52 / 67
52
しおりを挟む
体長50センチくらいの身体で先端には口があり、そこにサメの歯に似たものが生えていた。
そんなやつが見た目からは考えられないほどの速さでこっちに向かって来るのだ。
しかもその数、数えられないが百や二百ではないことがわかった。
もっと多い。
「なんだ、これは」
魁斗は戦鎚を振り回し、けっこうな数の芋虫を吹っ飛ばしたが、いかんせんその数が多すぎる。
「緊急事態だ。助けるぞ」
私は参戦した。
青柳と紫苑も。
四人でそれぞれ武器を激しく振り回して、化け物芋虫を倒していった。
数が多すぎて苦戦したが、気がつけば動く芋虫は一匹もいなくなっていた。
「みんな大丈夫か?」
「大丈夫だ」
「大丈夫に決まってんだろう」
「あたいは大丈夫よ」
なにせあの歯だ。
そんなやつが見た目からは考えられないほどの速さでこっちに向かって来るのだ。
しかもその数、数えられないが百や二百ではないことがわかった。
もっと多い。
「なんだ、これは」
魁斗は戦鎚を振り回し、けっこうな数の芋虫を吹っ飛ばしたが、いかんせんその数が多すぎる。
「緊急事態だ。助けるぞ」
私は参戦した。
青柳と紫苑も。
四人でそれぞれ武器を激しく振り回して、化け物芋虫を倒していった。
数が多すぎて苦戦したが、気がつけば動く芋虫は一匹もいなくなっていた。
「みんな大丈夫か?」
「大丈夫だ」
「大丈夫に決まってんだろう」
「あたいは大丈夫よ」
なにせあの歯だ。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
アレンジ可シチュボ等のフリー台本集77選
上津英
大衆娯楽
シチュエーションボイス等のフリー台本集です。女性向けで書いていますが、男性向けでの使用も可です。
一人用の短い恋愛系中心。
【利用規約】
・一人称・語尾・方言・男女逆転などのアレンジはご自由に。
・シチュボ以外にもASMR・ボイスドラマ・朗読・配信・声劇にどうぞお使いください。
・個人の使用報告は不要ですが、クレジットの表記はお願い致します。
機織姫
ワルシャワ
ホラー
栃木県日光市にある鬼怒沼にある伝説にこんな話がありました。そこで、とある美しい姫が現れてカタンコトンと音を鳴らす。声をかけるとその姫は一変し沼の中へ誘うという恐ろしい話。一人の少年もまた誘われそうになり、どうにか命からがら助かったというが。その話はもはや忘れ去られてしまうほど時を超えた現代で起きた怖いお話。はじまりはじまり
体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる