がある…。
「ナズナ…本当に良いのか?」
「はい。私が決めた事です。」
「それならば何も言わないが、俺がまだ決心できない…。琥珀亭ではいけないのか。」
「それでは、私の決心が鈍ります。」
「それならやめとけ。鈍るくらいの決心ならしない方が良い。それが君のためだ。」
「しかし…。」
「変なプライドは捨てろ。抱くとか抱かれるといったプライドも…。
本当に愛していると心から実感できる時が来たら、その時は愛し合おう。
ディートリヒ、いろいろと画策させてしまってすまないが、それで勘弁してもらえないか。」
「カズ様は本当に何でもお見通しなんですね。」
「伊達に齢をとっていないよ。」
「では、私も我慢しますが、カズ様のここは我慢が出来ないようなので私が処理しますね。」
一応、恰好はつけていたもののマイ・ジュニア君は正直だった…。
ディートリヒは俺にキスをし、そのまま下に移動し手と口でジュニアを宥めてもらった…。
あぁ、猛反省だよ…。
恰好つけてても、おっさんであっても男は男なんだよな…。
それにディートリヒも満足していないのに…。
「カズ様」
「ごめんな。ディートリヒ。君が満足しないのに…。」
「大丈夫ですよ。私、月のモノが来ましたから。」
「月の時にはしないのか?」
「月の前は凄く欲求がありますし月の時も…、いえ毎日ですね。
でもカズ様は血を見るのがあまりお好きではないのでは、と思いましたので…。」
ディーさん、そんなところまで知っているなんて…。
あなたは一体どんなヒトなんでしょう…。
翌朝、平然を装いながら今日の予定を組み立てる。
午前中にボス部屋をクリアし、午後に街に戻る。
戻ったら各自仕事をし、夕刻に琥珀亭に戻って夕食を兼ねて報告会を行うとした。
ただし、ナズナはボス部屋をクリアした後、すぐにダンジョンを出てカルムさんの店に行き、ナズナの父さんとしっかり話をしてくるようにと伝えた。
ボス部屋はオークの集団だった。
中央にはオークロードが陣取り、その脇にジェネラル、メイジ、アーチャーと居る。
総勢20体か、まぁ、これまでの戦略で問題ないな。
俺は魔銃20%で周囲を掃討し、アーチャーの残りとメイジを光輪で倒す。
ディートリヒはジェネラルに剣撃を当て攻撃力を無くしつつ掃討。残るロードはナズナが背後から首を掻っ切った。5分もかからず掃討した。
ドロップ品が結構あった。
またキャンタマが出ている…。手持ちに入れておくのもイヤなんだけど、しぶしぶアイテムボックスの中に入れていく。
他の素材はすべてギルドに売ればいいが、鉄骨の素材となるようなものはマルゴーさんに渡そう。
「ナズナ、今回の〆の仕事だ。宝箱の解除を頼む。」
「分かりました。……、麻痺化の罠がかかっています。
……、はい。解除しました。では開けます。」
「げ…。」
中身はオーク・キングの睾丸とオーク・キングの王冠だった…。
「なぁ、魔石(水)ってのは無いのか。」
「ありますが、このダンジョンで見かけることはありませんね。」
「え、そうなの。」
「はい。魔石は水属性をもった魔物から採れますが、このダンジョンは水属性の魔物はなかなかいませんから…。」
「んじゃ、その魔石は買わなきゃいかんな。」
「大きさにも依りますが、小さいものであればこの街でも比較的安価で買えますので、問題ないと思います。」
「んじゃ、レルネさんの所で買おうか。」
俺たちはボス部屋の次の部屋にある転移石に触りダンジョン入り口まで転移し、ダンジョンを出た。
時計を見ると、まだ午前10時だ。さぁ、ここから各自で行動してもらわなければいけない。
ナズナを先に街に戻らせ、今日行くところに声をかけておくように依頼した。
俺とディートリヒはゆっくりと歩きながら街へ戻る。
彼女の身体を気遣いながら、先ずは小川のほとりに行く。
風呂桶を取り出し、二人でゆっくりとお風呂に入る。
やはり、ナズナが居てはディートリヒも素の自分に戻れない何かがあると思ったから…。
湯船に少しアラクネの糸を入れて滑らかにする。
そして少しの時間、彼女と一つになる。
ディートリヒも幸せを感じているようで、しきりに俺にキスをする。
ごめんな。我慢させちゃって。
そう思いつつ、俺もしっかり彼女を愛する。
お互いが満足して、歩調もゆっくり一歩一歩前に進んでいく。
ナズナの立ち位置はこれから考えていくものの、ディートリヒとのこの関係は俺にとって居心地が良い。
これからもずっと続いてほしいと願っている。
「カズ様」
「ん?どうした。」
「今度はナズナを抱いてあげてくださいね。」
「それはナズナ次第だよ。」
「彼女は口下手です。
カズ様と一緒で行動が先に来ます。
似たモノ同士ですので、お互い言葉が無くても、もう愛し合っているんですよ。
お互いがお互いを求めているんですから、自分に正直になってくださいね。」
「まぁ、そうなったらそうなった時だよ。
でも、ディートリヒはその時何してるんだ。」
「それは、隣でじっくり見ております。」
「ごめん。それだけはやめてほしい…。」
だんだんとディートリヒさん…、おかしな方向へ進み始めてきております…。
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